1. ベスト・キッド4
《ネタバレ》 我らがカラテ師匠ミヤギさん活躍のシリーズ4作目(最終作?)。 と、云う事で、前作までの弟子(主役)だったダニエルさんは今回は登場せず、男勝りな女子高生、ジュリーが新たな弟子としてミヤギ流カラテを伝授されます。 …と、要は今までと大体同じストーリー。ただ主役が女の子になったので今までよりも幾分か可愛らしさがプラスされてます。 それゆえ、今までよりもミヤギさんは悪戦苦闘。すでに皆さん仰ってますが年頃の娘を抱え悪戦苦闘するお父さん的役割になってます。 そして、相変わらずの嘘やねん!?と思う要素も健在だったり。特に驚愕の“禅ボウリング”や“禅の弓道”。ガーターがストライクになるってどんな能力だよ!?とか、あんな射形…というかあの引き分けと会で飛ぶんかい!?とか突っ込みどころ満載でしたが、まあなんだかんだで楽しんで見てましたし、今回も“ミヤギさん強ぇ~”を堪能できたので大目にみますか(笑)。 それと、ロング・ヘアーのヒラリーはなかなか女の子してて可愛かったですねぇ(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 08:22:31) |
2. ベスト・キッド3/最後の挑戦
《ネタバレ》 回を重ねるごとに彼女が変わってるダニエルさん…。をい!なんでそんなにもてるんだよッ!? という突っ込みはどーでもいいとして、前回がアレだったのに対し、今回はずいぶんしっかりとしてる作りでした(前作も好きですが)。 話の面では特にこれといったものはありませんが、木の強さを通して心の強さを教えるという部分で、武道の精神をうまく伝えてると思います。 ミヤギさんも格好良かったですし。 にしても、確かに、もっとミヤギさんを信じてやりなよ、ダニエルさん(苦笑) [DVD(字幕)] 7点(2007-04-15 08:44:51) |
3. ヘモグロビン
《ネタバレ》 嗚呼これもラヴクラフト…「潜み棲む恐怖」だそうで。 ま、変更点は結構ありますが原作も大体こんな感じです。 ただ、映画としてみた場合、途中で一族の姿がで~んと出てくるあたりはやってはいけないと思います。ここで恐怖心が大幅に削がれます。 あと、テンポがのろい…というのはまあ、大体ラヴクラフトものが映画化すること自体ちょっと無理がある部分があるので、仕方ないと思います。 ただ、女子どもだろうが関係なしに容赦なく殺すという部分はモンスターとしてはちょっと好感が持てます。 大して面白いわけでもないので、ファンじゃなければ見なくてもいいと思います。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 22:26:20) |
4. ヘルダミアン/悪霊少女の棲む館
《ネタバレ》 原作ラヴクラフト「名状しがたいもの」。という事で出来るわけもない映像化を無理矢理しております。しかし“ダミアン”はないよねぇ。 まあ、原作となっているけど例によって例の如くほぼ別物。安直なスプラッタ・ホラーとなってます。 なかなか姿を見せない怪物やエッチしてた奴らは皆無意味にグロく殺されてしまうなど、この手の映画の王道を突き進んでます。 しかし、主人公である我らがカーター君は友達が助けを求めてんのに平然としすぎ、しかも調べ物に没頭するという「お前なんか違うだろ」的な行動をやらかしてくれます。 一大学生のはずなのにネクロノミコン読み解いちゃうし。 ただ、ネクロノミコンの呪文で蝋燭の炎を点けたり消したりしてる姿は、遊んでるみたいでちょっと笑いました。 …と、普通に考えても全員「お前ら何がしたいんだ」的な行動をとるこの作品。最後はカーター君の呪文で少女…とは程遠い化け物が封印されてめでたしめでたし…。 この後ストーリーは、「ヘルダミアン2/甦る魔獣伝説」…ではなく、「ダーク・ビヨンド/死霊大戦」へと(強引に)続いていく………らしい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-28 05:18:18) |
5. ペイチェック 消された記憶
見る前は僕もサスペンスを思い浮かべてたんですが、実はSF映画だったってことにちょっと驚きましたがなかなか面白く出来ていたと思います。ベンもユマも「デアデビル」や「キル・ビル」の時の経験が役に立ったかどーかは知りませんが、それなりにアクションは見られたと思います。まあ、荒唐無稽、というかアラを捜せばキリがありませんがそこは「なんも考えずに楽しめ」つーことであえて目を瞑りましょう(笑) 7点(2005-01-28 16:13:55) |
6. ヘルレイザー4
