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プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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21.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
本当によくできたドキュメンタリー。 凄まじい迫力だ。 まさに、事実は小説よりも奇なり。 つまりは人々の想像を超えた大事件だったわけだ。 膨大な資料や記録を丹念に拾い集め、目一杯想像力を膨らませて作られた映画なのであろう。 おそらく実際の機内は、もっと阿鼻叫喚の世界だっただろうとは思うが、国家の策謀や正義や悪や、そういったものを極力排除し、できるかぎり客観的に描いて、「9.11テロ事件」の一幕を見事に切り出している。 「ワールドトレードセンター」とは格段の違い。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-01 19:41:23)
22.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
ふむ。 思いのほか楽しめました。 アン=ハサウェイは文句ナシにキュートだし、メリル=ストリープはやっぱり凄いなぁと。 「働く女性」の葛藤や喜怒哀楽も上手に表現できてたと思うしね。 ただなー、ストーリーとしてはどうだろう? 非常に散漫な印象。 最大のカタルシスをどこに持っていきたいのか、焦点がボケちゃってる感じ。 「アンディをどうさせたいのか」が希薄なんだよね。 主人公の「立ち位置」が定まっていない。 ファッションセンスを磨いて業界人としてノシ上がっていくとか、あるいは断固として「自分流」を貫いてみせるとか、(映画としての)一貫性を持たせて欲しい。 どっちつかずなんだなー。 彼氏のこともそう。 あそこまでバリバリのキャリアウーマンになったアンディが、「自分の誕生パーティに間に合わないくらいのことでスネるようなショボい男」の元に戻りたいと思うかな? 友達もさ、友情が大切なのはわかるけど、それならば逆にビジネスマンとして成功しつつある友人をもっと応援しません? なんだか「貴方は成功なんかせずに、私達と一緒に『烏合の衆』でいましょう」って足を引っ張ってるみたい。 「変化していくこと」が悪いようなね。 別に人として悪い方に変わっていってるわけでもないのに、これじゃ「いつまでもウダツの上がらない人間」でいる方がいいみたいに見えちゃう。 そこら辺は、恋人や友達との絡みをどう見せるかで随分印象が違うと思うんだけどな。 それと、アンディがあまりにもラッキー過ぎる。 ハリーポッターの新作なんかが簡単に手に入っちゃうのは、なんだかなぁ。。。だし、いきなりナイジェルという素晴らしい才能の持ち主が味方になってくれたのはどうしてなのか。。。。 イヤミだと思ってた先輩も、実は普通に優しかったりするしね(笑) もっと取っ組み合って「戦えよ」って感じ。 なんかラブコメものにありそうな展開で苦笑い(^^;  これって結局そっち方向の映画なんでしょうかね? 「色々あったけど、いい経験をたくさん積みましたねー」ってことでまとまっちゃった(笑)  なので、きっとコレ、ワンクールくらいの連続ドラマにしたら面白いんだろうな、と思うのでありました(笑)  まぁ、面白かったので、大負けに負けて、6点。  しかしさ、10年後に観たら、このファッションってきっと大笑いなんだろうなぁ(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2006-11-29 00:19:09)(良:4票)
23.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
