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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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201.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
よくできた映画だとは思う。だけど嫌いだった。こんな重い話、私は嫌いです。愛ってこういうものなの?って最後にハテナマークが飛び交った。家族愛って、ほかのすべてのものを奪う独善的なものでいいの? 確かに、すべての周りの人が敵になったとしても愛して守るのが家族だけれど……でも、こういう終わり方は嫌い。心が重くなった。
4点(2004-04-10 20:10:12)
202.  恋愛専科
イタリアの観光映画としては、『ローマの休日』を超えた(観光名所の案内のみにおいて)。でもそれだけ。ちょろっとローマンな歴史が紹介(あくまで観光が主体だけれど 笑)されているのが興味深かったけれど……うーーーむ、それだけ。前半部分はむっちゃ面白そうな雰囲気がプンプンしていたのになぁ。「恋をするのよ!!」とアメリカからイタリアに渡った小娘が、恋をして、その相手の昔の女がなんたらかんたらって、それだけなんだよなぁ。なんだかみんなの恋心があっさりしすぎていて、イタリアーナな感じの熱い情熱っぽさがなーーーーんもなかったのが至極残念。
5点(2004-04-10 19:51:15)
203.  ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 
金曜日の夜、仕事で疲れた頭を癒しに劇場に向かった。予想通りのダメダメご都合展開に癒された。なんでだろう、地下鉄のトンネル?と電車の隙間が狭ければ狭いほど、爆風と炎が強ければ強いほど、なぜか安心して大きな癒しを感じた。どうしてなんだろう??? ところで、ユマ・サーマンの入浴シーンでシャワーのどアップ、ラストの透明カーテンがずりずり落ちるところなんて、もろ『サイコ』でクスリと笑えた。でもなぁ、こんなシーンが印象的ってのも問題があるだろうなぁ……。で、で……ハト、ハトよ。どこで鳩が出てくるのか楽しみにしていた私はむっちゃがっかり。どうせなら、飼っていたインコをハトにして、そいつが飛び立つとかしてくれれば良かったかも、いや、ダメか。そ、そうだ!!!ヒッチコックを意識し(パクっ)ているんだったら、ウー監督もちらっと出てくれば良かったのにっとか、どーでもいいことを考えてしまった。
6点(2004-04-10 19:27:24)
204.  サイコ2 《ネタバレ》 
いや〜、強引っしょ。ところでこの映画を観た後、すやすや?眠ったんだけれど、その時の夢が……ひどかった。私は旅館に2泊3日で旅館(モーテルじゃないよ 笑)に泊まっているんだけれど、3日目の朝、私にあてがわれた部屋を人の往来に使われていてざわついているのに気がつき、女将さんに文句を言ったら「ずっと寝ていたじゃないか」と開き直られて、それにカーーーッときて彼女を階段から突き落とすという夢。で、懲役1年、執行猶予付き(セコッ)。ちなみに階段はあんな雰囲気でした。旅館なのに……。恐るべし!サイコ2
4点(2004-04-10 19:12:45)(笑:1票)
205.  錨を上げて 《ネタバレ》 
【あまみ】さんの完璧登録、完璧レビューの後にお邪魔するのが、ちょっとばかり気恥ずかしいみかんです。たいていのことは↓で語られています(笑)。薄っぺらいストーリーに、おきまり展開。なんだかよくわからないままハッピーエンドを迎える強引さ。これぞミュージカルの醍醐味でございます。私はこういった映画を観ると、ほっとしてしまいます。私がこの映画で一番好きなシーンは、子どもを寝かしつけるために唄うシナトラの子守歌で、ジーン・ケリーまで眠り込んでしまうところ。彼女に会うために急いでいたはずなのに、クーカークーカー寝ています。こんなところにグッとやられてしいまう私は、本当におめでたい人間なのかもしれません。そしてラスト。なんで艦船にシナトラの彼女まで来ているのか謎ですが、そんなことを深く考えてはいけない作品でしょう。頭をからっぽにして楽しむこと、これってもしかしたら相当な修行が必要なのかもしれない……と、【あまみ】さんのレビューを読んで、はっと気付いてしまいました。こんなおバカな作品を楽しむことのできるってことに乾杯!
