401. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
話によると“鉄仮面の男”は実際は双子の兄弟ではなく、おじさんらしいです。映画のほうですが、俺ははっきり言って、ディカプリオは嫌いです。しかし、話題になったので見ました。仮面の男と三銃士をセットにしたあたりはいいと思うんですが、三銃士(俺はクリス・オドネルのヴァージョンしか見たことないんですが)を見た後に見たので、「確かダルタニアンはコンスタンスという女官と結ばれたのでは?というか王女はルイ13世のことが好きだったはずじゃ…」と思ってしまいましたが、まあ作品自体別物なのであえて気にしない事にしました。人間の片隅にも置けないような冷徹な兄と、清らかな心をもつ弟の二役を演じたディカプリオには、嫌いといえども敬意を表したいと思います。最後の言葉、「私の相談役、まことの友人だ」というセリフには、フィリップの心の優しさ、清らかさが滲み出ていると思います。最後の説明で、その後ルイ14世は国民に食料と平和をもたらし、フランスで最も偉大な君主としてたたえられたとあるんですが、実際は度重なる戦争で財政衰退のきっかけを作った張本人なので、そのギャップに少し悲しいものを感じました。 7点(2003-05-25 23:14:40) |
402. ベートーベン2
アメリカの暖かな家庭の雰囲気が凄く伝わってきて好きです。お父さんに内緒で子犬の世話をしているシーンは子供の頃によくある<自分たちしか知らない秘密>を共有してるみたいでわくわくしたし、必死に子犬を飼うよう親を説得するシーンも、何となく小さい頃の自分と被って応援してしまいました。誰だって同じような経験ありますよね。劇中で、ベートーベンは酒の勢い(?)でテイラーの別荘を破壊してましたが、その後はどうなったんですかね? 7点(2003-05-25 20:46:23) |
403. ミザリー
《ネタバレ》 一見人の良さそうなおばちゃんキャシー・ベイツがまあ怖いこと怖いこと。 いきなりキレ散らかすところとか、妄想が過ぎて勝手に主人公をダーリンと呼ぶところとか、もうそれだけで怖い。 直接的な残虐描写と言えるのは両足を叩き折るところと最後くらいで、後は終始どこでキレ散らかすか分からないアニーの不気味さと、実は熱狂的ファンでありながら真性のサイコパスであるというが語られるスクラップ・ブックのシーンなど、心理的な恐怖描写の方が多い。 一番のファンといいながらその実「自分の望むストーリーを無理やり書かせる」というただの狂信者な行為は観返してみても恐怖心と嫌悪感を感じるばかり。今風にリメイクされるならゴアシーンが追加されそうなところですが、これでも十分おっかない作品でした。 [地上波(吹替)] 7点(2003-05-25 18:50:23) |
404. ゼイリブ
子供の頃に見たから、結構忘れてると思いきや、そんなことは全然無かった。ネイダの最後の抵抗は、結局アンテナの破壊という結果に終わり、エイリアンたちの化けの皮をはがすことが出来たが、その際に受けた銃弾のせいでネイダは死んでしまうので、何となくやるせない気分になった。ラストにエイリアンの批評家が「ロメロやカーペンターのような監督は考え直すべきだ」と言っているが、それはこのような映画を撮る自分(カーペンター)たちに対する皮肉なのかもしれない。しかし…考え直さんでええよ、カーペンターの旦那!あんた等がいなくなったら俺等B級フリークはどうしろって言うんだよ?これからもじゃんじゃん作ってくれ。俺は付いていくよ、どこまでも…。 7点(2003-05-25 03:44:45)(良:1票) |
405. マウス・オブ・マッドネス
日常だと思っていたのにいつの間にか非日常の世界に入り込んでいる、という何ともいえないホラーのテイストが盛り込まれている。やっぱりホラーって言うのはこうでなきゃ。結末も後味悪いしGOOD。 7点(2003-05-25 03:26:39) |
406. ハード・ウェイ(1991)
あんなに邪険にしてたのに最後はやっぱり相棒と認めてくれたってことですよね。 7点(2003-05-25 01:54:07) |
407. ボディガード(1992)
俺が洋楽好きになったのも、俺がまだ幼稚園くらいの時に親が車でこれのサントラかけてたからだったなぁ(他にもクラプトンやモンキーズ、エアサプライなんかもかけてたな)。映画見たのはそれから結構後だったけど、主題歌とか知ってたから子供心に良くわからない所がありながらも楽しめたし、後になって見返して見たら今度はちゃんと意味がわかってよかった。色々な意味で思い出の作品。 7点(2003-05-25 01:02:57) |
408. メン・イン・ブラック
《ネタバレ》 政府の極秘エージェントがエイリアンと対峙、と書けばさながら某超常現象専門のFBI捜査官が登場する作品のような感じもしますが、そんな真面目(?)な作りではなく、インパクトのあるエイリアンをハイテク機器でバッタバッタと薙ぎ倒していく痛快SFアクション。 トミー・リー・ジョーンズは無論ウィル・スミスのブラック・スーツがやたら決まっているのと登場するガジェットがやたら男の子の心をくすぐるような造形。 ストーリーはよくあるバディ・ムービーですが、そうした細かいことを気にせず楽しめました。ラストも、あの宇宙の玉?で玉突き?をしている描写も、なんだか人間のちっぽけさと馬鹿馬鹿しさを表しているようで個人的に大好きです(笑) [地上波(吹替)] 7点(2003-05-13 19:09:12) |
409. ジュラシック・パーク
この作品にはある種の夢がありますね。そして、機械は絶対ではないということ、全てが機械に管理されているという事は、これほどまでに人間に無力感を与えるということが良く分かりました。 7点(2003-05-07 22:03:46) |
410. ターミネーター2
