41. エディ&マーティンの逃走人生
《ネタバレ》 コメディタッチの「ショーシャンク」という趣だが、ひょっとしたら作品としてのレベルはこっちの方が上かもしれない。メイク、登場人物の成長、風習の変化、記録映像などで年月の経過を無理なく感じさせつつ、笑える部分やしんみりする部分を盛り込み、テンポよく最後まで見ることができる。内容的には悲しい話のはずであるのに、進むにつれてだんだん笑いがこみ上げてくるというのが見事。邦題は最低だと思うけど。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-29 01:15:03) |
42. Emma/エマ(1996)
主人公が頭悪すぎで話にならない。君がしてることは、他人の好みや心理を読み取る能力もないくせに勝手に暴走して、周囲に迷惑と混乱を引き起こす、という「よくいるお節介」そのものではないですか。こんな主人公に振り回される周りの人たちが哀れです。点数は、そんな下らない話でもよく頑張っていた美術と衣装の担当者に対して。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-02 03:51:38) |
43. エイリアン4
主役はリプリーであってリプリーではなく、そのクローン。それがすべて。つまり続編ではなく、別バージョンコピーとでもいう方が正確です。その点はさておいたとしても、全体として襲われたり反撃したりがごちゃごちゃしてかえってスリルがないし、画質の汚さにも参りました。主役を囲む集団にこれだけ頭数がいながら、何の個性もない(中心の兄ちゃんの口汚さ以外)のにも困りました。あと、ウィノナは浮きまくってると思います。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2006-02-14 23:03:12) |
44. エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち
いろいろな意味でイライラする内容であり、見た後の印象点は非常に悪い。相手のお嬢がどうみても不細工なのも悪印象。 [DVD(字幕)] 2点(2005-12-01 04:27:44) |
45. エア★アメリカ
中身もしょぼすぎて話にならないが、主役のはずなのにメル・ギブソンの見せ場が異様に少なくないか? [DVD(字幕)] 2点(2005-11-26 15:57:03) |
46. エリザベスタウン
喪失と再生、挫折と再起といったあたりがテーマなのだろうが、そもそも、失敗したら1000億円もの損害を出すプロジェクトを単なる1担当社員に任せているというのがありえない話だし(もし本当にそうなのなら、その会社は失敗すべくして失敗している)、出発点からして「設定のための設定」という香りが漂っていて、どうにも入り込めなかった。その後の展開もこれと大同小異であり、ヒロインはなぜここまで主人公に関わろうとしたのかといった点の未解決を筆頭に、作り手に都合の良い展開の連続であったという気がする。それと、オーランド・ブルームの一本調子の幅の狭い演技は何とも痛い。キルスティンのフォローにかなり助けられていたと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-13 21:16:59)(良:1票) |
47. エド・ウッド
《ネタバレ》 こんな変な人の人生を、全力で真面目に描写しているところが良い。主人公がやっていることは滅茶苦茶なのですが、芸術で大事なことは、周囲の視線とか段取りなどは無視した、こういう初期衝動であり、対象への愛情なのです。最後、主人公の周りに集まってきた変な人たちのその後の進路をいちいち説明してくれるオタク魂に笑いました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-11 02:14:09) |
48. エネミー・ライン
《ネタバレ》 軍事系アクションのどこかで見たシーンをつなぎ合わせただけの作品。何といっても、主人公がまったく格好良くないのは致命的。唯一センスを感じたのは、逃走開始直後くらいの「画面上すぐ近くに取り囲まれているのに、気づかれない」シーンです。ここでは情報の遮断性あるいは片面性がスリルを高める効果を発揮しているのですが、そういうシーンはここだけでした。 [ブルーレイ(字幕)] 2点(2005-06-01 02:17:34) |
49. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 ハッピーエンドなはずなのに、全体がすべて切なさともの悲しさに満ちているという不思議な作品。ただそれは、一度は関係が破綻して相手の記憶の抹消までを望んでいながら、それでも心の奥底では互いに相手を求め続けているという人間の大いなる矛盾と非論理性を、あるがままの状態で誠実に描写した制作者の真摯な姿勢によるものであろう。脳内探求の部分では、過去と現在、回想と現実を容赦なく同時に進行させ、人の記憶の不規則性・不連続性を的確に映像化しているため(これは凄いことだと思う)、見る側にとっても、本当に主人公とともに脳内を歩んでいるような緊張感を強いられる。そして、このような難しい世界で存分に持てる能力を発揮したジム・キャリーとウィンスレットの底力は、実に素晴らしかったと思う。 [映画館(字幕)] 9点(2005-03-21 21:38:26)(良:1票) |
50. Fカップの憂うつ
あっけらかんとしたおっぱい談義が天真爛漫で楽しい。まるで、80's脳天気系青春映画のような雰囲気なのだが、ストーリーはそんなに明るいわけではなく、登場人物も揃いも揃ってちょっとずつずれた変な奴ばかりだったりするので、むしろ、感触としては「ハイスクール白書」あたりに近いかもしれない。しかし、マリサ・トメイのサービスショット全開(ナースルックまで!)なのは何よりも素晴らしい(笑)。 6点(2005-01-29 22:42:14) |
