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361.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 
夢のある冒険物語と思っていたら、四人がぜんぜん活躍しませんな。 最初にであるフォーンも気弱で魅力なし。カットしてもいいくらいだ。 氷の女王も定型的でつまらん、一方の王はライオンですよ。くだらねー。 夢の国なのに登場人物が、ビーバー、キツネ、オオカミといった体たらく。 もっとあっと驚くようなキャラを出してください。 四人が王、王女になれたのはただ人間であったからだ。 予言にそう書かれていたそうで。 次男は裏切りもので、他の三人も重要なことはしていません。 サンタに無償で武器をプレゼントしてもらったんだよね。 クライマックスで、敵味方入り乱れて必死に戦っているときに、蘇生したライオンは 「もっと仲間をふやしたほうがいい」とかいってのんびりとしたもの。 つなぎが悪いですな。シーケンスに切れがない。 それで大量の味方を引き連れて、すぐに決着がついた。 結局は数の勝負。 少数が知恵と勇気で勝ちぬくのが冒険物語のはずなんだけどな。 ライオンもサンタも正体を告げずに都合よく去ってゆきますな。 子供の頃おもしろくても大人になってから読み返すとがっかりするものってやっぱりよくないと思います。 子供を馬鹿にしてはいけません。
[DVD(吹替)] 3点(2008-05-19 00:50:11)(良:1票)
362.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
地球がたった数日で氷河期に突入、低気圧の目玉付近からはマイナス100度の冷気が降りてくるという壮大な設定。 一方で、あの親子の話で終始してしまっているという小さなお話。 地球規模なんだから他の国の対応なども見せればいいのに、ニューヨークの図書館にいる数人に焦点が当てられる。 ニューヨークは大洪水にみまわれ、その海水もたちまちに凍ってしまった。ケータイもつながらない。 「じっと待っていろ」といいながら、救助に向かう無謀な父親。冒頭の南極での行動といい、理解不能おやじです。 あんたが行っても何の役にも立たないだろう。ところがケータイが通じたのか、ヘリで救助されることに。 この映画からは悲劇性が感じられないんだよな。息子とその仲間に生き残ろうという必死さがない。死んだような眼をしている。 ハラハラどきどきのないパニック映画は失敗でしょ。
[地上波(吹替)] 4点(2008-05-18 12:40:06)
363.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
スティーブン・キングの作品はどれもシンプルなアイデアなのに執拗な心理の書き込みによって登場人物に感情移入させる。この作品もそう。 脚本は比較的淡々と進むが、これはこれでよいだろう。 キーマンとなるのは元婚約者。この人の家からの帰りで事故に遭うことになる。 五年後、再会して少し静穏な心を取り戻す。これで記者会見となるのだが、ひともめして、母の死亡、実家に閉じこもる。 子供と一緒に尋ねてきたとき関係が戻って明るくなり、連続殺人捜査に協力することにする。だが殺人犯の母親に撃たれて負傷、一人で閉じこもることになる。 家庭教師をしている少年とのエピソードではからまないが、上院選挙のボランティアとして登場、握手して議員の未来をみるきっかけをつくり、暗殺時も元婚約者の赤ん坊が楯となる。そして主人公を看取るのも元婚約者。また真実を記した手紙を書いた相手も元婚約者。 普通結婚し、子供のいる主婦が、五年間も昏睡状態となっていた元恋人と関係が戻らないと思うのですが、そこは恋愛の神秘。女性のほうから身をまかせます。 「もし若いときのヒットラーに会ったら殺すか?」という質問ですが、 歴史が変わればいいわけで殺す必要はないでしょう。 いい就職口を見つけてやるとか、いい結婚相手を見つけてあげるとか。 平凡な人生を送らせてあげればいいでしょう。 それでも心配な場合は、顔を焼くとか、盲目にするとか唖にするとかして、カリスマ政治家になれないようにすればいいですね。 それにウォーケンさん、そんな急ぐ必要はないでしょう。核戦争は、まだまだ先のことですから。未来を変える能力があるんですから、じっくりと機会を待ちましょうよ。 わざわざ大衆の面前で射殺する手段を選ぶこともないでしょうに。 少人数のとき、支持者を装い、そっと近づいたほうが確実です。 完全犯罪にすれば悲劇は起こりません。自分が犠牲になることはありません。 もっともこれは悲劇を際立たせるためのキングの演出なのですが。 低予算ながらよくできている映画と思います。
