361. バッドボーイズ2バッド
アクションとしては意外に尺が長くて見る前は「ウゲッ!2時間半もあるよ!!」と思ってたんですが、見始めてみるとなかなか楽しめました。えらく長いカー・チェイスシーンや明らかに一般受けしないギャグもありますが、たまにはこーゆーなんにも考えずにひたすらぶっ壊して暴れまくりなモノもいいんではないかと。それにしても後半のキューバの敵アジトの屋敷を見てるとどーしてもG○A Vice Cityを思い出してしまう…。 6点(2005-01-14 23:17:37) |
362. 地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM>
初見のつもりだったのによくよく思い返してみれば前にも見たことがあったという…要はそれだけ印象が薄い映画ってことなんだけど、流石に最後の格闘シーンはかつてブルース・リーと戦った事があるチャック・ノリスだけあってなかなか見ごたえがあった。 5点(2005-01-14 23:04:20) |
363. ヴァン・ヘルシング
怪奇・恐怖映画界四天王のうち3人も出演しているので、昔からのファンには涙モノ…のようにも思えるけど、多分、生粋のファンならドラキュラ伯爵の気品と威厳のなさにちょっと肩透かしを食らうのではないだろーか。ぶっ続けで派手なアクションを見せ付けてくれるのはいいとしても、どうも勢い&ノリで強引に話を引き伸ばしているように思う。 4点(2005-01-14 23:00:06) |
364. ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間
今から考えれば演奏はダラダラ&荒削りなものばかりで、今の音に慣れたロック・ファンには少々辛いところだと思うがこれが本物のロックだと思う。そもそもこの時代の音楽は全て社会の文化と一体のものであり、彼らミュージュシャンが社会に対して示したかった生き様そのものだったからである。「愛と平和」というのは確かに幻想に過ぎないのかもしれないが、この時ここ(ウッドストック)には確かに「愛と平和」が溢れていた。そして、音楽によってあらゆる人々が一つになった。当時のヒッピー文化を知る上ではやはり避けては通れないものだと思うし、サンタナやジャニス・ジョプリン、大トリをつとめたジミ・ヘンドリックスなど往年の大スター達の勇姿も見られるのでまさに一石二鳥。全ロックファン必見である! [DVD(字幕)] 9点(2005-01-14 22:53:39)(良:1票) |
365. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
「夢の共演か、それともただのネタ切れか?」と考えた時、恐らく本作は後者でしょうね。しかしながら、今回はそんなことはあまり気にならずに楽しむことが出来ました。確かに、1発でCGと判っちゃうシーンとか、ハイド氏がハルクみたいに見えるのは笑っちゃいましたが、それぞれのキャラはしっかりと作られているし、アクションの方も結構見ごたえがありました。ドリアンとミナの不死者対決とか、トム・ソーヤーの二挺拳銃乱射、ハイド氏と似非ハイド氏の超人対決は物凄く“超人らしさ”が出てましたし、ネモ船長の格闘シーンや剣捌きは本当に格好良かったです。しかし、やっぱり一番はアラン・クォーターメインことショーン・コネリーでしょう。もう、彼が戦ってるところを見ると「お!!ヘンリー・ジョーンズ(老後のジェームズ・ボンドでも良い・笑)が闘ってるよ!!」と嬉しくなってきます。時代背景とかは普通に考えるとめちゃくちゃで、史実も何もあったもんじゃありませんが、それでもいいんです。ネタ切れだろうと確かにこれは“時空を越えた夢の共演”なんですから(笑)意地悪な事は考えずに頭を空っぽにして楽しんだ者勝ちです。インディ・ジョーンズとかには流石に及びませんが、個人的にはハムナプトラよりも面白かったです。 7点(2004-11-24 03:50:46) |
366. 80デイズ
