281. 靴をなくした天使
思いっきり、フランク・キャプラ風(「群衆」が一番近いですかね・・・・)ですが、良く出来ていてとても面白い作品でした。やはり、ダスティン・ホフマンって本当に素晴らしい役者さんだなと改めて思いましたね。 しかしながら、マスコミの世界の描き方がフランク・キャプラの時代からほとんど変わっていないのに全く違和感を感じなかったというのも恐ろしい話ですね。 [DVD(吹替)] 9点(2007-02-08 17:18:49) |
282. ベッカムに恋して
しょうもない邦題で損してますねこの作品は。でも中身は、スポーツ・家族・移民といったさまざまな要素をコメディタッチで上手くまとめているとても楽しい映画でした。 文化の違いや親子の微妙な心のすれ違いを超えて、夢に向かって前向きに進む主人公たちの姿にはとても爽やかさを感じましたね。 [インターネット(字幕)] 8点(2007-02-04 14:31:19) |
283. ポケット一杯の幸福
まあ、見事なまでに愛すべきキャラクター揃いですね。本当に心が温まる作品でした。 こういう、素敵なサプライズのある作品は良いですね。やはり映画って素晴らしい! 「1日だけの淑女」も観てみたいと思います [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-01 18:36:19) |
284. 不都合な真実
《ネタバレ》 「問題なのは無知ではない、知っているという思い込みだ。」 冒頭に出てくるマーク・トゥエインの言葉が、地球温暖化をはじめとする環境問題を推進する上で認識しておかなければならない事だと感じました。日々のニュース等で出てくるCO2削減等の記事を追っただけで、分かったように思っていないだろうか?現在、何が起こっていて今後どうなるのか少しでも分かっているのか?いろいろな問いが観終わった後に自分の中に出てきました。 ゴアの推測が100%正しいかどうかはわからないし、反論する人も多数いるのでしょうが、とにかく、現在実際に起こっていることを提示してくれただけでも、この作品を観た甲斐があったと思います。 非常に内容もわかりやすいので、環境問題に興味を持たれた方にはお勧めします。なお、衝撃映像集みたいなのを期待される方もいるかと思いますが、基本的にはゴアの講演会に映像をプラスした内容になっていますのでご注意を。実際、私の周りでもイビキをかかれている方がチラホラ見受けられました。) [映画館(字幕)] 7点(2007-01-21 20:16:16)(良:1票) |
285. 怪物團
《ネタバレ》 何というか、残酷童話のような作品ですね。ただ、観る前はどんなグロテスクな映像が出てくるんだろう?と思ってたんですが、結構普通に観れましたね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-17 20:00:17) |
286. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 とりあえず、ジャック・ニコルソンはやり過ぎた部分はありますが、何もロボトミー手術をすることは無いだろうと思いましたね。しかし、ラストシーンの朝日の中を駆けていくチーフの姿は本当に力強く、圧倒されますね・・・・・。(映画史上に残る名シーンの一つだと思います。) [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-15 12:03:56) |
287. グリーンマイル
《ネタバレ》 時間の長さを全く感じさせない面白い作品ではありました。ただ、この映画、スーッと入ってくるんですが、なかなか消化することができないんですよね・・・・。いろいろ考えさせられるんですが、深いです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-09 19:16:17) |
288. スタンド・バイ・ミー
ラストに流れるベン・E・キングの歌が本当に心に沁みますね・・・・・。大人になった今見ても輝きは薄れることはないですね。 しかし、キーファー・サザーランドが若いですねw [地上波(吹替)] 8点(2007-01-09 18:03:13)(良:1票) |
289. パリは燃えているか
《ネタバレ》 「花の都」パリが、もしかしたら消えていたかも知れなかったとは・・・・・。コルティッツ将軍の英断を讃えたいですね。 映画としてというよりは、ドキュメンタリーをみるような感覚で観てしまいました。最後のヒトラーの「パリは燃えているか?」の叫びがとても印象的でした。あと、音楽が素晴らしかったです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-06 20:44:19) |
290. グランド・ホテル
《ネタバレ》 様々な人間ドラマが折り重なりながら展開していきながらも、「グランドホテル 人が来ては去り行く 何もなかったように」というセリフのとおり最後は何もなかったかのように終わっていきます。 正直、ストーリー的にはそこまで惹かれなかったんですが、グレダ・ガルボとジョーン・クロフォードの美しさはよかったですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-03 22:43:51) |
291. キンキーブーツ
《ネタバレ》 とりあえず、ローラの存在感に圧倒されましたね(スカンクアナンシーを思い出してしまいました。)。オープニングではいきなり騙されましたし、ミラノの発表会のシーンは本当にシビれました。 しかし、伝統ある靴メーカーがいきなり特殊な男性用ブーツの製造に乗り出すというのは本当に思い切った経営判断だと思いますね。まあ、それだけ市場規模があるということなんでしょうか・・・・・・。結構「プロジェクトX」ぽい部分も多くて面白かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2006-12-31 00:44:40) |