8点(2004-04-05 22:00:11)(良:1票)
206.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
私が理系に進み、その道に挫折したからでしょうか。胸の奥からじーんとこみ上げてくるものがありました。何度も何度も打ち上げ実験に失敗する。それを、何度も何度も改良して、再挑戦することの繰り返し。コミカルにテンポよく描かれていて、とても楽しい雰囲気なのですが、この苦労といったら並大抵のものではありません。実際に実験なんかやらなくても、同じような苦労は多くの人がなさっていると思います。特にこの就職難の折り、何度面接に行っても就職までたどりつかない……私もはじめての就職活動でン十回と面接を受けました。それで、なんとかギリギリ希望の職種に滑り込んだわけです。話とはまったく関係ありませんが、そんな想いがよぎってきて、ジワジワと感動してしまいましたね。実際問題、私はふるさとから都会に出て、それなりに好きな職に就くことができました。もちろん故郷(父や母のところに)戻りたいと何度も思いました。街を捨てたところなんて、この物語の主人公と同じです。親とのいざこざもありました。だって、私は大学生になるまで地元を離れないつもりだったんですもの。地元で学校の先生になるっていうのが高校生までの目標だったはずなのに、親からみると裏切られたような感じだったでしょう。でも、一生懸命やりたい気持ちをみせて努力するとわかってくれるんだ!って、なんか自分とオーバーラップしちゃって……困ったものですね。30歳を超えた人間のノスタルジックというか、自己投影ってホントにみっともないものなのに、なんだか涙が出てきてしまうのです。炭坑の街で、街とともに生きる親を含めた大人たちに敬意を感じることができてはじめて、少年たちの夢は周りの人々にも応援してもらえるんですよね。私も地方を支える父親、母親たちの生き方に尊敬の念を送りながら、自分の道を進んでいけたらと思っています。もっと早い時期、そう大学生の頃に観たかった映画のひとつです。映画ひとつで人生が変わるなんて思いませんが、若い頃の私にはこういう作品が必要だったような気がして、しょうがありません。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-05 03:05:25)(良:3票)
207.  妹の恋人
ストーリーをまったくリサーチせずに観た私が悪いんだけれど、もっと楽しいお話かと思っていました……。身構え体勢ができていなかったため、妹が精神病だってところでひょえぇぇぇぇって感じ。えっと、精神病患者が出てくる映画って、なんかあんまり好きじゃないんですよねぇ。ごめんなさい。だからはじまって30分くらいは辛かったです。妹が手でぐちゃぐちゃの絵を描いているあたり、ちょっと怖かった。これから、どうなってしまうんだろう? 暗い方向には進まないでおくれよぉってね、祈るような気持ちでしたよ。で、不安に思っているところにジョニデ登場!おおお、これで話が楽しくなるかなぁって思ったら、これまたジョニデも妙ちきりんなキャラクター。やっぱりしゃべらないのか……。シザーハンズよりはしゃべっているけれど、なんか変だ。もしかして……二人も精神病患者を抱えるのか……と思わせといて、ちゃんと明るい方向に話を導いてくれる、天使役でしたぁ。良かった良かった。あとは比較的安心して観られましたよ。ありがとうジョニデプ! ただ、パンダンスをオーディションで見せようとするのは、どうかなぁ。ジョニデプの芸はなかなかでしたが、それでもやっぱり『黄金狂時代』のチャップリンのパンダンスのほうがとっても素晴らしいのです。同じものをやらせるなんて、ちょっと酷だったかな。
6点(2004-04-05 00:08:54)
208.  リアリティ・バイツ 《ネタバレ》 
