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301.  ニコライとアレクサンドラ 《ネタバレ》 
主人公がニコライ2世であるというだけで、もう最後の悲劇は分かってしまうので、前半の壮麗な光景の数々も、そして4姉妹の無邪気な笑顔も、見ていて何とも言えない気分になってしまうのですね・・・。●前半の(映画上の)MVPは、何といっても怪僧ラスプーチンです。華麗な衣装の各キャストの中に、凶報を告げるカラスのごとくひっそりたたずむ黒マント。長身と目力、長髪と髭。この人の名前を聞いて反射的に「ラ!ラ!ラスプーチン!」とつい歌ってしまう私達にも、正確な姿と、そして歴史上の位置づけを伝えてくれます。●レーニンやスターリンも本物そっくりの役者を使っているのも唸りますが、最初にちらりと出てきたそのボルシェヴィキ連中が、中盤過ぎまで画面から姿を消していながら、政府の崩壊とともにあっという間に権力を掌握する逆転の構図。その間の転換点となっているケレンスキーの描写も的確で、既存体制に対する革新側と思っていたら、いつの間にか革新される側になっていた、という皮肉も込められています。●それと反比例して進行していく、皇帝一家への容赦ない扱い。そして最後、あらかじめ分かっていたそのシーンの手前、無音・無言の間がもたらす、絶望的な暗黒のインパクト!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-11 03:36:53)
302.  ロスト・バケーション 《ネタバレ》 
どうみてもお馬鹿B級ホラーではない?と思いながら見始めたのですが、意外にちゃんとした内容でした。前半のこれでもかというような広大な海面や波の映像迫力はなかなかでしたが、今日では逆に「これって合成でもできるよね」と思われてしまうのが、かえって残念。しかし、鯨→岩礁(干潮)→岩礁(満潮)→ブイと、限られた空間の中で少しずつ視点を変えて話も動かすテクニックも、いい感じに機能しています。●それに比べて、「サメ以外の発生事情」はあまり工夫なかったかなー。酔っ払いのオヤジは進行上もいなくてもよい上に、わざわざバッグや携帯に向けてアクションをさせたんだったら、その物体を後でどこかで登場させないといかんでしょ。船が見えていなくなるというのも、もう少し活用のしようがあったような。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-01 01:45:53)
303.  モンスーン・ウェディング
最初の方でごちゃごちゃと大家族のいろんな人が出てきて、あまり整理されてないなあと思っていたら、そのままごちゃごちゃと最後まで行ってしまいました。同時並行的な展開でいろいろやりたかったんでしょうけど、それをするには、演出側の焦点絞り力も場面まとめ力も欠けています。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-31 01:36:29)
304.  テキサス
アラン・ドロンがコメディなんですね。しかし、「僕はコメディもできるんだぜー!」みたいな変な気合の入り方をしていて、妙に空回りしています。脚本も、いい感じに笑えそうなんだけど、肝心なところで落ちない。ツボの位置は正しいんだけど、押し方を間違えている、という感じでしょうか。結局最後は、そこまでせっかく揃えた登場人物の数々を料理しきれずに、グダグダに終わっています。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-28 01:52:44)
305.  スウィート17モンスター 《ネタバレ》 
この主人公は基礎の部分で思考回路がいくつか飛んでいるし、周囲の厚情や配慮にも気づいていないし、そもそもそれを認識しようとすらしていない。そしてそれを正当化できる要素が何一つ存在しない。最後の方でなぜか急転直下でいろいろ解決するんですけど、それでもなお、花壇の花は勝手に取っていくわ、映画館の中で携帯の画面は光らせるわで、根本は大して変わっていないことを窺わせる。映像製作者の彼、本当にこの子に接近しちゃっていいの?
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-27 00:18:16)(良:1票)
306.  小悪魔はなぜモテる?!
