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1.  わが心に歌えば
第二次大戦中に活動した女性歌手、ジェーン・フローマンを素材とした伝記ものです。実直に真面目に作ろうという雰囲気は伝わってくるし、奇をてらった演出もなく、一つ一つのシーンを地道に重ねています。ただ、見せ場が結局、ステージでの歌唱シーンになってしまっていますし、ここぞというところではステージを頼りにしているのが見えているのです。あとその撮り方自体が、大抵は歌っている主人公を正面から撮っているだけで、歌唱や演奏の躍動感というものが感じられず、あまり工夫がないのだな。というわけで、再現ドラマとしてはそれなりの内容でしたが、それを超えてくるものがありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-03 21:16:57)
2.  ワイルド・スピード/MAX
このシリーズって、もっと爽快に脳天気に走り回るものではなかったっけ?と、妙に陰鬱で閉塞した空気感にちょっとびっくり。思い出したようにカーアクションを繰り出してつないではいますが、話の根幹がないので、効果的に作用しているわけでもないです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-05-05 00:11:48)
3.  ワイルドカード(2014) 《ネタバレ》 
冒頭、知り合いのお姉ちゃんが酷い目に遭わされて、何だかんだでその復讐に立ち上がるジェイソン!と思っていたら、それは早々にあっさり解決してしまう。で、今度はカジノで大金を賭けてどうのこうの。終盤にはさらに反転して、コルシカ島がどうとかヘタレであるとかないとか。いや、一体これは何だったんでしょうか。一つ一つのシーンはそこまで悪くないのですが、前後のつながりがここまで何も考えられていないというのも珍しいです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-01-15 01:41:27)
4.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
ディカプリオとブラピ。25年くらい前だったら失神者続出だったであろうこの取り合わせも、もうすでにいい感じのオッサン2人組になっています(というか、メイクも意識してそうしてる感じ)。もうこの時点で掴みはOK。あとはやっぱり今回も健在なタラちゃんのダラダラ節に、160分間心地よく身を任せるだけです。ブラピが牧場を訪れるシーンなんて、普通の監督だったら5分で終わってます。あと、タラちゃんの過去作を見ていたら、ラストがこうなるのは逆に予想できてしまいますね。でも、自分の出演作(と客の反応)を見て喜ぶシャロンのシーンが象徴しているように、やっぱりこれは「祈り」でしょう。●もっともらしく出てきたアル・パチーノの出番があれだけとは・・・。●いやそれよりも何よりも、一番びっくりしたのはダコタ・ファニング!ええっ、あの役だったの?
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-09-05 01:45:32)(良:1票)
5.  我等の生涯の最良の年 《ネタバレ》 
この設定でどうやって3時間も続けるんだろうと思っていたら、とりあえず3人が復員して家に着いて、その日の一夜の出来事、というだけで1時間も投入する大胆な構成に唖然。しかもそれでダレるわけでもなく、ごく自然に展開している。その後も、「その翌朝から、そして3人はそれぞれこういう立場に落ち着きました」だけでさらに1時間。その中で、変に登場人物を増やすわけでもなく、わかりやすい事件が起こるわけでもない。地道な丁寧さの積み重ねでここまでの内容が作れるという点で、今日においても参照されるべき作品です。●ところでこの原題、台詞ではマリーがフレッドと喧嘩するところで出てくるんですね(そこではmy lifeですが)。しかも「私はそれを貴方に捧げて失ってしまった」というネガティブな文脈です。これに何か意図があるのか、考えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-19 00:56:01)
6.  ワンダー 君は太陽 《ネタバレ》 
途中からの多視点風味・・・姉や姉の友人、そして主人公の級友からの視点を入れていく構成はなかなか面白い。主人公はテーマであると同時に媒介でもあって、全体が一つの表現対象なのです、という制作意欲も感じさせる。が、それらが統合されて止揚していくものと思いきや、後半はそれがどこいった状態になってしまい、無難な着地に落ち着いている。というわけで、何となく物足りなさが残りました。なお演技面では、主人公以上に、級友ジャックの芝居が素晴らしい(誰かに似ていると思ったら、「ラブ・アクチュアリー」のサムことトーマス・サングスター君ですね。年代は15年ほど違いますが)。●エンディングで、タイトルトラックがナタリー・マーチャントのあの曲だったことにびっくり。というか、作品自体にこの曲との縁もあったのですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-02 01:17:59)
