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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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361.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 
まあなんていうか、ジェイソンがなぜ不死身なのか分かりませんが…。フレディが夢の次元での生物(悪霊?)なので勝負がつくわけもなく。むごたらしいシーンを延々並べているだけですね。 二人と対決する人物が弱すぎるのだ。体格も、度胸も、知恵もない。薬を取りに侵入した病院でマリファナ吸ってどうする?よそ者の警官が唯一頼りがいがありそうだったが、あっさりやられてしまった。 企画物としては成功したほうだろう。
[DVD(字幕)] 4点(2009-02-01 23:19:02)
362.  エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 
非常に退屈でした。ドラゴンものの冒険ファンタジーで、VFX(視覚効果)もそこそこのレベルに達しているのにも関わらず、ストーリーや登場人物、小物に工夫がなさすぎです。というか、節操なく他の物語や映画からぱくっているだけですね。ドラゴン、ドワーフ、エルフ、魔法、女王、剣(ドラゴンキラー)。原作者は才能なしです。 三部作の最初ですから、ここはドラゴンの誕生と成長、ドラゴンとの絆、師匠との修行を交えての人間として、ドラゴンライダーとしての成長などをじっくりと描くべきです。これらすべてがおざなりにされています。ドラゴンはすぐに大人になり、エラゴンは呪文を覚えただけで魔術が使え、師匠との心の交流も少なく、自らの無謀さで師匠が死ぬことに。 エラゴンがドラゴンの卵を売りにいくのはやめましょうよ。神秘的な何かを感じて大切にとっておくという展開にしないとね。ドラゴンとの絆が物語の重要なキーなのですから。 中ボスは唯一迫力がありましたが、途中で大ボスの前でびびる場面があり興ざめ。大ボスは悪相の頭の悪い囚人みたいなやつで、カリスマ性がありませんね。 また、エラゴン役の役者が演技べたなのも大きなマイナス。苦悩、悲しみ、怒りが伝わってきません。 ドラゴンの造詣はよかったですが、人間の女性の声で日常語をしゃべっちゃだめしょ。神秘性をもたせましょうよ。ぺらぺらしゃべって威厳なし。 ところで反乱軍の隠れ場所ですが、あんなのは魔法ですぐに居場所がわかると思うんですがね。 それに中ボス?の息子がからんできますね。でも、いてもいなくても展開に変わりはありません。出す必要なし。 最後の戦いはとくに見せ場もなく、敵、味方ともにドラゴンの炎で消し去られて終わり。 おまけに夜の場面が多く、暗くて何が起きているかわかりにくい。続編はもう作らないのでは。    
[DVD(字幕)] 4点(2009-02-01 17:17:19)(良:1票)
363.  シーナ 《ネタバレ》 
アフリカのとある国の話。 弟が兄である国王を殺して王位を簒奪しようとする。 部族のシャーマンは予知でそのことを知り、国王に報せようとするが、国王の弟に捕まり、逆に国王殺しの犯人にされてしまう。 (他人の運命はわかっても、自分の運命はわからないらしい) 偶然ニューヨークから来たジャーナリストの映すカメラに暗殺の真実が映っていた。 アフリカの原住民に育てられた金髪の美女、女ターザンが、シマウマに乗ってやってきて、象、ライオンなどとともにシャーマンを助け出す。 女ターザンとジャーナリストは新国王から追われることとなる。 シャーマンは死に、近隣の部族も皆殺しに。 新国王の妻が悪役で、女ターザンを滝に落として殺そうとしますが、逆に自分が…。 女ターザンの武器は動物と会話できるところ。 ライオン、豹、チンパンジー、象、サイ、フラミンゴが彼女の手助けをします。 やがてジャーナリストとの間で恋に…、そして別れ。ジャーナリストは女ターザンを残したまま去ります。 手に取るな やはり野に置け 蓮華草です。 全体的にゆるいストーリーで、はらはらドキドキはありません。 