《ネタバレ》 ジェイソンが宇宙に行っちゃった事は物凄く有名ですけど、実はピンヘッドはそれよりも前に(ひっそりと)宇宙に行ってるんですね。製作年では約5年、劇中では約300年、そしてシリーズの本数では6作も早く宇宙に行ってるんですね。恐らく、有名なホラーキャラクター(エイリアン等を抜かす)の中では彼が史上初の宇宙空間体験者だと思います。さてと、肝心の中身の方ですが、約100年後の話なのに宇宙船の造りがレトロすぎッ!!って突っ込みはさておき、一応は前作までの話と繋がってます。3に出てきたヘルレイザー・タワーとかも出てきますし、相変わらずのグロい…ではなくイタイ描写も満載です。今回新たに出てきた設定は、地獄に王女なんていたのか~ってこと。しかし明らかにピンヘッドの方が権力持ってそうでした(笑)まあ、とりあえず、1作目を見て、興味を持ったら2作目、また興味を持ったら3作目、そして暇と興味があったら4作目と見ていけば良いと思います。ちなみに、恐らく彼はホラー史上最も派手な形で逝ったキャラだと思いますよ。エイリアン等は除いて(笑)。 5点(2004-05-23 17:06:11) |
7. ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア
シリーズ4作目でピンヘッドが宇宙の彼方で吹っ飛んでからはすっかり番外編のような話になってしまったのが痛い。まあ、正確に言えばこの作品に至っては少なからず1作目2作目と関連性を持っているんだけど。現実と幻覚が交差する設定は上手いと思うのだが、そのせいで真の主役であるピンヘッドが全然出てこないため少し退屈の面もある。ヘルレイザーという題名じゃなければそこそこ楽しめる作品。 5点(2004-05-22 00:36:27) |
8. ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ
ピン・ヘッド出番少なッ!やっぱりジャンルが廃れてるってことや、シリーズ5作目ともなるとマンネリ化してくるので、1~3作目のようなスプラッタゲロゲロの作りには出来ないんでしょうね。奇妙な箱を手にしたために現実と倒錯の世界の区別がつかなくなり、徐々に追いやられていくという設定は昨今のホラー等より遥かに不気味で独創的な世界観(と、云っても、それはこのシリーズの本当の主役、ピン・ヘッドがいるお陰なんですがね)を作り上げていますが、やっぱり1作目が、オカルト(心理的恐怖感)とスプラッタ(生理的恐怖感)両方の要素を兼ね備えた良作だったのでそのインパクトが強く、この題材(ヘルレイザー)でこういう描き方をするかぁ?ってな感じですけど、シリーズの番外編として見ればなかなか面白い作りをしていると思いますよ。今回もピン・ヘッドは、圧倒的なカリスマ性を持ったカッコいいキャラでした(笑) 5点(2004-05-10 04:34:18) |
9. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 一見何の関わりも無さそうな少年、ホームレスの女性、黒人青年等が後半になるに連れて段々と一つに収束していく構成は正直に上手いと思うけど語られる内容がピンとこない。“次に渡せ”で世界を変えるっていう考えはいいけどその具体例のうちの一つ、少年の母親と教師を引き合わせようとするエピソードは、(結果的には教師は救われる事になるが)お節介に見えた。ラストは、まあまあかな。他の人も言っているように、泣かせるために人を殺すのはいい加減にいいよって言いたくなるね(笑)これの場合は主人公の少年が死に、それを弔う者たちが彼の家に集う場面を描いて、彼がいかに慕われているのか、といった様なものを表現しようとしてるんだろうけど、なんとなく蛇足。もう少しでいい作品になったと思うのに、残念だった。 5点(2004-03-17 14:06:04) |
10. ヘルター・スケルター<TVM>(1977)
ヘルタースケルターとはご存知の通りビートルズの楽曲名。そして特定の人物には忘れられない言葉。そう、これはシャロン・テート殺人事件の容疑者一味、マンソンファミリーの掲げていたスローガンのようなものだから。50~60年代にかけてアメリカで活動したヒッピー軍団、それがマンソンファミリー。そしてこの映画は、彼らの犯した身の毛もよだつような殺人事件と、その一連の裁判の全容を、一人の関係者のモノローグによって綴ったもの。残念なららリアルタイムではないためその詳細は定かではないが、調べたところによると語られている内容はかなり忠実だと思う。そして、劇中の人々が完全に“彼ら”になりきって演技をしているため、伝わってくるインパクトもかなり大きい。あくまで映画なのでフィクションの部分も少なからずあるが、それでも歴史の裏側を垣間見たような気がした。 7点(2004-02-17 17:30:34) |
11. ヘルハザード/禁断の黙示録
《ネタバレ》 邦題でかなり(というか物凄く)損をしている映画です。 原作はラヴクラフト「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」。ラヴクラフトの作品の中でも最高峰と目される作品の一つです。 ラヴクラフト原作の映画化は駄作というのが常ですが(代表選手がダンウィッチの怪など)、これは舞台こそ現代に移し、多少の脚色はなされていますが、割と原作に忠実に描かれています。 しかし、最も注目すべきは一つのホラーとしてしっかりと作られているということです。 ある謎が浮上して、その謎を解明するにあたって身の毛もよだつ真実に行き当たる、とう定番のストーリーですが、序盤から落ち着いた描写で丁寧に話が進んで行きますので、安心して見ることが出来ます。 また、血や肉が散乱した場面や実験の失敗作等醜悪な怪物は出てきますが、直接的な描写はないので、この作品のもつゴシックホラーの雰囲気と上手く溶け合っています。 とくに、終盤近くの地下洞窟の描写は雰囲気が出ていて良いと思います。 映画化されたラヴクラフトの作品の中では(原作の良さを伝えていると云う点で)大変よく出来た作品だと思いますし、一つのゴシックホラーとしてもかなり上位に位置する作品だと思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-23 14:29:29) |
