21. SAYURI
この映画を観たときの違和感。その理由がこのほど判明しましたので、全面的に書き換えます。SAYURIが流し目をして、道行く自転車に乗ったおにいちゃんの目を奪うシーンがあったのを覚えていると思います。同じようなシチュエーションが、『イースター・パレード』でもあります。ジュディ・ガーランドが道行く男性を振り向かせるあのシーンです。チャン・ツィイーがチラッと流し目をしたのに対して、ジュディはすっごく変な顔をして振り向かせるわけですが、なんていうか、後者のほうがより現実味があ(共感でき)るんですよね。どちらも映画の中のお話には違いないんですがね。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-16 02:37:25) |
22. 毒薬と老嬢
全体的な雰囲気は『マダムと泥棒』に通じるものがあります。私的には期待しすぎた感あり。随分前に見たのですが、どこが合わなかったのかわからなかったんですが、つい最近気づきました。おとぼけの割に、テンポがいいので疲れたんだと。映画の間ってとても重要ですが、合う合わないって説明しずらいのが難。フランケンシュタインネタは面白かったっす。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-15 22:28:46) |
23. 此の虫十万弗
《ネタバレ》 「昆虫界のフレッド・アステア」である青虫を巡る大人たち(というかマスコミ)が、なかなかヤな感じです。そーゆーもんかなぁ、そーゆーもんだろうなぁと半ばしらけていたんですが、蝶になった青虫をみたとき、うっかり感動してしまいました。観ていた私も彼(彼女?)が青虫だったってことを、わかっていながらわかっていなかったようです。ただのバカともいいます。映画の中に出てきた人たちを、あながちバカにできないことに気づかされました。青虫の踊りをはじめて見たケイリー・グラントのとろけそうな顔が夢に出てきそうです・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-15 22:01:06) |
24. キー・ラーゴ
ホテルと現地の人との関係がヤクザな奴らによって犯されていく。長年培ってきた信頼関係を修復するには?そしてボギーは立ち上がるのか? 嵐に襲われた狭いホテルの中で、みんながどんな行動をとるのか、なかなか手に汗握る展開ではありました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-15 21:51:04) |
25. 黄金(1948)
私が小学生の時分、巷で「切手収集」というものが流行っていた。私も友達と競うように切手を集めていたのだが、そんなとき、私が(苦労して)集めた切手帳が1冊まるごとなくなってしまった。子どもの私は、「タブンアノコガトッタノダロウ」と思って、その子に「返して欲しい」と言った。結局、その子との友情は終わってしまったのだが、果たしてホントのところはどうだったのか。証拠はなく、ただのうわさに過ぎない。でも疑心暗鬼になる。そんなイヤな思い出を思い起こさせた映画なのに、なぜか鑑賞後さわやかな気分になった。大人になった今、子どもの時お同じ行動をとるかどうかはわからないが、「それはそれでしょうがなかったんだ」と思えた。人にやさしい映画なのかもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-15 21:42:18)(良:1票) |
26. スカイ・ハイ(2005)
《ネタバレ》 簡単にいってしまえば、『Mr.インクレディブル』となんちゃって『ハリー・ポッター』をなんとなく足した感じ。スーパースターの両親を持つ、スーパースターサラブレッド息子?の話です。すっごいベタですが、超能力学校では落ちこぼれの烙印を押されているかもしれないけれど、みんな素晴らしい力を持っているんだよというストーリー。いわゆる“オンリー・ワン”な自分、“オンリー・ワン”な仲間という、今ハヤリ(もう古い?)の思想なんでしょうが、主人公の男の子については、やはり“オンリー・ワン”じゃあ許してもらえず、遅咲きの“ナンバー・ワン”になっちゃっているのが微妙なところですが、肩の力を抜いて、のんべんだらりと観るにはちょうどいいです。 [映画館(字幕)] 5点(2006-07-15 00:40:50)(良:2票) |
27. 50回目のファースト・キス(2004)