[地上波(吹替)] 4点(2008-06-25 15:52:36)
364.  ビロウ 《ネタバレ》 
敵艦隊と間違えて味方の赤十字船を撃沈、出世を棒にしたくないために艦長を殺して知らんぷりを決め込む。 そのあと敵と遭遇、何とかやりすごすものの怪奇現象がおこり、ついには船を撃沈した地点に戻り、船は動かなくなってしまう。 真相を知っている人はごく少数なので、後悔にさいなまれてみる心理的な怪奇現象ではなさそう。 怪奇現象を船長の幽霊のせいにしたいらしいが、幽霊はもっと古いものでないとね。 何でもないところで大きな効果音を入れ、観客を脅かしてばかり。 志が低い映画です。 味方を撃ち、自船も沈没。何ものこらない映画です。  
[DVD(吹替)] 4点(2008-05-19 15:40:48)
365.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
地球がたった数日で氷河期に突入、低気圧の目玉付近からはマイナス100度の冷気が降りてくるという壮大な設定。 一方で、あの親子の話で終始してしまっているという小さなお話。 地球規模なんだから他の国の対応なども見せればいいのに、ニューヨークの図書館にいる数人に焦点が当てられる。 ニューヨークは大洪水にみまわれ、その海水もたちまちに凍ってしまった。ケータイもつながらない。 「じっと待っていろ」といいながら、救助に向かう無謀な父親。冒頭の南極での行動といい、理解不能おやじです。 あんたが行っても何の役にも立たないだろう。ところがケータイが通じたのか、ヘリで救助されることに。 この映画からは悲劇性が感じられないんだよな。息子とその仲間に生き残ろうという必死さがない。死んだような眼をしている。 ハラハラどきどきのないパニック映画は失敗でしょ。
[地上波(吹替)] 4点(2008-05-18 12:40:06)
366.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 
面白いところはないなあ。 ジョディがもっと若く、二十歳前後の役だったら、若気のいたりで許せることもあるが。 中年女の恋、中年女の復讐はよくわかりません。 偶然に強盗に遭遇して銃に開眼するわけですが、 最後も偶然に彼らに遭って襲われ、仕方なくやっつけてしまうという展開でよかったのではと思います。 DJという設定もあまり生かされていない。
[映画館(字幕)] 4点(2008-03-13 12:00:17)
367.  テイキング・ライブス 《ネタバレ》 
捜査の初期の段階で目撃者は、犯人と利き腕が違う、DNAが違う、犯罪用語に対する反応がサイコじゃない、自ら警察に連絡しているなどの理由でシロとされました。 そのほかの印象でも、犯人は16歳から19年もなりすまし人生を送っており、目撃者とは年齢が合わない(若すぎる)のと、絵が描けて、画家としてのキャリアがあるという点でもシロだと確信していました。 ところが、途中から、アレレアレレ、おかしなことばかり。 なんだかなーとおもっているとやっぱり犯人。 犯人とわかった瞬間から別人格になって、やりたい放題。 一貫性がないわなあ。 母親殺すのならいくらでもチャンスはあったよね。 あのタイミングで殺すかなあ。 妊娠捜査官を殺すのを目的にいったのだから、お茶なんかいれておしゃべりしてないでさっさと撃てばいいのに。 その前に自分の赤ん坊を殺すために、わざわざあぶない橋をわたらないでしょ。 捜査官に愛を求めているのに、「この子は生まれちゃいけないんだ」って矛盾してませんか。 そもそもの疑問ですが、 犯人は人を殺してその人になりすますのですが、最初の人になりすますと、 あとの殺人は金を奪う目的でよいのでは? どうして殺すたびにその人になりすます必要があるの? すでに別人になりすましているんだから、また別人なる必要ないでしょ。 それと目撃者をよそおって殺人をわざわざ警察に連絡することもないでしょ。 遺体を放棄していればすぐに発見されるんだから。 