実話を元にってことなので、ザックリと胸をえぐられるようなカタルシスはない。 無料配給に頼らなければならないほどの貧困層の男がチャンピオンになるまでの話。 言ってしまえば、お約束の範疇である。 もっと言えば、貧しい国のボクサー達はこれくらいの貧しさを乗り越えてノシ上がってくるわけで。 そういう意味では、「だから、どうなのよ?」と言われかねないストーリーなのかもしれない。 でも、愛する妻と子供を守ること、恐慌で疲弊し切った人心への灯火となること、そういうものを背負って立つ男の姿は、やはり文句なくカッコイイと思う。 どんなに貧しくとも、人道をまっとうに守りながら不運と格闘し頂点へ上り詰めて行く姿は、応援せずにはいられない。 ジョーが最高に良かったですね。 家具のない部屋を見た瞬間、涙が出ました。 「ボクシング」という題材でありながら非常に淡々と描かれているけれど、いい映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-25 03:05:39)(良:1票)
24.  白いカラス 《ネタバレ》 
テーマは深いし、俳優陣も超豪華、基本設定も非常に面白い。 なのに、あまりにもバランスが悪い。 コールマンとフォーニアの情事なんかに時間使ってないで、もっとズドンと骨太に描いて欲しい。 このテーマの映画で「心の傷が癒されていく過程」って、そんなに重要かなぁ? だいたい2人の出会い自体もお手軽すぎません? こんなのでいいの? こんな恋愛劇を描くなら、もっと他に見せるべきものがあるんじゃないの? ストーリーテリングの流れもえらく中途半端でしょう。 最大のテーマが明かされる衝撃的(であるはずの)瞬間、「へぇ、そうなんだぁ」ってなリアクションしか出ない。 これって問題じゃない? エド=ハリスとゲイリー=シニーズをこの程度の役に使うなんて、あまりに勿体ないと思うし。 うむー。。。です。 ただ、コールマンの妹の一言が痛烈に響きました。 「人間がどんどんバカになって独善的になっている」と。 ここを実感できている監督(もしくは脚本家)なんだったら、もっと見せ方があっただろうに、と思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-13 23:51:31)
25.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
正義とは客観論ではないのだなぁと今更ながら思い知らされた。 「国家の正義」の為に邁進し、傷付き、苦悩してきた実働員自身が吐き出す、「こんなことの先に平和はない」という切実かつ重厚な言葉でさえ、あっさり黙殺されてしまう世界。 ノーテンキに「世界に平和を」なんて、言えない。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 01:55:17)
26.  フェイス/オフ
無理。 ジョン=ウーって、こんなにウザったい演出するんだ?
[DVD(字幕)] 2点(2006-10-30 12:31:14)
27.  ミニヴァー夫人 《ネタバレ》 
くわ~ 評価しにくいなぁ。 「そういう時代だったんだなぁ」が一番率直な感想。 1942年アメリカ製作なんだから、こういうメッセージになるのは仕方がないんだろうなぁという。 直接的には、銃後の人々が恐怖や不安と戦う生活を描いてあります。 なので、戦勝国目線で見れば間違いなく名作なんだろうけど。。。 果たしてそれでいいんだろうか。 確かに「兵士だけではなく一般の国民までもが命を落とすのが戦争の悲惨さである」までは、非常に共感できるし素晴らしいんですが、その後の「正義と自由の為に一丸となって戦う決意を!」で一気に突き放されちゃいます。 で、エンドロールの最後に「国防債券にご協力を」のテロップ。 そこで、「あー、これは純粋な芸術作品ではなく、一種の戦意昂揚プロパガンダなんだなぁ」と合点がいくわけです。 「花を愛でるような清く美しい我々文明人の平和な日常を破壊する野蛮人どもの卑劣な攻撃に屈してなるものか」転じて「正義は我にあり!」なんですよね。。。 まあ、それはそれでいいんですけど。。。そういうのが見えちゃうと、どうしても素直に評価できなくなってしまう。 「そういう時代だったんだなぁ」っていうのはソコです。 ちなみに、このDVDには、ボーナストラックとして短編映画が2本収録されています。 どちらも「連合国は屈しない」のアピール映像です。 どうでしょう。 「このDVDパッケージの意図するところは何なのか」が、とても興味深いですね。 「(こういう映像で国民を鼓舞しなきゃならないってことは)アメリカも結構必死だったんだなぁ」って読めてみたりもするんですが。 俯瞰してみると、「戦時下の国内事情を冷静に記録したパッケージ」にしたかったのではないか、とも思えるわけです。  ●芸術作品としては素晴らしい。 ●メッセージとしては理解できるが(現代の目で見ると)結局はプロパガンダである。 ●それを時代背景ごと消化できれば「記録として」非常に興味深い。 ●「厭戦世論回避の為の国威掲揚映画」とみるか、素直に「戦争に疲れ果てた国民への応援歌」とみるか。。。 さて、どの評価軸で点数をつければいいのでしょう。。。 やっぱり、評価しにくいなぁ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-10-26 10:10:20)
