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プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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21.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
正義とは客観論ではないのだなぁと今更ながら思い知らされた。 「国家の正義」の為に邁進し、傷付き、苦悩してきた実働員自身が吐き出す、「こんなことの先に平和はない」という切実かつ重厚な言葉でさえ、あっさり黙殺されてしまう世界。 ノーテンキに「世界に平和を」なんて、言えない。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 01:54:25)
22.  ミニヴァー夫人 《ネタバレ》 
くわ~ 評価しにくいなぁ。 「そういう時代だったんだなぁ」が一番率直な感想。 1942年アメリカ製作なんだから、こういうメッセージになるのは仕方がないんだろうなぁという。 直接的には、銃後の人々が恐怖や不安と戦う生活を描いてあります。 なので、戦勝国目線で見れば間違いなく名作なんだろうけど。。。 果たしてそれでいいんだろうか。 確かに「兵士だけではなく一般の国民までもが命を落とすのが戦争の悲惨さである」までは、非常に共感できるし素晴らしいんですが、その後の「正義と自由の為に一丸となって戦う決意を!」で一気に突き放されちゃいます。 で、エンドロールの最後に「国防債券にご協力を」のテロップ。 そこで、「あー、これは純粋な芸術作品ではなく、一種の戦意昂揚プロパガンダなんだなぁ」と合点がいくわけです。 「花を愛でるような清く美しい我々文明人の平和な日常を破壊する野蛮人どもの卑劣な攻撃に屈してなるものか」転じて「正義は我にあり!」なんですよね。。。 まあ、それはそれでいいんですけど。。。そういうのが見えちゃうと、どうしても素直に評価できなくなってしまう。 「そういう時代だったんだなぁ」っていうのはソコです。 ちなみに、このDVDには、ボーナストラックとして短編映画が2本収録されています。 どちらも「連合国は屈しない」のアピール映像です。 どうでしょう。 「このDVDパッケージの意図するところは何なのか」が、とても興味深いですね。 「(こういう映像で国民を鼓舞しなきゃならないってことは)アメリカも結構必死だったんだなぁ」って読めてみたりもするんですが。 俯瞰してみると、「戦時下の国内事情を冷静に記録したパッケージ」にしたかったのではないか、とも思えるわけです。  ●芸術作品としては素晴らしい。 ●メッセージとしては理解できるが(現代の目で見ると)結局はプロパガンダである。 ●それを時代背景ごと消化できれば「記録として」非常に興味深い。 ●「厭戦世論回避の為の国威掲揚映画」とみるか、素直に「戦争に疲れ果てた国民への応援歌」とみるか。。。 さて、どの評価軸で点数をつければいいのでしょう。。。 やっぱり、評価しにくいなぁ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-10-26 02:15:33)
23.  ソウ 《ネタバレ》 
うーーーーーん。。。 ラストのどんでん返しは確かに面白いと思うけどねぇ。。。 動機ってあれ? 「幸福に感謝しない奴は許せない」っての??? よわっ!!! あまりに弱すぎねぇ??? そんなのであんなに何人もやっちゃえるの? そんなので8時間もガマン(笑)できちゃうの? そんな体で、すげぇ行動力というか忍耐力というか。。。(^^; 被害者をターゲットにした基準が分からない(*_*) どうやって計画を実行できたのか分からない(*_*) なんであんなシチュエーションにしなきゃならないのか分からない(*_*)  違和感のあるプロローグから少しずつ全容を紐解いていくって仕様なのかもしれないけど、これじゃ御都合主義と紙一重ですぜ? 「そんな新事実、後から言われてもなぁ」って印象ばっか。 おまけに被害者達(3人とも)の行動心理にも乗り切れない。 あの状況だとほんとにそんなふうになるのか??? 感情移入もしにくいなぁ。 斬る前に「シャツを使え、シャツを!!!!」だしさ(笑) リアリティ云々っていう以前の部分で、かなり無理がある映画だなぁと。。。(^^; なんだかどんどこシリーズ化されてるみたいけど、なんか騙されてるような気がしませんかぁ? こんなので大儲けさせちゃって。。。 いいんですかね??? (^^;
