41. ジミ・ヘンドリックス
ロックファンなら誰でも知っているであろう伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスのドキュメンタリー映画です。ピルグリムさんが仰っているように、ライヴ映像は少なめですが、その分大物ミュージシャン(エリック・クラプトンやミック・ジャガー、ルー・リードなど)のインタビューが収録されているので、ジミがどのような人物だったかということを知るうえでは充分だと思われます。点数…この映画も他のドキュメンタリー映画のように面白い面白くないの基準で測るものではないと思うので5点、+インタビュー(ミックは今と全然変わってねぇなぁ…相変わらず口でかいし…そこが好きなんだけどね)と、歯でギターを弾いたり、燃やしたり、ぶっ壊したりする灼熱したライヴに1点の計6点。 6点(2003-12-31 02:43:10) |
42. 死霊のはらわた 最・終・章
本家本元が【死霊のはらわた】→【死霊のはらわたⅡ】→【キャプテン・スーパーマーケット/死霊のはらわたⅢ】と続くのに対し、こちらは【新・死霊のはらわた】→【続・死霊のはらわた】と続く(死霊のはらわたとは全く関係が無い)似非続編の最終章でございます。…といってもストーリーが全部繋がってる訳ではなく、原題のままリリースするより有名な作品の続編としてリリースした方が客が寄り付きやすいというような考えの元付けられたであろう題名です。【死霊のはらわた】がオールタイム・ベストである僕にとって、この作品は文字通り「踏み潰したくなるような映画」なのですが、あくまで製作者側は続編として作っているわけではないので、ここは単品として評価しますが…えぇ、感想…駄作!ストーリー大雑把だし演出もイマイチだし、おまけにBGMがホラーなのにバリバリのロック!意味不明です。チリソースから出てくるお化けのBGMが「チリィ~」って、笑うなって方が無理です。真面目に見るより、ひねくれた見方をする方が面白いという作品があります。これが正にそうです。 2点(2003-12-21 03:24:52) |
43. ジュラシック・パークIII
映画の出来以前に、無人島ならまだしも獰猛な肉食恐竜がウヨウヨ居る島に子供がたった1人で2ヶ月間も生きていられるのか?という疑問が浮かんでしまった。いくら“映画だから…”といっても、冒頭、“プロ”の大人でさえ5分ともたなかったのだから、なんとなく説得力が欠ける。まあ、そんな事気にしてると初めから盛り下がるので敢えてそこには触れずに評価をしたいと思いますが、2よりはマシとはいえ、さすがに3作目ともなると展開とかもマンネリ化してきますね。上映時間90分強というのは手ごろだけれども、その分1作目のようなどこが盛り上がる部分だかわかんなくなってます。やはり、続編で良い出来の作品というのは、かくも珍しいものなんだなぁと思いました。 5点(2003-12-10 01:26:03) |
44. 死霊の門
邦題が死霊のなんちゃらとかいうもので、「ホラーの全ての要素を詰め込んだ最高傑作!」だとか「あの~を超えた!」とかいう誇大宣伝がなされてる作品はどれも似たりよったりで、初心者の人たちはそういったパッケージや宣伝文句に騙されてしまうんですが、これも、それらB級ならぬZ級ホラーに属する作品です。内容は、題名から想像できるものでほぼ間違いはないと思いますが、こんな作品なんかよりもっと良い映画は沢山あるので、こんなものに時間を費やして無駄にするよりはそちらをみた方がずっと賢明だと思います。 1点(2003-12-08 02:19:00) |
45. ジャンヌ・ダルク(1999)
恐らく知らない人は居ないであろうフランスの英雄、ジャンヌ・ダルクを、スペクタクルなアクションやフランス特有の哲学的趣向を織り交ぜて描くなど、さすがリュック・ベッソンといったところだが、自分の国に誇りを持ち、たとえ知っていても他の言語を絶対に使わない頑固なフランス人が自国の英雄を英語で描いているとはそちらの方が少し驚きか。始めは救世主ともてはやされながら、最終的には自分の信じた王などにも見捨てられ、異端者として処刑されていく彼女は実に哀れだ。中世の教会とはかくも薄情であり、富と権力をむさぼり、自分の都合の悪いものは全て排除するという利己的な考えが充分見て取れるし、戦争とはかくも無益なもので、信仰厚きジャンヌはその十字架を背負うのにはあまりにも弱かったのだろう。 6点(2003-12-05 03:49:24)(良:1票) |