28.  ワールド・トレード・センター
まず、こんなんで「本年度アカデミー賞最有力」とか宣言しちゃうその神経を疑います(そして、もし万が一受賞でもしてしまおうものなら、アカデミー賞に対する信頼なんぞ全て放棄です)。 いや、勿論、911テロ事件で犠牲になった方々や命をかけて救助活動を行った人、その家族、友人達。。。そういう人達への思いは俺も同じです。 でもね、その「鑑賞する我々が持つ、当事者達への痛切な思い」に甘え切っている点で、「映画として」全くの三流だと思う。 ハッキリ言って「世界仰天なんとか」とか「九死に一生なんとか」ってなテレビ番組の15分くらいの生還エピソードの方がよっぽど胸に突き刺さる。 なぜ、これほどまでの事件を(しかも2時間も使って)ここまでミクロな視点でしか捉えないのか? 「2人の救出劇を軸に」ではない。 「2人の救出劇しか」描かれていない(それも極めてありきたりな見せ方で)。 たとえば20年後、こんな映画一本でかほど重大な事件の全容を伝えられると思いますか? 政治的な云々ではない、某かの陰謀がどうこうではない。そういうことを伝えろと言うのではないんです。ただ「旅客機を高層ビルに体当たりさせて罪もない多くの人々を殺めた凄惨なテロ行為」という「基本的な状況説明」ですら観る側に頼り切っている。 「旅客機の激突シーンやビルの崩壊シーンなどの衝撃的な(もしくは事件の全体像を把握できる)シーンは、貴方がニュース番組で観た(相当数の)映像を観客の側それぞれで補完して、自分で完成させてください」というスタンス。 こんな手抜き、許されるのだろうか??? たとえば「これが阪神大震災の現場です」って言っても区別がつかないだろう。 記録映画としては使い物にならない。 ヒューマンドラマとしては深みがない。 パニック映画とも呼べない。 「タイムリーであること」転じて「みんなが知ってる流行り物」みたいな扱いだ。 こんなので何が伝わるのだろう。 オリバー=ストーンともあろう監督が、なんという駄作を。。。 もっともっと「渾身の力を込めて」制作すべき題材ではないのか? そういう意味で、あの壮絶な現場で苦しんだ多くの人々に対する冒涜にすら値するのではないかと思えてくる。 2点。
[映画館(字幕)] 2点(2006-10-21 17:30:14)
29.  チーム★アメリカ ワールドポリス 《ネタバレ》 
♪パールハーバーは糞だ~ パールハーバーは糞だ~♪ (笑)  いやいやぁ、モーレツな殺傷力を持った映画だな(笑) チームアメリカ隊員や俳優協会に見る「超自己陶酔&勘違い民族アメリカ」の描き方が秀逸(笑) 風刺があって、パロディがあって、皮肉があって。。。そのくせモロ直撃弾という(笑) ここまでやっていいんかい作品(笑) こりゃ凄い(笑)  それぞれのネタひとつひとつがどれだけ笑えるか(もしくは元ネタを理解できてるか)で、好き嫌いが分かれるんでしょうなー(笑) エログロがちょいとばかり行き過ぎなんで減点しとくけど、こんなのを当のアメリカ人が作ってしまったってのが悔しい。 爆笑&嘲笑しながら「それでもやっぱり『アメリカの掲げる正義』を否定するってできねぇんだよなぁ」ってモドカシサも感じてみてください(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-21 09:06:54)
30.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
