21. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 今更説明するまでもありませんが第1作はかなりの傑作なのですけど、2作目が1作目のまんま焼き直しのような駄作だったためか、この3作目が日本で公開されることはありませんでした。で、この3作目はどうかと言えば、ラブロマンス?という、また新たな方向で作られた、ある意味良作だと思います。ラストなんか炎の中で2人がキスをしてジ・エンドって…。 基本的に出てくる人物どいつもこいつもバカばっかりなのですが、その中でも主人公はズバ抜けたバカでありまして、コイツのおかげで悲劇が始まり惨事が起きる。大体バタリアンがどんだけ醜く恐ろしいか見ておいて、死んだ彼女をバタリアン化で生きかえらせるところから、散々彼女をかばって多くの人が死んでいったのに、自分が食われそうになると鉄パイプでぶん殴るし・・・。最後は誰もがコイツを殺すのが一番の解決策だったのでは?と思うのではないでしょうか。個人的には彼女がボンテージバタリアン?に化す所が好きなわけですが、監督がブライアン・ユズナということもあって、出てくるゾンビのディティールのハチャメチャぶりも一見の価値ありかと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2003-10-23 18:29:03)(良:1票) |
22. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
1回目の鑑賞の時は正直つまらなく感じた。でツマラナイと思って見たせいか2回目は意外に面白かった。しかし今見ると当時騒がれたCGがちょいショボく感じた。わたしは常々CGの使用は極力控えた方が良いと考えている。場合にもよるだろうがCGを多様しそれが話題になっても日々進化するCGの中ではすぐに見劣りしてしまうからだ。この作品は良い例になるだろう。 5点(2003-10-16 11:55:18) |
23. 遥かなる大地へ
ロン・ハワード好きのわたしではあるが、この作品は彼の作品ということを知らずに観た。そのせいかなかなか楽しめる映画だった。所々に細かい笑える要素を取り入れ、本来暗くなりがちな所やダレそうな所も気にならず観れる。最後もわたし的には良いラストだった。 6点(2003-10-14 12:12:42) |
24. 初体験/リッジモント・ハイ
なつかしい。青春って感じで良いです。なんか見ていると80年代とか自分の同じ頃を思い出すし。キャストも豪華でショーンペンがまた良い味出してます。もうこういう映画って撮れないのかなァ。 8点(2003-09-05 12:48:54) |
25. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
面白く見れました。しかし、この作品を見てから1週間ほど経ちますが、すでに記憶から薄れているような感じ。見終わってすぐの時は、それなりに満たされた気分だったんですけど、しばらくたつと何も残らないというか「ココ!」って所も思い浮かばない、栄養価ゼロな作品でしょうか。救いといえば、ジョニー・デップが作品全体の質を上げている所。デップが出てなかったら劇場にまで行って見る価値はないと思います。 5点(2003-08-25 13:02:27) |
26. ハルク
そこそこ見れる平均点には出来ている。しかし、心に残るようなシーンもなく、いずれ記憶の片隅に追いやられるだろう作品。ハルクが軍隊と戦うシーンはなかなか見れる。劇中、画面を分割してコミックのコマワリ風にシーンを切り替えるが、せっかくハルクや他の人物の苦悩を描いているシーンをパーにしているように思う。リアルな世界にあのCGハルクがなじんでないように見えたのはわたしだけでしょうか?あと、ハルクのパンツってどこまで伸びるんでしょう・・・ 5点(2003-08-07 12:31:55) |
27. ハロウィン(1978)
前もって言っておくが、わたしはジョン・カーペンターの大ファンです。80年代の殺人鬼映画の先駆けとなった作品。ジェイソンやフレディに比べると地味に見えるが、逆にそのシンプルなマスクが無感情なマイケルを表すには「これしかないのでは」と思うほどハマっている。音楽もピアノを基調とした曲が効果的でマル。まさに傑作。 9点(2003-07-08 12:42:21) |
28. バックマン家の人々
個性豊かな多くの登場人物たちを1人1人バランスよく重層に見せる所。どちらかと言えば癖のあるスティーヴ・マーティンでさえも、うまくその中にハマッてしまっている所。親と子のいくつもの問題を楽しく暖かく描ききっている所。さすがはロン・ハワード監督というべきか。妻役メアリー・スティーンバージェンの笑顔を見るだけでも一見の価値アリ。 10点(2003-06-30 18:41:25) |
29. パーフェクト ストーム
見所は迫力のパーフェクト・ストームの映像で、これだけでも見る価値はあるでしょう。しかし、それだけに話の方はちょっと残念・・・人物の撮り方があっさりしていて、この顔ぶれ(キャスティング)の割にはいまいち心に残るものが無い。ラストもわたし的には喜ばしくない終わり方だった。 4点(2003-06-18 13:13:27) |