学校を卒業した後、夢はあるんだけれど、その夢をどうやって叶えたらいいのかわからない女の子が、ぐちょぐちょに悩みながら自分の在り方を模索していく物語かと思ったら、ただの三角関係映画になっていた……というのは既に先達が書かれていますね。テレビ関係の仕事をしたくて、でもアシスタントディレクターでしかいられなくて、そうこうしているうちに失業しちゃって、どうしたらいいのかわからないなんて、なんか身につまされるナァ(汗)。私も一歩間違ったら、そっちに行っていたかもしれないっていう、なんとなくこそばゆい感じを受けながら観ていた前半。そして、友達だと思っていた男性が気になって、でも仕事でチャンスをくれそうな男性との関係は大事にしたくて……っていうウィノナの心を責めることもできずモンモンとした後半。どっちにしてもすっきりしない。映画で夢を観たい私は、なんかモンモンしている妙に現実的な話は、どういうスタンスで観たらいいのかわからなくて、ちょっと困ってしまうんです。でも、彼を探し出そうとタクシーに乗ろうと思って、とるものもとりあえず玄関を駆け出るウィノナがちょっとかわいいなぁって思っちゃいました。
5点(2004-04-04 23:48:46)
209.  恋愛適齢期 《ネタバレ》 
かんなり笑わせてもらいました。全体的に笑いのオンパレードなんですが、その中でも一等賞なのがジャック・ニコルソンのお尻! 入院服の後ろ姿が……ジャックのナマ尻ってのに、マジで大爆笑! 砂浜にぽつんとある階段を見上げるジャック、子どものように自分の感情にとまどうジャックがとてもかわいくて、かわいくて(笑)。なんて愛らしいんだろうって思いましたよ。ロマンチストなんでしょうね。基本的にはただのスケベ老人なんですがね(笑)。ジャックの送信できなかった“I miss you”が、なんだか可哀想で、切ないなぁなんて思ってしまいました。一方のダイアン・レインもこれまた可愛い中年でしたね。裸を見られて恥ずかしがったり、パジャマでパンケーキを作ろうとしたり(未遂だけれど)ってところなんか、本当に可愛いナァって思いました。ただ白いタートルネックセーターをハサミで切るシーンなんかは、ちょいと食傷でしたが……。そりゃあ彼女も女なんでしょうが、あまりにものギャップに目が点です。ところで、キアヌ!なんかいなくていいじゃん!!!!!って役柄。中年女性へのサービスっぽい、ただの都合のいいオトコじゃないですかぁ。確かに、嫌味じゃないくらいのかわいらしい顔をしていて、気が利いてお金もそこそこ持っている男の子が近くにいてくれたら嬉しいけれど……。都合がよすぎるよぉーーー、ちょっと中年女性にコビをうったようなところが気になりましたが、総じてとても楽しく観ることができました。音楽なんかむちゃくちゃ良くって、ラビアンローズが夢見心地にさせてくれます。ちなみに私もパリで誕生日を祝ってほしいなぁ〜って思ってしまいました。余談ですが、これを相方に言うと、「ごめんっ!」と一言謝られました。どういうことなんだろう???(笑)
7点(2004-04-03 22:19:17)
210.  サボテンの花 《ネタバレ》 
なんだかビリー・ワイルダーテイストだなって思って観ていたら、脚本をI・A・L・ダイアモンドがやっていたんですね。不倫をしている(と思い込まされている)女の子の自殺シーンからはじまるなんて、ホントにワイルダーっぽいです(笑)。皆さんも仰っていますが、この映画の魅力はゴールディの頑張りぶりでしょうか。彼女の妙ちきりんな正義感、お節介ぶりがうまーーくストーリーをかき回しています。本当にこんな子がいたら、迷惑なんですがね。ついつい妻(←いないけれど 笑)の立場から考えてしまうのです。もし私が妻だったら、離婚間近の旦那の愛人なんて会いたくなんかないんだけれどなぁ。それを「会わせろ!」