[地上波(吹替)] 4点(2008-03-10 01:57:49)
368.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
いっそのこと人間抜きにやってみたらどうか? プレデターの宇宙船にエイリアンが迷い込んで、死闘を繰り広げる…という展開。 それで緊張感のある映画が作れれば天才だとおもう。 冷静に考えれば、プレデターは狩る方で、エイリアンは狩られる方。 プレデターの方が圧倒的に有利。 まず宇宙船をもっているし、すぐに相手を探知できる装置があるし、透明術もあるし、強力な武器もある。 人間が銃でライオンを狩るよりはるかに簡単にエイリアンを倒せるはず。 すくなくともずっと透明でいればいいじゃないの。 そんなことより、プレデターはエイリアンの生命の神秘を研究して、自分たちの医学などに役立てる気はないのだろうか? 人間よりはるかに高度な文明をもっているけど、やることは野蛮人なみなんだね。 
[DVD(字幕)] 4点(2008-01-21 03:21:58)
369.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 
後世に多大なる影響を与えた…、かもしれない知られざる映画。棺から夜の帝王が出現、「これから話す物語は、気を失うほどに恐ろしい」と宣告する。目が泳ぐのは、視聴者の不安をあおる繊細な演出だ。小説家と恋人が車で墓場に向かう場面で、昼と夜が交錯する。これはジャンプカットで、既に二人が通常の時間とは違う魔の領域に入り込んでいることを暗示する。夜の帝王は、闇の女王に命じ、死霊に舞踏を披露させる。炎に飛び込んで死んだ女、蛇を愛し火山で死んだ女、初夜で夫を殺した女、羽根飾りのために命を捧げた女など、皆罪を犯して昇天できない死霊だ。黄金に焦がれる女が黄金にされるのは、ウルトラQのカネゴンのひらめきとなった。猫女は、紛れもなく音楽劇「キャッツ」の原型。鞭打つ男は、インディージョーンズ。狼男と木乃伊男のコンビは、スターウォーズのR2-D2とC-3POのモデルで、狼男はチューバッカーでもある。捕まった女はレイラ姫。ゾンビ女は、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドの先駆であり、その踊りは、マイケル・ジャクソンのスリラーに結実し、ムーン・ウォークの萌芽も見える。蛇女は、ジャッキー・チェンのスネーク・モンキー。羽根女は、天使とデート。夫殺しの花嫁は、ティム・バートンのコープス・ブライドの濫觴で、「気を失うほど」影響力は大きい。小説家と恋人が捕縛されて踊りを見せられるのは、視聴者と同じ目線に立たせて、共感を得やすくする演出だ。死霊が胸をはだけて踊るのは、夜の帝王の気を引いて時間稼ぎをし、朝日を浴びさせて亡ぼそうという意図がある。闇の女王もこれに同調し、一見無駄な踊りで時間を稼ぎ、最後は自己犠牲で夜の帝王を亡ぼした。感動的である。夜から、突如太陽が高く登るのは、亡びた者から見た心象風景だ。三島由紀夫はこの手法を習い、「奔馬」の最終行で、夜の割腹なのに「日輪は瞼の裏に赫奕と昇った」と記した。太陽を出現させるために女が胸をはだけて踊るのは、天岩戸神話と類似しており、死霊はアマノウズメだ。日本神話の影響が窺え、世界観の広がりがみられる。死霊女の罪は、キリスト教の七つの大罪で、これを強く戒める内容となっている。他に「危ない場所に近づいてはいけない」「油断大敵」など、教訓に満ちた内容。ホラー・コメディという新分野を切り拓いた業績も大きい。世界で最も過小評価されている映画…、かもしれない。再評価の日は来るのか。
