301. ボクサー(1997)
《ネタバレ》 北アイルランドでの宗教間・民族間の憎しみの深さにいろいろ考えさせられました。「お互い共存していくようにすればいいじゃん」とキレイ事を言うのは簡単ですが、中々難しいですよね・・・・・・。(敵役の殺害現場にその奥さんが佇むシーンは非常に心に残りましたね・・・・) ストーリーは見応えがありましたが、IRAの描写が何かマフィアっぽくなってたような感じがしたんですけど実際にそうだったんですかね? [DVD(吹替)] 8点(2006-12-09 20:54:59) |
302. マイケル・コリンズ
この作品を見て、初めてイギリスとアイルランドの関係を知りました。しかし、死んだときは32歳だったんですね・・・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-06 17:58:09) |
303. グッドナイト&グッドラック
「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値もない。」というエド・マローの言葉は、スポンサー第一で視聴率に一喜一憂し、安易なバラエティ番組と報道番組とはとても言えないニュース・ショーが氾濫している日本の民放テレビに捧げたいですね。 しかし、50年近く前から警鐘が鳴らされているのに進歩が無いんですね・・・・・(まあ、我々の方でも情報の取捨選択をしていかなければならないんでしょうけど・・・・)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-26 21:45:07) |
304. ザ・コミットメンツ
《ネタバレ》 とにかく、オープニングからラストまでイカした(古!)音楽に包まれながら楽しく見ることができる作品です。とにかく、音楽好きにはたまらない作品ですね。会話の端々に、いろんなミュージシャンの名前が出てきてとても楽しかったです。(個人的には、オーディションのシーンで、スミスの「Heaven Knows I'm Miserable Now」を歌う少年に主人公がツッコむシーンが好きです。) あと、ザ・コミットメンツのメンバーが素晴らしすぎます。それぞれが、素晴らしい演奏を見せてくれるだけでなく、魅力のあるキャラクターを演じてくれています。 しかし、ラストシーンは「上手い!」の一言ですね。ほろ苦いんですが、何か爽やかな気分にさせてくれました。 「アイルランドはヨーロッパの黒人だ!」というのも凄い言葉ですね・・・・。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-26 21:15:48) |
305. メリィ・ウィドウ(1934)
《ネタバレ》 ルビッチ監督の小道具や小ネタの使い方は本当に見ているものを飽きさせないですね。何というか、次にどんな事がおきるのだろうかとワクワクさせてくれますし、その期待を裏切らない発想には頭が下がります。牢屋のシーンなんて良く思いついたなと感心するばかりです。 とても楽しい作品でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-25 21:47:53) |
306. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 はっきり言って、ストーリーはありきたりなスポーツ物なんですが、とにかく試合だけでなくイングランドのフットボールの雰囲気が味わえるのが素晴らしいです。正直、ベッカム、ラウル、ジダンの登場は何か客寄せぽくて余計だと感じました(まあ、2ではレアルに移籍するようなのでその伏線なのかもしれませんが)。セント・ジェームスパークの映像も実際 の試合時に撮られただけあって非常に臨場感を感じました。 まあ、サッカーが好きな人にはオススメです。 でも、イギリスってサッカー選手の就労ビザ取るの大変なんじゃなかったでしたっけ・・・?(確か代表にある程度入ってないと駄目かなんかで。三都主もそれでチャールトン移籍が無くなったような記憶が・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 13:55:36) |
307. 情婦
これは、「巧い!」としか言いようが無い作品ですね。まだ観てない方は、一切の予備知識を捨てて観てください。そして、絶対に結末は他人にしゃべらないように! チャールズ・ロートンのちょっとトボけた演技が良かったですね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-13 10:11:31) |
308. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 予想以上に面白い作品でした。キャメロン・ディアスとトニ・コレットの姉妹の生き様、心の動きを丁寧に描いています。結構、いろいろ考えさせられる作品ですがシリアスになり過ぎておいないのも良かったですね。キャメロンがフロリダに行ってからの展開は本当に惹きこまれました。 しかしながら、シャーリー・マクレーンの存在感は本当に素晴らしいですね。彼女が出てくることによって、作品がより締まったものになっています [DVD(字幕)] 8点(2006-11-12 15:10:16)(良:1票) |
309. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
《ネタバレ》 あの「卒業」のモデルとされる家族という設定は上手いと思いましたが、ちょっと生かしきれてない感じですね。ただ、主人公が結婚を前にしていろいろと迷う様は良くわかりましたけど。(まあ、親子3代っていうのは中々凄い話ですけど・・・・) まあ、シャーリー・マクレーンは良かったですけど、アン・バンクロフトが生きているうちにこの設定で映画を撮っていたら結構面白かったかもしれませんね [DVD(吹替)] 6点(2006-11-12 14:38:06) |
310. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 年代が近いこともあって、すごく楽しめました。特に音楽が、まさに80年代のヒットパレードという感じで良かったですね。Time After Timeやルール・ザ・ワールド、フットルース、Heaven Is A Place On Earthとか、昔良く聴いた曲ばかり流れてくるので懐かしさを感じました。(当時は、MTV全盛期で洋楽が流行ってましたからね・・・・。) 同窓会には出たことは無いですが、クラスメートが今何やっているのか、卒業後どうしていたのかというのは関心ありますね。 とても痛快で、観終わった後非常に爽快感が残る楽しい作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-09 16:17:22)(良:1票) |