最初のナレーションでもう中身が想像できてげんなりだったのですが、本当にそうなってしまったのでさらにげんなりでした。必要な情報を全部喋ってしまっている(したがって映像がそもそも必要ない)時点で、多分この先も、横からあれこれかぶせてアラを隠そうとする作り方なんだろうな、と予想できてしまうのですよ。
[DVD(字幕)] 2点(2020-10-24 00:20:17)
307.  ロビイストの陰謀
ケヴィン・スペイシー扮するロビイストが、政治の裏で縦横無尽に大活躍!しかしそこには重大な危機が!みたいな期待をしてしまうわけですが、何かが微妙に違っていました。つまり、主人公の描写が、その辺の商社マンが頑張って自社の利益を拡大しています、というのと同じで、ロビイストならではの「政治」的要素を感じないのです。また、こういうのは、散々王道コースを歩んでいた主人公がそれをひっくり返させるからこそ逆カタルシスが起こるはずなのですが、この作品では、相棒のバリー・ペッパーともども、何かあるとすぐにピンチが発生して慌てるシーンばかりなので、特に有能ではないようにすら見えてしまいます。まあ、スペイシーのこういう役はどハマリではありますので、それを眺めているだけでもそれなりには楽しめました。
[DVD(字幕)] 5点(2020-10-17 20:41:22)
308.  マン・オン・ザ・ムーン
カウフマンの芸自体は、別に面白くも何ともない。しかし、話が進んでいくうちに伝わってくるのは、この主人公は、「面白い(と自分が考える)ことをする」というその一点については、痛ましいほど誠実であるということ。ギャラよりも、華やかな番組よりも、彼が求めるのは、目の前のお客さんを笑わせて(引っかけを含む)一緒に楽しくなることであった。だから、かりに本当に周りにいたら不愉快極まりないかもしれない彼の言動も、いつしか自然に心に染み渡ってくる。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-11 01:29:07)
309.  ザ・プレイヤー 《ネタバレ》 
冒頭のカメラの引きから、これはそのまま長回しか?と予想したらそのとおりで、8分間は大いに楽しみました。が、見所は結局そこだけでした。業界への皮肉を効かせたいなら効かせるで、もっとポイントを絞るなり前提を整理するなりしないと、これではティム・ロビンスが目の前の人とああだこうだ喋っているだけですよ。
[DVD(字幕)] 5点(2020-10-10 16:41:52)
310.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 
最初の方は、「あれ?そんなに悪くないんじゃない?」とか思っていたのです。目の前の飛行機がふらっと落ちる感じとか、公園みたいな雑木林が洪水で覆われるシュールな光景とか。ところが、中盤以降がやっぱり一方的にしょぼくなってしまいました。一番の問題は、肝心の侵略者の正体が、適当さまる出しの脳内部イメージ画像か何かだけで済まされている点であり(しかもそれが本当にそうなのかでっち上げなのかも不明)、つまり生態やら思考回路やら攻撃手段やらのディテールをすべて放棄しているのです。制作者は、途中で考えるの疲れちゃった?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-08 00:33:19)
311.  イン&アウト
もう、脚本が途中で息切れしまくりなのが丸わかりで。いろいろ配置したはずの登場人物も、まったく活用されていません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-03 01:00:42)
312.  アイス・ストーム
アン・リーともあろう者が、これだけ個性派の役者を揃えておいて、全然使いこなせていない。実は一番存在感があったのは、キー・パーティーなどという凄いものをニコニコ顔で当たり前のように仕切っているアリソン・ジャネイじゃなかったのかな・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2020-10-02 00:24:28)
313.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
中盤過ぎくらいまではキリシタン弾圧場面がやたら執拗で、これはやっぱりキリスト教万歳映画だったんかいな、スコセッシは何がやりたかったんだ、と思ってきた頃に、待ってました、ニーソンとガーフィールドの対決。「日本人は毎朝登る太陽に神を見ている」というニーソンの一言は強烈で、この辺の議論をもっと聞きたかったのですが。また、「日本の信者は神のために死んだのではない、君のために死んだのだ」という一言も、本質を突いています。このシーンがあっただけで作品が大幅に救われました。あと、美術や衣装や役者の立ち居振る舞いは、最近の作品には珍しく、時代劇として及第点です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-30 01:34:23)
314.  ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
設定と監督名から何となく予想できるとおりの作品。「こんな風にちょっと変わった人たちを集めておかしな家族を構成しましたよ~」というのが何とも作為的で、逆に面白みがないのです。枠を破ろうとして、かえって枠に囚われている、ということです。ジーン・ハックマンのこういうキャスティングというのも斬新さを狙ったのかもしれませんが、成功していません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-09-29 01:02:16)
315.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 