[ビデオ(吹替)] 4点(2006-10-24 22:27:36)
24.  チーム★アメリカ ワールドポリス 《ネタバレ》 
♪パールハーバーは糞だ~ パールハーバーは糞だ~♪ (笑)  いやいやぁ、モーレツな殺傷力を持った映画だな(笑) チームアメリカ隊員や俳優協会に見る「超自己陶酔&勘違い民族アメリカ」の描き方が秀逸(笑) 風刺があって、パロディがあって、皮肉があって。。。そのくせモロ直撃弾という(笑) ここまでやっていいんかい作品(笑) こりゃ凄い(笑)  それぞれのネタひとつひとつがどれだけ笑えるか(もしくは元ネタを理解できてるか)で、好き嫌いが分かれるんでしょうなー(笑) エログロがちょいとばかり行き過ぎなんで減点しとくけど、こんなのを当のアメリカ人が作ってしまったってのが悔しい。 爆笑&嘲笑しながら「それでもやっぱり『アメリカの掲げる正義』を否定するってできねぇんだよなぁ」ってモドカシサも感じてみてください(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-20 19:30:58)
25.  ワールド・トレード・センター
まず、こんなんで「本年度アカデミー賞最有力」とか宣言しちゃうその神経を疑います(そして、もし万が一受賞でもしてしまおうものなら、アカデミー賞に対する信頼なんぞ全て放棄です)。 いや、勿論、911テロ事件で犠牲になった方々や命をかけて救助活動を行った人、その家族、友人達。。。そういう人達への思いは俺も同じです。 でもね、その「鑑賞する我々が持つ、当事者達への痛切な思い」に甘え切っている点で、「映画として」全くの三流だと思う。 ハッキリ言って「世界仰天なんとか」とか「九死に一生なんとか」ってなテレビ番組の15分くらいの生還エピソードの方がよっぽど胸に突き刺さる。 なぜ、これほどまでの事件を(しかも2時間も使って)ここまでミクロな視点でしか捉えないのか? 「2人の救出劇を軸に」ではない。 「2人の救出劇しか」描かれていない(それも極めてありきたりな見せ方で)。 たとえば20年後、こんな映画一本でかほど重大な事件の全容を伝えられると思いますか? 政治的な云々ではない、某かの陰謀がどうこうではない。そういうことを伝えろと言うのではないんです。ただ「旅客機を高層ビルに体当たりさせて罪もない多くの人々を殺めた凄惨なテロ行為」という「基本的な状況説明」ですら観る側に頼り切っている。 「旅客機の激突シーンやビルの崩壊シーンなどの衝撃的な(もしくは事件の全体像を把握できる)シーンは、貴方がニュース番組で観た(相当数の)映像を観客の側それぞれで補完して、自分で完成させてください」というスタンス。 こんな手抜き、許されるのだろうか??? たとえば「これが阪神大震災の現場です」って言っても区別がつかないだろう。 記録映画としては使い物にならない。 ヒューマンドラマとしては深みがない。 パニック映画とも呼べない。 「タイムリーであること」転じて「みんなが知ってる流行り物」みたいな扱いだ。 こんなので何が伝わるのだろう。 オリバー=ストーンともあろう監督が、なんという駄作を。。。 もっともっと「渾身の力を込めて」制作すべき題材ではないのか? そういう意味で、あの壮絶な現場で苦しんだ多くの人々に対する冒涜にすら値するのではないかと思えてくる。 2点。
[映画館(字幕)] 2点(2006-10-18 23:18:18)
26.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