7.  私は告白する 《ネタバレ》 
設定は魅力的でありながら、導入部は人物の動きの整理がついておらず、あまりスリルを感じさせない。中盤でヒロインの「告白」がでてきて引き締まるも、何か再現に異様に力が入っていて、かえってバランスが変。そして終盤はヒッチコック色があまり感じられないストレートな法廷物に突入していく。こうなると、当初の設定の意味も薄れてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-07-31 01:02:19)
8.  我輩はカモである
いや、何か、これは凄い。凝縮された熱さ、数秒間のやりとりにネタを詰め込む馬鹿馬鹿しさ。そしてそれを支える制作側の迷いのなさ。アホな内容だからこそ、真剣に考えて作らなければならない、という理念を忠実に体現したものとして、現在まで普遍性を有する作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-24 00:22:56)
9.  若草の頃
設定からして、これは明るく楽しいハッピーミュージカル!と期待したのですが、明るく楽しいのではなくて、単にみんながワーワーキャーキャーうるさいだけでした。とりわけ、下2人の妹の鬱陶しさと小生意気さには、画面から消えて二度と出てこないでほしい、と思ったくらいでした。かといって、上2人も、姉ならではの知性とか落ち着きとかがなくて、結局は妹と一緒に騒いでいるだけなのですよね。また、それに対する重し役が期待されるはずの両親にも、人格的な深さが見当たらないので、機能していません。すべてのシーンでこれでもかというくらい詰め込んだ色彩の細かさへのこだわりに4点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-29 00:39:16)
10.  若草物語(1949)
まず最初に何が起こってるのか分からなかったのですが、これはベスとエイミーをそのまま入れ替えてるんですよね?何でそんなことするかなあ・・・この4姉妹は、ベスが三女でエイミーが四女というところに味わいがあるのに。で、それはさておいても、この話を映像化する場合は、4姉妹の個性や長所や短所をいかに際立たせるのかが勝負なのですが、やはりそこまでは到底手が回ってないですね。しかも、続編部分まで含めて2時間強で駆け抜けてしまうので、各エピソードの掘り下げもできていません。それと、ジョーの声が酒焼けしているようになっているのも気になります。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-24 01:01:38)
11.  ワンダーストラック
設定や筋立てからすればものすごく感動的な話になるはずなのに、そうなっていないのは、前提部分の描写が観念的で、表層的だからです。当事者の音のない世界を追体験させて半分サイレント風味で作ってみたのも、もちろん狙ってのことでしょうけど、意外なほど機能していません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-02-17 00:53:24)(良:1票)
12.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
ゾンビは何によって発生しているのか、どんな生態や性能があるのか、その結果社会は今どうなっているのか、というディテールがまったく練られていない(というより、考えた気配がない)。肝心の襲撃衝突場面は、突然カメラが情緒不安定なほど動きまくって、誰が何をしているのかさっぱり分からない。つまり、とにかくゾンビをわーっと集めてごまかしているだけなのです。よって中盤まではほぼ0点なのですが、逆に最後の研究所の地味な静寂対決の方がよほど面白い。「かつて研究所職員だった人たち」がゾンビ状態でうろうろしているだけの方が、ごちゃごちゃ襲いかかってくるよりもずっと怖いのですよ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-04-17 01:13:18)
13.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 《ネタバレ》 
導入部分で、ちょっとだけ時系列をいじることで、突如醸し出される壮大さ。魔術を見ているようです。その後も、4時間近くあるのに、無駄なシーンや台詞もなければ、無理矢理エピソードを入れて盛り上げ(ようとす)ることもない。一方で、これでもかというくらいのエキストラが象徴する、一つ一つのシーンへの気合の入れ方。きちんと別世界に連れて行ってくれるという点で、貴重な作品です。なお、個別のシーンで強烈だったのは、デボラとの路上の初会話のところで、群衆に埋もれると思っていた(というか埋もれていた)ヌードルスとデボラに、いつの間にかフォーカスが当てられている手品のようなくだり。それと、デボラとの楽屋での再会シーンで、メイクを落としながら話をさせるという豪腕の演出。●難点は、後で絶対何かあるだろうと思っていたジョー・ペシが、何もなかったこと。病院で一瞬登場するのは何だったんだろう?
