1. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 いろいろとツッコミどころ満載ではありますが、細かいことは言わずにひたすら楽しむのが正解な映画。 「大切なのは金や権威じゃない愛なんだ!」という王子の青さと、周囲のアンバランスさが何とも言えず面白かったです。 床屋のシーンも冗長なように思えて、最後には「すげえ!」と唸らせます。 [地上波(字幕)] 7点(2022-12-29 09:14:33) |
2. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 フレディ・マーキュリーという人物が、なぜあそこまでロックスターたりえたのかが良くわかる作品でした。 人種、宗教、セクシャリティ、そして音楽業界の中での存在・・・そのすべてがマイノリティであった彼だからこそ、我々が縛られているすべてのしがらみから脱却し、なりたい自分である「フレディ・マーキュリー」という存在にまで到達できたのだなと痛感しました。 そして、その彼の周りに、ロック界では異端児とも言えるメンバーが集まり「クイーン」というバンドが生まれたこともまた「フレディ・マーキュリー」という稀代のロックアイコンを生み出した奇跡であったのだなと感じました。 あとは、クイーンファンにはたまらない小ネタもふんだんにもりこまれているのも良かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2018-12-04 00:06:11)(良:1票) |
3. ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
《ネタバレ》 まあ、言ってみれば日本酒の利き酒コンテストで外国産のものが1番になるようなもんですからね・・・・。ワインはフランスだけのものではなく、世界中どこでも美味しいワインが造れることを世界中に知らしめた革命的な出来事を描いた映画でした。 とにかくワインが飲みたくなるような、魅力的な映画でした。というか、シャトーモンテレーナのワインを購入してしまいました! [DVD(字幕)] 8点(2011-11-03 23:59:16) |
4. ホワイト・オン・ライス
《ネタバレ》 在米日本人の生活の様子が描かれていて非常に興味深い作品でした。まあ、主人公のダメさ加減は同世代の人間としては中々思うところがありましたね。裕木奈江も雰囲気が昔と変わってませんでしたね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-16 00:29:37) |
5. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 最初から最後まで途切れることのない緊張感と、ポール・グリーングラスの作り出す臨場感溢れるアクションシーンがお腹いっぱいになるぐらい堪能できる作品でした。ここまでくると、映画というよりはアトラクションですね。 本当にこのシリーズのアクションは映画館で体験すべき、素晴らしいクオリティです。 [地上波(吹替)] 8点(2010-02-11 16:17:37) |
6. 僕らのミライへ逆回転
《ネタバレ》 本当に映画って素晴らしいと思わせてくれる映画愛に満ち溢れた人情喜劇でした。映画好きならちょっと懐かしさを感じてしまう映画のパロディ(リメイク?)の数々に惹かれてしまうことは間違いないでしょう。 何というか、この作品とウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」は映画ファンとしては心の中に大切にしまっておきたいです。双方に出てますけど、ミア・ファローの魅力は年を重ねても代わる事は無いですね。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-17 19:11:07) |
7. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
《ネタバレ》 サシャ・バロン・コーエンが、馬鹿をやっているように見せておいて実は非常に計算された「挑発芸」を見せてくれています(そうでない部分もあると思いますが)。彼の分身であるボラットにより、次々と暴き出されるアメリカの「本音」が非常に興味深かったですね。 単純にコメディとしても、ロデオ会場でインチキ国家を歌うところとか(しかも、ややビビッているところが可笑しいです)、黒人の若者から教わったスラングをホテルのフロントで使って追い出されたりするところ等笑えるシーンが多く楽しめました。まあ、ペンテコステ派の教会のシーンなんかは最初は架空の設定なのかと思ったら、実在するんですね・・・・インパクト強かったです。 まあ、ただあまりにも自虐的なユダヤ人ネタや、下品すぎる下ネタはやや行き過ぎのような気がしましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-24 20:38:10) |
8. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 ポール・グリーングラスならではの、迫力のあるアクションを堪能させていただきました。終盤のカーアクションの臨場感は本当に凄かったです。DVDではなく映画館で体験したい作品ですね。 ストーリーとか細かいことは気にしない方が楽しめる作品です。まあ、「交通ルール無視しまくってるな」とか「もう終わった話なのに、自分の記憶を取り戻すためにどんだけの人を犠牲にするつもりだ」とか「マリーもジェイソンを車に乗っけてしまったがために・・・」とかいろいろ突っ込みながら見るのもありだとは思いますけど。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-04 12:40:09) |
9. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 パリの街を滅茶苦茶に走りまくるカーチェイスは迫力があって凄かったですね。周囲に迷惑かけまくってますし(まあウルトラマンが怪獣を投げて街を破壊するようなもんでしょうか)。 ストーリーも謎めいていて面白かったんですが、任務失敗の場面がちょっと、「えっ?それで」という感じだったのがちょっと残念。 しかし、フランカ・ポテンテ も身元や過去を調べられたり(あんな一瞬で人物データがわかるというのも怖いですね・・・)、命を狙われたり散々な目に会ってますね。まあ、上手い話には気をつけろということですかね。ちょっと、この作品の恋愛シーンは無理があるような気がしました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-21 18:21:15) |
10. INTO THE ARMS OF STRANGERS ホロコースト:救出された子供たち
《ネタバレ》 非常に貴重なドキュメンタリー作品だと思います。 ナチスのユダヤ人迫害からせめて子供だけは逃がしたいと思う親心と、自分は親から捨てられたのではないかと疑う子心のすれ違いが非常に切なかったですね・・・・。ある日突然自分が学校やほかの友達から切り離されてしまう存在になってしまうなんてことは、子供にとっては余りにも残酷な仕打ちですよね・・・・(大人ならある程度予測はつくのでしょうけど)。 しかし、救助された子供たちの何倍(150万人とも言われています)もの幼い命が奪われてしまっているんですよね・・・・・・。 [地上波(字幕)] 6点(2007-10-08 21:09:47) |
11. 僕のニューヨークライフ
《ネタバレ》 正直言ってイマイチでしたね。「セレブリティ」の時も思ったんですが、ウディ・アレン的な役を他の俳優が演じると非常に違和感があるんですよね・・・・。はっきりいって、ストーリーも散漫で、ウディ・アレン出演部分だけ見れば良い感じでした。 しかし、ニューヨークを舞台にした作品はもう撮らないんですかね・・・・。NYを舞台にしたラスト2作がこの作品と「メリンダとメリンダ」だなんてちょっと寂しい気がします。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-08 23:38:11) |
12. ボビー
《ネタバレ》 すごく単純な感想ですが、この映画を観ることが出来て良かったと思いました。そして、ロバート・ケネディという政治家について知ることができ本当に良かったと思いました。 豪華キャストもさまざまな人間ドラマも、彼の実際の映像の前では正直どうでも良い感じでした(まあ、1968年という時代の雰囲気を映し出すために必要だとは思いますが)。 最後に流れる演説には本当に感銘を受けました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-06-14 23:54:24) |
13. ポケット一杯の幸福
まあ、見事なまでに愛すべきキャラクター揃いですね。本当に心が温まる作品でした。 こういう、素敵なサプライズのある作品は良いですね。やはり映画って素晴らしい! 「1日だけの淑女」も観てみたいと思います [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-01 18:36:19) |
14. ボクサー(1997)
《ネタバレ》 北アイルランドでの宗教間・民族間の憎しみの深さにいろいろ考えさせられました。「お互い共存していくようにすればいいじゃん」とキレイ事を言うのは簡単ですが、中々難しいですよね・・・・・・。(敵役の殺害現場にその奥さんが佇むシーンは非常に心に残りましたね・・・・) ストーリーは見応えがありましたが、IRAの描写が何かマフィアっぽくなってたような感じがしたんですけど実際にそうだったんですかね? [DVD(吹替)] 8点(2006-12-09 20:54:59) |
15. ボギー!俺も男だ
《ネタバレ》 まず、この作品は「カサブランカ」を観た後で無いと面白さが半減してしまいますね。もう、ボギー役の俳優が、いろいろウディ・アレン演じるサエない男にいろいろアドバイスするんですが、それがまあ コテコテのハードボイルドなんですよ(笑)もう、昔某雑誌でやってた北方謙三の人生相談を思い出してしまいました。(しかし、イルザとの別れについて「バーボンで洗い流すさ」とクールに流す場面は格好良かったですね。それを真似るウディ・アレンも笑えましたが・・・・。) しかし、ウディ・アレンとダイアン・キートンのコンビは息が合ってて本当に見てて楽しいですね。途中で二人が結ばれた時は、このまま行くのか?と思ったんですが、やはりこの作品のベースは「カサブランカ」ということで、やや強引な展開でラストの飛行場のシーンまで持っていきました。もう、後は霧の中に消えていくのみです(笑) まあ、ウディ・アレンがとにかくサエないんですよね。もう、途中でいろいろなアドバイスをもらって行動するさまは、まるで「電車男」を思い起こさせるほどでしたね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-05 19:18:34) |
16. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 病めるアメリカ社会を見せてくれる作品ですね。銃弾がスーパーに売っている社会って・・・。何かが狂っていると思うのは私だけでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:59:22) |