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1.  俺たちに明日はない
実在のギャングを、まるで民話のように、哀惜さえ込めて描いているところにアメリカという国の不思議さ、不可解さを感じる。ラストの壮絶さは言うまでもないが、その直前ボニーが車の中でリンゴを齧る場面で、ああ聖書だな、アダムとイブを下敷きにしてるんだなとわかった。禁断の木の実を齧ったために楽園を追われた男女にダブらせてるところに、やはりキリスト教の匂いがある。青春映画として秀逸。ラストの銃弾の雨は、好き勝手にマシンガンをオモチャ代わりに、「自由」に生きてきた2人への教会の祝福の鐘の音だという、どなたかの指摘は鋭い!考えても見なかったよ。あの凄まじいラストで2人は真に結ばれたということなんだな。そんな2人への祝福であり、同時に罰でもある。「おめでとう!」と笑いながら「でもやったことは、やったことだ」という刑の宣告でもある。日本の御伽噺にも残酷な話が多いけど、それと共通する質感があるなと思った。優しく諭すように語りながら、その奥に怖く厳しい戒めを含んでいる。本当の自由なんてものがあるとしたら、それはこういう最後と引き換えにするべきものなんだという厳しくニヒルな教訓だ。
8点(2004-01-02 23:54:08)(良:1票)
2.  オーメン(1976)
ホラー映画の中でも秀作に入るんじゃないかな。怖いけど、品があって。見たあとも、不気味な印象がつきまとって、なかなかのもんでした。
7点(2003-11-22 02:16:01)
3.  俺たちは天使じゃない(1989)
デニーロとショーンペンという組み合わせはすごくいいんだけど、変にリアルにしちゃってるところが敗因だと思う。オリジナルの家族揃って見られる親密さがまったく感じられない。リアルならいいというもんじゃないといういい見本。いじっちゃいかんのよ。こういう話は。せっかく二人ともいい芝居してるのに残念。
6点(2003-11-21 02:00:58)
4.  お熱いのがお好き
ビリーワイルダー、ジャックレモン、トニーカーティス、マリリンモンローと来れば、もう無敵でしょ。落語の大名人の噺を聞いたような心地よさ。ラストの台詞は、笑いました。やられた!という感じ。二人の女装に頼りすぎてるという批判もあるけど、とんでもない。モンローを初めとした女ばかりのジャズバンドの中に、ムサイ男二人が女装して入り込むというところが、ミソではないか。二人がどんなに念入りに女装しても、モンローの横に立ったら、グロテスクにしか見えない。その対比の可笑しさ、意地悪さこそ、ワイルダーの真骨頂じゃないのさ。いや~それにしても筋の運びの調子のいいことといったら。ワイルダーが日本ですごく人気があったの、わかるような気がする。彼の語り口って落語なんですよね。問答無用!満点じゃ!
10点(2003-11-01 21:56:57)(良:1票)
5.  おかしな二人2
前作から、ずいぶんたってるから無理ないんだけど、やはり痛々しいかな、ちょっと。いとしこいしの漫才を見てるような、ほのぼのした味わいは悪くないんだけどな。みんなのコメント見たら、また見たくなってきたな(笑)
6点(2003-10-31 01:38:39)
6.  俺たちは天使じゃない(1955)
クリスマスにピッタリのほのぼの映画。強面のボギーが、雑貨屋一家の、自分達を露ほども疑わない、あまりの善良さにほだされていくのが、たまらなくいいです。3人とも、いい味出してますが、アルドレイ扮する、いつも蛇の入った小さな籠を持ってる囚人が、意外な儲け役だ。ボサッと立ってるだけで絵になるんだよな、この人。初心で純情な雑貨屋の一人娘に「あなたが囚人だなんて信じられない」と言われる場面は、こっちも暖かい気持になる。優しさいっぱいのマルクス兄弟という感じ。ラスト、再び刑務所に帰る3人の頭上に天使の輪が光り、蛇の籠の上にもチャンと輪が出るところは、嬉しくて口笛を吹きたくなる。好きなんですよこういう映画。なんで、いまこういう映画創れないのかな・・・・・。
9点(2003-10-27 23:17:47)(良:1票)
7.  おかしな二人
大好きです、これ。ジャックレモンとウォルターマッソーの息の合い方は無敵と言えますね。この「仲良くケンカの二人組」って音楽で言えばサイモン&ガーファンクルのそれを思わせる。怒ってたマッソーが、途中から半ベソかきながら怒り出して、「好きなシャモジやオタマと暮らせ」と泣いて怒りながら哀願するところも間合いは最高におかしい。冒頭、自殺しようとしたレモンが何度も失敗して腰をいわすところの情けなさもいい。二人が巧いのは勿論なんだが、脇を固めるポーカー仲間達の巧さも見逃してはいけない。ところで警官の友人やってたハーブエデルマンて俳優さん、寅さんの「寅次郎春の夢」に準主役で出てましたね。
8点(2003-06-13 22:25:25)
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