《ネタバレ》 さてさて、原作は言わずと知れたジュール・ヴェルヌの名作文学、そして映画版のオリジナルはアカデミー賞受賞作品と、これまた随分と分の悪いことになってますが、正直言って、オリジナルに勝るとも劣らぬ出来であったと思います。オリジナル(映画)と比べ、上映時間が短いせいで、立寄る国が少し少なかったり、いきなり日にちが飛んで次の国に入ってたり(前の国を出ていたり)と旅の道中の描写が少ないという欠点もあるのですが、よく2時間少々で纏め上げたと思います。それに原作等では資産家であったフォッグ氏が今回発明家という事になってますが、個人的にはこっちの方がしっくりくると思うし、何よりも信念、希望、夢、それらを代弁する存在としては実に見事な設定だったと思います。本来フランス人のはずのパスパルトゥが今回は中国人のジャッキー・チェンになってますが、これもまたありだと思います。ライト兄弟が出てきたり、発明王エジソンの名前が出てきたり、完成前の自由の女神が出てきたりと歴史ネタも多いのですが、中でも一番良かったのが黄飛鴻(演じるはサモ・ハン!)率いる広東十虎が出てきてカンフーバトルを見せてくれたこと。このサービス精神にははっきり言って感動しました(笑)。ライト兄弟よりも早く飛行機を作ってしまったり、時代考証がデタラメという突っ込みはいくらでも出来ますが、それらを全て吹っ飛ばして、夢と希望と愛と友情の旅にどっぷりと浸かる事が出来ました。 8点(2004-11-15 04:03:07)(良:2票) |
367. 魔人ドラキュラ
今でこそ色んな「ドラキュラ映画」が世に氾濫してますが、その元祖であり代表格がこの「魔人ドラキュラ」でしょうね。↓ビンクさん、エスねこさんも仰ってますが、BGMはほぼ皆無、しかしそれが帰って余計におどろおどろしだを倍増させていますし、冒頭のドラキュラ城に向かうシーンの、単に暗いだけではなく、不気味なうねりを見せる雲や見るからに不吉そうなドラキュラ城の佇まい、ロンドンでのドラキュラの根城等、じわりじわりと恐怖感が倍増してきます。そして何よりも、ドラキュラ役のベラ・ルゴシ。実に品がある。かと思えば、この世のものとは思えないような恐ろしい形相に変わったり(特に鏡を叩き落す時の一連の動作はもう見ていて只ならぬものを感じました)、この圧倒的な演技力はまさに脱帽です。今のように派手な動きもなければ不死身性もそれほど感じませんが、その代わり、闇の貴族の真の姿がここにはあります。 8点(2004-11-15 03:41:56) |
368. ギャラクシー・クエスト
良いですね~こういうの。真面目にギャグをやるって類、好きですよ。テレビ番組の俳優たちが本物の宇宙戦争に巻き込まれるっていう破天荒なストーリーとか、「あなた方を手本にしてみました」とかいってセットや小道具を本当に実用化しちゃってるところとかね。かと思えば少し感傷的なシーンなんかもあったりととっても面白い映画です。結構マイナーだけど、シガニー・ウィーバーとかアラン・リックマン、サム・ロックウェルなんかも出てて意外に濃いキャラ選択だなぁなんて思ったりしました。 8点(2004-11-08 04:39:18) |
369. スクール・オブ・ロック
ウチの場合、「ロックはダメ」というよりむしろお母ちゃんがロック好きなのでこーゆー「ロックは有害」とか「ロックは下らない」って言ってるお父ちゃんお母ちゃんの意見はちょっとばっかし「なんで?」ってな感じなんだが、そんな立場だから言えることは「別に良いんでない?好きなんだから」ってこと。そもそも「ダメ」といわれれば逆にやってみたいって衝動が一層強くなるのが人間ってモンだし、嫌いな奴や肌に合わない奴は他のジャンルに行くわけで、要は頭から貶すんじゃなくて“人には添うて見よ馬には乗ってみよ”ってな精神で行けば良いんじゃないかなって事を言いたいわけです。…と、本作品の精神に則り特に誰というわけでもなく抵抗してみたが、いい加減長くなってきたので前振りはここらへんで切り上げるとしよう。他の方も指摘しているように、天使にラブ・ソングを2とプロットは大体同じ。大したトラブルも無いし強引なエンディングとか、他人の意見を無視して「これこそがロックだッ!!」と自分の意見を押し通すデューイとか、荒を捜せばきりが無い。でも、それはそれで良いと思う。だってこれはストーリーを見るもんじゃなく音楽(ロック)を体全体で感じる類の映画だから。天使にラブ・ソングをとかのコメントにも書いたけど要は「楽しければ何でもおっけ~」なのだ。だからこの映画は感性に任せて見ればいいんだと思う。♪I said I know it's only rock'n roll But I like it! 8点(2004-11-08 04:27:57) |
