Menu
 > レビュワー
 > クリムゾン・キング さん
クリムゾン・キングさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849505152
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849505152
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243444546474849505152
>> カレンダー表示
>> 通常表示
221.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
ハンニバル・レクターの成育歴… 幼年期、とっても純真。妹と一緒に遊んであげるなど、優しいお兄ちゃん。 少年期、毎晩妹のことを考えてることを孤児院の指導員さんに怒られ、グレる。 青年前期、アジアン・ビューティーなお姉さんから(間違った)日本感を教わる。以降、「サムラ~イ、ハラキ~リ、フジヤ~マ」と日本かぶれになる。 青年後期、「や~いシスコン!」と言われ逆切れする。狙っていたアジアン・ビューティーなお姉さんにも「シスコンには興味ないわ!!」と去られる。 以降、腹いせに食人を続ける。 総括、結局はただのシスコン…え゛…。 てな感じの内容でした。 すでに何人もの方が仰っていますが、ハンニバルが食人をするきっかけとなった事柄がとてつもなく弱い。 そして、彼のたぐいまれなる教養という部分。 今回は、まだ青年期ということで、殺人にも華麗さ、知的さは感じられないし、医学生ということで、一応そういった知識は持ってるんだぜ!!という証明にはなっているんだけど、いまいちそれがうまく描かれていない。 まあ、それらの教養、そして品格の取得は成人期になってからであるとは思うのだけれど、無理してレクターシリーズとして作る必要はなかったのではないか、と思う。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-17 01:13:28)
222.  シェーン 《ネタバレ》 
銃撃戦が少ないため確かに西部劇、という視点で見るとかなりかったるい作りをしている。しかし程よい緩急のつけ方、そして必要以上に腕をひけらかさないからこそ、子どもに銃を教えるときのインパクトが(的がただの石だといえども)とてつもなくでかいものになっているのだと思う。 酒場での喧嘩、ラストでの殴り合い等の場面も、確かにシェーンは強いのだけれど、今のようにあり得ない強さではなく、実にリアリティのある強さであるので、流れから浮くこともない。 画面構成も見ていて美しい。遠くからやってくる人物と近くの人物を一緒の画面に移すことで、より空間的な広がりができ、荒野の雄大さを実に表現できていると思う。 そして、各人物が闘う理由。 一応、善と悪という感じで物語は描かれているが、どちらの言い分も正しいし共感できる。つまり、下手な同情等の感情ではなく、敵味方ともにきちんとした理由づけのもと行動しているというところが、昨今の映画との違いではないだろうか? だからこそ、何十年たっても名作として語り継がれているのだと思う。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-17 00:41:42)
223.  スパイナル・タップ 《ネタバレ》 
イギリスが誇る伝説のバンド、スパイナル・タップの全米ツアーに焦点を当てて制作されたモキュメンタリー。 ということで、これが実によく出来ている。 もちろん、カメラ編集や内容など、よく見ればフィクションと気づくのだけれど、実際にネタにされているのは実際の数々の大御所バンドの逸話なので、何も知らなかったら本物のドキュメンタリーと信じてしまいそうな内容である。 そして、この作品のもう一つの見どころと云えば、アーティストのある意味本来の姿が描かれているところ。 インタビュアーそっちのけで自分の世界に入ってしまう、自慢のアンプを紹介する姿、そして、「パンからハムがはみ出る」と実にどーでもいいことで切れだすギタリスト等々…。 音楽業界のいい加減さ、ロック・ミュージシャンの、格好いいんだか間抜けなんだかわからに姿が盛大に皮肉られているこの作品、ロック好き、音楽好きにはまさにお勧めの作品である。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-17 00:30:24)
224.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