[ビデオ(字幕)] 3点(2015-02-16 09:04:46)
370.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 
ガッパの子は何を食べて毎日50㎝も成長するのか。何も食べないと言っていたけど。気になるのは、あの檻(研究所の施設)からどうやって出したのかということ。巨大化した子ガッパが通れる出口は無いはずである。壁を壊して出せても運ぶのはもっと大変。子ガッパは暴れず、おとなしく従ったようだね。ヘリ2機で子ガッパを輸送するとは自衛隊も捨てたものじゃない。体が帯電しているのによく作業が出来たと思う。それと鳥に帰巣本能はあっても、自分の所在地を遠隔地の仲間に知らせる能力はないだろうと思うけど。羽はあるけど、ほとんど羽ばたかないで飛行するのは凄い。熱線も吐くし、常識を超えた生物だ。 ◆母ガッパは茹ダコを加えていたが、子供にやるためだとしても、まだ子供が見つかってもいないのに、気が早すぎるではないか。茹でるのには熱線を利用したのだろうが、戦車をも簡単に溶かしてしまうほどの超高温である。まともに当てたら焦げてしまう。タコに直接当てず、周囲の水を沸騰させたのだな。芸が細かいではないか。意外と繊細なところがあるね。目は怖いけど。飛べるのに熱海に上陸したときは海からだった。きっと大ダコを採っていたんだね。 ◆子ガッパのテレパシーを受信して日本にやって来たのに、子ガッパの居場所が分らないのはどうしたことか。羽田に連れて行っても子ガッパの声を拡張機で流させなければ気づかなかった。良くわからないね。音には敏感らしいけど、石油コンビナートを踏みつけて爆発させならが移動しても音や火は全然気にしてないね。 ◆オベリスク島の住民はあの結末で良かったのだろうか。3匹のガッパを島で引き取ることになるのだが。しかも火山活動は大層活発である。地震はガッパのせいではなく、火山性地震だろう。危険すぎる。その割に火山灰などはひとつも見当たらないのは不思議だが。それに米潜水艦が助けた島民は少年だけ?他の人どうなったの。 ◆「ここは一度見たことがある。プレイメイトランドの模型にそっくりだ」という発言があったけど、単なる偶然?何故そっくりなの。 ◆プレイメイト社だけど、将来はないな。国民が真実を知ったら非難の嵐でしょう。税関を無視して未知の生物を持ち込んでいるし。記事を発表したとき問題にならなかったのが不思議。でも社長は改めて親子の愛を知ったので、得るものがあった?
[地上波(邦画)] 3点(2011-02-10 06:44:20)
371.  新・刑事コロンボ/初夜に消えた花嫁<TVM> 《ネタバレ》 
次のような企画会議が行われたと予想される。「良い脚本が上がってこないね」「どーしよう、もう時間が無い」「マクベインの小説で映像化権利を買っといたのがあるんだけど」「コロンボと違いすぎるじゃないか」「異色なものがあってたまにはいいでしょ」「そーだなあ。このごろマンネリぎみだからな」「数字がとれるかな」「マクベインの名でとれるでしょ。それときれいな女優を使ってなんとかもたそう」「じゃあ、そうするか」「このシリーズもそろそろ潮時かな。ピーターもいい年だし」「絞りとるだけ絞りとる。これが業界の常識でしょ」「まあね」 ◆次の3点においてコロンボシリーズを逸脱している。①倒叙形式じゃない。②推理が皆無。③犯人が射殺される。良い脚本がなくて、エド・マクベインの小説を利用しただけ。花嫁が初夜に誘拐されるというアイデアは面白い。だが犯人にたどり着く推理は無くて、ただ地道に結婚パーティの写真を調べるだけというのはいただけない。もう一つは車を目撃した老人に車のカタログを見せて確認してもらうだけ。犯人はモデルである花嫁に横恋慕したのはわかるが、その目的は結婚式を上げてから殺すという不自然なもの。母親が父にメスで喉を掻き切られ殺されたらしいが、それを再現してどういう意味があるのか?