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-10-01 02:40:31)
14.  鷲は舞いおりた
すごく壮大で困難なことに挑戦しようとしているはずなのに、国と国がぶつかり合う緊迫感もなければ、課題を解決しようとする到達感もない。つまり、各シーンがただ何となく流れているだけなのです。雰囲気が、その辺の街中のサスペンスものと変わりません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-12 01:05:30)
15.  ワイルド・アパッチ 《ネタバレ》 
結局、最初から最後までただ「追いかけているだけ」だったという気が・・・登場人物にさしたる変化が見当たらないので、とても単調に感じました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-17 02:07:05)
16.  ワン チャンス 《ネタバレ》 
序盤があまりにもちゃっちゃかちゃっちゃか進んでしまうので、まさかそのまま行ってしまうの?と思っていたら、イタリアで挫折した後がやっとスタートだったのですね。ただ、恋人との衝突だとか、疾患なり事故だとか、障壁の部分が1エピソードなみにあっさり済まされてしまうので、結局は最後の番組放送のところが作りたいだけの作品だったという感は拭えません(しかもそこもあっさり)。
[映画館(字幕)] 5点(2015-09-23 02:27:37)
17.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
最初見たときは、予想よりもこぢんまりとまとまっているし、計画に至るまでの背景とか相手方の動きとかもあまり突っ込まれてないけど、それでもなぜか印象に残るなあと思っていたのです。で、改めて考えてみると、例えば爆破のシークエンスとか、決起が崩壊するくだりとか、ラストの処刑への流れとか、余計な寄り道をすっ飛ばして、むしろサクサク進んでいる。この、逆に過剰なほどの手際の良さが、現実の刻々と過ぎ去る時間の経過とシンクロして、全体の敗北の容赦なさを醸し出すことに成功しているのです。その偶然によって、作品の質がぎりぎりの一線を確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-26 01:38:15)
18.  鷲と鷹(1969)
演出も展開も何だか妙に単調で見場がないのだが、そもそも中心の二人が何を目的として何をしようとしているのかが練りこまれていないので、銃撃戦とにらみ合いだけで2時間持たせるのは、やはり無理があると思うのだが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-02 18:39:09)
19.  悪い種子 《ネタバレ》 
可愛く見える子供が実は、というネタ自体は、すでに後発のいろんな作品でバリエーションが作られているが、この作品が現在でも意義を有しているのは、あくまでも描写自体はごく平穏で円満なホームドラマの中でそれを示していること。だから、ちょっとした表情の動き1つでも怖さが引き立つ作りになっているし、見る側の想像力を踏まえたサスペンスを提示しているのである(この場合、舞台劇をあまりいじらずに持ってきているのが、かえって成功している)。少女が火をつけるシーンなんてのはなくてもよい(ない方がよい)わけだし、母親が何かに気づいたときに、振り返ったら少女が立っている、なんていう陳腐な驚かせ方もしていないわけだし、そういったところは今日の映画製作においても参考になるはず。
[DVD(字幕)] 7点(2015-03-29 00:01:38)(良:1票)
20.  ワイルド・ビル(1995)
これだけの豪華キャストでありながら国内未公開とは不可解な、と思いながら見始めたのですが、見てやはり納得。華やかな一代記を予想させる設定でありながら、これでウエスタンを名乗らせてしまっていいのかと思うくらい、地味で鬱々とした雰囲気のシーンが続きます。むしろ、ウエスタンに対する嫌がらせが制作動機だったのではないかと疑ってしまうくらいです。それで最後まで通してしまう一貫ぶりは、それはそれで見事かもしれませんが。エレン・バーキンも、せっかく引っ張ってきていながら、全然上手く使われていないなー。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-01-31 03:16:58)
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