鑑賞後、数ヶ月経ったある日のこと、友達と飲んだときにこの映画の話が。(お互い別々に鑑賞) 友達「こんな病気ってあるのかな?」 私 「わからないねぇ。でもちょっとしたショックで記憶をなくすことはあるよ」 友達「うん、あるある。でもさぁショックだよね。自分の意識としては、学生だと思っているのに、朝起きると30歳超えているんだよ」 私 「もっと経つと、おばあさんになっていたりして」 友達「毎朝起きて、自分の置かれた状況を把握→納得→そしてまた眠って忘れる精神的なダメージは毎日すごく受けるよ」 私 「忘れたとしても、心が体に及ぼす影響はつみかさなるだろうしね」 友達「私が(そんな病気に)なったら、どーなっちゃうんだろう?」 私 「この映画のことを思い出せば、ちょっとはショックは和らぐんじゃない?」 友達「そうだね。よかった」 いい映画だ。 [映画館(字幕)] 8点(2006-07-15 00:00:14) |
28. ブリガドーン
《ネタバレ》 設定自体はいいのですが、緩慢なストーリー展開が眠気を誘う。子どもを寝かしつけるときの御伽噺として、むちゃくちゃいい出来かも。100年に1度、たった1日目覚める「時に埋もれた町」という意味では、この夢幻さがちょうどいいような。ゆったりとした(古風?)なダンスもありだとは思いますけれどね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-13 16:57:37) |
29. 巴里のアメリカ人
いいんですが、これでもか、これでもかとレビュー(歌と踊り)が続き、飽きました。そう思う人もいるってことで。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-13 16:12:44) |
30. 陽気な踊り子
実はサイレント映画だって知らずに観たのでビックリしました。年代考えりゃぁ、サイレントですわね。じゃあ何を思ってこれを観たか、ただ『陽気な踊り子』という邦題に惹かれたから。やっぱタイトルって大事なようです。まぁとにかく、観始めてからしばらくは「ビックリ」していたもので(←ただのバカ)、ちょっとストーリーに入り込みにくかったんですが、訴えかけるものなど話自体がわかりやすくて楽しめました。かなり前に観たのに、踊り子のおねえさんの強さや優しさを思い出すことができます。人間って残酷ですよね。笑いをとるために人をコケにするっていうのは、かなりイヤなものがありますが、それでも彼女は頑張る。大成する人ってのはこんな人なんだろーなーと感じます。私にはとうてい無理ですが・・・。とかなんとかいいながら、一番印象に残っているのは、二人で重なっているときにどちらが肩を下にするかとりあっている、くだらなくも愛おしいシーンだったりして。サイレントには動きのユーモアが必要。これがないと観ていて肩こります。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-13 15:57:40) |
31. ウルトラヴァイオレット(2006)
パンフレットを斜め読んで観ると、なんとなくこーゆーことなんだろーなぁというのがわかります…が、はっきりきっかり理解できることはないので、なんとなーく力を抜いて観ているとちょうどいいような…アクション映画にしては、ダラダラ鑑賞できるのがいいです…(いいのか?)。戦闘員はみんな黒づくめであんまり人格を感じさせない。あれはきっとクローンなんだろう(『スター・ウォーズ』と同じ)。てことは、も、もしや奴らも枢機卿のクローン? なんてダラダラ想像をめぐらせるのにもちょうどいいかも。まぁ、基本的にミラジョボがセクシーに暴れまくるってのを期待していたので、問題ないです。(が、同行者はミラにしては露出が少なかったとのたまわっていました。)蛇足:ミラのまゆげは、切ったり抜いたりすることなくあのカタチなんでしょうか?毛穴がまったく見えず、どアップのまゆげがとても美しかった。対するシックスは眉が欠けていた。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-10 21:40:49) |
32. Mr.3000
《ネタバレ》 主人公の心の動きというのがいまいち唐突な感じでしたが、それなりに笑えて楽しく観ました。日本プロ野球界における3000安打超えは、張本勲氏の3085本、たった一人。続いて2位の野村克也氏が2901本、そして3位の王貞治氏は2786本というとてつもない数字です。こりゃぁ、まいった・・・って感じでしょうか。こんなとてつもない数字、3000安打した人の行動や話す内容がお子様レベルだと、残念を通りこして腹が立ってしまうんでしょうねぇと日本球界の記録を調べたときに感じ、妙に納得。でも初めにも書きましたが、打てない→チームプレイ→(ちょっと)打てた→自己中→女に諭される→戻るという流れがどーも、ねぇ。わかりずらいといいますか、唐突といいますか。それからロマンスはいらないって感じです。あの女性キャスターが、どーいう、こーいうよりは、チームメイトとのやりとりとか、元チームメイトとのやりとりなんかがあって、うまくストーリーが進んでいったらしびれるのになぁと、いちゃもんをつけてみたり。それでも、ラストの試合はけっこう手に汗握る展開でした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-10 15:31:57) |