[ビデオ(吹替)] 8点(2008-05-12 16:07:42)
364.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
あ、執事さん、父親の死の真相はちゃんと息子ハリーに話しておこうよね。大切なことだからね。(おかげで話がややこしくなってるし) あ、ピーター、家賃払ってなかったのか?カメラマンのバイトじゃ稼げないのかな。学校でいじめられてるんだね。ダンスはやればできるじゃん。 あ、砂男、とっとと金を盗んで娘のところに運べばいいのに。砂になって空飛べるんだからね。 砂男は最後許してもらって逃げたんだよね。それでいいのかな。かなり暴れまわってるんだけど。 えっとー、宇宙からの黒い寄生生命体だけど、寄生されると性格が攻撃的になる設定はわかるけど、エディブロックがスパイダーマンもどきに変身するのはどうして?(教会で神にあいつを殺してくれって祈っていいのかな?) スパイダーマンが寄生を逃れられたのは教会の鐘のおかげだけど、これってただの偶然だよね。たまたま落ち込んで、あそこにいただけだようね。教会は関係なく、ただ金属の共鳴音に弱いんだよね。 生命体が燃える前にエディが「やめろ」と飛び込んで爆発しちゃうけど、正気に戻ったはずのエディがどうして生命体を守ろうとしたのだろうか。 生命体の一部は、まだ教授の元に残ってるよね? あ、物理研究所の人、あんな危険な実験はシールドされた建物の中でしてよね。「質量が増えた?カラスが飛んでたな」そんないいかげんなことで厳密な実験ができるの?そもそも何の実験だ! あ、MJに魅力なし。話にのめりこめない原因の一つだ。二人の恋愛なんかどうでいいっておもえちゃんだよね。 ピーターのおばさんいいこといっぱい言うね。 主人公がヘタレで途中退屈するのはいつものパターンですね。青春映画って呼ばれる理由ですか。爽快なヒーローアクションものでいいと思うのですが。 今回は悪人という悪人がいないので、スカッとはいかない結末に。 で、結婚はどうなったの?
[DVD(字幕)] 6点(2008-05-12 13:11:39)(笑:2票)
365.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
沢山のキャラをだして無難にまとめていますね。愛に裏切られ、悲しげなオルガンを弾き、女神に呪われたジョーンズが最も印象的です。 鳥、猿、犬の桃太郎動物キャラもいい味出してます。厚化粧のマダムチャン船長はひどかったけど。 箱、鍵、コンパスの小道具もうまく活用しています。 最も心躍るシーンは戦闘中の二人の結婚式シーンだけど、なぜ急にあんなシチュエーションで結婚を申し込むのか不明のまま。 冒頭に絞首刑シーンが出てきて、ここで歌われた海賊の歌が海賊評議会を開催するきっかけになったらしいですが、これもよくわかりません。 悪人キャラのベケット卿が迫力なしで、最後「すべては会社の利益のため」と称して大砲を撃たず自滅するのも意味不明です。 最強の怪物クラーケンをどうして殺した?殺さずとも活用できるだろうに。ジョーンズがずっとそうしてきたじゃないか? 死から蘇るという設定に問題あり。生命の重みがなくなり、緊張感がなくなります。 エリザベスの父は「寿命だ」でおわりですか? そもそもスパロウを死から再生させようと提案したのはカリプソ。どーして? カリプソは呪縛を解かれ本来の女神の姿に戻るとおもいきや姿が大きくなったあと、大量のカニに変身して海に沈んだね。そして怒りで嵐と渦巻きを起こすのみ。迫力がないなあ。ジョーンズとの恋はどうなったの? バルボッサ船長、復活したあとはいい人になってる! ヒロインのエリザベスがスパロウを騙して殺したり、正義役のウィル・ターナーが父親のために裏切り行為を働いたりするので、あまり感情移入ができない。 だから見終わって爽やかな気分になれないんだなあ。 キャラは首尾一貫していないとダメでしょ。ファミリー向け映画なのだから。 海賊長や海賊船をあれだけだしといて戦闘させないのはどうしたことか? 海軍の船も沢山残っており、数的には優位なはずだが。 おっと、今回スパロウ船長はあまり活躍しなかったね。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 09:02:18)