バタフライ・エフェクトってタイトルはあまりにも大袈裟すぎるし、ちょっと違うんじゃないの?とも思うけど(笑)、でも、しっかり面白かったからヨシです。 ただね、俺はDVDに収録されてたハッピーエンディングで全然いいと思ったし、どっちのエンディングにするか、きっと監督は相当悩んだだろうなぁって思ってたんだけど、なんと解説でアッサリ「これは有り得ない(整合性が取れない)のでヤンぺにした」んだそうで。。。(^^; うそ~ん。。。そんなに緻密な整合性なんて気にして撮った映画かぁ?ってツッコミ入れたくなった(笑) ていうかね、逆にそういう視点で見ちゃうと、ストーリーの破綻してる部分が気になっちゃう。 そうじゃなくて、「後悔先に立たず」的な"wisdom"?、貴方の一言一句一挙手一投足が未来に与える重大さを考えよっていうような"訓戒"? そういうものは劇中でしっかり語れているんだから、そんな「ファンタジーとしての整合性」なんてのをエンディングでチマチマ気にしなくていいんじゃないの?と思えるんだよね。 過酷な経験もしたし、こんなにも哀しい決断をしたんだから、もう主人公は許してあげようよっていう(笑)  勿論この「やりきれなさ」が映画の印象を深いものにしてるのは分かりますけど、いっそ「ケイリーの幸福の為に」ってのをストーリーのメインに据えない方がよかったんじゃないかと思えたりもします(笑)  あと、「過去に戻る能力がある」と知ったんなら、もうちょっと計画的に動きましょう(笑)  とかグジグジ言いながら、作品そのものはアイデアも展開も面白いしスピード感もあるので、グイグイ惹き込まれたんですけど(笑)  大丈夫。 観る価値は十分にあり(笑)  8点献上しときます。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 02:47:30)(良:1票)
31.  ハザード・ストーム 《ネタバレ》 
まず、この映画を新規登録していただいた管理人さんに感謝m(_ _)m 以下、延々と罵倒が続きますので、なにとぞお許しくださいm(_ _)m   詐欺詐欺詐欺! こんな詐欺行為が許されていいのか、バカヤロー! とにかく罵倒したくて新規登録してやった! こんなにムカついた映画は初めてだ! ストーリー展開や登場人物の心理描写など、まったく共感できない。 行動パターンも有り得ない。 緊迫感もカタルシスも感じない。 まずクソみたいなストーリーだ。 でも、それでも、「Heart of the Storm」という原題を鑑みたなら、製作者の意図は理解できるし、「何を描きたかったのか」も汲み取ってやってもよい。 何より、悪意がないから許してやる。 だがな! それより俺がムカツクのはこのDVDを販売しているメーカーだ! お前等は絶対許さん! このパッケージデザインは一体なんだ!!!! お前等、客をナメてるだろー! 訴えるぞ、マジで! いったいいつヘリコプターが飛んだよ!! いったいどこのビルが倒れたよ!! 雷なんぞ落ちたか!! 「ハザード」って、いったいどこに起きたんだよ!!! 災害なんぞいっこもないじゃないか!! ただの「三流犯罪ドラマ」でしかないものを「パニックスペクタクル」みたいなパッケージで売るな! こんな詐欺まがいの行為を平然とやってのけるこのメーカーは、絶対に許さん!    この胸の怒りをお察しいただければ幸いですm(_ _)m 
[DVD(字幕)] 0点(2006-09-16 01:42:41)
32.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
レビュー数最多、しかも満点評価の多いこと多いこと。 まあ、名作の誉れ高い作品なわけですが、俺的には「なんでそこまで?」って感じ。  冤罪で刑に服すアンディの悲惨な毎日。 しかし、それにめげることなく殺伐とした刑務所内に、文化と平穏と秩序を持ち込む。 そう、そこまでは物凄く面白いんですよ。 極めて心地いい昂揚感がある。 でもなぁ、最後は脱獄なんだよね? 「なんだ、逃げたのかよ」と。 しかも、不正の片棒を担いで溜めさせた金と偽造書類を、なお騙し取ってですよ? そこで突き放されちゃう。 「ドロボーが主人公で、盗みを働いてうまく逃げ切る」ってなストーリーなら、それは物凄く痛快なんだけど、この主人公がそれをやるのは「違うんじゃないか?」と。 (名作っぽい)映画のトーンからしても、それは違うんじゃないの?と。 「正義をかけて戦うこと」ではなく「逃げること」ばっかり考えてたのね。。。 ガッカリ。。。って。  だから逃げ切った時のカタルシスも中途半端。 そんなことを思い始めると、気になるところがいっぱい見えてきちゃう。 友達の囚人達が全員「とってもいいヤツ」ってのは凄く違和感がある。 