[ビデオ(吹替)] 3点(2011-01-24 08:29:39)
372.  二重誘拐 《ネタバレ》 
妻の行動がいちいち癇に障る。夫が誘拐たのにリフレッシュと称してのんきにプールで泳ぎ、孫の誕生日会を開く。夫の元愛人宅を訪れ、「夫はニューヨークが嫌い」「ファックならホテルですればいいのに」と嫌味を言い放つ。涙ひとつ見せない鉄面皮。夫の浮気の原因が分かる気がする。事件後、被害者遺族の家庭はむちゃくちゃになるが、この家庭は何事もなかったかのように暮らし始めるのじゃないか。夫妻が愛し合っていたとは思えない。それに犯人の車のナンバーくらいは覚えておけよな。 ◆犯人と誘拐された夫の登山が一日の出来事なのに、自宅では何日も経つ。少しくらいの時間軸の変更はいいけどこれはやり過ぎ。誘拐が新聞報道までされているのに、犯人が「FBIに知らせるな」は無いでしょう。犯人がぐずぐずしているから誘拐公開にまで踏み切ったわけだよね。 ◆犯人と夫の会話をメインに据えたいのが分るが、土台無理な事。誘拐という異常事態で、本当のことを言うとは限らない。夫は犯人の心を何とか開かせようとしているだけ。妙に落ち着いている。犯人もだらだらしゃべるが、無駄口に聞こえる。自分の過去、妻の事、高跳びの計画、そんなことを話して何になる?殺す予定だったのだからしゃべったのだろうが、本心とは限らず、こんなダメ犯人はいやだ。 ◆夫は成功者でプール付の家を持ち、家庭は円満、二人の子供は既に独立。犯人は貧困層、失業中で、婿養子。犯人は夫を個人的に知っており、誘拐を企み、実行。しかし夫から貧乏だったが皆から尊敬されたという父親の話を聞き、心がぐらつく。犯人は夫を殺害、金品奪取に成功したが、良心の呵責に苛まれ、実質的な自首。両者の違いを際立たせておいて、全く別の世界の住人のように見えても、実も同じ人間として心を通じ合わせることが出来る、という事がテーマなのだろう。完全に失敗である。妻は可愛くないし、夫もさほどの成功者とも見えない。何より犯人の家庭を僅かしか描いてないのが敗因。さほど貧乏には見えない。犯人の妻も登場せず、犯人がどれだけ追い詰められていたのか伝わらない。会話だけで共感は無理。 ◆「二重誘拐」の邦題は、誇大広告、違法広告の部類だろう。裁判を起こせば勝つと思うよ。どうせ誘拐するなら嘘邦題をつけてお金もうけをしている悪い奴らをターゲットにしてほしい。原題は犯人が犯罪を”清算”したという意味 ◆ダイヤと死体はどうなったんだ?
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-26 11:03:06)(良:1票)
373.  ゴジラ FINAL WARS 《ネタバレ》 
◆観客動員数は100万人にとどまり、シリーズ・ワースト3。製作費20億円で、興行収入12億円、テレビ放映視聴率もたった5.8%という散々な出来で終わったゴジラ最終作。冒頭の「田中友幸、本田猪四郎、円谷英二に捧ぐ」という文字が痛々しい。内容のほとんどが軽薄なパロディで、ゴジラや怪獣たちに対するリスペクトが無く、ゴジラ映画を愛するコアのファンには見るのが辛い映画となっている。子供が見ても楽しめない。楽しめるのはアンチ・ゴジラ・ファン?「晩節を汚す」という言葉がぴったり。東宝は大いに反省していることでしょう。◆特撮の出来や脚本がうんぬんというより、姿勢の問題なのだ。1984年の復活以来ずっとシリアス路線できたのに、最後の最後でおちゃらけ路線。行きあたりばったりの展開に口あんぐり状態だ。◆気になった点。 ①怪獣の場面が継ぎはぎだらけという稚拙さ。125分もあるのに。 ②馬鹿にするためだけにハリウッド・ゴジラを出している。 ③ロケットランチャーでエビラを倒す。他と整合性がとれない。 ④キングシーサーは正義の味方のはず。モスラだけがいいとこどり。 ⑤「人類にミュータントが見つかる」などというB級設定。 ⑥怪獣映画に不要な人間のアクションパートが多すぎる。 ⑦事務総長など死んだと思った人物が生きていた。 ⑧X星人が仲間割れする。 ⑨X星人に操られた尾崎が小美人からもらったお守りで殴られると正気に戻る。 ⑩ミニラが登場し、途中で巨大化する。
