121. バガー・ヴァンスの伝説
《ネタバレ》 途中で「まさかこの試合を延々と最後までやって、それでおしまいってんじゃないだろうな」と思ってたら、本当にそうだったとは・・・。結局、コースを回っているのをカメラが延々と追いかけているだけであって、これほど図柄的に面白くないスポーツものというのも珍しいです。それと肝心のバガー・ヴァンスという人が、どうみても適当にその場の思いつきを喋っているだけであって、これのどこが「伝説」なんでしょうか(ウィル・スミスに合っていないことはもちろんです)。点数は色彩と風景の美しさに対して。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-29 03:32:18) |
122. ハリー・ポッターと秘密の部屋
1つ1つのシークエンスが不必要に長すぎ。よって、どんなに視覚効果や美術関係で贅をこらしても、ダラダラした印象しか残らない。中身のなさは否めない話なのだから、もっと凝縮した表現を心がけるべきでは? [ブルーレイ(字幕)] 4点(2005-12-03 21:28:48) |
123. バス停留所
《ネタバレ》 構成とかシーン割、脇役の人たちのナイスなフォローぶりなんかは意外としっかりしていて、ほとんど退屈せずに見られるのだが・・・これって、一言でまとめると「ストーカー大勝利」って話じゃん!しかも、ストーカー(それもかなり重度)とその被害者を(状況を知った上で)2人きりで放置したあげく、最後にとりあえずうまくいったら笑顔で祝福している周囲の脳天気ぶり!いや、別の意味でコメディですよ、これは。今日の水準ではとてもこんなものは発表できないでしょう。先述の通り、映画技術としては結構優れていることとのギャップが凄い。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-07-04 00:53:57)(良:1票) |
124. バンディッツ(2001)
もっと軽快に進むべき話だと思うが、主役にあんな3人を持ってきてしまうと、妙に重厚で真面目な作品になってしまい、本来の内容と実際の雰囲気が遊離してしまっている。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-11 02:17:54) |
125. バットマン・フォーエヴァー
前に見たときはあまり意識しなかったが、やはりこれは、前2作とは根本的に別物ですね。ヒーローはもちろん悪役に対しても、ある種の哀感が漂っていたのとは違い、ほぼ完全にドンパチ合戦になっています。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-01 02:56:59) |
126. バットマン リターンズ
最初に見たときはさっぱり意味が分からなかったが、ほかのバートン作品をいろいろ見た後だと、特色がより深く出ているのが分かる。ちっとも強そうにも頼もしそうにも見えないペンギン軍団が相手というのがミソだったのですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-01 02:46:24) |
127. バットマン(1989)
想像と違った暗くじめじめした雰囲気、ヒーローとは思えないバットマンの弱さに、最初見たときは面食らったが、実はそういうところに味があるんですね。確かに、ただ強いだけでは逆にありがちで面白くないかも。プリンスの挿入曲群に+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2005-03-28 01:47:09) |
128. バトルフィールド・アース
《ネタバレ》 人間様を容赦なく奴隷扱いして、どこまでも解放してくれない、被虐趣味の極致のような作品です。はっきりいってアホな内容なんですが、アホもここまで金かけて徹底すれば立派です。そんな中で、トラボルタの異様に楽しそうな表情が不気味。君はもしかして、内心では自分以外の人間はみんなゴミだとか思ってはいないか。●ところでこの作品、ラストで中途半端にトラボルタとウィテカーが生き残っています。まさかまさかとは思うが、もしかして、続編とか作るつもりだったんじゃないだろうな・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2005-03-22 02:12:00)(笑:1票) |
129. ハイ・フィデリティ
ストーリーはあってないようなものですが、とにかく主人公のオタク人格の表現が楽しい。カメラ目線をこれだけ全面展開して、しかもそれがずばり成功している作品って、ほかにはないのでは?こういう主人公は、見ているだけで楽しいのだから、話の筋なんかは割とどうでもいいのです。それと、ジャック・ブラックのはまり役ぶりには大笑い。こういう中古盤屋の店員は、現実にも、たくさん存在します。オタク万歳! [ブルーレイ(字幕)] 7点(2005-03-22 00:42:10) |
130. ハリウッド・ゲーム
誰が何をしたい話なのかほとんど表現されていない上に、「これは予算足りなかったんだな」とすぐに分かるシーンが満載なのが悲しい。役者たちの、手抜きとしか思えない演技水準の低さにもびっくり。 1点(2005-02-05 01:54:39) |