370. クローン
《ネタバレ》 お!なにやらこの手の映画にしちゃ点が結構高い。といいつつ自分も楽しんだクチです。設定とかは良くある“近未来の全体主義国家でどーのこーの”ってな感じですが、意外に見せてくれる脚本とか、普通のストリート・ファイトにすれば良いものをあえてカンフー映画の如くバック転蹴りや飛び後ろ回し蹴り等サービス精神旺盛のファイト・シーン、敵をおびき寄せる(かく乱させる)為の作戦とかスリルがあって良かったと思います。僕も初めのうちはハサウェイ少佐が怪しいなぁと睨んでたんですが、冒頭で“オーラム”という苗字だけで名前が表示されていない事が伏線になってると知った時はやられたぁって思いました。初めから予想すれば出来なくもないエンディングですが、それでも予定調和に終わらせなかった事が大いにプラスの方向に働いてると思います。久しぶりにラストで「お~そう来るかぁ」と思わず唸ってしまった(良い意味で)ので、今回は7点を献上したいと思います。 7点(2004-11-04 23:21:49) |
371. チアリーダー忍者
《ネタバレ》 ほほいほいほい、こーゆー映画はまさに俺様ちゃんの専門分野じゃ~い!ってなことなんですが、いきなり出遅れてますね~。そう、こんなにもこの作品を見るのが遅れてしまったのには訳があるんですね~(え?誰もテメーの話なんか聞きたくねぇって?まあそう言わずに)この作品の存在を知ったのは、そう、確か8月後半頃。同じアルバトロス配給の「バーサーカー」を見てたときに偶々予告編が入ってたんですね。んで、そのあまりの下らなさに“落胆”して、「これは是非とも見なければ!!」と思ったまではいいものの、リリースされた当初からなぜか貸し出し中になってたんですね。しかも何週間も(笑)世の中ってのは不思議ですねぇ(笑)さて、この作品の思い出話はこれくらいにして、一体どんな感じだったかってーと、もー勿論期待道理“落胆”しまくりましたよ~。もう落胆度数MAXって感じです。どんな風に落胆したかってぇのは↓で皆様が様々なコメントを寄せているので僕が今更ながら説明するまでも無いでしょう。ていうか、説明してたら投稿文の上限を恐らく超えます。がしかし何も書かないってのもアレなんで一応言いたい事は書いときますね。簡単に言うと下ネタばっかで作りも安っぽいんです。なんかミョ―に古臭いノートPC使ってたり、アクションシーンでいきなり俳優がダッチワイフに摩り替わったり。後半の「巨大ロボット同志の戦い」なんてもーね、コメントする気にもなれないくらい安っぽいんです。でもね、時たま“ニヤリ”とするシーンはあるんですよ。「1.21ギガワットォォォ!!!」とかね。ただ、ニヤリとはしても決して笑えるというもんじゃないんで、誤解しないで下さいね。普通の精神状態の時に見たら間違いなく逆上します。落ち込んでる時、追い詰められてる時も然り(当たり前)。何時もより(非常に)上機嫌で、お金と時間と心に大きなゆとりがあって、それで尚且つ興味が(もし)出たとしたら、見てみてもいいと思います。ただ、その際の責任は一切負いかねますがね(笑)。 1点(2004-11-03 21:24:51)(笑:1票) |
372. デイ・アフター・トゥモロー
「ID4とどっちが良い?」と聞かれれば僕はID4と答えるでしょうね。でもこっちもまあまあといったところでしょうかね。CGに関しては今じゃこういう描写は見慣れてるせいかインパクトは殆どないけど、それでも迫力がないというわけでもないし、それなりにスリリングな展開もあって普通に鑑賞する分には合格ラインかと思います。ただ、やっぱり冒頭の東京の描写がアレだったり、米国大統領の説教で幕を閉じる展開はちょっといただけないかな~と思うので少し減点。あとは、世界規模で異常が起きてるのに描かれてる範囲が少し狭いかなと思います。点数は、映画自体は5点、あとは、津波がNYの摩天楼群を次々に飲み込み、人間が流されていくシーンで「うわ~、楽しそ~♪」なんてあさってな考えが頭をよぎったので、おまけして6点(笑)。 6点(2004-10-31 22:16:15) |
373. ノック・オフ