366.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
内容はいいんですが、脚本に切れがないですね。 ここでとまどい、ここで怒って、ここで泣いてときちんと場面を用意してくれればいいんですが、 次々と見る側の感情が変化させられるような作りで集中できません。 不要な部分をカットして見せ所を盛り上げる必要があります。 内容は、スティーブン・キングの傑作といってもいいほど深いものがありますね。 悪役の演技が非常によかったです。 
[地上波(邦画)] 7点(2008-05-10 23:59:02)
367.  ナンバー23 《ネタバレ》 
天地創造は紀元前4004年10月23日。シーザーは23ヶ所を刺されて殺され、ラテン語は23の文字数で構成、古代マヤ人は12月23日に終末を迎えると予言。ヒロシマの原爆投下が8時15分。8+15=23。 設定上全世界的な話になると思いきや、小さな小さな話になっている。この世は悪意ある23という数字に支配されているという奇妙な発想に取り付かれた主人公に記憶喪失を加えて味付けをした作品。 ダークさをだそうとしているが、とにかく怖くない。 自分は誰だを探る謎はそこそこ見せるが、 謎解きが終わったあとで考えると、医者とか妻の行動もいまいち釈然としない。 
[映画館(字幕)] 3点(2008-05-09 07:45:11)
368.  ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 
意外にお金かかってますね。 日本映画の予算じゃ、あの海洋施設を作れないでしょう。 サメが主人公?ということでジョーズと較べてしまいますが、恐怖という点では叶いません。 タメがないんですね。CGの出来もよくない。 そこが残念ですが、ストーリーはよくできています。 サメの実験→禁止の遺伝子操作→サメが知性を持つ→サメとの格闘→生還 女博士の行動も説明されていますし、施設爆発してからの展開もスピード感がありました。 あのコックがユーモアたっぷりでいい味を出しています。が、逆に緊張感が薄れてしまったのは残念。 最後にコックが食われながらも伏線アイテムの十字架で生還、かつ最後のショットを放つ展開にはおどろきました。 だれもサメ使いがやっつけると思ったでしょう。 またサミュエル・ジャクソンが一席ぶったあとにサメに襲われるのにも驚きました。 ところでサミュエルってお金持ちには見えないですね。 十分楽しめる内容です。 
[地上波(吹替)] 7点(2008-05-08 23:25:48)
369.  パニック・ルーム 《ネタバレ》 
あんな広い四階建の屋敷を離婚した母子が借りるかなあ、という疑問はさておき、 密室サスペンスものとしてはまずまずの出来でした。 娘は小児糖尿病をわずらっている。 (切迫した状況を作り出すために使われるよくあるパターンだね) 侵入する犯人三人が、間抜け、凶悪、善人というキャラ設定はいいけど、 チームワークが悪くていらいらさせられる。 挙句の果てに仲間割れで自滅じゃ救いようがない。 お互い知恵と知恵を絞りあっての攻防戦が見せ所になるはずなんだけどね。 観ている間には気づかないのですが、あとから考えると首をひねりたくなるようなことが多いです。 ガスを送られているのに自ら火をつけることないでしょ。自殺行為です。 パニックルームにチャッカマンがあるとはね。 警察に電話したら、「少々お待ちください」って何? で、待たないで元夫のところに電話するか? しかも、あんな年取った夫がやってくるとは。 警察がきたときに素直に事情を話せばよかったのに。 犯人が娘を殺すわけないので、警察に囲まれた時点で犯人の負けでしょ。 途中立場が逆転して、パニックルームに犯人が閉じこもる場面は面白かった。 凶悪の犯人が指を挟まれて骨折し、拳銃を奪われた時点で緊張感が失われた。 最後鶴瓶キャラの犯人が戻ってきて母子を救うのがどんでん返しのつもりなのでしょうね。 インパクトに欠けます。 ぼくが犯人であれば事情を説明し、顔を隠し、拳銃を渡して部屋に入れてもらい、とっとと金庫を破って逃げます。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-28 00:31:00)
