181. ミリオンダラー・ベイビー
個人的にこれを観て改めて考えさせられるようなことはなかったけれど、人によっては考えるきっかけとなるでしょうから意味のある作品なんでしょうね。 「いつか死ぬのに生きている」という状況の中で何を選択するか。 そして、思うがままに生きても、必ずやって来る生かされている状態。 個人的にはああいう状態で死にたいと願っている人を生かすことはないと思う。 「死」を悪と捉えるような向き自体が理解不能(「生」賛美も同様に)。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-15 03:34:42) |
182. ホーム・アローン2
前作と同じものを作って金儲けを企みましたって作品でしかないですね。 [地上波(吹替)] 5点(2007-08-13 02:53:27) |
183. ディボース・ショウ
《ネタバレ》 展開自体は心地よいテンポで気持ち良く裏切り、二転三転してくれるのですが、それでもあの二人がくっつくってのは「コメディだから」でしかないのは勿体ない。 それに、あのオッサンが遺言の書き換えもなく、死んじゃうってのは話をまとめる都合でしかない処理で残念。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-12 05:49:39) |
184. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 争奪戦の流れはやはり優秀なのですが、ラストの危機的状況もやはり超常的な力で処理される。 「レイダース」が4点だったので、父子の確執ドラマが加わった分プラス1の5点。 [地上波(吹替)] 5点(2007-07-29 20:01:19) |
185. ターミネーター2
まず、設定に対する疑問が常に付きまとうのに減点ですし、敵・味方のパワーバランスの変化もない。 展開はあるけど構成が希薄。 見応えのあるアクション(巧すぎっ)に助けられてますね。 [地上波(吹替)] 5点(2007-07-18 03:45:04) |
186. ブラザーズ・グリム
兄弟の確執を二人で窮地を乗り切ったというだけで解決させたようにみせるのには無理がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-07-15 01:53:21) |
187. ビッグ・リボウスキ
かつては一番好きな映画だと公言していたこの作品。 しかし、今観ると随分とすっとぼけてますね。 かつての自分は単に駄目人間を愛する向きが強かったんでしょうね(今も好きですが)。 まさにラスト、カーボーイが言うように。 どんな人間でも生きていけるというのを活写してくれるだけで希望が見えてくるんですね。 高田純次を見ているような心地よさがあります。 かつて愛した作品ということで甘めの採点。 [DVD(吹替)] 5点(2007-07-14 20:23:35)(笑:1票) |
188. ウディ・アレンの重罪と軽罪
《ネタバレ》 年一本映画を撮っている人でなければ、こんな実験的なことやらないですよね。 どちらのドラマを一度失敗するだけの内容なので、それぞれの話の構成自体は単純。 実験精神に多少甘めに採点。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-25 16:53:34) |
189. あの頃ペニー・レインと
《ネタバレ》 一度の挫折で何か学んだ気にさせるだけの淡泊な文学作品。 脚本賞なんて獲る作品には構造的な匠を感じさせられるようなものであってほしいものです。 多数の人のドラマを処理しているということで甘めの評価。 [DVD(吹替)] 5点(2007-06-23 20:55:36)(良:1票) |
190. ディープエンド・オブ・オーシャン
こんな劇的なことはなかったけど、似たような関係性を家族と経験した身としては納得の内容。 「家族」って、なんて観念的なものなんだと絶望することもあるけど、「血の繋がり」って情報は意外なほど深く根付いているんですよね。 ただ、こういうことって経験してない人には全くわからない人もいるから、どんなに雄弁に物語っても万人に理解させることは難しいと思う。 [地上波(吹替)] 5点(2007-06-20 12:56:52) |
191. ザ・チェイス
もっと群像劇的作りにしていれば面白かったと思うんですが・・・。 [地上波(吹替)] 5点(2007-05-09 04:26:50) |
192. テープ
てっきりコンゲームだと思って観ていたので肩透かしをくらいました。 単なる心理劇だったんですね。だとしても、少々強引な展開に閉口してしまいました。ラリッた男が理不尽な言動をとるのはわかりますが、久しぶりにあった女があんなに感情的になるのは不自然。 心理劇でしかない内容なら、そこら辺の運びなり設定はもっと繊細にやってくれなくては。 [DVD(吹替)] 5点(2007-05-02 01:46:55) |
193. シャイニング(1980)
今更ながら初めて観ました。 確かに恐怖心を煽るという意味では一級品ですね。 でも、父が狂う理由も、息子が異様なものを見る理由も序盤で説明してしまっているので、物語の構造からみせる驚きが皆無。これじゃ、単なる怖がらせ映画になってしまうような気がするのですが・・・。 しかしながら、映像が美しかったので甘めに評価。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-02 01:37:54) |
194. リッチー・リッチ
漫画映画にしては爽快感を欠く。 敵がこうもまぬけ然としてちゃね。 [地上波(吹替)] 5点(2007-04-03 18:00:01) |
195. ジョー・ブラックをよろしく
《ネタバレ》 解決策となる死神の豹変(突然冗舌で奸智に長けたキャラクターへ)は腑に落ちないものの、ラストの男二人の会話はやっぱりしみじみきますね。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-27 14:14:49) |
196. ゴースト/ニューヨークの幻
途上で霊体である主人公が現世のものに干渉する術を修得するわけだが、その設定が曖昧。作家の都合でしか使用されない。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-26 12:48:25) |
197. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
女性記者にとっては他人事の域を出ていないためにスリラーとして仕上げるには支障がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 12:12:56) |
198. Mr.&Mrs. スミス
ああいった組織があの程度のことでこんな派手なことをする方が問題あるだろ、という疑問を観客に抱かせること自体がコメディとしての伏線なのでしょう。 展開するに従ってチープになっていく内容。しかし、それに反比例するかのように派手になるアクション。よって伏線はより効果を増す。 イベントとして映画を楽しむ人向け。もっとコメディだと売り文句を出していた方が総体的な評価は上がっていたと思う。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 11:59:16) |
199. ツイスター
材料は全て用意しているのにあまり巧く活用しないままに終わっている。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-23 02:36:36) |
200. アンタッチャブル
アル・カポネは悪党である、と知っていることを前提に作られているので詳しくない私にはもっと説明が必要に思えた。 大体禁酒法自体が問題あるだろうという認識ですし。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-21 03:37:31) |