似たような構成の作品は結構ありますが、その中では一番考えさせられる内容のものだと思います。 支配するものと支配されるもの、というより、人間の尊厳、自己決定の大切さを痛切に訴えていると思いました。 いくつか場面を絞っていきますと、まず、マクマーフィが薬を飲むことを拒否し、薬品名を教えてくれと看護師側に訴える場面。治療の内容を開示し、同意のもとに行うというのが本来の治療の在り方ではないでしょうか?また、自身の抱える疾患に関し、正しい知識を得るということは、病気の再発をも予防する手立てになるのではないでしょうか? 次に、婦長に音楽を小さくしてくれと頼む場面。もちろん「皆さんのための音楽です。耳の不自由な方もいらっしゃいますから、小さくすると差別になる」と却下されます。 しかし、当事者の方たちは、本当に自分から望んで聴いているのでしょうか?全員に意見を聞いたのでしょうか?聴きたくないという人もいるはずです。また、音楽を聴いたために、症状が出てしまうという人もいるはずです。そして、治療を受ける受けないは、その人個人が決めて良いはずです。援助者側の勝手な解釈で治療を施しているのなら、立派な人権侵害ではないでしょうか? そして、グループワークにて「話すことがこの治療の目的です」という婦長。受容も傾聴もラポールも形成されてないのに本人が話したくないことを無理やり話させるとは、援助者失格ではないでしょうか? 最後に、「綿密に練られたプログラムを変えろというのは、何年もかけてプログラムに慣れてきた方が当惑します」という一言。当事者の方をみな個人として見ていない時点で終わっています。その人に適したプログラムを提供すべきではないでしょうか? もちろん、この話は“昔の”精神科病棟を舞台にしたものであるために、こうした部分が目立ってきてしまいますが、それだからこそ、より一層人の尊厳というものが重要なものとして描かれ、ラストの去っていくチーフの姿がより印象的なものになっているのだと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-17 00:16:25)
225.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 
博物館の展示物が生き返るッ!!というアイディア1発勝負の作品で、その設定をうまく活かせきれずに終わってしまった、という感じがものすごくします。 特に、前半のT-REX登場シーン。物語として一番インパクトを出さなければならないのに、なんとなく出てきてそのままドタバタ騒ぎ、というような感じがものすごくします。もう少し緩急をつけ、丁寧に描写をした方がインパクト、躍動感のあるシーンになったのではないでしょうか? それ以降の展開も、結局博物館の“仲間たち”の個性をもう少し活かせる描写があったのではないかと思います。 しかし、展開は目新しいわけではありませんが、ところどころの描写、及び最後の大団円は、やはり見る者の心を和ませるものがあると思うので、全体的見見れば、なかなか楽しめるのではないかと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 00:26:18)
226.  シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 《ネタバレ》 
タイトルだけ見るとどこぞの作品にそっくりな節がありますが、展開もよくあるB級スプラッタです。 一癖もふた癖もある登場人物…とうか要は悪ガキ集団が奉仕活動と云う事で廃ホテルへとやってきて、そこに巣くっていた殺人鬼に一人、また一人とじわじわと…というより随分と大味に殺されていきます。 が、まあ、展開としては、やはり見慣れた感は否めませんね。 殺人鬼といっても銃弾を食らっても生きていたりとほぼ怪物扱いですし、実はこいつも殺人鬼の仲間だ…とか、よく言えばスラッシャー映画の王道を行っています。 一応、劇場公開時はR-18となっておりましたが、残虐シーンはそれほどすさまじいというわけではありません。描写自体は結構頑張っていますが。 ただ、先端恐怖症の方は、やっぱり自重した方がいいかもしれませんね。 最近では、またこの手の作品が勢力を取り戻しつつあるのか、結構出回っているように思えますが、この作品も、その中の一つ、と云う認知で、暇つぶし程度には良いかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-10 23:53:45)(良:1票)
227.  ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 《ネタバレ》 