370.  スターダスト(2007) 《ネタバレ》 
大人のファンタジーですね。 主人公が愛と勇気をもって壮大な目標に向かって進むのではなく、 こじんまりとした動機で、いきあたりばったりに行動してゆきます。 愛をかちとるファンタジーでもあるのですが、あれあれ途中で相手が 変わっちゃったよ。 王になる物語にしては試練が少なすぎます。 主人公はいい人であり、終始受身で、活躍するのは最後の剣での戦いのみ。 だから影が薄い。 ヒロインの人間のほうは途中から関係なくなるし、 流星の君のほうもキャラがぱっとしない。 若さに対する執念がづよい魔女だけよかったかな。 美しさとおそろしさを兼ね備えて実に魅力的です。 次々と殺される王子たちが死後の世界から見守っているのは 新しみをかんじました。 凄惨さがなくなり、ほっとします。 このストーリーで退屈せずに見れるのは、CG技術のおかげですね。 日本のおそまつなCG技術で作ったらお粗末な作品になっていたでしょう。  
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-17 19:04:21)(良:2票)
371.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
で、アラスカはどうなったの? ということはつまり4も作るつもりってわけね。 目新しさがあまりないのが残念。 突然飛び出してくるゾンビ、感染犬、傷を隠す人間、レーザーナイフ。 感染カラスと変異博士はよかったかな。 植物にも感染して地球が砂漠化というのは大げさすぎるんじゃ。 ミラは超能力もっちゃうし。 ストーリーはあってなきがごとし。 ひたすらゾンビを殺しまくる。 誰が死んでも助かってもどうでもいいや。 どうせいきあたりばったしなんだから。 ミラに魅力があるので5点献上。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-16 04:18:51)
372.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
手ぶれカメラの多用に厭きました。 めまぐるしく切り替わるカメラと緊張感をあおる音楽にも辟易。 何事もメリハリというものが大切です。 あの暗殺組織はいくら政府のものとしても都合よすぎです。 あんなにもすばやく情報が得られるわけがない。 マッド・ジミー大西・デイモンはふけて精悍さが失われてしまっている。 オフィスで書類を盗んだとき、わざわざ相手に電話して、自分のいる場所を教えることないよね。 どんでん返しもないしね。 もっと、すかっとする話にしてほしかった。 自分から志願したで終わりですか。 とほほな映画。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-16 01:48:09)(良:1票)
373.  デッド・カーム/戦慄の航海 《ネタバレ》 
キッドマン、ニール・ゼイン 金持ちの夫婦の話です。海にでて三週間ぶりに船を見る…、余裕ですなあ。 最初の空飛ぶ赤ん坊のシーンは不要でしょう。 これを入れるのなら、子供をなくしたことにより、ぎこちなくなった夫婦関係が事件を通して修復されるというサブストーリーを入れるべき。 キッドマンはまだ演技開眼してないけど、まあまあ見れました。 犬は飼い主の足をひっぱってばかりで、最後には飼い主に串刺しに! ご愁傷さまです。 漂流船はどうして無線で助けを求めなかったのか? エンジン水びたしになっても無線くらい使えるでしょ。 ニールが船を調べにいったけど、別にゼインは逃げる必要なかったのでは? 殺人したわけじゃないでしょ。していたとしても証拠はすぐに海に沈むし。 キッドマンは最初から銃を使えばいいよね。 こういう密室劇では主人公が知恵をしぼってがんばる場面がないとつまらない。 この映画では無線の場面くらいしかなかった。 ニールは、雷がマストを折って船室に閉じ込められるけど、これってどうでしょ。 かろうじて許容範囲かな。 漂着船でゼインが次々と殺人をおかしてゆくというようなシーンが挿入されていれば、 もっとはらはらどきどきしたんだけどね。 漂着船での出来事があいまいのままなのが欠点。 
