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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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221.  リトル・ロマンス 《ネタバレ》 
二人の子どもたちが、かなりインテリっぽくてヤダ……(なにスカしているんだよぉ〜)って思いながら観ていたんだけれど、フランスとアメリカで離ればなれになる二人が、必至になって「ベニスのため息橋で夕暮れ時にキスをする」ためにイタリアまで行ってしまうところに、子どもっぽい可愛さを感じました。はじめはただの作り話かもしれないけれど、「自分たちが伝説を作ればいいんだ!」と老スリ師が子どもたちに言う場面なんかとても好きですね。ただ、男の子が私的に好みじゃありませんでした。姿形もイマイチだったけれど、列車や自転車レースで爺さんを置いていこうとするあたり、好きになれません。私はね、映画に出てくる素敵なお年寄りを大事にしない奴はどうもイヤなんですよね……。でも、女の子のお陰で爺さんは置いてけぼりにならずにすんだ。良かったなぁ〜って思います。やっぱり私は、老スリ師のローレンス・オリビエが好きさ。どんなに拷問にあっても決して二人の行方を言わない彼に、ホントにじーーーんときましたもの。それから女の子のお父さんにもハートです(笑)。あのお母さんに惚れたのはどうしてぇ〜って感じだけれど、たで食う虫も好き好き、しょうがないのかな。妻といちゃいちゃしている妙な映画監督に対して「お引きとりください」という場面なんか、かっこよかったなぁ〜。でも、一番かっこいいのは……男の子が大事にしているレッドフォードのピンナップよ!!(笑)。やっぱりレッドフォードが一番!! 『明日に向って撃て!』や『スティング』なんかの映像がちょろっと出てくるのが、とっても嬉しかったです。
7点(2004-03-15 02:18:34)(良:1票)
222.  ウェディング・プランナー 《ネタバレ》 
強引なお約束展開のロマコメって好きなんですよね。音楽は良かったし、シーンシーンで好きなところもいっぱいあります。オープニングのやり手ウェディングプランナーとしてジェニロペが頑張っているところなんてテンポが早くて面白かったし、グッチ(←これポイントね 笑)のパンプスが引っかかって動けないところに、ゴミ箱が転がってくるところなんかだって、もうどうなるのかわかっているから、その通りになる展開は「やったー」って感じで好きです。野外映画のシーンだって好き(あんなデートって素敵)だし、幼なじみのプロポーズシーンでは胸がじーんと熱くなった。うん、とても好きなのよ。だけど、だけどね、主人公たちの狡さがイヤなの。だって男のほうは結婚相手に「俺を愛しているのか?イエスならここで結婚式を挙げるさ」って言って、女性のほうから「ノー」って言わせるようにしているし、女だって結局お父さんに「ノー」を言わせている。どうよ? こんなんありーーーー??? 結婚しないならしないでいいけれど、自分で決着つけてよーーーー。じゃないと、話に入りきれないじゃないーーーーーーー!!ゼーゼー。なんか解せなかったです。
6点(2004-03-14 00:08:21)(笑:1票)
223.  ハバナ
相変わらず、レッドフォードがかっこいい。慣れた手つきでトランプをさばく彼ったら、もうかっこいいんだから(溜息)。オープニングのマイアミからキューバに向かう船なんて、怪しげな女と金という図式でとても面白そうな雰囲気があったのに……だんだん政治色が強くなっちゃって……。俺は政治や体制なんか興味ないさ!って、すかしていたレッドフォードまで、なんだか政治に熱くなっちゃって(まっ、女が原因ですが 笑)、ちょっと(かなり)残念です。
5点(2004-03-08 22:53:52)
224.  我が家の楽園 《ネタバレ》 