バタフライ・エフェクトってタイトルはあまりにも大袈裟すぎるし、ちょっと違うんじゃないの?とも思うけど(笑)、でも、しっかり面白かったからヨシです。 ただね、俺はDVDに収録されてたハッピーエンディングで全然いいと思ったし、どっちのエンディングにするか、きっと監督は相当悩んだだろうなぁって思ってたんだけど、なんと解説でアッサリ「これは有り得ない(整合性が取れない)のでヤンぺにした」んだそうで。。。(^^; うそ~ん。。。そんなに緻密な整合性なんて気にして撮った映画かぁ?ってツッコミ入れたくなった(笑) ていうかね、逆にそういう視点で見ちゃうと、ストーリーの破綻してる部分が気になっちゃう。 そうじゃなくて、「後悔先に立たず」的な"wisdom"?、貴方の一言一句一挙手一投足が未来に与える重大さを考えよっていうような"訓戒"? そういうものは劇中でしっかり語れているんだから、そんな「ファンタジーとしての整合性」なんてのをエンディングでチマチマ気にしなくていいんじゃないの?と思えるんだよね。 過酷な経験もしたし、こんなにも哀しい決断をしたんだから、もう主人公は許してあげようよっていう(笑)  勿論この「やりきれなさ」が映画の印象を深いものにしてるのは分かりますけど、いっそ「ケイリーの幸福の為に」ってのをストーリーのメインに据えない方がよかったんじゃないかと思えたりもします(笑)  あと、「過去に戻る能力がある」と知ったんなら、もうちょっと計画的に動きましょう(笑)  とかグジグジ言いながら、作品そのものはアイデアも展開も面白いしスピード感もあるので、グイグイ惹き込まれたんですけど(笑)  大丈夫。 観る価値は十分にあり(笑)  8点献上しときます。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 02:22:36)(良:1票)
27.  フェイス/オフ
無理。 ジョン=ウーって、こんなにウザったい演出するんだ?
[DVD(字幕)] 2点(2006-09-10 03:50:31)
28.  ポストマン(1997) 《ネタバレ》 
こ、こ、これっていったい。。。!? こんなんでいいわけ??? 久々に映画を観てアセッたぞ。。。 全編、コジツケの嵐。。。 着想は面白いと思うが、内容があまりにもムチャクチャだ。。。 酷すぎる。  よくもまあ、こんな金の使い方ができるもんだ。。。
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-07 03:12:07)
29.  ザ・ハリケーン(1999) 《ネタバレ》 
エンターテインメントとしてのカタルシスは弱いし、ストーリー前半に時間を割き過ぎ。 カナダ人達の動機の描き方も希薄。 偽証や隠蔽工作を暴いていく過程も蛋白すぎるとは思う。 けれど、やはり実話である。 そして、正々堂々と戦って正義を勝ち取ることに意味があるのだと思う。 「冤罪で投獄された刑務所内でひたすら処世術を駆使し最後には脱獄して本当の犯罪者に落ちる」という某人気映画がもたらす感動がいかに軽々しいものであるか実感できる。 再三に渡る再審却下の憂き目に折れそうになる心を奮い立たせ、何度も立ち上がる男の姿。 物語はひたすら淡々と進むけれど、無罪の者が無罪を晴らす、これを本当のカタルシスというのだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-04 22:50:14)(良:1票)
30.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
ふむ。 「100万回生きた猫」を思いだしましたな。 つか、これってホントは無茶苦茶重いテーマなんだけど、相当軽いノリでできてます(笑) あれはクローンってよりも「精神記録再生装置」だろうってな気がしますけど(笑)、まあ、それは置いといて。 「エンターテインメントの為にこの設定を利用した」とみるか、「この重いテーマをエンターテインメントに仕上ようとした」とみるか、そこが問題ですね。 これは完全に前者なわけで、気楽に楽しめました。 なんせシュワちゃんなんだしねぇ(笑) 「お前がクローンだ」ってとこは(なんとなくわかっていつつも)ちゃんと驚けますし、描かれてる世界の気持ち悪さもナイス。 問題提起もそれなりにしっかりやってくれてたと思う。 こんなハッピーエンドでいい題材だとは思えないけどね(笑)  まあ、いいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 02:22:00)(良:1票)
31.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 