と言い切る彼女の若さ(図々しさ)に頭が下がります。この訳のわからない理論をマッソー歯医者は可愛いと感じたのでしょうか。ところで、ゴールディに黒いミンクのストールは似合わないでしょう。はじめからバーグマンのために用意されたような衣装です。どっちかといえば、マッソーはゴールディに白いストールを贈って、それをバーグマンが譲り受けて似合わないストールを身につけているというほうがコメディっぽいんだけれどなぁって思ってしまいました。全体的にゴールディの衣装は原色いっぱいでかわいかったんだけれど、バーグマンのほうは微妙でしたね。もうちょっと上品な装いをしてもらいたかったような気がします。
7点(2004-04-03 21:51:12)(良:1票)
211.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 
リーズがロースクールに入るまでのエピソードが好き。寮の仲間がみんな協力して、彼女の合格を願う。事前試験で点数をクリアしたときの喜びようといったら、私まで一緒になって拍手喝采。気持ちよかったですね。で、ハーバードのロースクールに入った彼女を待ち受けていたのは、元彼の婚約者、セルマ・ブレア。ででーーんと真打ち登場って感じですね。私としては(笑)。また、型どおりの嫌味な女性を演じている彼女が、とてもいい(笑)。そしてセルマに負けないリーズもいい。間に入っている男が、もうどうしようもなく頼りなくおバカなところもなんともいいですね。女性のための映画っていうんでしょうか。とても元気になれます。リーズがやる気になれたのは、ある意味セルマのお陰なんです。二人が切磋琢磨しているのに、あの男は……あはは、どうしようもないですね(笑)。また、リーズの頑張り方っていうのが、オシャレをしながら法律の本を読むという、オシャレと勉学を両立させた方法。そりゃあ能率は悪いかもしれませんが、女性たるもの何をしていてもオシャレを忘れないっていう心意気がいいじゃないですか。テンポが良くって、楽しくって、笑えて、ホロリとさせられて、怒って、胸がすっきりして……そんな楽しい映画です。ずっとリーズと一緒に登場していた犬と、リーズのもっている可愛らしい原色グッズにとても笑わせてもらったのですが、一瞬しか出てこなかったリーズのお父さんもなかなかツボでした。だって、プールサイドだけじゃなく卒業式でもマティーニ持っているんですよ(笑)。いつも持っているんだなぁって思うと、とても和みました。
8点(2004-03-28 23:00:04)(良:2票)
212.  華麗なるギャツビー(1974) 《ネタバレ》 
確かにレッドフォードがかっこいい。髪をピシッとなでつけて、ピンクのスーツをキッカリ身につけて、白いエナメルの靴を履いた姿が似合う男は彼以外に考えられない。どんなに熱くてねっとししていて汗ジトジトでも、レッドフォードは不平を言わず、ましてやボタンをゆるめるなんてことはありえない。とてもスマートな男性だ……。そんな彼に愛された女性は、これまたオシャレな女性で、なんだか今の感覚ではおかしいような衣装も、時代時代の最先端のオシャレを着こなしてパーティに出る。で、こんな男と女に溜息が出るという映画なんですが……ストーリーのほうは、なんか浮かばれない。私はハッピーエンドが好きなんです。あんな華麗な男が、どうしてプールなんかで水着姿で殺されなきゃならないの? 不憫すぎて思考回路がストップしてしまった……。あんまり深く考えず、バックグラウンドムービーとして麗しのレッドフォードを観るだけでいい映画なのかもしれない。私にとって、この映画はそんな映画。でもね、ピシッと決めたレッドフォードよりも、吊りバンドのレッドフォードのほうが、とってもチャーミングで好きなんです。個人的に。だから、彼を見るにしても満足ってわけではないんですよねぇ。ちょっと中途半端感が否めず。面白くないってわけではないのですが、少しばかり退屈でした(汗)。