今年になって全シリーズをDVDで見ることができまして、すっかりとツイン・ピークス・マジックにハマってしまったので、その総仕上げとして本作鑑賞、ということになります。 さて、ローラの最期の7日間の描写ということですが、まあ、謎が解決と思いきやちっとも解決されず、むしろ深まったというのが事実だと思いますが、そこ(解けそうで解けない謎)こそがツイン・ピークスの魅力ではないでしょうか。 謎は完全には明らかにはなりませんが、テレビシリーズで仄めかされるローラ殺害当日の描写等があるので、「あそこはこういういきさつだった」というのがよくわかります。 そして、おとーちゃん役のレイ・ワイズがとにかく迫真の演技ですから、それだけで見る価値はあると思います。 …とはいえ、やはりこれはテレビシリーズを見てることが半ば前提のような作品であり、実際結構かったるい作りをしてるので、一つの作品としては、可もなく不可もなくといったところですかね。 カイル・マクラクランも脇役程度の扱いになっちゃってますし(苦笑)。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-05 19:51:05)
228.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 《ネタバレ》 
原作ゲームはバーチャファイターの遺伝子を受け継ぐ正統派3D格闘ゲーム…という以前に、尋常なほどに揺れまくる胸とパンチラとセーラー服やバニーガール、果てはスクール水着といったコスチュームまで登場する、いわゆるキャラゲー(ギャルゲー!?)ですから、映画の出来がこれほど頭の悪いものになっても半ば仕方ないでしょう(笑)。 いきなり「ウソ~ん!?」な北海道の描写から始まり、ゲーム登場の何人かのキャラは軽くスルーで進んでいく(にもかかわらず物語は半端に原作になぞらえてたりします)ストーリー。 日本人のくせにしゃべるのは英語。似てるキャラと似てないキャラの温度差が激しすぎるのも、まあこの際笑って許しましょう。 ということで、この作品は何も考えずに、おねぃさんが画面せましと闘うのをただ笑って見るのが正しい鑑賞法と言えるでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-05 00:33:11)(良:1票)
229.  オーシャンズ13 《ネタバレ》 
シリーズ3作目にしておそらく本作が最も盛り上がりに欠ける出来と言えるでしょう。 まず映画が始まって、さて色々と描写を重ねて物語始動…と思いきやいつの間にか物語が始まってますし、今回狙うのが特に金庫の中身だとかではなく、単なる復讐という点で前作以上に無理やり感が感じられ、物語の温度が下がります。 で、今回も、例年通りシリーズの顔が登場するわけですが、まず前作前々作を把握してないとキャラクターがさっぱりわかりません。 終盤近くに登場するトゥルアーは極めつけで、前作を見ていないと「誰だよテメェは!?」となること請け合いです。 映像は相変わらずスタイリッシュに決めていて、分割画面や、まるで“ステータス”のように客の持ち金が画面いっぱいに表示される等のギミックが面白いだけに、犯罪の動機、及び手口などにさっぱり魅力を感じない作品でした。
[映画館(字幕)] 4点(2007-08-05 00:16:23)
230.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 
「ドリーム・キャッチャー」のような邦題のため、これが「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編ということになかなか気付かないかもしれませんが、一応続編です。 でも冒頭で軽~くクリーパーの設定を言っている上に前作とはそれほど繋がりはないので、これ1本だけで十分いけます。 で、要は、B級モンスター映画です。 果てしなく続く道のど真ん中でスクールバスが止まり、クリーパーに襲われていくってだけです。 撮り方によっては、もっと恐怖感を引き出せたと思いますが、映りたがりなのかどうもクリーパーがでで~んと顔を出してきてくれるので、恐怖感はそれほどありません。しかも、どっかで見たような顔です。 で、このクリーパー、設定上だと殺せないらしいです。なので話は完全には終結しません。 そして、謎にヒロインが霊媒師チックになって、犠牲者とコンタクトをとり、クリーパーについて教えてもらいます。 最初から最後まで、何が何だかわからんという感じですね。 まあ、前半は、結構いいんですけどね。 画面の端っこでひょっこり姿出してみちゃったりとか…。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-02 08:45:18)
