21. フォーン・ブース
単なる巻き込まれ系の話で終わっちゃうのが勿体ない。 娯楽に徹した内容は好印象。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-10 23:53:17) |
22. ブロードウェイのダニー・ロ-ズ
主役とされるダニーのドラマ構成を絡ませていないのでどうにも何をみせたい話なのかわからない。娯楽作品一辺倒で魅せるほどの展開は施されていないし・・・ [ビデオ(字幕)] 1点(2007-09-22 11:14:03) |
23. フライト・オブ・フェニックス
心理劇を見せたいのはわかりますが、危機的状況を設定して、勝手気ままな展開で煽るだけ。 物語を作る意志がない心理劇なら、下手なドキュメンタリーを観ている方が有意義。 「CUBE」同様、全く評価できない類いの作品。 [地上波(吹替)] 0点(2007-08-03 01:21:14) |
24. フランケンシュタイン(1994)
初めてフランケンシュタインを物語として知った作品。 ホラーなのかと思っていたら童話みたいな内容ですよね。 [地上波(吹替)] 8点(2007-07-18 02:58:30) |
25. ブラザーズ・グリム
兄弟の確執を二人で窮地を乗り切ったというだけで解決させたようにみせるのには無理がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-07-15 01:53:21) |
26. ファーゴ
コピーだった「人間はおかしくて、哀しい」なんて文句が切なく響く良作。 婦警の存在が唯一の救いですが、個人的にはあれはあれで哀しいものを感じてしまうので、人間の哀しさばかりが募る作品です。 [DVD(吹替)] 8点(2007-06-25 17:58:06) |
27. ブロードウェイと銃弾
《ネタバレ》 傑作ですが・・・ ラスト、彼女とよりを戻す流れを一考願いたい。 あれでは、愛に逃げただけに映ってしまう。 それもアイロニーだと捉えても、彼女側によりを戻す理由がないのは痛い。 [DVD(吹替)] 9点(2007-06-25 16:39:26) |
28. プレステージ(2006)
《ネタバレ》 エンターテイメントとは先が気になる状況をいかに演出し続けているかの程度であると定義づけている自分としては、魅惑的な設定により大変娯楽性の高い映画になっているとは思います。 叙述トリックを売りにした原作の映画化ということでクリストファー・ノーランは適任であり、見事な手腕を発揮しているとは思います。 ・・・と、そういった優れた部分は多々あるのですが、内容は頂けない。 かねてより読み物への評価は読了するのに読者の努力を過分に要するからか、はたまた個人の想像世界に委ねられる媒体だからでしょうか、評価の甘いものが目立つように思っていました。 読書体験として有意義なものであっても、二時間前後で不確定多数を想定された興行である映画では、その構造や全体像を明快にしなければなりません。映画化によって原作そのものが持つ内容の甘さも指摘されたのではないでしょうか。 ライバル二人の攻防の成り行きを漠然と見守る内容に終始しますし(観客に展開を予測させる描写がなく、故に驚きへ繋がらない)、ゲテモノ・ガジェットは物語る上での装置として使用すべきであって、オチ的な使い道をしてはならない(傑作「ファイト・クラブ」を観て学習して下さい)。 とは言いつつも、ムードや語り口は素敵なので甘めの評価。 [映画館(字幕)] 4点(2007-06-09 14:59:21)(良:1票) |
29. プライマー
ミステリー好きとしては結構楽しめるのですが、やっぱりダメでしょう、これは。 どこまで意識的にやったことなのか知らないけれど、各キャラクター(オリジナル、ダブル、ダブル2・・・)を均等に扱ってしまい、視点を定めないままに進むので誰が何をしたい話なのか、さっぱり。 どういった構成になっているのか探る楽しみしかない。 個人的にはDVD買っちゃうぐらい楽しめてるんですけどね(笑)。 [DVD(吹替)] 0点(2007-03-27 08:18:16) |
30. フロム・ダスク・ティル・ドーン
こういう類を好きな人だけの内容。 前半積み上げたドラマをなんの役にも立てず勿体ない。 やりたい内容を詰め合わせただけ。 [地上波(字幕)] 0点(2007-03-26 14:25:44) |
31. ファインディング・ニモ
漠然とした情報から漠然と息子探しのロードムービーが始まる(何をすれば息子を救えるかという志向が示されないままなので辛い)。 息子の安否も定かでない中「家族愛」という観念だけで行動されても、脅威は見えず、締まりのない出来に。 [試写会(字幕)] 3点(2007-03-25 04:54:29) |
32. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 好きな場面は人助けをして自信を取り戻したジャックが連れ添った相手と距離を置きたいと無思慮な態度に出る場面。 自己愛に支配された人間の本音ですね。 それに、バリーのために聖杯を盗みに出向くのも結局は他人のためにリスキーな行為をできる自分を確認(肯定)するのが最大の動機であって、彼のためというのは二の次でしょう。 しかし、それも自分ではない人がいるという希望と可能性のひとつ。 弱く、脆く、ずるい我々を肯定し、希望を教えてもらえます。 [DVD(吹替)] 10点(2007-03-25 04:19:33) |
33. ファイヤーウォール
基本的に強盗犯との攻防戦でしかないので評価は低いのですが、今更ハリソン・フォードで肉弾戦にもっていく展開には笑ってしまいました。 それにしても、犬を連れていく理由を何とかしろよっ、と。 [DVD(吹替)] 3点(2007-02-22 15:22:29) |
34. フレンチ・コネクション2
前作を気にいった人が観れば良いもの。 前作の良かった部分は殆ど失われているので、そういう人にも不評な気がしますが・・・ [地上波(吹替)] 1点(2007-02-21 16:13:31) |
35. フレンチ・コネクション
何が評価された作品なのでしょうか? とりあえず今となってはドラマはなく、捕り物の攻防だけという内容ではそこまでの評価にならないでしょうね。 [地上波(吹替)] 4点(2007-02-21 16:05:56) |
36. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 スリラーの王道(脅威が間近に迫り、周囲には信じてもらえず、自ら行動しなければ解決はない)を走っているし、その状況を作る効率の良さにただただ感心。 主要人物は二人だけなんですよね、これ。マーラとナレーター(つまり、タイラーでもある)だけ。 この映画はある男が世界を肯定できるようになるまでを描いていて、それがテーマでもあると思うのですが、枝葉の部分に注目が集まり、よく誤解されているのが残念です。 しかも、それ自体を茶化してたりしているし・・・奥が深いっ。 しかし、第一幕の長さに閉口してしまう人もいるでしょうね。キャラクターの言動に共感なり、興味を持てなければ辛い人もいると思う。 [DVD(吹替)] 10点(2006-12-26 04:19:13) |