46. 市民ケーン
時間軸を打ち崩してストーリーを語るという手法はここから始まったんだと思う。今でこそ様々な作品で流用されていて新鮮さには欠けているが、これをたった25歳でなし得たウェルズはやはり凄い。問題となっている“バラのつぼみ”という言葉の意外な正体がなんともいえない。 7点(2003-11-26 01:37:13) |
47. ジェイソン
世界感や犯人の容姿が似てるだけで“13日の金曜日”とは全然関係ない映画。ストーリーのほうは手堅くまとめた方だと思うが、殺人が行われる際、周りが必要以上に明るいため恐怖感が全く感じられず、“映像凶器”というほど凄くも無い。13金のパロディとしてなら結構楽しめる。 4点(2003-11-03 09:31:01) |
48. JM
(ウド・キアってあのウド・キアなんだろうか?)近未来、ネットワークで繋がれた世界と世界を支配する権力、それに対抗するレジスタンスや謎の奇病、記憶屋などなど、いかにも日本のサイバーパンク・アニメを見てるような感じがするが、結構面白かった。妙にレトロなコンピュータや地下組織のアジトなどは70~80年代のB級SFのような印象を受けるが、ネット世界のグラフィックスはいかにもな感じがするし、キアヌやドルフ・ラングレン、たけしなどもなかなかキャラに合った演技をしていたと思う。 6点(2003-11-01 23:13:39) |
49. 地獄の片道切符
特に90年代B級ホラーははずれが多い中で、この作品は以外や以外、結構な出来をしていた。ネタは、まあ要はゾンビモノだが、正確に言えばオカルトも少し絡んでいたり、恐怖シーンもきちんと入っていたりとホラーとしては申し分ない作品である。もっとも、B級好きくらいしかこんな作品は見ないだろうが… 7点(2003-11-01 02:37:55) |
50. 新・死霊のはらわた
《ネタバレ》 題名に“新”とついてるが死霊のはらわたとは全く持って関係がない、いわゆるバッタもん続編。あえて関連性をあげるとすれば、製作総指揮がサム・ライミ、音響監督がブルース・キャンベル、そして劇中で「ゾンビ退治の参考になるぜぇ~」と死霊のはらわたのビデオを見ていることくらい。恐ろしいほど作りが安っぽい映画で、突然ゾンビで溢れかえったアメリカで、ゾンビ撲滅隊とゾンビ、そしてゾンビを神の使いとして崇める謎のカルト集団の三つ巴の戦闘が繰り広げられ、挙句人間とゾンビのハーフが誕生し、最後にはゾンビ撲滅隊ならぬ人間撲滅隊なるとんでもないモノが組織されるというぶっ飛んだ内容。しかし、こんな作品にもひとつ新しい…というか恐らくこの作品でしかお目にかかれない貴重…かどうかは判らないシーンがある。それは、冒頭、“ビデオショップでゾンビ映画を借りるゾンビ共”恐らくこのシーンのために存在しているような映画なんだろう。このシーンに4点献上。 4点(2003-11-01 01:58:29) |
51. 死霊のしたたり2
《ネタバレ》 前作で死んだ(はずの)ハーバード・ウェストが再び騒動を起こすスプラッタ・コメディ第2弾。しかして今回は…フランケンシュタインの花嫁状態!しかも、前作で死んだメグの心臓を使い、死体を継ぎ接ぎしてやっと完成した化け物、しかし「そいつは見せかけだ!」と創造者本人にいわれ、生後5分であっけなく崩壊、研究所は、前作で首だけになった(コウモリの羽搭載!したがって飛行可能)ヒル教授の策略でゾンビどもの巣窟になるのであった…と、なんともぶっ飛んだストーリー。しかし、そんな本作でも、特記すべき点が1つ、我らがスクリーミング・マッド・ジョージの担当するゾンビどもだ。ようは、そこだけ見てればこの作品はOKと… 4点(2003-10-30 04:52:47) |
52. 死霊のいけにえ2
やめてくれぇ~!超絶につまんねぇ“死霊のいけにえ”の続編かと思い借りて見たらこれがなんと全然関係ねぇ~!…っていうのはあらすじを読めば判るのだが、しかも1作目で失敗しているのに借りてしまうのはやはり「あぁ、やっぱりこれもつかまされるのか…」という思いがありながら「この映画には、A級にはないB級特有の“結構味がある”オーラがひしひし出てるよ!」というものを感じてしまうB級グルメの宿命なんだろう…しかし、この映画、つまらん!途方もなくツマラン!しかも支離滅裂だ!果たして、俺と同じようにこの作品にダマサレタ人は何人居るんだろうか… 1点(2003-10-30 04:40:52) |