51. A.I.
童話性と近未来性が今ひとつ融合しておらず、またシークエンスごとにまったく雰囲気が異なっているのは難点だが、後で思い返したときに印象的なシーンはいくつもあったのでこの点数。尺が長いという気はするのだが、どこを削れるかと考えるとなかなか難しい。 [DVD(字幕)] 6点(2005-01-13 02:12:26) |
52. エントラップメント
とにかく、主演2人の会話(というか全員の)が陳腐で、見ていて恥ずかしかった。 3点(2004-07-05 00:55:13) |
53. エニイ・ギブン・サンデー
せっかくアメフトを対象としていながら、カメラワークやカットワークに凝りすぎているために、肉体の躍動感とかプレイをする喜びといった要素がまったく表現されていません。というより、ずたずたにされています。ほとんどスポーツに対する冒涜といってよいのではないでしょうか。人物描写もすべて中途半端です。 4点(2004-06-24 03:37:52) |
54. エイリアン2
キャメロンらしい律儀で誠実なアクション。1を確かに継承していながら、1とは別の角度で1つの世界を極めてしまった、稀有な作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-02-09 00:06:42)(良:1票) |
55. エグゼクティブ・ターゲット
これはひどい・・・。本題に入るまでに1時間以上かかって、その後はギャグみたいなシーンのオンパレード。 1点(2004-01-31 02:28:22) |
56. エバー・アフター
《ネタバレ》 主人公にきちんと「意志」があって、それを自分で解決しようとしているのが良い(王子様が囚われのヒロインを助けに行ったら、自分で敵をやっつけて出てきてくるなんて・・・!)。その中でも、舞踏会がクライマックスかと思いきや、その後で本当のラスボス母との対決があるなど、脚本にも練った跡が見られます(あの裏庭のシーンがなければ、ラストのシンデレラによる処分にも説得力が半減していたでしょう)。周辺登場人物もいろいろ工夫されていて、単なる童話ではない話の奥行きを与えています。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2004-01-08 03:31:31) |
57. エアフォース・ワン
《ネタバレ》 以前見たときは、脳天気な大統領礼賛ぶりに嫌悪感しか覚えなかったのですが、改めて見てみると、心が広くなってその辺は許せます。次々に課題を提示して飽きさせない手法もなかなかです(携帯の使い方みたいな頭脳戦は、もっと見たかった気がしますが)。ただ、この作品で何が一番まずいかといって、あの妻と娘の存在です。何かにつけて「家族が!」みたいにその存在自体がハリソンの足を引っ張って、物語の上でも戦術の上でも何も機能していない。せっかく専門用語や各種機器が駆使されて緊張感が高まっても、あの妻と娘が画面に登場するたびに流れが遮断されます。あの娘には、オールドマンと対峙した際には、「父の大義のためなら、私の命など何も惜しくはありませぬ!さあ、まず私の命を取りなさい!」くらいは言ってほしいところでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2003-12-14 23:41:43) |
58. エリン・ブロコビッチ
素材としての目のつけどころは面白いのですが、この主人公は少しも魅力的に見えません。こんなどの会話でもすぐ怒鳴りだしたり、連絡もなく勝手に飛び回ったりする人とは、一緒に仕事をしたくないです。 5点(2003-12-07 23:16:11) |
59. エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
もっと、華麗な衣装にも劣らないほどの燃え上がるような不倫の恋を期待していたのに、出てくる人がみんなえらく品行方正で、何の衝突も葛藤もないでははないですか。これでは面白くありません。大事なところを全部ナレーションで済ませてしまっているのも問題です。 [DVD(字幕)] 6点(2003-11-18 01:36:12) |
60. エイト・ヘッズ
限りなくC級に近いB級コメディ。見ていて退屈ではないです。後には何も残りません。 2点(2003-10-01 01:49:27) |