いやぁ、アメコミ出身のヒーローって実社会とのスリ合わせ(存在の説得力づくり)に苦労してらっしゃいますなぁ(笑) それこそまさに伝統であり王道であるスーパーマン。 そりゃもう大変ですよね(笑)  まあ、なかなか面白かったんですが、スーパーマンって等身大のヒーローの視点で見せる映像って、実はここらがイッパイイッパイなんでしょうね。 もはやスーパーマンの超能力に目新しいものもないですし。 なので、びゅんびゅん飛んでたり目一杯怪力を搾り出してたりするシーンより、ビルの谷間をしゅわ~~と飛んでるシーンの方が実物っぽくて好きです。 ストーリーはどうでしょう。 アクションシーン以外のシナリオが結構冗長で正直眠くなりました。 カットワークもそんなに長回しする必要ないんじゃないかなぁ? カタルシスももう一押し。 もっとしっかり悪者を懲らしめて欲しかった。 CGはソツなくまとまっていますが、家のテレビで観ると結構ショボくなるかもしれません。 当然ですが、お気楽に楽しむ映画です^^ できれば映画館でどうぞ。 しかし。。。スーパーマンも男なんだねぇ(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2006-08-28 19:52:57)(良:1票)
32.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
いやだなぁ。。。なんでオチ分かっちゃうかなぁ。。。 「もっと素直に観ろよ、俺のバカヤロウ」ってツッコミいれちゃいました。  「せっかくよくできたプロットなのにー」って感じ。 自分に腹立ちました(笑) しかし、遂にカイザーの面が割れてしまったわけですよね。 今後の活動はどうするのかな? まあ、これだけ機転のきく彼ですから、なんとかするんでしょうけど(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-28 03:35:56)
33.  ダイヤモンド・イン・パラダイス 《ネタバレ》 
あー。。。我が愛しのブロスナン様、007を卒業なされた途端えらくお気楽な映画にご出演でございます(笑) ノリとしては嫌いではないんですが、「盗み」がメインでないんなら、もっと心地良いストーリーにして欲しかったなぁ。 愛するローラとの約束を破ってまでダイヤを盗むのなら、それ相応の理由付けが欲しいわけです。 確かにスタンのアレって、プロットとしては「おお!」と唸らされるけれど、「えー、そっちなのかよぉ」ってちょっとガッカリします。 なので、ラストの「リモコンカー」も(前振りからの上手なオチに持ってきてあるにも関わらず)楽しくない。 俺が脚本家なら、「ライバルを助ける為に引退前の最後の一仕事」ってストーリーにするなー。。。 ピアーズ=ブロスナン演じる「スタイリッシュな大泥棒」なら、恋人を傷付けることなく、極悪人を懲らしめた上で、ライバルに花を持たせ、栄光の生活からキッパリと足を洗う。ってなカッコよさがバッチリ似合うと思うんだけどなー。 どうでしょ?
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-27 00:23:42)
34.  エンド・オブ・デイズ 《ネタバレ》 
いやぁ、ドッカンバッカンやりたい放題で結構面白かったですよ^^  ただ、こんなに大真面目に作っちゃうような映画じゃないよなぁ。。。(笑) ただの人間シュワちゃんに比べてサタンが圧倒的に強いってのは理解できるんですが、だとしたら、もっとモーレツに強くなきゃいけない。 「ただ人間一人とエッチするだけなのに、なんでそこまで苦労してるんだ、お前は?」って思いません? 神のご加護が溢れているはずの教会に堂々と乗り込んで、神父の掲げる十字架にさえ怯えることもないという無敵っぷりのくせに、拳銃ごときに思いっきりのけぞってるってのはどーゆーこと?(笑) そういった「強大さの統一感」がイマイチなんだなー。 つーか、神様さー、シュワちゃんに力貸してやりなよ~。 「この世の終末」を防ぐ為に、何の見返りも期待せずにこんなに一生懸命戦ってる男に、全然手助けしないばかりか命まで奪っていくって、あまりにも酷すぎねぇ??? そんなんだったら、神様なんて絶対信じないぞ、俺(笑) シュワちゃんがナントカの血族で「退魔の力」とか持っててくれたらもうちょっと納得できただろうけど、あくまでただの人間だったってので大味感炸裂です(笑) 「次にシュワちゃんが戦うのはー! これぞ究極! 魔王サタンだー!」みたいなノリで企画考えたんじゃねぇのぉ?(笑)  って、こんなふうに粗探しするような映画じゃないか(笑)  結局は騎士団の判断が正しかったという意見に一票入れとこうっと(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-19 00:14:34)
