241. インサイド・マン
銀行強盗がテーマにもかかわらず非常にソフトな作品でした。 そのため謎云々に集中できたのはよかったですが、その一方で緊張感に欠け退屈でもありました。 結末としてもちょっと強引かと思います。強引な割に派手さはなくて印象に残っていません。 どんでん返し目当てで見ましたので、可もなく不可もなくです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-31 14:55:43) |
242. いまを生きる
《ネタバレ》 個人的には、デリケートなお坊ちゃん学生が詩に目覚めるという設定がどうにもムズ痒くて入り込めませんでした。 よくある学園ドラマのように劇的な変化がおこるわけではないことから、ある意味現実的な内容かと思います。 このため話が思ったより落ち着いて展開していたのですが、終盤あんなことになったことに衝撃度が増しました。 反対にいえばちょっと唐突で違和感あり。かといってあの出来事がなければほとんどインパクトがなかったかもしれません。 この教師の主張はわかるのですが、作品としてはちょっと退屈でした。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-26 21:38:03) |
243. アイアンマン3
敵サイドがわけのわからない方向に行ってしまって、このままでは「3」で潮時のように思いました。 ただロバート・ダウニーJrによる主役のキャラクターはこのまま終わらすにはもったいない。 シンボルとなるライバルが確立されなかったことが不幸に思えますが、次作があるとしたらこの辺の改善を望みます。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-23 18:03:05) |
244. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 とにもかくにも負のインパクトを与えるために作っている感じがしました。 警官殺しにより死刑になるわけですが、この警官を殺す流れがあまりに不自然で唐突すぎるように思います。 唯一の収穫は主人公の表情です。美人ではないが切なさを倍増させる何とも言えない風貌が心に残りました。 ハッピーな映画を見ても現実に戻されたら空しいだけ。 この映画は現実に戻ってきたらホッとします。 クリスマスシーズンの今お薦めです(^^; [DVD(字幕)] 5点(2013-12-23 17:57:59) |
245. リオ・ブラボー
けっこう死闘が展開されるのに、それとは裏腹のこのゆったり感は何なのか? 多勢に無勢で殺ろうとおもえばいつでも殺られそうなの、このゆとりは何なのか? 殺伐とした現代の作風に馴染んでいるせいか、どうにもテンポが合いませんでした。 こういうのを味がある作品だと思うのですが、それを感じ取れるほど私は感性が養われていないようなので、あと20年くらいしたらまた見てみたいと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-22 20:00:58) |
246. デストラップ/死の罠
《ネタバレ》 うまく使えば後世に残る「どんでん返し映画」になるようなどんでん返しトリックを、ホント下手くそに使ってしまったように思えて悔やまれます。 出演者の容姿、会話、セットなどが典型的なアメリカホームドラマ風で冒頭から違和感ありありでしたが、これをストレートにオチに持ってきたほうがまだ良かったような…。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-22 19:57:13) |
247. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 実話をベースにしてかなりファンタジーに仕上げているとはいえ、幻覚ネタはちょっと反則に思いました。 標準レベルのサスペンス映画ならこういう手法でも許容範囲かと思いますが、伝記ものの感動ストーリーなだけにこれはやり過ぎ。 これだと何でもありになってしまうような気がします。 しかも脚色している割には中弛みが激しかったところに、とって付けたような感動しろと言わんばかりのラストを持ってきたのはちょっと安易すぎたように思いました。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-22 17:27:29) |
248. バウンド(1996)
《ネタバレ》 それほど古い映画ではないのにどこか古めかしい作風。 そして癖のある風貌の女優2人が主役ときてしかもレズビアン。 この時点でもはや大衆受けはしないでしょうが、けっこう緊張感を保っていて最後まで楽しめました。 ラストの白と赤のコントラストに代表されるようにビジュアル的にもセンスよかったように思います。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-02 00:28:47) |
249. ネットワーク
けっこう古い作品ですが視聴率を巡っての醜いドタバタは現在の日本に通じるものがあります。 30年前にテレビの現状を予測していたというよりは、30年間経ってもテレビのあり方自体は進歩していないということを感じさせられました。 今の日本のテレビ業界は相当迷走してますので、この作品自体のインパクトはあまりなかったです。 下手すれば現実のほうが酷いでしょうから。 主人公にはまったく同情できませんでした。どこか朝番組のフリーキャスターに重なってしまったので・・・ [DVD(字幕)] 5点(2013-12-01 16:18:22) |
250. ラッキーナンバー7
どんでん返しが凄い!という声を狙って作ったところが、どんでん返し自体がショボくなってしまった作品のように思います。 ラストの種明しのための辻褄あわせで作っている感が大きく、それぞれの出来事にインパクトがありませんでした。 内容が伴わないのに最後の説明が長すぎる。ストーリーにインパクトがないので説明されてもピンとこないし驚きも薄めでした。 [DVD(字幕)] 5点(2013-12-01 16:17:40) |
251. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 壮大な風景や格好いいメカデザインなどビジュアル的には良好だったと思います。 たしかにトムクルーズがヘルメットもなしに戦闘や調査に行くのには違和感がありましたが、やはりトム様は素顔をさらしてこそ(^^;・・・ここは童話の世界と思って大目に見ましょう。 ただし、物凄く大きいスケールであるはずの話を、かなり小さな話でまとめてしまったのは残念でなりません。 ラストのあれにしても何とか三世あたりで見たような感じでしたし、あまりに唐突。 ストーリーに散りばめられた謎にしても中盤でネタ切れ気味で、尻すぼみな感は否めませんでした。 特に最後のあれは完全に蛇足でしょう。ハッピーエンドとは思えず「?」が広がるばかりでした。 [DVD(字幕)] 5点(2013-11-24 19:39:24)(良:1票) |