231.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 
リアルタイムでシュープリームスを体験してない者にとっては、このドリームガールズ盛隆の物語は良い疑似体験になってるんじゃないでしょうか。 パクりパクられな音楽業界。頂点に登りつめるには才能だけでなくコネも必要。そして、売れない時代に盗作されて苦い思いをしたのに、頂点に登りつめたとたん、かつて自分たちがやられたことと同じことをする(正確にいえば、カーティスが勝手にやったことですがね)っていうところ、上手く皮肉ってると思います。 で、今回一番の注目はエフィ役のジェニファー・ハドソン。とにかくソウルフルっすね。本当に主役(らしい)ビヨンセを食うほどの熱唱ぶりで、実は今まで彼女が主役だと思ってました。 ドリームガールズのショーの場面はとても見ごたえがあり、その他、エフィが追い出される場面での、激しい歌の応報など、見ごたえある場面が盛りだくさんなので、最後まで飽きることなく見ることができました。 が、一応ミュージカルということですが、あまりにもミュージカル部分が普通に撮られ過ぎていて(普通の場面と何も変わらない)、作品のテンポが若干乱れるということもしばしば。 なので、ほかの方も仰っていますが、どちらかに統一した方が、よりよい作品になったのではないか、と思います。そこが唯一残念なところですかね。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-02 08:23:42)
232.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
このご時世にこの続編って、どうなんだろう?と、若干不安がありました。 今まではマッチョメンな特殊部隊等が敵として登場していたのに対し、今回はスマートなハッカー軍団で、お前ら本当に強いの?こんなの「ダイ・ハード」じゃなくね?という感じが常に付きまとっていました。 で、結論を言いますと、やっぱり、「ダイ・ハード」な感じとはちょっと違うにしろ、とてもよく出来ていると思います。 マクレーンがもはや普通のオヤジではなく不死身超人になっているので、今までの感じとはかなり違うな~と思いましたが、トンネル内での、“悪態ついたブチ切れマクレーン”あたりから、本来の彼に戻ってきたように感じます。 ところどころに1を彷彿とさせる場面があったり、例の名言を最後に言ってくれたりで、シリーズのファンとしてはそれだけでも満足です。 1作目はアクション映画の最高傑作。その続編と云う事で、随分分の悪いものとなってますが、上手く現代風にアレンジされていて、新世紀のエンターテイメントとしてかなり良い出来をしているのではないかと思います。 まあ、とりあえず言えることは、今回も、題名に違わず“死ぬほど忙しい”映画でしたね、いろんな意味で。
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-28 22:16:31)
233.  ベスト・キッド4 《ネタバレ》 
我らがカラテ師匠ミヤギさん活躍のシリーズ4作目(最終作?)。 と、云う事で、前作までの弟子(主役)だったダニエルさんは今回は登場せず、男勝りな女子高生、ジュリーが新たな弟子としてミヤギ流カラテを伝授されます。 …と、要は今までと大体同じストーリー。ただ主役が女の子になったので今までよりも幾分か可愛らしさがプラスされてます。 それゆえ、今までよりもミヤギさんは悪戦苦闘。すでに皆さん仰ってますが年頃の娘を抱え悪戦苦闘するお父さん的役割になってます。 そして、相変わらずの嘘やねん!?と思う要素も健在だったり。特に驚愕の“禅ボウリング”や“禅の弓道”。ガーターがストライクになるってどんな能力だよ!?とか、あんな射形…というかあの引き分けと会で飛ぶんかい!?とか突っ込みどころ満載でしたが、まあなんだかんだで楽しんで見てましたし、今回も“ミヤギさん強ぇ~”を堪能できたので大目にみますか(笑)。 それと、ロング・ヘアーのヒラリーはなかなか女の子してて可愛かったですねぇ(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 08:22:31)
234.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
