21. ウェルカム・トゥ・サラエボ
実際にボスニアに行ってロケをしたそうで、爆撃され、穴だらけになったビルの映像は本物の迫力があった。一見の価値あり。しかし、ドキュメンタリー風というのがどうも…。ドキュメンタリー風にしたためか、各々のエピソードが細切れで、頭に入って来ないのだ。せっかくなら本物のドキュメンタリー映画にしたほうが良いような気がした。 6点(2004-02-23 21:31:11) |
22. 硫黄島の砂
二次大戦終了後、アメリカで海兵隊不要論が席捲し、それに抵抗するために作られた映画だそうで…つまりそういう映画。戦闘シーンはわりと丁寧に描かれているが、一人のヒーローによって語られる戦争映画ってのがどうも性にあわず、私はダメだった。これを見るきっかけになったのが「硫黄島の星条旗」という、硫黄島に星条旗を揚げた青年達のその後を追ったドキュメント本だったので、余計に点数が辛くなったのかも。やっぱりドキュメントのほうが迫力があります。 3点(2004-02-23 21:17:36) |
23. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
海賊モノ、面白そう!と思って友人を誘ったら「ディズニーランドの『カリブの海賊』だよ?あんた、ディズニーランド好きじゃないでしょ?いいの?」と言われて見に行くのを止めた映画。そう、私はうかつにもディズニー映画だと知らなかったのだ…。ディズニーものだと知らずに見たら2点くらいだったかもしれないけど、DVDで見たらそこそこ楽しめた。なんと言ってもジョニー・デップが良いっすな。 6点(2004-02-22 22:16:18) |
24. デアデビル
アメコミ、ダークヒーロー物としては、バットマン>スパイダーマン>デアデビル、かな?コリン・ファレルを見るためだけに見たので、その点においては裏切られませんでした。というわけで、コリン・ファレルに4点献上します。 4点(2004-02-22 22:05:05) |
25. ダンサー・イン・ザ・ダーク
毀誉褒貶の激しい映画で、ずーっと敬遠していたのだが、見て良かった。セルマの「赤ちゃんを抱きたかったのよ…」のひとことに号泣した。あまり体が丈夫じゃないので、子供を産むのを諦めていた私は「それでも赤ちゃんを抱きたい。その子のためならなんでもする」というセルマの前向きに生きる姿勢に励まされた。たとえわが身が滅びても子供の幸せを願う、それが母の愛なんだなぁ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーブが美人すぎて、場違いで笑えた。工場なんかで働いてないで、どっかの金持ちのやもめ男引っかけてさっさと幸せになりなさい、とツッコミを入れたくなる。 10点(2004-02-20 22:35:27) |
26. スパイダーマン(2002)
最初は「くだらねー!」と思って見ていたのだが、途中から画面からにじみ出る特撮ヒーローもの的脳天気さがたまらなく快感になってきてしまった。ときにはこんなふうに能天気おバカ映画を見て爽快感を味わうのも良いかもしんない。それにしても、キルスティン・ダンストって美人なんだろうか?アメリカ人の好みでは美人なのか?どうもイマイチよくわからないのだが。少なくとも日本人ウケはしない顔だな。だって、ごっついし、デカ顔だし…。 6点(2004-02-20 22:12:17) |
27. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
大好きな「指輪物語」を映画化してくださったPJ監督に10点を捧げたい。体温を感じさせるクリーチャーや、中つ国でロケをしたかのようなセットはもちろんだが、私は特にキャスティングの絶妙さを評価する。中でも「王の帰還」の中ではヴィゴ(アラゴルン)、デヴィット・ウェンハム(ファラミア)、ミランダ・オットー(エオウィン)が秀逸だった。もちろん、原作ファンとして、省かれたり、変更されたりしたエピソードに未練はある。が、省かれたエピソードは、自らの想像力と映画のキャスティングを使って、頭の中に描き出すという新たな楽しみが与えられたと思っている。 10点(2004-02-20 21:34:31)(良:1票) |