53. 死霊のいけにえ(2000)
本ビデオの裏に“これが21世紀の死霊のはらわただ!”と書いてありますが、はっきり言わせて貰えばこんな作品とあの大傑作の死霊のはらわたを比べること自体間違ってます。どんな内容かと言いますと、死霊のはらわたの残虐シーンや恐怖シーンを全部削ぎ落としたようなもので、“はらわたを抜かれ…血がしたたり…”とか言うのは全部“ウソ”です(本編の前に入ってる悪魔のえじき2の予告編の方がよっぽど怖い)。ちなみに“~2”というのもありますが本作とは全然関係ありません。~のはらわたには手が出ない…という人にはお勧めかも… 2点(2003-10-16 00:17:25) |
54. ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5
小学校の頃父親が見ていて、とても面白いと思ったので早速ビデオ屋に行って2作一緒に借りた覚えがあります。いやぁ、好きな作品です。前作で心があるということが証明されたジョニー5が、今回は都会に行った友人を助けに行き、そこでさまざまな人と出会い、最終的に市民として認められるまでがコミカルに、そして時に感情的に描かれています。警官に手錠を掛けられ、警察署で一人本を読むジョニーは本当に可哀想に思えたし、ラストの1シーンは自分の事のように喜びました。1作目共々大好きな作品です。 8点(2003-09-22 21:49:54) |
55. ジュニア
《ネタバレ》 ※2022年5月20日更新 久しぶりの鑑賞。 普通に考えたら「んなわけねーだろ!」とは思うんですが、なぜかシュワちゃんとダニ・デヴィートならできるんじゃね?とか思ってしまうから不思議。 この時代ならコメディですんだと思いますが、ジェンダー云々の思想が広まった21世紀においては、「男性も女性と同じ産みの苦しみを味わって、互いのあり方を見つめ直す」とかっていう見方も、できるじゃないかと思いました。 まあ、そんな難しい思想のもと作られている作品ではないと思いますが(笑) [地上波(吹替)] 6点(2003-09-03 01:38:07) |
56. ジングル・オール・ザ・ウェイ
《ネタバレ》 家族を大切のするアメリカならではの話。ごつい顔しながらなぜかシュワちゃん、この系統の映画をやっても違和感がない。あのびっくりしたときの顔とか好きです。そして最後…「私の方も期待していいのよね?」…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! 6点(2003-09-03 01:34:46) |
57. シン・レッド・ライン
激戦地に駆り出される兵士達の、生と死、世界に対する思いや神への問いかけなどを美しく映像化している非常に哲学的な映画。しかし、あえて言わせてもらえばものすごくテンポが悪い。しかも長い。哲学映画を面白いつまらないで判断するのはなんか間違ってるかもしれないけど、正直につまらない。冒頭の米軍の船がやってくるまでは好きだけど、その他が…日本兵の描き方は、他の皆さんと同意権。現地の人々がア・カペラで歌ってるあの歌は好きですけど。 1点(2003-07-20 15:32:56) |
58. シックス・センス
新手のホラーかと思ってたら違った。しかし、あのラストの持って行き方は筋が通ってて良い。でも、先に“ゾンゲリア”を見ていると確かにインパクトが欠けるし、仮に見てなかったとしても、最初のシーンがあるし、全編を通してのことがあるのであまり驚かなかったと思う。 5点(2003-06-07 20:52:09) |
59. SHRIEK(シュリーク) 最低絶叫計画 !?
まだ宣伝コピーの洗礼を受け始めたころの初心な時に観たので個人的にやらかしてしまったなという思い出と、好みではなかったです。 [ビデオ(字幕)] 1点(2003-05-27 23:04:08) |
60. ショート・サーキット
最初、2を見て興味がわき、見ました。2共々好きな映画です。 8点(2003-05-07 22:11:40) |