長い長いプロローグを経てやっと本編突入、といった感じでしょうか。 そのため、3作目までは多少残っていた(良い意味での)気楽さ、ノーテンキさというのが初っ端から失せて、いよいよ大人の鑑賞にも耐えうるSFものへと変貌を遂げているのではないかと感じました。 特に今作では、闇の帝王が復活したとあって前半から陰鬱ムード全開。 そして魔法省から派遣されたプラダ…ではなく“ピンクを着た悪魔”こと、見るからに厭味全開なアンブリッジ先生の登場により、学園生活の面もお先真っ暗。 この二重のプレッシャーが今回は良い方向に働いたのではないかと思います。 前作では本当にその展開でいいんかい!?と思うようなものだったので、今回の脚本には満足。シリーズを見ていないと誰だよお前的な人物が多々登場すること請け合いなのですが、試験での“してやったり”な場面や皆に闇の魔術に対する防衛術を授けるハリー、そしてラストの某宇宙戦争映画に触発されてそうな帝王と校長の魔法バトルなど、見どころとなる場面(多少、凡百な感じも受けなくはないですが)もあり、最後までテンポよく見ることができました。 それと、今回初登場となるルーナも、なかなかの不思議ちゃん具合で良かったです(笑)。 ということで、いよいよ最終局面と云うところまできた感のある本作。それゆえ、結構良い味を出していたお方の途中退場はなかなか痛いのですが、続編として、なかなか良い出来をしていると思います。 …と、いうより、個人的にこのシリーズ、1、3、5作目が面白いような気がするのですが…。
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-21 22:57:28)(良:1票)
235.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 
さて個人的には前作は泥棒映画の傑作だと思っているのですが、この続編はどうかと云えば、まあ良くも悪くも普通という感じです。 前作で強奪された金の返金作戦ということで物語は始動しますが、そっからなぜか“泥棒世界一決定戦”へとシフトチェンジ。 “放送禁止用語”ネタや、ジュリア・ロバーツ演じる”ジュリア・ロバーツ”、そして、実写版ルパンともいうべき驚愕のレーザートラップ回避云々…と、楽しんで作ってるんでしょうけど、どうも遊びすぎの感が強いかと。 特に、前作では綿密な計画で強奪を実行し、最後は鮮やかにだましてくれたのに、今回は、結局、みんな集まっても何もしてねぇじゃんという感じが強かったですね。それこそ12人もいらねぇ気がします。 とまあ、通して見ると、あまり人数が必要でない点、物語の焦点があまり定まっていない点などいろいろありますが、最後のくだりは泥棒映画らしくだましてくれたし、、映画だからこそできると言っても過言ではない曲芸…もといレーザー抜けがあまりにも良い味を出していたので、6点ということで。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 06:15:52)(良:1票)
236.  悪魔の沼 《ネタバレ》 
この作品のいきさつについてはすでに皆さんが仰っていますので省略しますね。 実話を元にした…らしいんですが正直そんなことはどーでもいいです。 テキサス・チェーンソー・マサカリ野郎のフーパーが悪魔のいけにえに続いて撮った作品ですが、前作悪魔のいけにえのインパクトがあまりにもでか過ぎたので、今回は本当に地味…というより普通のB級ホラーになってます。 それでもネヴィル・ブランドの戦争後遺症と思しき状態と殺人を犯すときの形相などはピカイチなんですが、それまでがなかなかにタルイ。そしてスタジオでの撮影というのが、確かに閉鎖感を醸し出しているのですが、なぜにか安っぽいドラマというイメージしか湧いてこないのです。 まあ、全体的な評価はこんな感じでしょう。 そして邦題。 前作は非常にナイスでしたが、今回は別に悪魔の沼でも何でもなくただワニの沼で良いと思います。 作品の出来(物語)を端的に表すと同時に誰も見ないと思いますが。
[DVD(字幕)] 4点(2007-06-21 12:11:32)
237.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