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-08 17:43:40)
374.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
テンポのよい犯罪娯楽作品として楽しめました。 一つの事件を複数の時間軸で再構成してみせるやり方は秀逸です。 時間が戻りながらも少しづつ物語が進行し、謎が解けてゆくところにカタルシスを覚えました。 退屈はしませんでした。 事件を大統領暗殺(実は誘拐)にしたのは愛嬌でしょう。 ハイライトのカーチェイスシーンは手ぶれカメラの映像を短くつなぎ、臨場感を出していましたね。今後の映画の同シーンのお手本となるでしょう。 大統領を暗殺させて、実は影武者だったというひねりは面白かったです。 難をいえば、犯人側の心理が描かれていないことです。 シークレットサービスとカメラをもった黒人は心に傷をもっており、それがストーリーに上手に取り込まれていました。 しかし、犯人側は何を描かれてもおらず、誘拐の目的さえも不明のままです。 シークレットサービスの一人が仲間なので、計画は最初から成功したようなものだったはずですが。 どうしてリモート銃で暗殺したり、広場を爆発させたのでしょうか? ホテルの中で自爆テロする必要もないでしょう。 それに肝心の誘拐実行犯が、特殊工作員の一人だけというのにも無理があります。 しかもこの人は弟を人質に取られて、脅迫されて仕方なくやっているのですから、本来ならうまくゆくはずがありません。 そして最後の場面で、市長のボディーガードを射殺しますが、これも意味不明です。 そんなことをして弟が無事で済むはずがありません。 逃走が失敗するのが、大統領の反撃と交通事故というのもマイナスポイントです。 もうちょっと知的なところを見せて欲しいです。 それから最初のシーケンスはテレビクルーでしたが、その後彼らは物語にからみません。 そりゃあないでしょ。もったいない。 もう少しシナリオをひねれば名作になりえた作品と思います。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-04 20:16:59)(良:1票)
375.  テラビシアにかける橋 《ネタバレ》 
家でも学校でも居場所がない少年。 転向してきた少女も友達が作れないタイプ。 最初はいがみあっていたけど、いつしか友達になる。 想像力豊かな二人は、近くの森で、自分たちだけのファンタジーの世界を作り上げる。 同時に家でも学校でも、周囲との関係が改善されてゆく。 そこへ少女が事故死。 少年は喪失感に打ちのめされるが、最後には立ち直る。 「友達が大切にしていたものを大切にしろ」という父親の言葉で 死を受け入れることができた少年。 ファンタジー映画とおもって鑑賞したので肩透かしでした。 あんな友達はほしいなと思いました。 友人の死を正面からとらえた骨太の作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-13 12:12:54)
376.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 
面白いところはないなあ。 ジョディがもっと若く、二十歳前後の役だったら、若気のいたりで許せることもあるが。 中年女の恋、中年女の復讐はよくわかりません。 偶然に強盗に遭遇して銃に開眼するわけですが、 最後も偶然に彼らに遭って襲われ、仕方なくやっつけてしまうという展開でよかったのではと思います。 DJという設定もあまり生かされていない。
[映画館(字幕)] 4点(2008-03-13 12:00:17)
377.  テイキング・ライブス 《ネタバレ》 