私はあの「楽園」と同じような生活をしているので、羨ましいというよりは、大変だなぁ〜という目で見てしまいます。確かにお金よりも大切なのは友情だけれど、私のどこかに社会的な責任を果たしていないというひっかかりがあって……。それが税務省の役人が未払い税金を払え!とやってきたときの屁理屈で明らかになってしまいました。いくら孫娘のためとはいえ、地域住人のために売らないといっていた家と土地をあっさり売ってしまうっていうのも納得できません。自分たちの生活だけを守る、自分たちさえ楽しければいいじゃないかという自己中な人間に見えてしまったのです。価値観の押し売りっていうのでしょうか、なんか気にくわないですね。あの娘だって、独りよがりなためJ・スチュワートの気持ちをないがしろにして自分だけ傷ついたような振りをする……(私はスチュワート贔屓なのでどうもあの娘の態度は許せませんね 大汗)。度々落ちていた額(我が家の楽園って書いてあったのかな?)を掛けなおすシーンなんかが、どうもほころびのある楽園生活を騙し騙し送っていることへの風刺のような気がしてしょうがありいませんでした。多分、邪推なんでしょうがね(汗)。しかも裁判中、J・スチュワートは今まで反抗していた母親のカタをなんの前触れもなく持つ。ただ単に、彼女を怒らせるためだけにあるようなエピソード。なんで彼がああいった行動に出たのか全くわかりません。ただ、雲の上を歩くようなJ・スチュワートが好みだったので、良かったかなぁ〜って思います。ボクは一人息子だから甘やかされて育っているんだと堂々という彼は、かわいらしいです。蛇足ながら、文鎮かわりの猫がとっても可愛かったなぁ♪
6点(2004-03-01 16:03:04)(良:1票)
225.  いちごブロンド 《ネタバレ》 
動いて喋るリタ・ヘイワースをはじめて観ました。なんてキレイなんでしょ。ゴージャスな衣装がとても似合っていて、高級レストランの食事や男性からの口笛ピューをもらうために男たちの前を歩いていたなんて告白する彼女はとてもかわいらしい。結局、金と地位に目がくらんで結婚した彼女は自分の姿を恥じるようになっていますが、それでも相変わらず綺麗なんです。結婚前の姿よりも結婚後、自分が欲しいものが富や名声をもつだけの男ではなかったと気付いた時点から、すごく輝きはじめます。シャンデリアや電気、絵画やスパゲティ(当時は最先端の舶来モノメニューだった 笑)を自慢しても、停電になったり、スパゲティが上手く食べられなかったりする。そういうところにクスリと笑いながらも、停電の暗闇に紛れて、リタ・ヘイワースはギャグニーにキスをする……。さりげなく市長との会食を自慢するあたりは相変わらずなんですが、彼女は彼女なりに悩み苦しんできたんだろうと思うわけです。もちろんオリビア・デ・ハビランドの可憐な美しさ、女性人権を唱えてみたり、タバコをくわえたりしながらも本当は好きな男に尽くしたいタバコなんて吸わない女性だってところに彼女の強さと弱さを感じます。好きな男が友達を好きで、結婚したとわかるやすぐに自分になびく男に「失礼よ」と言う彼女の誇りを感じるとともに、男の面目を立たせるために虚言に話を合わせてあげるオリビア・デ・ハビランドは素晴らしい女性だなぁ〜と感じました。一方、男共のほうはなんかまぁ情けない感じでねぇ……。喧嘩早くて、気遣いを知らないアホなギャグニーには終始イライラされっぱなしでしたが、ラストの道のど真ん中であっさりとオリビア・デ・ハビランドにキスをして「自分の妻にキスをするんだからどこでもいいじゃないか」と言うあたり、むっちゃステキでした。
8点(2004-03-01 15:45:03)(良:2票)
226.  ファンダンゴ
数日後にはベトナム戦争に出兵しなくてはいけない青年たちが、800キロ(だったかな?)も離れた土地に車でシャンパンを探しに行く旅。道を間違えたり、ガス欠を起こしたり、野宿したり……計画なんかあったもんじゃない。およそ直接的な意味なんかないし、生産性は皆無。そんな刹那的な行動が、後々すごくいい思い出になるんだよなぁ〜と、三十路を超えた私にはとても羨ましく感じられました。私自身、学生のときにそこそこ無茶なことをしてきたつもりですが、もっともっと無茶で体を酷使するアホでバカなことをやりたかったなって思います。すごく説教臭くなるかもしれませんが、学生の皆さん、アホでバカなことを積極的にしてみてくださいね。意味ないことかもしれないけれど、大きな大きな財産になるはずです。人に話すことができるエピソードがあるっていうのは、それだけで財産になっていると思いますね。大人になった彼らと話をしたいと強く感じました(笑)。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-01 15:06:58)(良:1票)
227.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 
悲劇のミュージカルってあんまり好きじゃないなぁ。だって歌を唄って体を動かしたら、自然とハッピーになってくるものじゃないの? 喧嘩をしていてもなんだかわからないうちに仲直りしているミュージカルが好きな私は、最後まで抗争したあげく死人が出るようなミュージカルは認められません。ただ、マリアとトニーの恋の歌は好き♪ 「To Night」も楽しい。やっぱり私は男と女が出会って、歌を唄ってハッピーっていう単純なのが好みです。
4点(2004-03-01 14:26:45)
228.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 
ノアの方舟なわけですよね。誰かが選ばれて、誰かが犠牲にされる。この考え方にはついていけませんでしたが、パニックものとしては面白く観られました(笑)。深く考えずに観れば、感動できます。ウンウン。勢いに押されて、涙も出てきます。好きな女の子を助けようとする男の子の行動力と、娘だけでも助かってほしいという彼女のご両親の気持ちに心うたれました。ただ、大統領の演説がなんともお粗末……。「神に祈る」ってそれだけでオッケーなのかなぁ。
7点(2004-02-29 19:05:58)
229.  ウィンチェスター銃'73(1950) 《ネタバレ》 
“アメリカの良心”であるJ・スチュワートが、西部のライフル名人で、父親の仇と血を分けた兄への復讐に燃えるというのに違和感。できれば、にーちゃんを撃ち殺さないで欲しかった……。こう思ってしまうのは、きっと私がJ・スチュワートを神聖視している部分があるのだろう、と反省をしましたです。ごめんなさーーい。幻とも言われる名銃、ウィンチェスター銃をめぐるガンマンたちの話なんですが、“実力に合わない銃を手にすると命を落とす”というか、“銃が持ち主を選んでいる”というか……基本的にはJ・スチュワートが奪われたウィンチェスター銃を取り返すまでの話なんですよ。ガン大会があったり、インディアンが襲ってきたり、銃商人との駆け引きがあったり、復讐劇ありーの、ちょっとしたラブロマンスありーのというエピソードてんこ盛りなんで、そこそこ楽しめはしました。ところで、ドリス・デイとスクリューボール・コメディを展開していたロック・ハドソンがインディアンの酋長で出てきたのにはビックリ。この頃の西部劇って、なにげに準スターが出てきているのが嬉しいですね♪
6点(2004-02-29 18:44:10)
230.  青空に踊る 《ネタバレ》 
アステア自身が振り付けをした映画だそうですね。自身がやったからかどうかはわからないけれど、タップのシーンが超楽しいです。まっ、アステアのタップはホントにいつも溜息なんですがね(笑)。今回のアステアは軍人さんの役。第二次大戦中の話で、10日間の休みの後日本へ送られる空軍人なんですが、さすがはアステア!それに伴う悲壮感なんてみじんも感じさせない。休暇中に女性と出逢って恋をするのです。なんせ休みが10日間しかないもんだから、アプローチも電光石火! 彼女をウチに送ったその夜、彼女の隣りの部屋を借りてしまうという素早さなんです。超ネクタイをしたアステアがフライパン片手に卵焼きを作るシーンが、なかなかコミカルです。ただ、軍人さんという設定からか、アステアが恋した女性を他の人とくっつけようとするエピソードもあります。まっ、アステアに恋のキューピッドなんてできるはずもないので、ちゃっかり彼女と恋人になっちゃうわけですね(笑)。こういうノリは大好きです♪ ただ……ラストが……やっぱり戦争に行っちゃうんですよぉ。でもね、アステアだったらピンピンして戻って、「やぁ、会いたかったよ」なんて歌を唄っているような気がするので、これもアリかなぁって軽い気持ちで観られます(笑)。
7点(2004-02-20 03:06:58)
231.  黒いジャガー
夜にバックグラウンドムービーとしてつけていると、けっこういい感じかも。効果音がベタベタなのがいいですね(笑)。ストーリーも、黒人探偵シャフト(←名前だけでクスリと笑える)の行動も、一応ハードボイルドのお約束的ベタ加減をちゃんと踏んでくれているので、そこそこ楽しめます。ガンアクション、逃走、お色気ショットなどなど、ちゃんとポイントは押さえているのですが……展開が強引といいますか(笑)。くどいようですが、ベタさを楽しんでくださいませ。慣れ親しんだ、刑事ドラマや探偵ドラマのような臭いがプンプンしています。けっこー気に入りました(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2004-02-19 01:39:30)
232.  8 Mile
まったくなーーんも予備知識なく、友人に映画館に連れて行かれて観ました(あはは)。ラップの世界も知らなければぁ、エミネムなんて、誰?それ状態。エミネムと聞いて「エアエミネム」(競走馬の名前 照)しか思い浮かばない私は、どっかずれているのでしょうね。でまぁ、そんな私でも(もしかしたらそんな私だからこそ?)この映画でラップの世界というのに圧倒されました。虐げられてきた黒人たちのはけ口のひとつが、ラップだったんでしょうね。その世界に乗り込んだ主人公は、白人でありこそすれトレーラーハウスに住んでいる。白人と黒人の居住区のちょうど真ん中でぷかぷか浮いている状態なんでしょう。黒人たちは確かに差別され、冷遇されているけれど、逆に黒人のコミュニティがある。対する主人公は、白人であるために黒人コミュニティから疎外され、白人だから黒人への救済措置を受けることができない。なんか微妙な位置にいますよね。エミネムの行き場のない状態にやるせなさを感じたりしました。また、ラップバトルというのにも吃驚。勝つためには、相手につかれそうな弱点を自分からさらけ出すことが大事なんだなぁ〜って思いました。私の知らなかった世界をみせてくれたってことには、連れていってくれた友達に感謝したいと思いますが、ラップバトルなど相手の欠点をあげつらう趣向に共感できなかったのと、街を出たがっている女の子との恋愛なんかもよくわからなかったので、6点ってことにさせてくださいませ。 <蛇足>エミネムがちょろっとユアンに見えた♪
6点(2004-02-17 13:09:41)(良:1票)
233.  キャノンズ
ダン・エイクロイドのモノマネが炸裂!!! 彼のモノマネが好きなら面白がれるでしょうね。あたしは、アメリカンアニメのキャラとかに精通していないので、あんまりわかりませんでしたが、これらが理解できれば、むっちゃ面白いと思います。で、なんでまたダン・エイクロイドがモノマネをするかってことですよね。彼は極度の精神分裂症で、何か刺激を受けると突っ走る性格なんです。だから、彼の部屋は刺激の少ない真っ白な空間。あんなところに長時間いると、あたしなんか逆に発狂しそうです。でまぁそんな彼と付き合っていくジーン・ハックマンがいて、彼らは苦労をしながら犯人を追いつめていくわけです。あっ、いい忘れていましたね。ダン・エイクロイドとジーン・ハックマンは刑事で相棒同士なんです。ヒトラーのホモ疑惑を証明するテープを巡って殺人事件が起こるわけなんですが、その事件を扱うのがジーン・ハックマン扮するマック刑事と相棒のダン・エイクロイド演じるエリス刑事。前半部分は、かなりの下ネタがあるので、ちょっと引き気味でしたが、捕り物劇になると、ちゃんと列車にも乗るし、落ちるし、駅舎をフル活用したりと、ベタな見どころ満載なので、幼稚な私にはけっこう楽しめる展開でしたね。ただただ、自分のモチベーションとして、アメコミをもっと知っていたらなぁ〜って悔やまれます。 あっ、ジーン・ハックマンの家財道具を詰め込んだバンをダン・エイクロイドが運転するドタバタチェイスも見物でした。カーチェイスといっても、決して『フレンチコネクション』をイメージしないように!(笑)。
6点(2004-02-17 12:47:47)
234.  アモス&アンドリュー 《ネタバレ》 
金持ち白人たちの別荘地に紛れ込んだ黒人の著名人アンドリュー(サミュエル・L・ジャクソン)と事件もみ消しのために連れてこられた服役囚アモス(ニコラス・ケイジ)のトホホな話です。はじめは何が何だかわからなかった二人が、次第にコトの真相を暴き、白人たちに復讐?するって話になぜか変わっちゃったりして、何ともあやしいコメディとなっています。警察によって、人質強盗犯に仕立てられたアモスは、大暴れの後に逃げ出してアメリカからカナダを目指す……が、方向音痴のため、カナダに行くのに南下している映像がさりげなく映されているラスト。何の説明もない、ただ看板とは逆に車を走らせるアモスが……(笑)。後半なんて、家に篭城するわ、家を燃やすわ、警察犬に追いかけられるわの、ハチャメチャ展開ですが、笑えると思えば笑えます。あんまり深く考えず、白人エリートたちの思い込みへの仕返しものとして見るといいかもしれませんねぇ。思想的なことは考えないほうがいいです。まぁ、ニコラス・ケイジのマヌケっぽい顔とサミュエル・L・ジャクソンのエリート崩れのバカっぽさを満喫してくださいまし。 ちなみに私はニコラス・ケイジのマヌケ顔がかなり好きです♪
6点(2004-02-17 12:37:08)
235.  スリーパーズ 《ネタバレ》 
登場人物がいっぱい出てきた割には、人物把握がスムーズにできました。キャスティングが良かったんでしょうか。外見的に特徴の違う俳優さんたちだったので、こんがらがらなくて◎。レンタル屋さんでタイトルを見たとき、“アクションサスペンス”をイメージしていたので、実際に鑑賞してビックリしましたよ。少年院の話だったとは……。“スリーパーズ”って少年院出身者って意味だったんですね。無学なので知らなかった……。恥ずかしい限りです(汗)。印象に残ったシーンは、皆さんの書かれているラストの食事風景と、大人になったトニーとジョンがバーにいる場面。レーガン大統領の選挙の話題をしている紳士二人に対して、話題を変えてもらいたくてとった行動がオシャレです。二人に酒を奢って、バーテンダーから「あちらのお客さまからです。政治と宗教の話を辞めて欲しいと……」って感じで告げてもらう。ナンパ以外にも、こういった使い方があったのか!と驚いてしまいました。役者さんは豪華だし、シーンなんかもオシャレですごい映画だとは思うのですが、話自体がヘビーすぎたのが難。“ヘルズキッチン”という街の法則にのっとったエンディング。法律の手の届かないところでも、街の仁義で悪いヤツが罰せられる。法治国家としては、あってはならない存在なんでしょうが、映画の世界ならオッケーなのが本当に不思議です。きっと、少年院での看守たちがあまりにも横暴すぎて見るに耐えなかったからなんでしょう。それでもやっぱり、デ・ニーロ神父には偽証をしてもらいたくなかったぁ。アル中のホフマン弁護士にももうちょっと頑張ってもらいたかった。だってあたし、デ・ニーロ神父が好きなんだもん。いくら街の子供たちを助けるためとはいえ……辛いよね。聖書に誓って偽証をするなんて……。ああ〜観るのがしんどかったよぉ(涙)。
6点(2004-02-14 12:23:05)
236.  プラトーン 《ネタバレ》 
戦争ってむごいね。環境最悪で、眠たいのに眠ることができなくって、ドロドロだしよろよろだし、でもいつ命がなくなるかわからなくて……。自分が殺されるのも嫌だけれど、人も殺したくないし。もう訳わからなくなっちゃうよね。あの小さな村での拷問、殺りくだって日常じゃあ考えられないけれど、あの胸くそ悪くなるようなシーンは、戦時下において日常なんだろうね。疑心暗鬼にならないと、立つことはできないんでしょう。辛いなぁ。そんな中、私が共感した人物は……あの自らの足を刺して負傷した人。多分私だったら、自分で怪我して負傷兵になる!もしかしたら醤油をそのまま飲んで熱を出すかもしれない。この作品を観て、痛烈に思ったこと。それは、作戦を考える人は広い目を持って柔軟に考えてもらいたいってこと。指揮官がバカだとついていく兵はたまったもんじゃないです。
7点(2004-02-13 23:22:51)
237.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
♪じれったーいのよ、ララランラン、じれったーいのよぉ、ララランラン♪ってを唄ってしまいます。ん?どこのシーンかって?それはね、トウモロコシ畑のバス停のところよ。あと30秒遅かったら、確実に寝てる! 超有名なシーンだけれど、あそこは苦手です。だって……じれったいんですもの。それからね、またまた有名なラシュモア山のチェイスシーンだってね、笑っちゃうの。何度観てもプププッってね。だって人々の動作が妙に劇的なんだもの。芝居がかっているのかな、大袈裟なのかな(笑)。ごめんね。観方間違っているよね。主人公のケイリー・グラントと一緒に、「なんで追われなくっちゃいけないんだろう? 何が起こったの? えっ?この部屋は彼のものなの?」とか考えちゃって、なんだか胡散臭いケイリー・グラントと一心同体になれたような気分になるんだもの。ヒッチコックお得意なのかもしれないけれど、私まで煙に巻かれたような気持ちになっちゃうの。なんかごまかされているよーな気がするんだよなぁ~。ヒッチコックを信用しちゃいけないぞって、どこかで何かの声がする。でも、何度観ても騙されちゃっているから、それはそれでいいのかな。
7点(2004-02-13 21:03:47)
238.  我が道を往く
【STING大好き】さんの言葉を信じて、本作を観る前にDVDを購入してしまった……。えっ?面白くなかったら責任とってくれるんですかぁ~。あら【へちょちょ】さんまで連帯保証人? んじゃあ責任とってもらおうかなぁ~。 DVD代1500円に心的プレッシャーってことで、なんか別のDVDを3本くらい用意してください(笑)。そういえば【へちょちょ】さんには『アンリエットの巴里祭』を買わされましたね~(遠い目)。とまぁ、なんとかいちゃもんをつけて賠償金をせしめたいのはやまやまなんですが、これが面白かったのでしょうがない。負けました(笑)。金銭的に運営が厳しい教会を立て直すために神父として赴任してきたビング・クロスビーが、創建時から45年間、母親にも会わずに頑張ってきた老神父をたてながら、自分のできることをやっていっている姿がすてき。また、この老神父って子供みたいで可愛いしね(笑)。ちょっとしたことですぐに調子にのったり、落ち込んで家出(教会出?)をしたりする彼は他人に思えませんでした(汗)。少しずつ心の温まるお話が散りばめられているハートフルなお話です。現実にはありえないのかもしれないけれど、私はこんなベタなストーリーに弱いのです。火災で焼けた教会の庭にある噴水に水を運んでくると、間髪をおかずに小鳥が飛んでくる。ああ、こういうのにやられてしまうんですねぇ~。ただ、この作品のもう一つの売りである歌は……ちょっと好みではありませんでした。アベマリアはよかったけれど、神父自身が作曲した2曲はちょいと……説教くさくて……ごめんなさーい。あの出版社の人と同じく、野郎が女をくどく歌(例えばアステアね 笑)のほうが好きなんですよねぇ~。
8点(2004-02-13 18:38:25)(良:2票)
239.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
麻雀牌の“中”って“レッドドラゴン”を表すのね。はじめて知った。ってことは“白”が“ホワイトドラゴン”で“發”が“グリーンドラゴン”? 単純すぎるかなぁ〜。ところでこの作品、レクター博士の謎があきらかになるっていう触れ込みじゃなかったっけ。でも、どうして人食いになったのかわからんぞぉ〜。確か『ハンニバル』では、親に「何でも食べて味わってみるのよ」って言われたっていうような回想シーンがあったけれど……。どうして人間の味に興味を持ったのか……わからん。まだ続編が作られるということか? それはそうと、『羊たちの沈黙』のラストでレクター博士がアロハ着ていましたよね。なんでレクター博士がアロハにサングラスぅ〜?っていぶかしんでいたのですが、やっと謎が解けました。なるほどぉ、グレアムへのお礼参りだったのね……もやもやが解けました。ありがとう!!
6点(2004-02-13 16:51:44)
240.  身代金 《ネタバレ》 
身代金をそのまま犯人逮捕への懸賞金にしてしまうというハチャメチャさがスゴイ。映画でしかありえない設定という点で、その迫力に圧倒されてしまいます。メルちゃんだからオッケーって感じでしょうか(笑)。それはともかく、ゲイリー・シニーズ演じる誘拐犯ジミーの恋人の愛情には恐れ入りました。あのゴタゴタの中でよくぞジミーを撃つことができたもんだ。彼を犯人にしたくない、という愛に心を打たれてしまいました。ただジミーのほうからの愛はまったく感じられませんが……。メル・ギブソンの家族愛については、スゴイんだけれどしつこかったのであんまり印象に残らなかったかも。結局、メル・ギブソンの息子がジミーの声を聞いて、恐怖からおもらしをしちゃうことで、犯人がわかっちまうわけですよね。なんでジミーはミューレンの家に行っちゃったんだろう? そこんところがすごく不思議。息子の近くに行かなければ、犯人だなんてわからなかったのに……。でも、あんまり深く考えちゃあいけないのね♪
6点(2004-02-12 22:31:56)
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