21. ガール・オン・ザ・トレイン
《ネタバレ》 サスペンスの雰囲気を存分に漂わせる映像、そして美形揃いのキャスト。 ハマったように舞台は整っているのですが、残念ながらそれだけといった感じです。 肝心の内容について、これといった意外性も驚きもなく、「正当防衛」のハッピー?エンドにもかかわらず、どこかしっくりこない後味の悪さだけが残りました。 ある意味、今が旬の作品かもしれません・・・オフホワイトではなくドス黒なので全然笑えませんが・・・ [DVD(字幕)] 5点(2017-08-19 11:02:56) |
22. トランスフォーマー/ロストエイジ
唖然ボー然・・・ テマヒマ・カネかけて作ったおバカ映画 いまだにバブル絶頂期ですか? この無駄遣いを少し邦画界に分けていただきたいくらい。 とにかく上映時間はこの半分でいいですわ [ブルーレイ(字幕)] 2点(2017-08-06 01:00:45) |
23. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 思い返せば、作中に出てくる「3作目は最低・・・」という会話は自虐ネタだったのでしょうか? 内容をつまらなくしている要因はアポカリブスが思いのほか弱かったこと。 いや、かなり強大な力を持っているのですが、都市もろとも崩壊させる描写が単純な絵のようになってしまい絶望感が伝わってきませんでした。 また、4人の従者も実に物足りない。 仲間になる場面にしても改心して裏切る場面にしても短絡的すぎて拍子抜けしてしまいました。 そんな中、登場キャラクターそれぞれに見せ場があったのが救いです。 その分尺が足らずに内容が薄くなってしまったようですが・・・ 元祖ファーストへの繋ぎ、ウルバリン新作への繋ぎという軽い位置づけのような印象しか残らず、期待に期待していた3部作の締めくくりとしては実に実に物足りなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2017-04-25 22:59:59) |
24. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 オープニングから雰囲気よく、期待は膨らみました。 父親を亡くしたばかりの主人公が博士らにあっさり協力するなど、随所で人間ドラマが淡々と進んだことは難点に感じられましたが、全体としては大満足です。ここまでストレートに反核をぶっ込んできたことにも、いい意味で裏切られました。 ゴジラの本格的な登場までけっこう引っ張られたものの、このやり方には大賛成。むしろ中盤も後姿だけで顔見せしなくてよかったくらいに思ってます。 引っ張った挙句の戦闘の迫力に知らぬ間に見入っていました。不覚にも汗拭き用のハンドタオルをグッと握りしめながら…。 いやはや、これを見たかったというのをやってくれた。 大爆音が響く場面と静かになる場面の切り替えは見事。パラシュートで降下する際の主人公目線の戦闘シーンに身震いです。 形勢不利と思いきや粘り強く立ち上がってくるところなんかはまさにゴジラ。 そして、お約束的なラストシーンを持ってきてくれたことに何故か安心(あのまま寝て終了したらどんなに失望したことか)。なぜ倒れているゴジラに安易に近づいているのか?…という理屈で言えばたいへんおかしな場面ではありますが、無性に嬉しくてそんなこと吹っ飛んでしまいました。 結果としてゴジラは人間の味方であるかのように描かれていたのは意外や意外。まさかゴジラと艦隊が並走するなんて…(^^; 要するに人間など眼中にないということですか…ゴジラのスケールの大きさを感じさせられました。 [映画館(字幕)] 8点(2017-04-25 22:20:03)(良:2票) |
25. ゴーストライダー2
《ネタバレ》 最後の対決、なぜ昼間??? ダークテイストの仮面ライダーに成り下がってしまった・・・・って、仮面ライダーに失礼か? [DVD(字幕)] 3点(2017-04-25 21:35:20) |
26. デッドプール
《ネタバレ》 残虐、かつ、下ネタオンパレードで、序盤から胸のムカムカが止まらなかったものの、ノリは良くどこか楽しさを感じました。 また、過去の経緯を紹介するというストーリー展開にも工夫が感じられ、キャラクターのアクの強さのみに頼っていないところも好印象でした。 しかしながら、後半はほぼ見所なし!・・・息切れして普通に成り下がった感じです。 なぜ、あのハチャメチャを終始貫かなかったのか?そこしか見所ないのに・・・ Xメンつながりも余計に思えました。 真面目に意見するならば、そもそも必死にスカウトするほどの戦力とは思えません。 それはさておき、まともにXメンシリーズへの出演は無理でしょうね。あくまでも今回のような外伝扱いでしょう。 残念ながら、最近のアメコミバブルの恩恵で映画館に足を運んでもらっているレベルの作品に思えました。 私もそれに乗っかって足を運んでいる残念な人ですが・・・ [映画館(吹替)] 6点(2016-08-07 22:11:53) |
27. バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生
《ネタバレ》 スケールの次元が違う2大ヒーローの対決をどのように扱うのか?・・・・興味の大半はその一点につきましたが、それについてはまずまずの内容を盛り込んだと思います。 ただその内容は、「2人が対等に戦うためにはこれしかないだろう」という想像の範囲内でありました。これは致し方ないと思います。 それよりは終盤に登場する見るからにとって付けたようなモンスター・・・あれはいかんでしょう。あまりにも蛇足。結局はこういうお約束的な終わり方かい!という失望感は否めません。おかげで上映時間が長く感じられました(実際長いんですが)。 「ヒーローが戦う際に市民を巻き込んでしまっている」という、そこは突っ込んではいけないよというテーマに挑戦したわけですが、いかんせん同様のテーマのあの作品と時期が被ったのが痛すぎたように思います。 スーパーマン、バットマンともに単体では1、2位を争う人気キャラクターですが、チーム戦ではアベンジャーズに大きく水を開けられてしまった感じがします。今後の巻き返しに期待したいと思います。 余談でありますが、どこで戦っていても最後は岩場に移動して一般人に危害を与えなかった昭和の仮面ライダーや○○戦隊の気配りはさすがだと思います。 [映画館(字幕)] 5点(2016-05-16 23:13:08) |
28. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
《ネタバレ》 最近、アメコミヒーローものがインフレ気味で。少々の「夢の共演」程度ではほとんど心に響かなくなってきました。映像や音響にも免疫ができてしまい上映中もついうとうと・・・ところが本作はそんな中だるみを一気に打開してくれました。素晴らしい作品に仕上がっていると思います。 前半は「アベンジャーズ」を凌ぐかのようなキャストがオールスターゲームばりに躍動。 これだけ沢山出しているのにどのキャラクターも印象に残る、という非常にバランスのとれた作りをしていると思います。その一方で、ただのお祭り騒ぎにならずドラマが渋くて熱い! いい意味で意外な終わり方をしてくれました。う~んまさにカカオ90%(意味不明^^;) 次回作への期待が俄然高まりました。 [映画館(字幕)] 9点(2016-05-16 22:57:12) |
29. セッション
《ネタバレ》 これぞセッション! いや パッション!! なりっ!! [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-10-28 21:36:17)(良:1票) |
30. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 要するに行って帰ってくるだけの2時間超・・・なのに大興奮! 「これぞ映画!」というフレーズが何度も心の中に浮かびました。。 ・・・が、冷静になってから思いますに、これは言わば一種の体感アトラクションではなかったか? 序盤から40分ほどノンストップで響き渡る爆音!そして暴力、そして束の間の静寂、そしてまた鳴り響く轟音と暴力・・・ これはジェットコースターの流れと同じではなかろうか? しかしながら、これは富士急ハイランド級のジェットコースター。 インパクトある映像に免疫ができている人でも十分堪能できるのではないでしょうか。 逆に体調悪いときにはお薦めできません。 細かいことは吹っ飛びました。さあ、映画館へ行こう!(番宣みたいですいません) [映画館(字幕)] 9点(2015-07-03 23:43:39) |
31. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
"量産"し始めたところからドン引き・・・残虐とかグロ以前の問題。 [DVD(字幕)] 3点(2015-04-04 17:47:45) |
32. デアデビル
前置きにはマズマズの雰囲気を感じたのですが、本編が始まったらズッコケてしまいました。 ラストの中途半端さに拍子抜け。 さらに続編を意識していたのかわかりませんが、エンドクレジット途中のアレはないでしょう。 いろいろ酷い作品。 [DVD(字幕)] 2点(2015-04-04 17:45:05) |
33. トランセンデンス(2014)
「人類は未知なるものを恐れる」ですか・・・ならば恐れ多いほどの未知なる展開を見せてほしかったです。 冒険しすぎて難解になってしまったのならまだわかりますが、本作は抑揚もなく突っ込みどころすらない退屈さ加減。 ノーランの名を借りた宣伝に、まんまと引っかかってしまった気分です。 [ブルーレイ(字幕)] 2点(2015-02-09 07:03:46) |
34. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 書き尽くされていると思いますが、「衝撃のラスト」に身が引き締まりました。 あれで単なる無害な作品が、深い作品になったと思います。 後半けっこう退屈というか平凡な流れだっただけに、あれがすべて。 [DVD(字幕)] 7点(2015-01-12 22:58:54) |
35. インターステラー
《ネタバレ》 いい意味で予想を裏切られ、単なるパニック映画ではなく親子の絆を前面に出した作品でした。 ただし、前宣伝にある「世界中が号泣」というのはちょっと言い過ぎかな、、、と思います。 ストーリーは某宇宙戦艦を思わせるようなかなりのご都合主義な展開で、設定ほどの壮大さは感じませんでした。 むしろ本作で評価すべきは、映像化が難しそうなストーリーをここまでわかりやすく表現し、一応の納得いく結末に持って行ったことにあると思います。 あの状況からあのラストに持っていったことは、ある意味サプライズでした。 [映画館(字幕)] 7点(2015-01-03 10:28:44) |
36. 21グラム
《ネタバレ》 物語は静かな雰囲気で淡々と進んだ印象ですが、それによって3人の実力派俳優の演技が引き立っていたと思います。 ただ、ストーリー自体は納得いたしかねます。 ドナーの遺族に会いに行くというタブーを犯したとうえに、その間髪入れずに愛し合うというのは胸糞悪い設定。 さらには貰った命に対して自ら銃の引き金を引くというのは、理由はどうあれ感情移入できませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2014-12-26 21:36:42) |
37. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 まだ公開中の今の段階ではあまり内容は語れないのですが、ストーリー展開、キャスティングともに素晴らしかったです。 本作は単なる失踪事件から始まるのですが、そのネタ晴らしまででも一つの作品として成立すると思います(ただし、ありふれた一作品として)。 ただ、ここからさらに2段階に変化するストーリーに、最後まで気を抜くことができませんでした。 いわゆる”大どんでん返し”の作品ではなく、心をじわじわといたぶってくるような感覚です。たぶん男だからそう感じるんでしょう。 女は怖い、男はバカだ・・・これを表現するにロザムンド・パイクとベン・アフレックはまさにはまり役。 特にロザムンド・パイクの狂気を感じさせる目つきが怖かった・・・ 若い人が鑑賞して、さらに未婚率が上がらないか心配(^^;) [映画館(字幕)] 7点(2014-12-14 21:17:55) |
38. わたしを離さないで
衝撃的SFサスペンスと儚い青春ラブストーリー・・・相性の悪そうな組み合わせがうまく融合していたと思います。 これまで見た作品の中でも最上位の切なさを感じました。 若者3人の演技が素晴らしい。 特に華奢な主演女優によって、切なさ倍増でした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-08-17 22:49:21) |
39. スターシップ・トゥルーパーズ
まったく期待していなかったのですが、まさか私の心にスターウォーズ、スタートレックに劣らない爪痕を残すとは思いませんでした。 まさに3大「スター」シネマ(←???)に恥じない大健闘だったと思います。 一言でいうと悪趣味なアホバカ映画であります。 私には壮大なブラックコメディにしか見えませんでしたが、これを作った監督さんはやりたい放題でさぞご満悦でしょう。 ここまで惨いのにここまで緊張感や悲壮感の感じられない戦闘シーンも珍しい。わざとそのように作っているんでしょうけど。 軍への皮肉とかそういったメッセージ的なものも感じ取れたわけですが、それを整理する前に、とりあえずラスト付近の攻防で吐き気が止まら…(放送禁止) [DVD(字幕)] 5点(2014-08-17 22:48:03) |
40. ロボコップ(2014)
《ネタバレ》 ロボコップを真面目に作りすぎたように思います。 戦うシーンはなかなか恰好良かったが、記憶に残るのはその程度。 最も不満な点は、改造されるきかっけとなる負傷シーンがアッサリしすぎていたことです。作品の肝となる大事な場面だと思うので、もう少し悲壮感を出してほしかったです。 ストーリーテイラー?のような存在は斬新だったのですが、作品に好影響を与えたかどうかは疑問です。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-08-17 08:33:42) |