捜査の初期の段階で目撃者は、犯人と利き腕が違う、DNAが違う、犯罪用語に対する反応がサイコじゃない、自ら警察に連絡しているなどの理由でシロとされました。 そのほかの印象でも、犯人は16歳から19年もなりすまし人生を送っており、目撃者とは年齢が合わない(若すぎる)のと、絵が描けて、画家としてのキャリアがあるという点でもシロだと確信していました。 ところが、途中から、アレレアレレ、おかしなことばかり。 なんだかなーとおもっているとやっぱり犯人。 犯人とわかった瞬間から別人格になって、やりたい放題。 一貫性がないわなあ。 母親殺すのならいくらでもチャンスはあったよね。 あのタイミングで殺すかなあ。 妊娠捜査官を殺すのを目的にいったのだから、お茶なんかいれておしゃべりしてないでさっさと撃てばいいのに。 その前に自分の赤ん坊を殺すために、わざわざあぶない橋をわたらないでしょ。 捜査官に愛を求めているのに、「この子は生まれちゃいけないんだ」って矛盾してませんか。 そもそもの疑問ですが、 犯人は人を殺してその人になりすますのですが、最初の人になりすますと、 あとの殺人は金を奪う目的でよいのでは? どうして殺すたびにその人になりすます必要があるの? すでに別人になりすましているんだから、また別人なる必要ないでしょ。 それと目撃者をよそおって殺人をわざわざ警察に連絡することもないでしょ。 遺体を放棄していればすぐに発見されるんだから。 
[地上波(吹替)] 4点(2008-03-10 01:57:49)
378.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
アクション映画としては合格点。 あまり言及する人はいないが、マクラーレンは知恵者です。 知恵とアイデアでつねに敵の裏をかき、勝利し、生き残ってきました。 この作品では、それが失われているのが残念です。 頭を使う場面は、相棒が活躍してしまっているんですね。 もうひとつ、ダイハードシリーズでは肉体の痛みを見せることにより 感情移入させることに成功していました。 しかし、この作品では、マクラーレンも敵もスーパーアクションをこなしてており 普通の人間ではない、まるでアンドロイド同士の戦いのようです。 これではリアリティに欠け、興ざめです。 またF-35との戦闘は、味方から攻撃されるており、マイナスポイント。 頭をからっぽに鑑賞できないわけですね。 悪役も中途半端。 極悪非道の人物に見えないので、怖さがでません。 最後があっけない、あっけない。 もっと粘らないとだめですね。 お金を奪うのが目的なら、なにもあんな派手なことはする必要はなく、 銀行からハッキングでもすればよかったのです。 あんな大人数は必要ないでしょう。 それに最初に協力したハッカーを殺す必要はないし、ましてや殺害に5人も差し向けるなんて不自然。 武器やヘリコプターをもっているので、相当のお金持ちのはずですが。 たまには貧乏人、一人ぼっちで、知恵で勝負するタイプの悪役をみたいものです。 マクラーレン同士が対決するような。 あ、そうそう、マクラーレンがヘリコプター運転しちゃだめでしょう。 地道にバイクなどで疾走しなくては。
[DVD(吹替)] 7点(2008-02-08 16:26:25)(良:1票)
379.  ウォーター・ホース 《ネタバレ》 
戦争で亡くなった父親の死を受け入れられない少年が、一日で大人に成長するという 伝説の動物ウォーターホースを出会うことで成長してゆく物語。 ファンタジーの形式をとりつつも、戦争の愚かさを描く映画にもなっています。 ネッシーの偽写真とからめる必要はなかったでしょう。 ウォーターホースが餌を食べる場面も必要なかったでしょう。 ファンタジー色が薄まってしまいます。 ラストで別の少年がウォーターホースの卵を見つけますが、これも不要。 大人になったウォーターホースが巨大すぎて感情移入しにくいです。 とはいえ、少年のこころの成長+ファンタジー+反戦映画の意欲作とみなし7点献上。  
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-07 22:13:36)
380.  許されざる者(1960) 《ネタバレ》 
オードリーがインディアンの娘だなんて、むちゃな設定だなあ。 インディアンをあんなに気味悪く演出して、悪意でもあるのだろうか? 内容はインディアン受難の物語。 とくにおもしろいところもないなあ。 出演者全員が不幸という映画もめずらしい。 気に入らないことがあると、すぐに銃なんかぶっぱなすから話がこじれるんだな。 話し合いでいこうよ、話し合いで。 意見や価値観が違っても、同じ人間どうしなんだから、話し合いでなんとかなるもんだよ。 お互い相手の立場になって考えようね。 銃社会ってほんとうにイヤだね。
[DVD(字幕)] 2点(2008-01-21 03:36:57)
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