33. マルクス兄弟 オペラは踊る
でてくる芸(歌だったり、ピアノ、ハープなど)は、とてつもなくスゴイんだけれど、ギャグの感覚がいまいち合わなかったので・・・。笑いというのは、難しい。 [DVD(字幕)] 4点(2006-07-02 16:28:40) |
34. ダ・ヴィンチ・コード
《ネタバレ》 どーせ映画化するんだったら、原作なんかはちゃめちゃに変えちゃえばよかったのに・・・。と映画館を出た後、勝手にストーリーを展開。まず、リーは犯人じゃなかったってことにして、原作読んでる人にもびっくりしてもらう。色素欠乏症の男が邸宅に入ってきたときに殺されてしまうのもよかったかも。それで、飛行機を勝手に飛ばす! おおーー面白い感じだ。そんな映画を撮ってほしいよーな。ちなみにヒロインはアンジーね。じいちゃんに引き取られたときに、武器の扱い方、武術、飛行機の操縦方法などありとあらゆる英才教育を受ける。「自分の身は自分で守れるように」。おお!バリバリ現実味ありまくり。 [映画館(字幕)] 4点(2006-07-02 00:15:51) |
35. 電撃フリントGO!GO作戦
《ネタバレ》 この間、「MI‐3」を見たとき、敵がイーサン(トム・クルーズ)に、「腕時計を持っているな?」とたずねた。そのとき、ハッとした。も、もしや・・・!? 腕時計で生き返る?とか!(絶対ない)あの、腕時計をとられたらどーなったのか、ちょっと見てみたい気がする。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-01 23:42:08) |
36. M:i:III
期待以下でも以上でもなし。あんまり印象には残らないけれど、観ている間は、ちゃんと楽しめるいわゆる「ポップコーンムービー」の決定版。うん、楽しかった♪ていうわけで鑑賞後1週間経った今、あんまり印象に残っていないんだけれど(ていうかただの健忘症?)、ふと思ったのは48時間というタイムリミットの緊張感がほとんどなかったなぁっていうこと。タメがないのが、この作品のいいところなんでしょうけれどね。(マイケル・ベイと足して2で割るとちょうどいい?)トム・クルーズの修道層姿がけっこう似合っていたのにオドロキ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-07-01 23:33:16) |
37. 地上最大の脱出作戦
けっこうなバカ映画です。祭りの後、アメリカ軍のポーズが最高。キーワードは「つじつまあわせ」と「軍服」。ちなみにタイトルは「地上最大」となっているけれど、本当は「地下」の脱出作戦。でも小さいことは気にしない、気にしない。地中海の太陽の下では、みんな仲良くフェスティバルをしましょう。酒と女で上官をまるめこんで・・・えっ、本部にはどう報告を?それはそれ、「少々抵抗が・・・」とでも連絡しておきましょう。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-01 23:27:44) |
38. ムースポート
けっこうなバカ映画。疲れた頭を癒すのには、けっこうちょうどいい感じ。仕事で疲れたけれど寝付けないとか、そんな状態のときにみると、もしやサイコーの映画になるかも。(保障しかねますが・・・)大統領にもらったチェックでトラックを買ったかどうか、不明。考えてみるとつじつまの合わないところとかあるが、そこはそれ、バカ映画と思ってみればけっこーいけます。が、、、大統領がしょっぱなに言う意味不明の言葉「ロバが空を飛ばない限り私のタイトルは大丈夫」。これ、こじつけていうなら正しいのか!?まぁ同監督の「ブラボー火星人2000」のバカバカしさからは、かなりおとなしくなっています。そーゆー意味でも無難か。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-01 22:49:04) |
39. N.Y.式ハッピー・セラピー
《ネタバレ》 フラストレーションたまりまくり。恋は盲目・・・というか、私はあんな依頼をするような恋人はいらない・・・笑ってすませられないだろう。 [DVD(字幕)] 4点(2006-07-01 22:34:31) |
40. プロデューサーズ(2005)
個人の好みの問題でしょうが、私はダメ。ギャグの色があわないので、もうしょーがないです。はい。下調べが甘かった私の怠慢のせいなんですが、映画の最後に「メル・ブルックス」が・・・。どーりでダメなはずだ(納得)。好き嫌いが分かれる映画です。あっ、ただユマ・サーマンの名前ネタは、ちょろっと良かったかも。 [映画館(字幕)] 3点(2006-06-30 16:38:30) |