12. 北京の55日
さすが、則天武后と並んで中国史きっての悪女と称される西太后だけあって物凄く強引ですね。しかし、中国人にとっては自宅に土足で上がりこまれて好き勝手やられてるも同じなので「てめぇら人ん家で何やってんじゃコラァ!」となるのも当然といえば当然ですね。この映画、製作がアメリカだけに列強というよりは世界の覇者であったアメリカ、イギリスの視点で描かれてますが、史実じゃ連合軍の主力になったのは日本とロシアで、中国政府軍も最終的には連合軍側について義和団を鎮圧させたので、そこのところをもう少し忠実に描いて欲しかったんですけど、チャールトン・へストンファンなので、そのことをあまり気にしないで充分に楽しめました。 8点(2004-01-08 02:31:19) |
13. ベスト・キッド2
ダニエル…というよりは半ばミヤギさんの話になってるような気がするけど、結構面白いと思います。それにしても、日本の描写は相変わらずなんか間違ってるなぁ。それに何故ダニエルは茶道の作法を知ってる!?前作のE・シュー扮する彼女はどうなったんだ?サトウさん、40年以上前の事まだ根にもって、相当しつこいね。でんでん太鼓の動きが極意?ど…どこが極意なんでしょう…?ん~要するに、深いこと考えずに見るのが良いって事でしょう。多分…。 6点(2004-01-08 02:18:28) |
14. ベスト・キッド(1984)
邦題の付け方に問題があるのでは?とも思いましたが、確かに原題のままよりはこの題名の方が日本では良いかもしれませんね。武道(空手)によっていじめっ子もいじめられっ子も精神ともに成長していくという少し変わった青春映画ではあるけど、素直に面白いと思いました。それにしてもミヤギさんは良い味出してるなぁ。 7点(2004-01-08 02:11:22) |
15. ヘルレイザー3
製作がアメリカになったせいか、前作までのゴシック調ではなく、どこかSFチックになってしまった。ただ、ピン・ヘッドの過去が描かれているので見る価値はあると思う。 4点(2003-10-31 19:21:23) |
16. ヘルレイザー2
前作の雰囲気を残しつつまた新たな話が展開されていく。一世を風靡した残虐描写も健在だが、今回のピン・ヘッドは、前回とは違ってどこかいい奴に見える。そして、今回、もっとも存在感のある魔道士は、ヘル・レイザーの虜になった医師。なので、他の方々は少々押され気味… 6点(2003-10-31 19:18:37) |
17. ペット・セメタリー2
前作の深いテーマは見事に消え失せ、ただのゾンビ・スプラッターになってしまった作品。 4点(2003-07-07 16:31:08) |
18. ベートーベン2
アメリカの暖かな家庭の雰囲気が凄く伝わってきて好きです。お父さんに内緒で子犬の世話をしているシーンは子供の頃によくある<自分たちしか知らない秘密>を共有してるみたいでわくわくしたし、必死に子犬を飼うよう親を説得するシーンも、何となく小さい頃の自分と被って応援してしまいました。誰だって同じような経験ありますよね。劇中で、ベートーベンは酒の勢い(?)でテイラーの別荘を破壊してましたが、その後はどうなったんですかね? 7点(2003-05-25 20:46:23) |
19. ベン・ハー(1959)
風と共に去りぬ、十戒と並び不動の名作といえばやはりこのベン・ハーでしょう。今の映画とは違い、CGなんてものがありませんからここに映し出されているものはすべて“本物”。映画の持つ壮大さがこれでもかッ!というほどに伝わってきますし、ガレー船での戦闘シーンやその後の救出シーン、本作最大の見せ場である戦車戦などは本物だからこそ一層興奮します。それにやはりヘストンが主人公ジュダ・ベン・ハーをこれ以上ないくらいに好演しています。4時間近くある上映時間ながら全く長さを感じさせないそのストーリー展開やこのダイナミックな映像など、正に不朽の名作です。 [DVD(字幕)] 9点(2002-11-07 02:06:25)(良:1票) |
20. ペット・セメタリー(1989)
怖い…というよりはグロい方に分類される作品だと思う。普通のゾンビモノとは違って、いわく付きの土地にまつわる伝説と、タブーを犯した主人公を襲う惨劇という、オカルトチックな設定に、家族愛というテーマが絡みついたような作品なんで一味違う。 5点(2002-09-04 01:33:28) |