35.  ホワット・ライズ・ビニース 《ネタバレ》 
うーん。。。 前半は怖いんだけどねぇ。。。 この犯罪とか霊魂とかと全く関係のない隣人との絡みの部分が一番怖いってのは、どうなのよ? 事件の内容が出てきた時点で、「あ、ハリソン=フォードなんだね」とわかってしまうのは、彼のネームバリューが災いしてますね(彼が単なる「素敵な旦那さん」みたいな脇役キャラで終わるわけないって思うもの)。 なので、こういう形式のストーリーでいくんなら、その予想を裏切るようなもうひとひねりが欲しい。 そのまんまの展開で、ひたすら「ビックリさせる」の連続だもんねぇ。 それもパターンが読めちゃうし。 しかも、しつこいと来てる(笑) んで、「あれって、やっぱり心霊現象なのかぁ」じゃ、つまらないですよねぇ。 「心霊現象は実はトリックで、サスペンスとして最後に謎解きをする」ってパターンの方が面白いと思うなぁ。。。 これって、ロバート=ゼメキスなんですね? そういえばそんな映像だなぁとは感じたけど。。。 たいして怖くない。 「あー、ここでビックリさせるんだろうなぁ」って読めちゃうだけに、身構えてその瞬間を待ってなきゃならないのがわずらわしいです(笑) それと、ラスト、あれはちょっと狙い過ぎだよねー(^^;
[DVD(字幕)] 6点(2006-08-18 03:07:55)
36.  ティン・カップ 《ネタバレ》 
きゃ~っ! つまんな~い。 なんでも自分が中心だと思い込んでるただの勘違い男じゃーん。 こんな主人公に魅力なんて感じな~い。 全然感情移入できな~い。 過去の栄光にすがるだけで、ロミオのような優れたキャディを見下して、いつも酔いどれて、ろくに練習もせずに、女のケツばっかり追い掛け回してるようなつまらん輩が、全米オープンで最終組に残れるなんて。。。そんなことあるわきゃあねーだろー! もっともっと真摯な態度でゴルフに向き合ってるトッププロに対して失礼千万だわさ! だいたいさ、こんなメンタルの弱い(セルフコントロールのできない)ゴルファーが、世界に通用するかー! ラストの意地の12打なんて本来絶対盛り上がらなきゃならないはずのところが「なんだ、この馬鹿ゴルファー?」って思えてしまいます。 ひたむきさ、健気さ、他人に対する礼節、そういうものを何一つ備えていないという人間的魅力ゼロの主人公が、こんなふうにギャンブルやろうが、コダワリを見せようが、単に「バッカじゃないの???」としか思えません。 好きな女を口説く為なら友達の悪口を平気でベラベラ言うようなヤツですよ? そんなセコい男、応援なんてできるかっての。 その流れでデイヴィッドを突然悪役にするのも、あざとすぎて気持ち悪い。 大体からして「短く刻む」のを「逃げ」だなんて、そんな決めつけ許せません。 「何回も打ち直した末にホールに入った」って、そんなのどこが凄いんだ??? 「一球入魂」度があまりにも低すぎる。 デイヴィッドのプレイの方が、ゴルフに対して圧倒的に真剣だと思う。 こんな主人公を英雄視するのって、物凄く気持ちわりぃ。。。つまりはさ、クソみたいな性格の主人公にとって「人生観を変えるほどの転機」が何も訪れて(描かれて)いないのに、いきなり大活躍するようになった、ってのが非常に「変」なわけですわ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-08-17 23:44:18)
37.  ナビゲイター 《ネタバレ》 
子供が見てワクワクできるようなSFを、本格CGで作ろうという気概は伝わってきます。 確かに旅に出る瞬間なんかは相当ワクワクできるんですが、そこから先がどうも。。。(^^;
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-14 11:44:13)
38.  フィラデルフィア 《ネタバレ》 