なんかアクションシーンがどっかで見た事あるなぁと思ってたら監督がツイ・ハーグで武術指導がサモ・ハン・キンポーね。確かに、主役はジャッキーでもいいですね。アクションシーン自体はまあまあな方だけどちょっと短いのと、時々変なエフェクトがかかる映像とかがちょっといらないかな。でもヴァン・ダムの映画の中ではなかなか面白い方ですね。5点。 5点(2004-10-28 18:38:29) |
374. オクトパス
突然変異の怪物(海洋生物)が潜水艦を襲撃…ん~なんかリバイアサンやザ・デプスを思い出してしまう。あからさまにCGと判るクリーチャーは大目に見ても大体死ぬ人間が特定できるって時点でやや興ざめ。出来としてはザ・グリードと五分五分って感じかなぁ。それにしても巨大タコとは…なんか船乗りの伝説を現代風にアレンジしたみたいですな…。5点。 5点(2004-10-23 23:12:20) |
375. DENGEKI/電撃
《ネタバレ》 ストーリーはなんか複雑ですけど、最後の方になると「あ~、それであそこでラトレルは相棒を殺さなかったんだ」と納得できるのでまだ良い方かと。アクションの方はと言えば、微妙にマトリックスを意識してると言った感じですね。珍しくアクロバティックな技を決めてますし。まあ、セガールの交通整理の警官姿や机に挟まってそれを取るためにぶっ壊す姿など、ところどころ笑えてくる場面もありますし普通に楽しめる作品だと思います。 6点(2004-10-23 22:56:20) |
376. 親指タイタニック
オリジナルが好きな人には申し訳ないがあの冗長すぎる作品をよくぞ26分で纏め上げた!と個人的には評価したい。 4点(2004-10-13 04:15:00) |
377. ザ・フォッグ(1980)
西洋の怪談話を映画化した感じですけど、いまじゃこういう王道を行くホラーってのはなかなかないですね。桐の向うには何があるんだろう?という心理的恐怖を煽る描写は上手いと思いますし、70~80年代のホラーに良く見られる「いかがわしさ」も十分あると思います。画面の暗さも申し分ない。やっぱりはっきり見えるより少し見え辛い方が怖さが伝わってくる。絶叫クイーンことジェイミー・リー・カーティスとマリオンことジャネット・リーの共演も嬉しいところ。エイドリアン・バーボーの、淡々と事件の詳細を語る語り部的役もいいほうに働いてる。ラストはやっぱりカーペンター。安直な終わり方にしないのはこの頃からですな。適度な古さが逆にホラーとしての雰囲気を盛り上げてる佳作ですな。 7点(2004-10-13 04:10:43) |
378. トランスポーター
《ネタバレ》 冒頭のカーチェイスのところで「なんかTAXiに毛が生えたような映画だな~」と思いましたが、その後はどっちかって言うとトリプルXみたいな感じだったでしょうか。とにかく色んなもん詰め込んで見ました、って感じでした。格闘シーンは、まあまあ頑張った方ではないでしょうか。その他は、なんか必然性に欠けるシーンが目立ったかな。でも、後半の格闘シーンで、「ドラゴン怒りの鉄拳」のブルース・リーのように次々と相手を蹴り倒していくジェイソン・ステイサムは格好いいと思いました。 5点(2004-09-28 12:59:26) |
379. U-571
《ネタバレ》 私はまだUボートを見てないんですが、まあそれが吉と出たのかそこそこ楽しめました。まあ、確かにアメリカ軍主体に描かれていたりと色々とツッコミどころもあるんですが、それは今に始まった事でもないんで敢えて無視します(笑)。しかしながら主演のマシュー・マコノヒーやハーヴェイ・カイテル、ビル・バクストン等は結構光ってたと思います。でもやっぱり一番存在感があったのはボン・ジョンジョヴィ…もといジョン・ボンジョヴィですかねぇ。それにしても暗号機エニグマとかってのを見ると、やっぱり「我がナチスのォォォォォ、科学技術はァァァァァ、世界一ィィィィィィィィィィ!!!!!」だったんでしょうかねぇ(笑) 6点(2004-09-20 18:27:44) |
380. マイ・ハート、マイ・ラブ(1999)
こりゃ群像劇って言うよりはなんか大家族のヒューマンドラマって感じだったな。言うなれば「電話で抱きしめて」の大人数版って感じ。ショーン・コネリー等の豪華キャストと、時折挿入される街の情景や場を盛り上げるBGMはいいけれど、各登場人物のつながりやそれぞれのストーリーを深く掘り下げていない分、ありきたりのものになってしまっているって感じかな。5点。 5点(2004-09-13 18:51:48) |