1. モータル・コンバット2/魔界来襲
《ネタバレ》 前作に続きオープニングで「モォータルコンバァーット!」と叫ぶ曲で、あ、これちゃんと続編なんだな、とわかる作品です。 いや特に前作観ていなくても大丈夫なんですけど(笑) 冒頭いきなり魔界が侵攻してきてからの展開はや!と思っているとどんどん話が進んでいき、とにかく強くなって魔界の侵攻を止める、というふわっとした目的が語られたあとはひたすら戦っていくだけ。 時々、(時代のせいもありますが)チープなCGのモンスターなんかが出てきますが基本は徒手格闘。それはなかなかいい動きをしていて見応えがあり。スタントダブルで我らがトニー・ジャーが出ているそうなのですが見ている最中は全く気づきませんでした(当たり前か) ただ、本作というか、原作ゲームのうりといえばやはり残虐なフィニッシュフェイタリティ(究極神拳)、それの再現はあまり出てこなかったかなーという感じです。 それ抜かすとただの格闘映画なのですが、その格闘部分はそれなりに見応えがあったので今回は6点ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-19 01:25:41) |
2. モータルコンバット(2021)
《ネタバレ》 ストーリーの入り込みやすさというか単純明快さでいえば95年版の方が好きなのですが、なんと言っても本作は近年の原作ゲームでより一層残虐度が増したフェイタリティの再現と、圧倒的に格好いい真田広之の役回りです。 もはや主人公食う勢いですが、そんなのお構いなしに暴れ回る冒頭(と終盤)だけで観てよかったと思える作り。 そして旧作ではマイルドだった(と言ってもこの頃の原作ゲームの描写自体の限界でもあったのですが)フェタリティがしっかりと「トドメの一撃」として無慈悲かつグロテスクに演出されていてもはやそこらのスプラッター映画よりも過激なのがまたいいです。 アクションに関してもスピード感が増していて迫力ありますし、欲を言えばもう少しストーリーを単純にして時間を短くしてくれれば良かったかなーとも思いましたが、十分面白い作品でした。 [映画館(字幕)] 7点(2021-06-20 02:32:23) |
3. モータル・コンバット(1995)
《ネタバレ》 21世紀になっても未だ続編が出続けている残虐格闘ゲームの実写版、というか我らがボンクラ、(ダメな方の)ポール・アンダーソンの初期作。 結構ダメ映画?みたいな感じですが、意外とまともに作ってあります。 ↓みなさんも突っ込んでいる通り、冒頭から流れる「モォータルコンバァーット!」としか叫んでいない(笑)BGMもなかなかツボですが、結構話が単純で世界観に入り混みやすく、ゲームの設定とか知ってると色々と笑える場面が多いです。 なんで人間界守るために武術大会なの?とか、なんで10回勝たないととかそんなめんどくさいの?とか気にしたら負け。原作ゲームも半分以上が残虐なフィニッシュブロー、フェイタリティ(究極神拳)を楽しむようなものだから良いんです。 ゴア度はマイルドになりましたが、一応フェイタリティの数々も再現されていますし、後半になれば格闘シーンも結構見応えあるものになってきます。 ただそれと同時に、結構敵側もあっさりやられたり、単調になったりするので終盤になると飽きてくるのですが、それもご愛嬌ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-20 02:23:04) |
4. モダン・タイムス
主人公は機械を使う側から使われる側になってしまったといっても過言ではない。今の我々も一歩間違えばこうなるという事をこの作品は教えてくれる。そして、我々はこの映画のラストのように均一化された世界の中で幸せを見つけなければならない…そのことをチャップリンは面白おかしく我々に教えてくれるのである。 7点(2004-03-20 20:53:01)(良:2票) |
5. モンキー・シャイン
これがロメロ作品だとは思いたくないなぁ…。遺伝子操作の薬を打つとサルと意識が融合するってどんな仕組みなんだ?前半まではまだありえる話かなと思いつつ見てたけど後半でそんな感想は一気に吹っ飛んだ。 4点(2003-07-29 03:45:47) |
6. 燃えよドラゴン
思えばこの作品を見て大きな衝撃をうけ、格闘技というものに興味を持った。ブルース・リーの映画が他のカンフー映画と違うのはやはりその“動き”だと思う。J・チェンなどのカンフー映画は、確かにアクロバティックで派手だが、どこか鋭さにかけている。その点ブルース・リーの映画はみな、その痛みが伝わってくるようなほどに動きがしなやかで切れがある。静から動に転じる時の動きの速さ、蹴りのスピード、そして滑らかな体の運びと、まるで実戦を見ているような緊張感がある(いまの役者でリーに匹敵する人物といえばリー・リンチェイくらい)。その中でもこの作品は、扱う武器もヌンチャクや棒などと豊富で、その他、各格闘技のチャンピオンなどが多数出演していたりと、格闘術も本物の動きで色々と見るところが多い。正にカンフー映画の傑作。 9点(2003-05-25 20:12:39) |