[ビデオ(邦画)] 3点(2010-10-15 07:08:14)(良:2票)
374.  サイボーグ2<OV> 《ネタバレ》 
古い作品。全てにおいてB級な作り。ストーリーに取り立てて見るところはなく、退屈すること請け合いです。しかし強いて見所を探すと、サイボーグと人間の恋。男コルトはサイボーグに武術を教える武術家。女サイボーグ、キャッシュは体に液体爆弾を仕込まれた暗殺兵器。二人に愛が芽生える。キャッシュはセックス・サイボーグでもある。二人を助ける老人は艦長だったが、重傷を負ってサイボーグ戦士となった。亡き妻を今も愛しており、その妻は逃げてきたサイボーグを匿っていた。亡き妻の影を追うように、二人を助ける。老人は最後捕まるが、敵のアジトと共に自爆する。逃げおおせた二人は男が年寄りになるまで仲良く暮らした。一方女サイボーグは若いまま。愛に関する深遠な科白がちりばめられています。「サイボーグ・ラブ。ロミオとジュリエット。結ばれる道はあまりにも遠い。悲しい運命だ。たとえ真実の愛でも全うできない。成就させる唯一の方法は時を超越し、愛する人の時間を生きる。時間…それが全てだ」「君は22歳のまま何千年も生きる。だがコルトは古い絵のように朽ちる。そして思い出となる」「たとえわずかでも時間を共有できれば君達にとって十分幸せだろう」「永遠の死、または不死。我死せる後永遠の時が残る。人は神から定めある命を授かる」「時間を超越してキャッシュはコルトの時間を生きた。それはつまり愛は肉体や機械よりも強いという証なのだ」後に製作される映画「アンドリューNDR114 (1999年)」に通じるテーマが提示されています。この映画から学んだことは、どんなつまらない映画でも、その気になればよいところを見つけられるということ。アンジーの初主演作だそうです。
[DVD(字幕)] 3点(2009-05-10 01:36:24)
375.  レイン・フォール/雨の牙 《ネタバレ》 
日系米人のジョン・レイン(椎名桔平)は元秘密工作員で、今は暗殺者。高級官僚二人を殺し、続いて官僚の川村を電車内で自然死と見せかけて殺害、メモリースティック(MS)を探すが見つからない。MSには政治汚職の証拠がある。レインはMSを隠匿したと勘違いされ、ヤクザとCIAに狙われる。MSがあれば政府を脅すことができるためだ。川村の次女がヤクザに射殺される。それで長女みどり(長谷川京子)と逃避行。こう書くと面白そうだが、リアリティがないのでつまらない。先ず国のデータを簡単に盗めるのが問題。セキュリティがあり、MSが差し込めるわけもないのですが。レインが川村を殺害したのかも不明のまま。死因は持病の心臓発作。他の二人の殺害方法も最後まで不明。MSを奪うのが目的なのに、なぜ殺害するのか?なぜ次女は殺された?長女もMSを持っていない。CIAは東京中の監視カメラでレインらを追う。レインは「監視されているので、歩き続けるしかない」というが、帽子等で顔を隠せばいいのだ。レインが長女に意味深に「プレゼントをあげるから、目をつぶって」と渡したのが拳銃。渡したからには銃撃戦を期待するが、なし。長女がアジトを探しまわる不要な場面が続く。二人で電車で逃げて旅館で一泊するが、濡れ場はなし。翌朝レインは東京へ。意味なし。レインは長女の父を殺して葛藤はないの?長女はレインのどこに惹かれたの?追われる者の緊張感や、男女間の愛情の描写もなし。CIAの支局長は怒ってばかり。駅ホームでレインを射殺せよなどと無茶な命令。政治汚職ネタで、大騒ぎしすぎ。やがて殺害の依頼者がCIAと判明。CIAなら自分たちですればいいのに、なぜレインに依頼したの?