5点(2004-03-28 21:51:13)
213.  ナチュラル
レッドフォードは、帽子をかぶって吊りバンドをし、白い歯を出して笑う姿が最高にかっこいい。10代の大リーグにスカウトされた頃のレッドフォードが、まさしくそんな出で立ちで、少ししか出てこなかったけれど、目が釘付けになりました。キラキラ眩しく輝いていて、やっぱりレッドフォードはかっこいいなぁ〜って、溜息ものです(はぁぁ〜♪)。野球の神様に微笑まれて(ついでに美の神様にも微笑まれている)彼は、前途洋々と汽車に乗ってシカゴのチームにいざ入らんとしているのですが、このまま幸せには進んでいかない。とある女性に撃たれてしまい、野球生命を断たれてしまう……。このあたりとても切なかったです。調子に乗って、出会った女性にフラフラとしてしまったのが原因っちゃあ原因なんだけれど、それにしても酷すぎる。私は、他のみんなと同じく、彼の大活躍ぶりを見たかった……。でも、そのまま終わらないのがレッドフォード。謎の男として30代半ばにして大リーグに挑戦。スターダムにのし上がる姿がとてもいいです。スポーツ映画らしく、挫折やら八百長やら、それからレッドフォードの映画らしく恋愛模様なんぞも織りまぜながらドラマが進んでいくのですが、ひとつひとつのエピソードに対して真剣に画面を観てしまいます。レッドフォード、がんばれ!レッドフォード、汚い手に負けるな!!と応援しながら……。あの雷が落ちた特別の木から作った「Wonder Boy」のバットと一緒に頑張っている彼を観るのは、とても清々しかったです。だから、最後のあのシーン。静まり返った球場で、入れ!と祈りながらボールを目で追うあのシーンはテレビの画面で観ているだけなのに、まるで自分がその現場にいるような、不思議な感覚になってしまうのです。
8点(2004-03-28 20:55:54)(良:2票)
214.  オトコのキモチ♂
「独身サヨナラパーティ」でちょっと酔っ払っちゃって、ダンスのおねえちゃんと、ムフフになった結婚目前のオトコのドタバタ……。これだけだったら面白くもなんともないんだけれど、周りのお友達やらスーパーの店員さんやらが、やたらと彼の作り話に話を合わせて、浮気(じゃあないんだけれどね、実際は 笑)隠しに協力してあげるのがいい。もう、しょうがないなぁ〜といった具合にダメな友達を助ける友情ものというのに私はとても弱いのです。で、婚約者役のセルマ・ブレア、彼女のイトコのジュリア・スタイルズの全然違ったかわいさが溢れています。それから、オトコのバカさ加減とね(笑)。このバランスがいいんでしょう。ときったま出てくる、オトコの一瞬妄想が笑えます。最後のチューはやりすぎでしたが(笑)。
7点(2004-03-27 21:37:04)(良:1票)
215.  情熱の狂想曲(ラプソディ) 《ネタバレ》 
音楽映画だけあって、音楽がとてもいいです。ストーリーは、カーク・ダグラスのダメダメちゃんぶりが発揮されています。トランペットは自分のすべてだ!ってわかっているはずなのに、それを理解している、ドリス・デイやスモーク(誰がやったか忘れちまった 苦笑)ではなく、理屈っぽいローレン・バコールなんぞにフラフラいっているものだから、自分の原点を忘れちまって、落ちぶれてしまうんだよなぁ~。なんか哀しくなってしまったよ。結局、カーク・ダグラスの原点は、トランペットの吹き方を教えてくれた、黒人ジャズトランペッターなのに、彼のセッションから遠ざかっていったばかりに宙ぶらりんになってしまった。また、妻であるローレン・バコールは一言でいってしまえば「器用貧乏」なタイプ。いろんなことに手を出しては、どれも大成しない。トランペットのみに力を入れて、最高のトランペッターになったカーク・ダグラスとは対照的な人物で、彼が生きがいを見つけていることに嫉妬して焦るという、子どもっぽさが残っています。両者とも大人じゃなかったんですよね。しかも、大事にしているものが全然違う。訳のわからないローレン・バコールよりも、単純でわかりやすくてお人よしで、そして何よりカーク・ダグラスの音楽を愛しているドリス・デイにしておけば幸せだったんだろうなぁ~と、ついつい思ってしまいます。でも、基本的に男って、ミステリアスなものに惹かれてしまうんでしょうね。