252. アイアンマン2
《ネタバレ》 爽快さ、シリアスさ ともに中途半端でインパクトを残さず終わってしまった感じでです。 実写版の丹下段平やら峰不二子やら個性的なキャラクターが豊富な中で、メインの敵があまり強く感じられず少し拍子抜けしました。 続編なので、もう少し敵がレベルアップして主役がピンチになってほしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-10-20 21:55:50) |
253. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 不思議な感覚の作品でした。 コメディコーナーにあったのですが、みなさんお書きのようにジャンル不明。 カルト臭丸出しの印象を受けた一方で、大物がチラッと出るという贅沢な面も。 本人が穴に入ったらどうなる?という素朴な疑問に回答を見せてくれたのは良かったです。 ただし後半にいくほど普通になり下がり、落としどころは物足りない。 非常にぶっ飛んだ設定であって、まさにその設定だけが勝負の作品なだけに、最後までぶっ飛んでいてほしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-09-16 15:36:53) |
254. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 事情が事情のため仕方ないと思いますが、主役2人がうるさい。 それをなだめる立場のはずのデ・ニーロも結局我慢できなくてうるさい。 うるさい人間をコントロールする登場人物が不在で、どうも落ち着いて見れませんでした。 ハッピーエンドではありましたが、困難を抱える2人のたどり着き方としてはちょっと軽すぎる内容ではないかと思います。 終わるころには、もはや精神疾患の設定は忘れてしまっていました。 深く考えてしまえば、どう考えてもあの2人が今後順調にやっていけるとは思えませんので、人間ドラマとしてはもう一つ。 典型的な軽いラブコメ止まりの無難な作品だと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-23 21:20:27) |
255. エスター
《ネタバレ》 謎の少女という設定が面白かったです。 たしかに、可愛い子供が2人もいるのに養子を迎えることが疑問だったり、旦那の鈍感さにはドリフの「志村後ろ後ろ~!」のようなじれったさがあります(例えが古くてすいません^^;)。 しかしながら、こいつは何者なんだ?というこの作品の根本的なテーマに最後まで引きずられ飽きずに見れました また、悪霊やらモンスターやらオカルト的なものではなく、一応現実味のあるオチをもってきたことで怖さが保たれたと思います。 ただ、ラストの展開でかなり普通のホラーになり下がった感があり、ややもったいなかったように思いました。 ホントにホントに個人的な感想なんですが、最近の日本のませた子役に非常に抵抗感があり、それと一緒にしてはたいへん失礼は承知ですが、本作の子役の大人びたシーンに対して嫌悪感を抱いてしまいました。 全体として恐怖感より嫌悪感が先走ってしまったため抑えた点数です。ホント、単なる個人的な印象ですいません。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-13 09:35:45) |
256. 最終絶叫計画
けっこう面白かったです。仕事や勉強に疲れたとき、たまにこういうバカバカしさも悪くないと思いますよ。ただし一人で見ましょう。 お下劣、下ネタ、差別・・・ここまで潔く表現されてしまうと、逆に清々しさを感じなくもないです。 ただ、これでレビュー書けっていうのは、コンビニに並べられてる3流エロ記事芸能週刊誌を読んで読書感想文を書けっていうくらい無理があるような・・・(^^; 実際、これと「風とともに去りぬ」を同じ採点基準で評価していることに多少の罪悪感すらあるのですが、全部ひっくるめて考えちゃうところに映画の奥深さを感じますし、「みんなのシネマレビュー」の懐の深さを感じるわけです(なんのこっちゃ)。 いや~映画ってホントにいいものですね。 [DVD(字幕)] 5点(2013-07-22 18:34:17) |
257. ドリームハウス
《ネタバレ》 この手の作品は、どうしても「どんでん返し」の意外な結末を期待してしまいます。 しかし、前半と後半で2度の種明かしがあるものの、あまりインパクトは感じませんでした。 理由としては、まず、近年どこかで見たような展開のため、この手の流れに免疫ができてしまっていたこと。 それから、ネタばらし前のヒントの仕掛けが早すぎて、オチの察しがついてしまったこと。 奇妙なオカルト物でかたづけられなかったことが救いです。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-04 22:42:07) |
258. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 内容は可もなく不可もない(とならざるを得ない)ハイジャック物。 セガールが最後までやったところで、普通に「沈黙の~」ですから、これはこれで普通だっただろうし・・・ セガールの意外な扱いによって新鮮な面白みがあったので良しとしましょう。 ただし、陽気にデートにお誘いという、いかにもアメリカンなラストはいただけません。 帰還できたとはいえ犠牲者出ている大事件なんですから、きっちり真剣に締めてほしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-27 20:45:03) |
259. ソードフィッシュ
《ネタバレ》 ヘリにつるされたバスが高層ビルの合間をいくシーンは、ルパン三世を実写にしたような雰囲気を感じました。 なぜか、一時期の「こち亀」のはちゃめちゃエンデンィングも連想してしました・・・(^^; このように全体的には画的に派手なシーンが印象に残っており、スケールの大きさはGoodだと思います。 ストーリー的には"普通”でしょうか? (余談ですが)DVDの特典映像にトラボルタが出し抜かれて終わるエンディングパターンがありましたが、個人的にはこっちが好みです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-09 00:45:03) |
260. ワイルドシングス
安っぽいストーリーですが、展開が早く飽きることなく見れました。 出しつくされた感想ですが、まさに「どんでん返しのための作品」に思えます。 出てくるキャラクターすべてがヒールの雰囲気丸出しで、終盤は誰が殺されようが生き残ろうがどうでもうよくなってしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-08 21:37:59)(良:1票) |