レインは復讐のために、支局長の住所をヤクザに流す。他人まかせで、すっきりしませんね。エピローグ。子供時代をすごしたアパートを懐かしそうに眺めるレイン。意味なし。レインは長女に会いに行くが、メモだけ残して消える。「過去は忘れて、未来に生きて」余計忘れられなくなります。案の定、女は男を追う。おお、そういう展開かと思いきや、道路を挟んで見詰め合い、男は消える。がっかり。そんなレインに仕事のメールが。あれ、仕事辞めた筈ですが。レインは男(たぶんターゲット)に会いにゆき、本名を名乗ると、相手の驚く顔。で、エンド。映画館がガラガラの理由がわかり、ここだけすっきり。
[映画館(邦画)] 3点(2009-05-01 23:38:30)(笑:2票)
376.  サイレント・ワールド 《ネタバレ》 
彗星が地球に衝突して、北半球が氷の世界になって3年経ったあとのお話。舞台はベルリンなのに英語ばかりでドイツ語が出てきません。(そんな些細なことはおいといて)ベルリンの司令塔でしか動かせないはずの衛星兵器が動き出す。ベルリンに生存者はいないはず。調査に向かった連邦軍の飛行機が衛星兵器によって爆破される。誰が、いったい何のために?つかみはOKですね。第二次調査隊が派遣されます。派遣されるのは少人数の軍隊と衛星兵器の開発者の博士の娘アンナ、家族をベルリンに残してきた元警備員パーカー大尉と犬。パーカーは個人で8度もベルリンに生存者の調査を行ったという。ん、まてよ、それだったら生存者たちも徒歩で脱出できるし、救出隊も派遣されるのでは?そのへんもおいといて先に進むと、敵の攻撃を受けながらも何とか地下鉄に逃げ込む。そこには、生存者はたくさんいるし、博士も健在。話を聞いているうちに攻撃され、博士は死亡。司令塔に行って見ると、博士の助手が3年間の氷づけ生活で頭がおかしくなり、連邦政府を破壊しようとしていた。なんとかやっつけたと思ったら、今度は女兵士が裏切って、石油値上げを要求するアラブの国を破壊せよと命令する。お金目当てだそうである。これもやっつけると、今度は衛星兵器の出力を下げて広い面積に照射すれば天候が激変するという。(最初からやれよ)なるほどすぐに激変して氷河期とはおさらば。パーカーは家族を探し出せたが手紙を残して死亡していた。ご愁傷さま。大災害ものなのに登場人物が少なく、CGがおどろくほどしょぼい。随所で「お金がない」という言い訳が聞こえてきそうな映画でした。あの女兵士が裸になってパーカーに迫ったところからいやな予感はしてたんだよね。氷柱に串刺しの雪上車のCGで萎えました。なぜ犬を連れて行くのか、女の子はなぜついてくるのか、なぜ生存者は無線で助けを呼ばなかったのか、そんなこといいだすときりがないです。クエスチョンに串刺しされそうになる映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2009-04-04 10:48:22)
377.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 
夢のある冒険物語と思っていたら、四人がぜんぜん活躍しませんな。 最初にであるフォーンも気弱で魅力なし。カットしてもいいくらいだ。 氷の女王も定型的でつまらん、一方の王はライオンですよ。くだらねー。 夢の国なのに登場人物が、ビーバー、キツネ、オオカミといった体たらく。 もっとあっと驚くようなキャラを出してください。 四人が王、王女になれたのはただ人間であったからだ。 予言にそう書かれていたそうで。 次男は裏切りもので、他の三人も重要なことはしていません。 サンタに無償で武器をプレゼントしてもらったんだよね。 クライマックスで、敵味方入り乱れて必死に戦っているときに、蘇生したライオンは 「もっと仲間をふやしたほうがいい」とかいってのんびりとしたもの。 つなぎが悪いですな。シーケンスに切れがない。 それで大量の味方を引き連れて、すぐに決着がついた。 結局は数の勝負。 少数が知恵と勇気で勝ちぬくのが冒険物語のはずなんだけどな。 ライオンもサンタも正体を告げずに都合よく去ってゆきますな。 子供の頃おもしろくても大人になってから読み返すとがっかりするものってやっぱりよくないと思います。 子供を馬鹿にしてはいけません。