131. バッファロー'66
《ネタバレ》 “Moonchild”で踊ってしまうという発想にもびっくりしたが、トップレスバーのBGMに“Heart Of The Sunrise”を使うのはやめてくれよな。しかし、エンディングテーマが“Sweetness”というのはセンスが良い。●再見して、実は朝から深夜までの一日の出来事だったという様式美に気づいたので+1点。 [映画館(字幕)] 6点(2004-12-31 18:53:20) |
132. 母の眠り
《ネタバレ》 ありがちな内容のようにも見えますが、よく見るとなかなか味わい深いです。母の闘病という変化を軸にしながら、それはあくまでも軸にすぎず、作品の主たるテーマは、母と娘の間の確執、そして娘の父に対する反発と理解。そして、一番破綻するように見える父と母の間こそが、最も安定した関係であることが徐々に分かります(メリルの「私はあなたよりもずっとお父さんを知っている」の一言が意味深)。ただし、メリルとレネーの演技の相性は決して良いとはいえず、それぞれが別の方向を向いて独自に芝居をしているような印象を受ける。それと、130分は長すぎ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-12-25 14:52:55) |
133. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 肝心の部分はひたすら雨・風・波が襲ってきて、みんなで必死に耐えているだけで、何とも単調。ただ、何も考えずひたすらそれに立ち向かい続ける男達の行動は、潔くて良かった。 [DVD(字幕)] 6点(2004-12-09 01:33:28) |
134. 初恋のきた道
《ネタバレ》 お椀の位置をこっそり入れ替えるチャン・ツィイー。いったん汲んだ水を元に戻すチャン・ツィイー。餃子が一緒に食べられないと分かって、一瞬のうちに泣きそうな顔になるチャン・ツィイー。心の中にひっそりと置いたまま長年忘れていた感覚を、剛速球ど真ん中でぶち抜くような、容赦ない演出である。しかも、それらの過去の描写が、締めの現在の部分に自然につながって行くのが素晴らしい。ラブストーリーかと思って見ていたら、実は真の主題は語り手と老母の親子関係だったのである。見ているときは、ナレーションがしつこいとか、ツィイーのアップショットがやたら多いのは狙いすぎじゃないかとかが気になっていたのだが、終わってみれば大した問題ではなかった。 [映画館(字幕)] 8点(2004-11-28 00:54:29) |
135. パニック・ルーム
《ネタバレ》 例えば携帯電話を取りに行くくだりのような、あるいは警官とのやりとりのような、単純な中にも双方の思惑と作戦があるようなところが光っているわけです。終盤はいつものような銃頼み&肉弾戦になってしまったのは残念でした。それと、ルーム自体には(備品など含めて)もっといろいろ仕掛けがあるのかと思っていたのですが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-10-25 03:59:02) |
136. ハリー・ポッターと賢者の石
長尺の割には退屈しなかったが、中身のない話を仰々しく盛り立てているため、非常に人工的な作り物の印象を受けます。見終わった後の好感度は低いです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2004-06-27 02:14:55) |
137. ハード・プレイ
バスケットのプレイのシーンは面白かったのですが、登場人物の思考回路はさっぱり理解できませんでした。 4点(2004-06-17 00:04:37) |
138. ハリウッド・ミューズ
シャロン・ストーンはミスキャストです。単なるわがままおばさんにしか見えません。あの役はもっと若い人にやらせるべきです。アルバート・ブルックスも、本当の単なる鈍いおっさんにしか見えず、コメディの部分が全然出ていません。点数はオチの部分のみ。 2点(2004-06-13 01:35:01) |
139. ハンバーガー・ヒル
あえてそうしたんだろうけど、多くは同じようなシーンの繰り返し、その中でじわじわと仲間が減っていく。敵がどこでどうしているのかもよく見えない。それは分かるのだが、だとすれば映画というよりも長尺の再現映像を見ているような気になってしまう。それにこの描き方だったら、名もなき1人1人の兵士を名もなき兵士のままにしてしまっていて、きちんとスポットを当てたとはいいがたいのでは? [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-05-31 23:14:04) |
140. ハウスシッター/結婚願望
普通に楽しめる好作品コメディですが、笑いの部分が少しまわりくどかったかな。それにしても、画面に登場するだけでほっとする笑みを誘発するゴールディ・ホーンの天性の雰囲気は素晴らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2004-05-14 02:07:12) |