311. Peluca
《ネタバレ》 バス男のDVDに特典映像として収録されていますが、まさに「おまけ映像」という感じでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-08 11:58:04) |
312. ステッピング・アウト
本当にどこにでもいるような普通のおじさん・おばさんが、それぞれいろんな問題を抱えつつ奮闘していく姿が良かったですね。 ショーの部分以外は派手さはないですけど、非常に親しみのもてる作品でした。 ライザ・ミネリの演技もとても良く、最後のミュージカルシーンも「さすが!」の一言でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-08 11:52:16) |
313. ブラディ・サンデー
《ネタバレ》 最後にU2の「Sunday Bloody Sunday」が流れます。これまで大好きで何百回と聴いてきた曲ですが、改めてこの曲にこもっている思いが深く胸に突き刺さってきました。 内容は、非常に衝撃的でした。「血の日曜日事件」の凄惨な様子がドキュメンタリータッチで生々しく描かれています。(「ユナイテッド93」と同じ監督の作品なんですね。) しかし、見ていて英国軍に対する怒りが湧き上がってきましたね(勿論、英国軍も被害は相当受けているし一方的に悪だとは思いませんが・・・・)。全く関係の無い私がそう思う位ですから、アイルランドの人たちにしてみたら・・・・・。そう考えると憎しみの連鎖というのは中々簡単に断ち切ることができないなと改めて痛感します。だからこそ、「We Shall Overcome Someday!」という言葉が心に響くのかもしれません。 [DVD(字幕)] 9点(2006-11-06 18:18:39)(良:1票) |
314. メル・ブルックス/逆転人生
《ネタバレ》 コメディではありますが、結構スラムの実態を映し出していて考えさせられる作品でもありました。メル・ブルックスが運び込まれた病院のシーンなんかは、現実にありそうでちょっと怖いですね。 ストーリー的には、まさに正統派喜劇といった感じで非常にラストまで上手く作られています。(ライバルに賭けを認めさせた後、ちゃんと裁判で争っているところがアメリカらしいですね。) まあ、とにかく安易に委任状を渡してはならないということですね。(しかし、アメリカの弁護士って、そんなに信用が置けないんですかね・・・・日本とは全然違いますね。) [DVD(吹替)] 8点(2006-11-05 18:57:41) |
315. ナポレオン・ダイナマイト
《ネタバレ》 何が面白いと聞かれてもはっきりとは言えないんですが、作品全体に流れるしょうもない雰囲気が非常に好きです。クライマックスののあの何とも言えない微妙なダンスシーンが最高ですね。何か邦画のミニシアター系作品をアメリカでやるとこうなるみたいな感じです。ていうか、主人公のナポレオン・ダイナマイトは今までのアメリカの青春映画には決して出てこないタイプで非常に斬新なキャラですね。まあ、おまけに兄貴はちょっとヤバい感じの引きこもりだし、叔父さんも非常に胡散臭いし・・・・良くヒットしたなという感じではありますがw(メキシコ人の友人やその身内もいい味出してます。)でもさすがにアメリカ映画、最後は非常に爽やかにまとめてくれています。 あと、この邦題はヒドすぎますね。内容は全然違うし、この「バス男」の方が「電車男」の数倍面白いです。(逆にバス男の面子でアメリカ版「電車男」を作ったら面白いかも・・・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-05 18:12:36) |
316. 地球は女で回ってる
《ネタバレ》 架空の作家の過去の作品を映像化していくという発想は面白いですね。最後には、自分が生み出した登場人物たちに祝福されるというのも中々ユニークだと思いました。是非「Deconstructing Woody」を見てみたいですね。 しかしながら、ずっとピンボケしたまま映っているロビン・ウィリアムスには爆笑してしまいました。(こんな役もやってたんですね・・・・) あと、ひたすら女性が汚い言葉で罵倒しまくりますので、そういうのが不快な方は見ない方が良いと思います。(逆の方には超オススメですw) [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-04 20:36:24) |
317. おいしい生活
《ネタバレ》 設定・キャスティング・ストーリーともに素晴らしく、アレンとトレイシー・ウルマンの掛け合いも非常に息があって面白かったです(銀行強盗を働こうとしている場面は完全にコントでしたね。)。 見終わった後クッキーが欲しくなりました。 [DVD(吹替)] 8点(2006-11-04 20:07:55) |
318. ハリーの災難
《ネタバレ》 何事もきちんと状況を確認してから行動に移しましょうということですね。まあ、ハリーも人騒がせな死に方するなよという感じですけど・・・・・。 非常にまったりとした雰囲気の作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-01 11:14:44) |
319. ワールド・トレード・センター
《ネタバレ》 これは、ストーリーを楽しむ作品というよりは、「9.11」に起こった事実を記録し伝えるための作品だと思います。(事前に思っていたより、非常に淡々としたストーリーでした。) 当時の状況が迫力ある映像で描かれているのですが、これがフィクションでは無く実際に起こった話であることを考えると非常に恐ろしく感じました。 できれば、劇場の画面で見てもらいたい作品ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2006-10-22 20:10:14) |
320. ニューヨーク・ニューヨーク
《ネタバレ》 ストーリーとしては、男と女が出会い・別れるという至極シンプルなものですが、とにかく音楽の素晴らしさが光る作品でした。ライザ・ミネリの歌唱力・存在感に圧倒されました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-21 18:57:50) |