1. セックスと嘘とビデオテープ
初めてこいつを観たのは、そうねェ~15年近く昔になりますかねェ・・・そん時は正直”ダマサレタ!”って思ったね。だって期待していたもんが全然なかったんだもん。で、今回久々に観たわけですが、なるほどこういう作品なのね。初めて観た時は若かったからね・・・見方が間違っていました。セックスと嘘。こりゃ普通の人間なら避けられない、ある意味人間らしさの象徴みたいなもんかな(言いすぎ?)。そしてカメラに撮られる人々。よく、ビデオカメラに映った自分を見て「オレってこんなやつなの?」って思うことありません?でもモニターに映っている人物がホントの自分なんだよね。何を言いたいのか自分でもさっぱりわからんのですけど、ジェームズ・スペイダーはホントこういう役が良く似合うのでした。 7点(2004-03-09 01:22:52) |
2. ゼイリブ
カーペンター作品の中でも上位に位置する傑作!そしてB級おバカ映画!「サングラスをかけてみろ」「いやだ」そして殴り合い。遂には路上でバックドロップ!この良さがわかるあなた!なかなかのセンスの持ち主です。 8点(2003-12-22 00:33:05) |
3. 世界が燃えつきる日
とにかく核戦争後を題材にしたアフターホロコーストモノってのは、生き残った人は少ないし、まわりが吹っ飛んじまっているんでセットもガラクタで予算もかからない。故にB級撮るには最適な未来設定なわけですね。この作品もそんな安上がりなB級の中の一作かと思いきや、コレが結構お金をかけての失敗作って言うんだから素晴らしいです。当時、小学生だったわたしは砂漠を駆け抜ける装甲車”ランドマスター”の勇姿に魅了されたものです。そして襲いかかる巨大サソリ!しかし本物のサソリをバレバレの別撮り合成で襲わせられても・・・これは製作された時代の問題じゃんなく、ヤル気の問題だよ!ラストも「おまえら、それで良いのか?」と問い詰めたいノリでめでたし、めでたし・・・いや、めでたくない! 5点(2003-12-21 12:51:07) |
4. セブン
全編にわたって重く、湿らせたような、ある意味美意識さえも感じる映像は素晴らしい。これにより監督としてのフィンチャーの名も上がったのではないでしょうか?ラストは衝撃的で、始めてなら落ち込むこと間違いなし! 9点(2003-11-04 00:45:01) |