1. 泥棒野郎
ビデオで見たのですが、これは笑った笑った、特に前半は絶好調ですな。後半の銀行強盗する仲間に元映画監督の親父がいて、他の仲間に、あれこれ演出するのが、いやもう可笑しいこと、可笑しいこと。とことんナンセンスだけど、ロマンチックなところも按配を心得ていて、頼もしいことこの上ない。カメラなんか、すごくラフに撮ってるみたいだけど、それがまたいいのです。 10点(2003-11-05 00:26:10) |
2. トーク・レディオ
オリバーストーンは嫌いだが、この作品は好き。ネットがらみの嫌な事件が頻発する昨今だが、それを予言したような映画だ。 9点(2004-07-23 23:22:47) |
3. 突撃(1957)
「フルメタルジャケット」よりも、こっちの方が個人的には好きだ。キューブリックにしては、珍しくラストで戦争の無意味さ、悲惨さが凝縮され、兵士の抱える悲しみが情感豊かに描かれる。人間らしさを感じさせる点でも異色の秀作ではないだろうか。 9点(2004-01-02 23:27:21) |
4. ドリームキャッチャー
あれれ?ずいぶん酷評されてるな(笑)充分面白かったですがね。 いや上出来の部類に入ると思うぞ。「スタンド・バイ・ミー」「ボディ・スナッチャー」「遊星からの物体X」「エイリアン」の要素をミックスして、実に上手くまとめたB級SFの秀作だと思う。確かにエイリアンとイソギンチャクのお化けみたいなモンスター、エイリアンのイタダキみたいなミミズの怪物は、あららてなもんではあるが、それはこの映画の「遊び」、車のハンドルの遊びの部分にあたるんじゃないかな。実力タップリの俳優を使って、実に丁寧にB級のテイストをキープしている。場面転換も、いまどき珍しいワイプを、さり気なく使って、すごいオーソドックスな、むしろ古めかしい手法を使ってるところも頼もしいよ。知的障害を持った超能力少年がいいねえ。あんな友人がいたら、絶対守ってやるね。苛められたら許さないよ。SFホラーでありながら、ホロリとさせるところもあって、大サービス。いやいや、けっこうなもんでした。 それにしてもモーガン・フリーマンの軍人、いかつかったな。軍人ていうより大工の棟梁みたいだったぞ。角刈りで、黒人の星一徹かと思った。 8点(2004-05-10 21:38:15)(笑:2票) |
5. トッツィー
自分が男だってことをばらす場面は、おかしかった。劇場で見たけど、まさに客席がドッと湧いて拍手が起こったけ。 8点(2003-11-29 22:31:49) |
6. トゥルーライズ
これは良い!ジョージ川口の駄法螺みたいなコメディ。ジェイミーリーカーティスが花瓶の水と服を裂いて即席のミニスカートにして変装するところがいい!色っぽくてセクシーで可愛くってたまらんです。 8点(2003-11-23 01:57:26) |
7. ドリーム・チーム(1989)
もうストーリーもロクスッポ覚えてないけど、なかなかよかったなという印象があります。こういう小味な佳作を作ってくれよアメリカ映画。CGがすごいのは、もうわかったって。 7点(2003-11-20 23:10:31) |
8. トイズ
ルネマグリットの絵を意識したセットは素晴らしい。でも、どこにポイントを置いて見ればいいのか、わからない残念な映画。 6点(2003-10-24 23:55:39) |