酒や煙草やポスターやってのならまだしもストーンハンマーだのロープだのみたいな「確実にソレに使える道具」までが揃ってしまう刑務所って??? ポスターの裏も調べない看守って??? 部屋替えもしないシステムって??? いったいどんだけズサンなんだ? とかね。 つーか、むしろ房の中が快適そうに見えちゃうんだから、困る(笑)  仮出所になったじいさん達が「シャバは怖い」って言うのは、単に刑務所の中が安楽だからじゃねぇの?  看守達がさして非道ってわけでもないし、それほど過酷な労働をさせられてたわけでもないしねぇ。 結局のところ「冤罪の囚人が刑務所でうまく立ち回って最後には脱獄に成功しました」ってストーリーなんですよね? なのに、映像の抑揚を抑えることによって名作(のよう)に仕立てあげ、明日への希望だの人間の尊厳だの、そういう崇高なものの匂いを漂わせてあるからウザったい。 むしろさ、これならいっそ「痛快!娯楽脱獄映画!」みたいにした方がスッキリするんじゃないの?  おっと、少し毒を吐きすぎました(^^;  ファンの方ごめんなさい。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-09-11 17:52:59)(良:2票)
33.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
やってきて数日で、その世界に愛着がわいちゃうんだ??? 何もかもを投げ打って、昨日今日出会ったばかりの女性(ひいてはその人類)を救っちゃえるんだ??? つか、「タイムマシン」があるんでしょ? なんとでもできるじゃん。。。 つか、環境に合わせて淘汰され進化してきただけの生物(人類)なのに、「モーロックは悪でエロイは善」って決めつけちゃっていいわけ??? あれは単純にその時代の生態系なんじゃないの??? つか、タイムマシンが爆発したら回りのものはあんなふうに消えちゃうの??? つか、老人達はどこに「旅立った」の??? つか、エマはもういいの??? ほんのつい先日(2度目の)別れをしたばっかりだよ??? 恋人を取り戻す為に4年もかけた執念も情熱も、たった1週間でなくなってしまうんだ???  変な映画。。。。 なんだよ、これ???????
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-11 17:43:03)(良:1票)
34.  ポストマン(1997) 《ネタバレ》 
こ、こ、これっていったい。。。!? こんなんでいいわけ??? 久々に映画を観てアセッたぞ。。。 全編、コジツケの嵐。。。 着想は面白いと思うが、内容があまりにもムチャクチャだ。。。 酷すぎる。  よくもまあ、こんな金の使い方ができるもんだ。。。
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-07 14:17:28)
35.  ザ・ハリケーン(1999) 《ネタバレ》 
エンターテインメントとしてのカタルシスは弱いし、ストーリー前半に時間を割き過ぎ。 カナダ人達の動機の描き方も希薄。 偽証や隠蔽工作を暴いていく過程も蛋白すぎるとは思う。 けれど、やはり実話である。 そして、正々堂々と戦って正義を勝ち取ることに意味があるのだと思う。 「冤罪で投獄された刑務所内でひたすら処世術を駆使し最後には脱獄して本当の犯罪者に落ちる」という某人気映画がもたらす感動がいかに軽々しいものであるか実感できる。 再三に渡る再審却下の憂き目に折れそうになる心を奮い立たせ、何度も立ち上がる男の姿。 物語はひたすら淡々と進むけれど、無罪の者が無罪を晴らす、これを本当のカタルシスというのだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-04 23:04:19)(良:1票)
36.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