映画の内容ではなくあるお方を見たいがために見に行ったわけですが、前作デッドマンズよりは幾分かマシになってますね。 まあ、それでもまだ削れるんじゃね?という場面がいくつかあったり、某漫画では死ぬ思いで海賊王を目指してるって言うのに、この映画ではあっさり海賊王が誕生しちゃったり、海賊長の中に明らかに間違った奴いね?と思ったり、これの主人公ってバルボッサ船長じゃね?と思いたくなったりいろいろとありますが…。 でも、前作よりは楽しめたというのが感想ですね。 バルボッサがスパロウを食ってる!?と思えるほどいい味出してるし、1作目ではただの悪役が、今回は非常に憎めない役どころでスパロウと張り合ったりと妙に人間くさいところを見せたり、海に出れば文字通り海賊してくれて、「子の船長ならついていけるぜ!」と思わずにはいられまねんね。 船上での闘いでも、映画館だからこその迫力ですし、さすがに闘いながら結婚するくだりは「お前らまじめにやれよ」と助言したくもなりますが、ばかばかしくて逆に好きですね。 まあ、と言いながら今回一番印象に残ってるのはキースの登場シーンなんですが(笑) この不良オヤジが登場した瞬間の存在感と来たらただならぬものを感じます。さすがステージに上がりこんだファンをギターでぶん殴ろうとしただけある。いるだけですげぇ。 それに例の髑髏リングもちゃんとしてるし(海賊映画だから外す必要もないか)、年々“下手になる”練習をしてると噂のギターも披露してくれて、もう、俺は何も言うことはありません(笑) あ~でもどうせなら世界観崩れて良いからミカウバー登場させてほしかった。それでハッピーでも歌ってほしかったよ(笑) おそらく、この日劇場に訪れた客の中で、この不良オヤジ目当てにこの映画見に行ったのって、俺ぐらいなんっだろうな…。
[映画館(字幕)] 6点(2007-06-21 12:02:10)(良:1票)
238.  40歳の童貞男 《ネタバレ》 
ジャケットになってるスティーヴ・カレルの開き直った(?)ような顔がやけに気になります。しかし本編はそれほどコメディに走ることなく進んでいきます。 完全に茶化してると云うわけではなくあくまで女性に対して真摯になりすぎてるがゆえにという感じで、感動する場面やほのぼのする場面もあるので。過度のコメディを期待しなければ楽しめると思います。 …それにしても、エイジアのポスター持ってるだけでヤバいのか…。 それじゃあ、この前の来日公演の時、プログラムは勿論Tシャツと携帯ストラップも買って、おまけに会場で(ヒート・オブ・ザ・モーメントを)シングアロングした俺はどうなるんだろう………??
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-29 20:10:17)
239.  ホステル 《ネタバレ》 
いやもう痛いわ~。 直接的な表現はもちろんあるんだけど、それ以上に間接的な表現の方がはるかに痛そうだわ~。まあそれはほかの映画にも言えることなんだけれども。 殺人鬼が一人かと思いきや、実は複数いて、しかもそれが同好会と化してる(それゆえ殺人の動機が陳腐なものでないために余計狂ってる度が高い)ところが恐さ倍増だわ~。 だけど、もう少し狂気を漂わさせることもできたんではないのかな、と思ったり。 そこが惜しい点だわ~。それ以外は不快度と云い、ラストの展開と云い良かったわ~。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-29 20:03:04)
240.  トランスポーター2 《ネタバレ》 
1作目はそこそこ面白かったものの、今までの経験から、というより世の定説から2作目は絶対面白くないだろーなーと思っていたものの、ここでの評価は1作目よりも上。ではどんなものかと思いやっと鑑賞。 いや^まいった。この作品に限って言えば完全に1作目よりも面白い。 基本的にストーリーはあってないようなものんで実にどーでもいいものだけど、そこここにちりばめられたユーモアや、前作以上のアクションで終始楽しませてくれる。 すでに何人かの方も仰っているが、車に着いた爆弾を走りながら(飛びながら?)外したり、落下する飛行機の中でお構いなしに殴りあうラストなど、馬鹿としか思えない描写が数多くあるのだが、その強烈なインパクトゆえに映画を最後まで飽きさせずに見させてくれる。 また、前作以上に増えた格闘アクション。いや~格好いい。さまざまなものを使って次々に敵を倒したり、アクロバティックな技を繰り出したりと多彩な動きを見せる。 動きやアイディアはそれほど斬新なものではないかもしれないが、ただの殴り合いにはない華麗さがあるのは確かだと思う。 近年のアクションでは、間違いなく上位にくる作品ではないかと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-18 01:55:52)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS