221. SIN 凶気の果て
ダラダラとした復讐劇。 キャラクターを動かすものが怒りだけではサスペンスにもならないし・・・。 [地上波(字幕)] 1点(2007-10-21 17:07:39) |
222. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
「スター・ウォーズ」ってどの作品も最後まで観た記憶がなかった。 そんな人間が「エピソード1」なんて銘打たれているので観てみるか、となるとこういう採点にならざるを得ない。 「エピソード4」にあたる内容まで繋げようという姿勢しか見受けられない。 [DVD(吹替)] 0点(2007-10-20 23:54:48) |
223. マンダレイ
《ネタバレ》 「ドッグヴィル」の続編ということで心理展開で物語られる内容なのだろうという身構えで観賞していると、構成(仕掛け)によって物語られる内容で裏切られ、驚嘆。 これは監督が「ドッグヴィルの続編」という情報を意図的に利用したのでしょうか。 だとすれば、なんとも狡猾。 本作で自身の罪に直面したグレース。 しかし、彼女の理想主義はそれすらも正当化してしまうのでしょうか? 果たしてどうケリをつけるのか。三部作完結編が楽しみ。 [DVD(吹替)] 10点(2007-10-20 19:16:38) |
224. シッピング・ニュース
《ネタバレ》 おそらく原作ではくちゃくちゃと注釈が入ることで多少分かり易いものになっているのでしょうが、映画だけを見る分には何のことやらわかりません。 主人公には幼少期からのトラウマがあって、変な女とくっつくような変な野郎に育つ。そして、その女が死んでも何故だか忘れられない。 このキャラクターの時点で理解し難い。おそらく説明しきれていないのでしょう。 しかも、過去に囚われ傷付いている女との交流で何となく快方に向かうなんて展開・・・。 主人公の抱える問題自体も漠然としていて、更に快方に向かう成り行きさえも漠然としていては観客は置いてきぼり。 全てが煙に巻かれたような不快感だけが残る。 作中で全て解決なんて見せ方をしていないし、やはり時間が必要だという含みを感じられるものの、それでは物語の意味が見当たらない。 [DVD(吹替)] 0点(2007-10-18 15:48:11) |
225. 遠い空の向こうに
どれほど意識的かはわからないが、しっかりと構成や設定が施されている良作。 事実に基づくという後押しと同情を誘う設定だけで突走っている駄作たちに見習ってもらいたいものだ。 ただ、ラストの親子の描写や会話はちょいとあざとすぎるかな。 [地上波(吹替)] 9点(2007-10-18 15:38:21) |
226. 未来世紀ブラジル
個人的に風刺にはそれ程価値はないと思っている。 風刺を楽しめるということは、その本質を元より理解しているということ。 理解しているにも拘わらず、わざわざ二次的な表現をもてはやす気にはなれない。 本作ではただただ安直な風刺が続くだけでたいした芸とは思えない。 [DVD(字幕)] 1点(2007-10-17 09:51:18) |
227. マルクス兄弟デパート騒動
明快なシチュエーションに単純な展開。 あまり評価するほどの秀でたものは見当たらない(映画にSHOW的な要素や筋とは無縁のドタバタなど求めていないので、その部分は評価外)。 冒頭、事務所でのドタバタは多少楽しめた。 マルクス兄弟はまだ2、3本しか観ていないがとても現代に通用する人達だとは思えない。 あくまで笑いの歴史として観賞することをお勧めします。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-17 09:47:39) |
228. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
アメリカでの社交ダンスの認識がどういう立場なのか知りませんが、日本人よりは馴染みがあるに決まっている。 日本人とダンスという取り合わせ自体が狙い所でもあるので、向こうではいたって普通のホームコメディって感じになるのでしょうか。 とりあえず自分の評価はオリジナル版と同じに。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-16 13:05:30) |
229. わが街(1991)
社会的な問題をちりばめただけ。しかも何とも冗長な仕上がり。 情操教育の教材としてはそれなりの価値があるのかもしれないが、何とも芸のない内容。 ただ、二人の男の出会いはそれなりに救いとなり、変化を齎すので文芸としては成立しているかな。 [DVD(吹替)] 3点(2007-10-16 12:10:26) |
230. バラ色の選択
《ネタバレ》 今日日の観客でこの顛末が予想できない人は殆どいないでしょう。 至極真っ当な仕上がりですが、解決の助けとなる客人達をもっと巧くメイン・ストーリーと絡められなかったのだろうか。 [地上波(吹替)] 5点(2007-10-16 11:21:23) |
231. エド・ウッド
単なる伝記。 ティム・バートンはつくづくストーリーに興味のない人なんだなと思う。 [地上波(字幕)] 1点(2007-10-15 13:31:10) |
232. ドクター
《ネタバレ》 いたって普通の反応を見せているだけだし、だらだらしすぎ。 てっきり途上で夫婦の話に展開させるのかと思いきや、そちらの問題はほったらかし。にもかかわらず何となく解決させちゃうし。 それにあのおっさんの術後の態度や行動を見ると本質的なことには何も気付けていないとしか思えない。 何とも浅はかなドラマ。 個人的には死んじゃう女性は少女の方が適任だと思う。 あんなおばさんがあんな青臭いことを言うのにはどうにも違和感がある。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-13 12:28:04) |
233. 最後の猿の惑星
《ネタバレ》 かなり漠然と世界観とその成り行きを見せる内容なので退屈。 殆どが人間と猿の対立だけで進行していたシリーズの中でルールを作り、背いた者を裁くという社会形成に着地させるのは、なかなか良いのではないでしょうか。 [地上波(吹替)] 2点(2007-10-13 12:24:23) |
234. アルマゲドン(1998)
同情を誘う設定を組んだだけの内容。 ムードで盛り上がれる人は普通になけたりするのかな? [地上波(吹替)] 1点(2007-10-13 12:23:08) |
235. プレデター
相手の思惑も定かでないのでゲーム性を楽しむことも出来ず、そもそも攻防と呼べるような内容もない。 未知のものへの興味のみで引っ張る安易。 [地上波(吹替)] 1点(2007-10-13 04:24:27) |
236. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
漠然とした家族単位で綴られた群像を見せているだけ。 物語を求める人には不向き。 [DVD(吹替)] 1点(2007-10-12 06:18:16) |
237. ジュラシック・パーク
アトラクション・ムービーに徹した姿勢はある意味正しい姿な気もする。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-12 06:16:31) |
238. スピーシーズ/種の起源
久々に設定だけの駄作を観た。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-11 23:46:07) |
239. バッファロー'66
この作品で凄いと思ったのは主人公には何の解決も成されていないにも拘わらず、何やらハッピーエンドな雰囲気で終わっていること。 彼は絶対また繰り返すというのがありありとわかる。 あくまで他者がいることでの可能性を示すということで、それなりの評価を。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-11 21:23:31)(良:1票) |
240. レオン(1994)
初見の時は好きな材料が揃っているのに何故だかピンと来なかった作品。 ロリコンの素養がないからかな、と不思議でしたが、何年かの後観てみるとやはり傑作。 それでも、自分にはロリコンの趣向は全くないんだなと実感させられる。 いくら愛を知らずに育ったからといって、あんなオッサンになるまで生きた野郎が・・・と思ってしまう。 [地上波(吹替)] 8点(2007-10-11 11:32:39) |