一ポルノ男優の半生を、まるで大河ドラマのように仰々しく構築してしまうハッタリ力に感動。内容的には、粗削りにも程があるという感じで、およそまとめ切れてはいないんだけど(尺も必要以上に長いし)、ほとばしる初期エネルギーみたいなものは十分に感じさせます。●その発想の変態ぶりと比較すると、なぜか挿入曲群はやたらまともで。途中でマークが下手クソに歌ってレコーディングする曲、スタン・ブッシュの"You've Got The Touch"じゃないですか!(彼はこんな使われ方を了承しているのだろうか・・・)ヤク売人宅突入時には"Sister Christian"に"Jessie's Girl"、終局に向けては"God Only Knows"、そしてエンドクレジットではE.L.O.の「オーロラの救世主」!!これはこれで一貫しているのですが(そしてどれも名曲なのですが)、やはり作品内容に即しているとはいいがたいような・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2020-09-25 01:38:15)
316.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 
実に正統派的でストレートな復讐譚。しかし、丁寧に作っているのは分かるけど、やっぱり焦点が絞り切れていないというか、せっかくのネタを使いこなせていない気が・・・。(1)インディアンの女性、結局ただ途中で出会っただけ?もう少し(後で出番はいらないにしても)活用されると思ったのですが。(2)収容所と脱獄のシークエンスが長すぎ。その割に、「あえてリスクを冒して助けたのは自分で復讐するため」という心理の綾が生かされていない(最後は正体バレしてむしろ慌てて実行している)。(3)わざわざ「母は皮をはがれて・・・」とか言っているのだから、2人目はあんなやり方(そもそも本当に死んだかどうか映像上は不明)ではなくて、こっちも皮をはぐくらいのことをしてほしかった。その方が、1人目や3人目との対比もなされ、また3人目の追い詰められ感も増したはず。(4)せっかくのタバコ袋、使われ方はあれだけですか!(5)せっかく最後に出てきた恩人の商人、使われ方はあれだけですか!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-23 00:51:41)
317.  ハリウッドランド 《ネタバレ》 
とにかく、何から何まで「思わせぶり」なだけの作品。別にラストが曖昧だからダメとは言わないが、かといって、主人公はスタートの時点と比べて何も発見していないのだから、そもそも作品として成り立っていないと思う。他方で、主人公の(元?)妻と子供がどうのこうのという部分は、単に邪魔なだけ。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-09-16 01:19:58)
318.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
これはまた実に痛快です。ここから15年経った現在だからこそ、もっと広まってほしい作品です。嫌煙運動の胡散臭さをけちょんけちょんにけなす一方で(ミスター・マルボロに金を受け取らせるテクニックとか、突然現れるテロリストとか。「吸ってたから助かった」というオチも凄い)、主人公の軽薄さも際立たせることで、論争のレベル自体が所詮そんなもんだ、という視点まで提示しています。また、こういうときは往々にして足を引っ張りがちな主人公の子供が、予想に反して最後まで機能していたり(顔つきはちょっと合ってなかった気はするが)、なぜかいつもレストランの同じ席にいる3人組の構図も何とも言えない可笑しさを提供していたりと、脇役の配置も上々です。ラストはちょっとあっさり風味にすぎる感じもしますが、長編デビューでここまでやれば十分です(ライトマン監督、この時点で28歳かあ・・・)。
[DVD(字幕)] 7点(2020-09-15 00:33:34)(良:1票)
319.  アパッチの怒り 《ネタバレ》 
ダグラス・サークって、メロドラマの人じゃなかったっけ?と思ったのですが、もろにウエスタンです。一応、「先住民でありながら白人と宥和政策をとっている一派」というのが主題のようで、主人公は急進派・対決派を抑え込むのに苦労します。が、そんなことをしていながらも、いい感じの関係のお姉ちゃんとの間柄の描写に、油断するとすぐ流れてしまうというか、どうみてもそっちの方が本気っぽいというのが、いかにもこの監督というか・・・。ラストのめでたしめでたしも、無理矢理終わらせた感満載で、特にハッピーな気分にはなりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-09-14 01:11:09)
320.  拳銃王 《ネタバレ》 
わずか80分強の尺とは思えないくらい、序盤から中盤まで、次々にいろんな設定と登場人物が降りかかってきて、しかもそれが最小限の描写で的確に整理されている。この洗練ぶりには驚きです。後半は「制限時間」が大きくのしかかってきて、まるで真昼の決闘のような雰囲気が漂ってきますが、こっちの方が先立ったんですね~。もう後はみんなが一点に集中して爆発する手前、というタイミングになっても(留置場のオッサンだけはほったらかしですが・・・)、主人公を変化させる農場の青年が現れたり、ラストの伏線になっている保安官との会話がずっしり挿入されたりと、手抜きがないどころか、さらに脚本の冴えが際立っています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-13 00:26:52)
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