[DVD(吹替)] 3点(2008-05-19 00:50:11)(良:1票)
378.  ナンバー23 《ネタバレ》 
天地創造は紀元前4004年10月23日。シーザーは23ヶ所を刺されて殺され、ラテン語は23の文字数で構成、古代マヤ人は12月23日に終末を迎えると予言。ヒロシマの原爆投下が8時15分。8+15=23。 設定上全世界的な話になると思いきや、小さな小さな話になっている。この世は悪意ある23という数字に支配されているという奇妙な発想に取り付かれた主人公に記憶喪失を加えて味付けをした作品。 ダークさをだそうとしているが、とにかく怖くない。 自分は誰だを探る謎はそこそこ見せるが、 謎解きが終わったあとで考えると、医者とか妻の行動もいまいち釈然としない。 
[映画館(字幕)] 3点(2008-05-09 07:45:11)
379.  怪物の花嫁 《ネタバレ》 
映画としては、怪物の恐怖と、研究が理解されず故郷を追われたマッド・サイエンティストの悲哀が出ていれば成功でしょう。博士の最大の研究成果であるはずの怪物タ、タコが…。タコは海に住んで沼にはいないんですけど、この際そんな小さなことは言うだけ野暮ですね。いやー、インパクトありました。ロ、ロボはいつも人の背後から両手を挙げて現れるクセがあるんですが…、えー博士によるとチベットから連れてきたらしいですね。超人じゃなかったの?タコを怪物化することには成功したけれど、人間にはまだ成功してないってことでしょうか?じゃあ何故拳銃で撃たれても平気なんでしょうか?血も出ないし。ところで博士の研究というのは放射能の力で動物を怪獣化、人間を超人化するってことでいいんですよね?超人ハルクのようなものと。それで花嫁ですが、実験にかけられる前から花嫁衣裳というのは、女装好きの監督の趣味でしょうね。で、だれの花嫁ですか?やっぱり、ロボ!でもロボは反対していたし。まさか博士とかタコの花嫁じゃないですよね。ロボの反乱で博士が超人化。まさかの展開ですが、面白い。あっ、実験成功ですよ。超人博士は肉体は強くなってますが、おつむが悪くなっちゃってますけど、一応成功ですよね。でもタコには負けるんですよね。刑事を襲う凶暴なワニが出てきたけど、あれは普通のワニ、それとも怪獣化したワニ!最大の見せ所はやっぱり、ロボVS超人博士のシーンでしょうか?あの「ゆるさ加減」は監督独自の美学がにじみ出ています。最後を締めくくる署長の言葉が心に響きます。「彼は神の領域を侵略した」えっ、違う?「タコの領域を侵略」
[DVD(字幕)] 2点(2009-10-12 10:30:32)
380.  許されざる者(1960) 《ネタバレ》 
オードリーがインディアンの娘だなんて、むちゃな設定だなあ。 インディアンをあんなに気味悪く演出して、悪意でもあるのだろうか? 内容はインディアン受難の物語。 とくにおもしろいところもないなあ。 出演者全員が不幸という映画もめずらしい。 気に入らないことがあると、すぐに銃なんかぶっぱなすから話がこじれるんだな。 話し合いでいこうよ、話し合いで。 意見や価値観が違っても、同じ人間どうしなんだから、話し合いでなんとかなるもんだよ。 お互い相手の立場になって考えようね。 銃社会ってほんとうにイヤだね。
[DVD(字幕)] 2点(2008-01-21 03:36:57)
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