ふむ。 「100万回生きた猫」を思いだしましたな。 つか、これってホントは無茶苦茶重いテーマなんだけど、相当軽いノリでできてます(笑) あれはクローンってよりも「精神記録再生装置」だろうってな気がしますけど(笑)、まあ、それは置いといて。 「エンターテインメントの為にこの設定を利用した」とみるか、「この重いテーマをエンターテインメントに仕上ようとした」とみるか、そこが問題ですね。 これは完全に前者なわけで、気楽に楽しめました。 なんせシュワちゃんなんだしねぇ(笑) 「お前がクローンだ」ってとこは(なんとなくわかっていつつも)ちゃんと驚けますし、描かれてる世界の気持ち悪さもナイス。 問題提起もそれなりにしっかりやってくれてたと思う。 こんなハッピーエンドでいい題材だとは思えないけどね(笑)  まあ、いいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 14:07:05)(良:1票)
37.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 
いやぁ、アメコミ出身のヒーローって実社会とのスリ合わせ(存在の説得力づくり)に苦労してらっしゃいますなぁ(笑) それこそまさに伝統であり王道であるスーパーマン。 そりゃもう大変ですよね(笑)  まあ、なかなか面白かったんですが、スーパーマンって等身大のヒーローの視点で見せる映像って、実はここらがイッパイイッパイなんでしょうね。 もはやスーパーマンの超能力に目新しいものもないですし。 なので、びゅんびゅん飛んでたり目一杯怪力を搾り出してたりするシーンより、ビルの谷間をしゅわ~~と飛んでるシーンの方が実物っぽくて好きです。 ストーリーはどうでしょう。 アクションシーン以外のシナリオが結構冗長で正直眠くなりました。 カットワークもそんなに長回しする必要ないんじゃないかなぁ? カタルシスももう一押し。 もっとしっかり悪者を懲らしめて欲しかった。 CGはソツなくまとまっていますが、家のテレビで観ると結構ショボくなるかもしれません。 当然ですが、お気楽に楽しむ映画です^^ できれば映画館でどうぞ。 しかし。。。スーパーマンも男なんだねぇ(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2006-08-28 19:52:57)(良:1票)
38.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
いやだなぁ。。。なんでオチ分かっちゃうかなぁ。。。 「もっと素直に観ろよ、俺のバカヤロウ」ってツッコミいれちゃいました。  「せっかくよくできたプロットなのにー」って感じ。 自分に腹立ちました(笑) しかし、遂にカイザーの面が割れてしまったわけですよね。 今後の活動はどうするのかな? まあ、これだけ機転のきく彼ですから、なんとかするんでしょうけど(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-28 03:35:56)
39.  ダイヤモンド・イン・パラダイス 《ネタバレ》 
あー。。。我が愛しのブロスナン様、007を卒業なされた途端えらくお気楽な映画にご出演でございます(笑) ノリとしては嫌いではないんですが、「盗み」がメインでないんなら、もっと心地良いストーリーにして欲しかったなぁ。 愛するローラとの約束を破ってまでダイヤを盗むのなら、それ相応の理由付けが欲しいわけです。 確かにスタンのアレって、プロットとしては「おお!」と唸らされるけれど、「えー、そっちなのかよぉ」ってちょっとガッカリします。 なので、ラストの「リモコンカー」も(前振りからの上手なオチに持ってきてあるにも関わらず)楽しくない。 俺が脚本家なら、「ライバルを助ける為に引退前の最後の一仕事」ってストーリーにするなー。。。 ピアーズ=ブロスナン演じる「スタイリッシュな大泥棒」なら、恋人を傷付けることなく、極悪人を懲らしめた上で、ライバルに花を持たせ、栄光の生活からキッパリと足を洗う。ってなカッコよさがバッチリ似合うと思うんだけどなー。 どうでしょ?
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-27 00:23:42)
40.  告発 《ネタバレ》 
「善悪とは一面的ではない」という前提で観ましょう。 でも、感情移入しましたねぇ。 いい映画です。 実話ってのが凄い。 最後、ヘンリーが独房に向かう姿がよかった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-26 16:41:58)
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