7点(2004-03-26 18:38:20)
216.  誘惑のアフロディーテ 《ネタバレ》 
一番印象に残っているのは、ギリシャだかどっかの神々(預言者?予言者?)の復唱。初っぱなから登場してきたときには、目が点になってしまいましたです。はい。彼らはまったくもって謎の存在。まっ、ウディ・アレンの想像(妄想)の産物なんでしょうがね(笑)。「破滅だからやめておけ」とかブツブツ言っているんだけれど、なぜか次第にあの復唱が楽しみになってしまいました。彼らの中で特に忘れられない存在が、盲目の預言者なんたらかんたら(←名前忘れた)。盲目のくせに、妻の浮気現場を見たといい詳細に渡って告げ口をしている。夫のウディ・アレンは盲目だってわかっているくせに、浮浪者(これが預言者ね)の言葉を信じる。万事にわたって、こんな小毒のエッセンスが散りばめられています。まっ、ウディ・アレンものだから(笑)。多少の毒はしょうがないでしょう。そこそこの愛とそこそこの笑いがあればそれでいいんです。ただ、深く考えるとかなりヤバイ。ほがらかに終わるラスト、お互い子どもを連れている、ウディ・アレンとミラ・ソルヴィーノ。お互いに連れているのは自分の血をひいた子どもなのにそれを知らずに褒め合う……。ぞっとしますね。だってあなた、いわゆる不倫の末に生まれた子どもを連れているわけなんですよ。「あら?久しぶり」ってな感覚で世間話ができる神経に私は着いていけません(苦笑)。
7点(2004-03-24 23:10:32)
217.  ペギー・スーの結婚 《ネタバレ》 
♪ペギースゥー、ペギースゥー、ペギペギペギペギ、ペギースゥー♪の音楽が頭を回る。ぐるんぐるんと回ります(笑)。これを観たあと、しばらくこの音楽にうなされます……でも、うなされながらも何故かハッピーになって頭の中でリズムをとっていたりする……危険度の高い映画です。キャサリーン・ターナーについては、↓の皆様がおっしゃるとおり、二の腕がかなりヤバイです。当時の彼女が今の私と同じくらいかぁ。あんまり考えたくないな……。無理矢理ヒラヒラドレスを着たりするのはイタいんだけれど、ニコラス・ケイジのインチキ臭さと妙なハーモニーを奏でていて、なんでかわからないけれど心地よかったのが不思議です。結局、これは本当にタイムスリップしたのか、幻を見ていただけなのかわからない結末ですが、なんとなく本当にタイムスリップしていたんじゃないかなぁーと思ってしまう……だって、なんか妙にリアルだったんだもの。幻ならもっとなんでもアリだと思うの。ただし、これが本当のタイムスリップだったとして、高校生として生きる真の彼女はどこにいってしまったんだーーって考えると、幻説が有力になってきますよね。うーーん、やっぱ幻だったのかなぁ。
6点(2004-03-23 20:26:35)
218.  フットルース