はじめは面白かったんだけど、何度も見てるうちに飽きた 7点(2003-05-07 21:21:51) |
411. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 2011年の時点で映画が3作品作られている中で本作が一番面白いのはまあ言わずもがなですが、元々がマーベルコミックス原作というらしいですが観ているうちはそんなこと一切気にせず楽しめました。 言われてみればブレイドのキャラ設定や武装だとかバンパイアたちの地下社会の構図だとか、漫画的な部分は随所に感じられますがそんなことより黒のロングコートにサングラスで剣や銃をブンまわすブレイドが最高に決まっていて爽快感抜群です。 アクションについては、近年の作品から比べると標準的という感じもしますが、演じるウェズリー・スナイプスが本物の武道の達人なので技の切れは全然違います。 確かに、絶対無敵のはずの地の神マグラがあっけなく倒されてしまうなど、後半にかけてやや尻すぼみな感もしますが、全体的には結構いい作りをしているのではないかと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2003-05-07 20:25:53) |
412. ラストサマー
スクリームに類似する映画だけに、結構面白く見れた。が、あのラスト、ホラーにはありがちだが絶対2には続かない 7点(2003-05-02 18:37:05) |
413. グレムリン
ギズモから生まれた連中が蛹になったシーンで、親に気持ち悪いから止めてといわれた(マック食いながら見てた)。さすがにそのシーンはグロいなと思ったけど、とても面白かった。あとギズモ可愛すぎ!! 7点(2003-04-29 23:43:38) |
414. フランケンシュタイン(1994)
自分は何もしていないのに、周囲の人から虐げられる、そして、自分の生まれた理由を知り、愕然とする。そして、浮かんできたのは、創造主への復讐心。しかし、最後は、自分を作った主と、この世から消えることを選ぶ………なんとも悲しい話だった。特に、自分の正体に気づくシーンは印象に残っている 7点(2003-04-29 23:27:43) |
415. アマデウス
狂人と天才は紙一重といいますが、偉大なモーツァルトが実際はあんな人だったと思うと少し微妙な感じがします。あと、サリエリの気持ちも、何となく分かる気がします 7点(2003-04-29 23:08:35) |
416. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
この前友達と3人で見に行きました。1作目は見てないので(映画を見る人間としては一番やっちゃいけないんですが…)どんな感じかと聞いたら、RPGみたいな感じというので、どんなものかと思ってました。そしたらなんと、これがまた凄いじゃないですか!世界観や話の目的、登場人物などがほんとに大作RPGみたいじゃないですか!!映像も凄く綺麗で、戦闘シーンなどは正に圧巻。ただ、1作目を見てないので、登場人物達がどのような道を通ってきたかがわからなかったので、イマイチ話に入り込めませんでした(今度見ますよ、絶対!!)。にしても、あのジャクソン監督がこんな映画撮るなんて、正直ビックリでした。何せはじめて見た映画が、あの、かの有名な“ブレインデッド”だったので。恐らく、この映画見てからあれ見た人は、かなり驚くだろうなぁ(俺とは逆の意味で) 7点(2003-04-29 22:07:01) |
417. パラサイト
スクリームのヒットによって開花した学園モノのホラーで、ストーリーはお決まりなんだけど結構面白かった 7点(2003-04-11 02:13:46) |
418. 死霊のえじき
(オリジナル版のレビューです)1968年にロメロが放った【ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド】に端を発する“アヌビス三部作”の最終章。話は前回、前々回に引き続き死者との争いを交えながら極限状態の人間の心理を描いたものなんですが、前2作との明らかなる違いは、その凄まじいまでの残虐表現である。生きたまま首を引きちぎられたり、胴体を半分から引き裂かれたりと、今までとは比べ物にならないほどのシーンが出てきます(無論、ブレインデッドにはかなわないが)ここまでくるとなんだかシリーズの趣旨を見失いそうです。単体として見ればいい映画なんですが、続編としてみると、少しやりすぎなのでは?と思う。俺はやっぱり2作目の“ゾンビ”が一番好きだな 7点(2003-04-11 01:38:45) |
419. リバイアサン(1989)
個人的には好きな映画です。深海という宇宙とはまた違った閉鎖的雰囲気がいい味出してる。デプスとはまた違った趣があって良いね。それはそうと、この前サターンのディープフィアーっていうゲームやってて久しぶりにこの映画が見たくなってデッキにテープ入れたら……テ、テープが切れやがった!!あの中にはハウリングとかも入ってたのに…トホホ… 7点(2003-04-11 00:30:53) |
420. 羊たちの沈黙
レッドドラゴンはまだ見ていないんですが、ハンニバルと比べるとこちらの方が何倍もいいと思う。エド・ゲインをモデルとしたバッファロウ・ビルの不気味さもさることながら、レクター博士の不気味さ、そして優美さや知的さが良く描けていると思う。“ハンニバル”のレクター博士は、刑務所から脱獄し本領を発揮し、正にサイコキラーといった所業を繰り広げてくれますが、俺の目には、そこには知的さや優雅さなどは微塵も無く、ただ野獣と化したレクター博士が映ってならないんです。サイコホラーであり、プロファイリングを題材にした映画の教科書的な映画だと思う 7点(2003-03-26 19:20:15) |