292. トランスアメリカ
《ネタバレ》 観る前は、ちょっと微妙なテーマだなと思っていたんですけど、非常に楽しめる作品でした。性同一性障害・児童虐待・民族や宗教の問題等出てきますが、重くなりすぎずユーモアを交えて描いているのが良かったと思います。(ブリーの実家の場面は本当に面白かったですね。) しかし、トビーは虐待のトラウマが残っているんでしょうね・・・・。希望がもてるラストではありましたが、ちょっと気がかりになりました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-12-31 00:19:50) |
293. ジョー・ブラックをよろしく
《ネタバレ》 ちょっと長いですが、観終わった後心が温まる作品でした。会社の乗っ取りを阻止するシーンは良かったですね。 [映画館(字幕)] 8点(2006-12-29 13:32:14) |
294. シュウシュウの季節
《ネタバレ》 観終わった後に嫌悪感しか残りませんでした、余りにも幼く無知な少女とそれを弄ぶ醜い大人たち、そしてその光景を前にしても何もできない男・・・・・・。非常にやりきれないですね。 確かに、下放政策により家族や友人達と引き離された事情があるにしろ、あまりにも行動が短絡的すぎるような気がします。そして、その挙句は老金まで巻き込んでしまう訳ですから、正直彼女に同情はできませんでした。(しかし、主人公の変貌ぶりは凄かった・・・・) 人間の醜い部分を覆い隠すような美しい風景描写が非常に印象的でした。 出来が悪い作品ではありませんが、私は嫌いです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2006-12-28 13:18:48) |
295. スコルピオンの恋まじない
《ネタバレ》 しかし、巧いですね。何というか、ウディ・アレンの熟練ぶりを堪能させていただきました。 犬猿の仲の男女が次第に・・・・というのは恋愛ものの王道な訳ですが、それにしても設定・ストーリー展開・セリフと巧いとしかいいようがない仕上がりになっています。 まあ、催眠術には気をつけろということですねw しかし、どういう状況になったか位周囲も教えてあげれば良かったのに・・・・・ [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-27 11:14:08) |
296. ストレンジャー・ザン・パラダイス
非常にクールな感じで、心地よい時間が過ごせる映画ですね。メッセージや情感に溢れた作品も好きですが、こういうスタイリッシュな格好いい作品も良いですね。 ストーリーは結構まったり進むんですが、フェードアウトが多用されていて非常にリズム感のある仕上がりになっています。 まあ、たいていの映画だと観ている途中で展開がある程度見えてくるんですが、この作品は最後まで読めませんでしたね。正直、「一体どうまとめるんだこの話を」と思いながら観ていました・・・・・。 ラストについては、「上手い!」の一言です。 スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの曲が凄くハマっていて格好良かったです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-18 17:04:30) |
297. フーリガン(2005)
イギリスのフットボール文化に興味がある人にとってはとても楽しめる作品です。まあ、内容は、基本的にイギリスのヤンキー映画(ただ、登場人物のほとんどが社会人ですが)なのでフットボールに興味が無くても十分楽しめると思います。まあ、ちょっと残酷な部分もあって決して楽しい話では無いですが・・・・・。(ただ、これがアメリカだったら銃が出てきちゃうんで、もっと凄惨な話になってしまうんでしょうけど。) ウェストハムのサポソン「I'm forever Blowing Bubbles」が良かったですね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-17 18:38:24)(良:1票) |
298. プライベート・ライアン
とにかく、戦闘シーンの迫力が凄いです。映画館のスクリーンで見たかったですね・・・・・。 ただ、その凄さ故に、ストーリーが薄まってしまった感じはしますが。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-16 22:35:58) |
299. 父親たちの星条旗
「硫黄島からの手紙」に引続き観たのですが、本当に心に残る素晴らしい映画です。とにかく、この 作品は大画面で見て欲しいですね。戦争というものの姿を迫力ある映像で伝えてくれています。(かなりショッキングな映像もありますが・・・・・。) この映画を観て「戦争に於いて英雄は存在するものでは無く、作られるものなんだな」とつくづく思いましたね。作られた英雄たちの、「その後」の姿を見てつくづくそう感じました。 しかしながら、本当に良く出来た作品ですね。題材・映像・音楽・ストーリーの流れ・・・・全てが上手く出来ています。 本当に、この硫黄島2部作は、戦争というものについて考えさせてくれる素晴らしい作品でした。本当にイーストウッドに感謝したい位です。これは、是非多くの人に見てもらいたいですね。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-14 12:59:06) |
300. 硫黄島からの手紙
しかし、イーストウッドも凄い映画を作りましたね・・・・・・。非常に戦争というものを、情緒性を排除しドライに描いていて、何というか感想を書くのが難しい作品です。正直言って感動したり、泣ける作品ではありません。ただ、深く考えさせられるし心に鉛のようにズシンとのしかかかる作品です。 少々残虐なシーンもありますが、是非お勧めしたい作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-10 23:10:06)(良:1票) |