わかりきっている展開に、わかりきっているラスト。こういうの好きです(笑)。ダンスに命をかけるみたいな、バカバカしいことを体当たり的に突き進む、これぞ青春じゃないですか!! 私事で恐縮ですが(えっ、いつもだって?)、高校時代の話。ウチの母校では文化祭でバンド演奏禁止だったんですよ。バンド演奏を先生に認めさせるために頑張った経験があります。あっ、私自身はバンド活動をやっていませんでしたが(笑)。ほとんど意味のないように思えることに何故か頑張っていたんです。高校時代はそれくらいしか、自己表現できないような気がしていたんでしょうかね。今となっては理由はわかりませんが、くだらないことに燃えることができるっていいですよね。人にはあんまりオススメできないけれど、私は支持しますよ(笑)。ただ、せっかくアイドル映画っぽい臭いがプンプンしているのに………ヒーローがケビン・ベーコン……。好みじゃないんだよなぁ。もっとさぁ、かっこいいの連れてきてよぉ。ぐっすん。トラクターのチキンレースだって、もっと整ったの連れてきたらイケてたかもしれません。だって、ダサダサじゃあありませんでしたか?(笑) あっ、ダサダサって言葉も死語かな……(汗)。
6点(2004-03-23 19:40:09)
219.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
舞台は飛行機内と砂漠(大半が砂漠!!)オンリーで、登場人物も男ばっか。しかも顔が汚れて、服がヨレヨレで、無精髭ボーボーといういでたち。そりゃそうですよね、飛行機事故で砂漠に遭難しているんだから。かなりムサイ映画です。水が足りなくて、救助がくる見込みもない、そんな絶望的な状況でも、壊れた飛行機から新しく飛行機を作りなおすという案があったからこそ、なんとかやってこられたんだと思います。あのドイツ人技士ももうちょっと愛想良くすればいいのにとか思うけれど、ドイツ人なんだからしょうがないか、と思いながら観ていました。少しコメディ要素を入れて、トゲトゲした雰囲気にならないようにしていたのかもしれませんが、私的にはまだまだ不満です。もっとコメディ色を出してよぉ。なんかね、人が死んだりしてかなりシリアスなんですよ。まっ、ラストのプロペラが回る瞬間は拍手ものでしたから、それで清算されてしまうところがあります。ところで、小さな飛行機を作るのはいいんだけれど、ジェームズ・スチュワート以外は座るところもなく、数人の男が羽にしがみついている姿が、なんとも滑稽でした。だれもこれにつっこむ人もいないしぃ。誰か一人くらい“怖がって”ほしいよーな、それでいいよーな。
[地上波(吹替)] 7点(2004-03-21 15:12:25)
220.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 
いやぁ、胸が痛くなりますね。チョコレートに目がない可愛い女の子が、愛する男性に合わせてお酒を飲むうちに、夫婦そろってアル中になる……。はじめは、妻が夫の要求で、愛しているからこそ酒に手を伸ばすのに、今度は立ち直った(立ち直ろうとしている)夫が、妻から離れたくないがために、再び酒に手を伸ばす。もう、なんでこうなっちゃうの?と、とても切ない思いで映画を観ていました。娘がアル中になってしまった、お父さんの悲しみ、母親から放っておかれる娘の寂しさが、とても痛いんです(涙)。ダメダメ人間の夫婦でしたが、お互いを愛する気持ちはホンモノなのに、どこかが掛け違っちゃったんでしょうね。ただ、ラストのジャック・レモン! 優しいのもほどほどにしろよ!と言いたい。お酒を止められない、止めたくないという妻を、どうして無理矢理にでも引き留めなかったの? きっと妻は引き留めてもらいたくて、会いにきたはずなのに。いまさらどんな面で娘に会えばいいかわからない彼女の自主性に任せるなんて、もうちょっと後押ししてあげてもいいじゃないか。立ち去る妻に「キミに部屋はいつも用意しているよ」と言うだけじゃあ、彼女は戻れないのです。もっと力ずくで引っ張り上げてもらいたいときもあることをわかってもらいたいなぁ。
7点(2004-03-21 14:53:35)
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