もはや時代が変わったからなのか、あんまり印象に残らないですが、ただ、やっぱり、こういう映画がHIVに対する見方を少しずつ変えてきたのだなぁ、という感慨はあります。 そして、社会に一石を投じたという意味でもその価値は高いと思う。 でも、ゲイに対する偏見との闘いってのまでは、どうでしょう。 公開当時は、「HIV=同性愛者」という構図がほとんどだったため、こういう設定になったんでしょうけど、現在の感覚では、それを同列に考えるのは少し違うでしょうね。 「HIV感染者の人権」と「同性愛者の人権」とは、別次元で論じられるべき問題になってきましたよね。 トム=ハンクスの役作りに加点です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-14 11:37:33)
39.  エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000) 《ネタバレ》 
くっだらねぇ。こんなのは、核の恐怖を微塵も知らないような大馬鹿野郎が想像だけで描いた、ただの妄想劇だ。こんなクソ女と馬鹿男どもの恋愛劇なんぞを軸に、一体何を伝えるつもりだったんだ? もっと壮絶に死んでいった何億もの人間達を何故に描かない? わざわざ被爆国まで潜水艦を出向かせておきながら、破壊し尽くされた街を何故に描かない? 戦勝国目線の核に対する意識って、こんなにもぬるいものなのか(グロテスクな表現や派手なシーンを見せろというのでは断じてない)。猛烈に落胆した。 「私も最低限、人としての尊厳を保って美しく死のう、いや、死ねるはず」とか思い込んでいやがる。甘すぎる。つまりは「どこか絵空事」なのだ。 ヒロシマは見たのか!ナガサキには行ったのか! そこに晒された阿鼻叫喚の地獄絵に感じるものはないのか! この程度の内容で反核を唱えたつもりになってるんだとしたら、世界はほんとにおしまいだ。 もし、製作者達がエンターテインメントだと言い張るのだとしても、それでも絶望的にツマラナイ。こんなバカバカしいドラマやってる余裕なんかあるはずないだろう。まったく現実味がない。チマチマとつまらんことでストーリーを盛り上げようという意図がミエミエで嫌悪感を覚える。DVDのパッケージ写真だって完全に詐欺行為だ(ほんとにいい加減こういうことやめてくれ)。手抜きシーンがどうこうなんて、いちいちあげつらうこともバカバカしいからやりたくない。拷問のような3時間半。 これほどの長編だというのに、人類が滅亡していくというまこと重大な局面だというのに、描いたのはたったこれだけなのか? もっと伝えたいと思うものはないのか? ダメだ。。。情けなくて本気で泣けてきた。つまらない映画を見せられたからというのも、もちろんある。でも、それ以上に、この「戦争に対する認識の甘さ」に悲しくなるのである。***途方もなくラジカルなレビューですが、どうかお許しください***
[DVD(字幕)] 1点(2006-08-14 03:50:17)
40.  クイック&デッド 《ネタバレ》 
にゃははー まあ、いいんでないの?(笑) 深みもなんもないけどね(笑) 豪華なキャスティングと西部らしい風景と小道具と音楽とで結構スケール感は出てますが、実はオープンセットの中でちんまり撮ってるんですよねぇ(笑) しかし、あれですね。 拳銃での対決って一瞬で勝負決まってしまって、つまらんですなぁ。 これが刀剣での戦いなら、一振り一刺しに怒りや憎しみが込められて感情の盛り上がりも表現しやすいんでしょうけど、拳銃ってのは遠くで指先がピクッと動いて終わりですからなぁ。 つーことで、実は復讐劇ってメインストーリーはものの5分で終わってしまうわけで、トーナメントを開催したのは映画の中だるみを食い止める苦肉の策なんですな(笑) 住民達も、悪人ハックマンを殺して欲しいと願ってた相手が、街を大爆破するような輩でビックリしたことでしょう(笑) まあ、短編コミックを読んでるつもりでお気楽に楽しめば、結構堪能できると思います。 シャロンストーンのイデタチもまさにそういうカッコ良さです。 お色気シーンが少ないってのは確かにうなずけますが、むしろこういうストーリーなら「そんな無理矢理おっぱい見せんでも。。。(^^;」と思いますな(笑) うーん。。。まあ、こんな感じのレビューで。。。(笑)
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-13 22:10:28)
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