441. ナイト・オン・ザ・プラネット
話的にはどーってことないものが多いけれども、それでも飽きさせないのは全て同じ宅シーン出来事ではなく、世界中の5つの都市のタクシーの中で話が展開されていく、っていう設定だからだと思う。普段はタクシーなんて乗らないけど、こういうタクシーなら乗ってもいいかも(笑)。 8点(2005-02-23 22:46:53) |
442. ヴァンパイアVS.ゾンビ
《ネタバレ》 まあ何人の方が判っていてくれているかは判りませんが、僕は所謂ク○映画キャッチャーですからね、こうした映画を見るとついつい見てしまうわけですが、今回もその欲求を満たしてくれるにふさわしい内容でした。まず題名ですが、偶々レンタル・ショップの中を徘徊しておりましたところこの映画を見つけたんですが、そのジャケットやコピーから「またかよ…」と相当にゲンナリさせられたもんです。普段こういう映画を見ていない人でも多少映画を見てる人なら内容云々は想像が付くと思いますが、こんなもんでも貸し出し中だったんですから、世の中ってのは面白いモンですね。で、内容のほうですが、はっきり言って物凄く“地味”です。恐さとかは別としても、フレディやジェイソン、エイリアンやプレデターのバトルと比べて明らかにバトルが地味ってのは、まあ、大体の人は気付くと思います。しかしね、まだそれでもバトルを繰り広げるなら良いんですよ。でも、この映画はヴァンパイアとゾンビは闘いません。いや、厳密に言えば闘うんですけど、物凄く少ないんですよ。それでいて題名がこれですからね。それに、特殊メイクがチープってのはまあまだいいとしても展開が物凄く支離滅裂で、何が何やらサッパリ判りません。いや、考えれば実はしっかりとした作りになっているのかもしれませんが、考える気も起こらないくらいどうしようもない映画なんです。皆さんくれぐれも騙されないように気をつけてくださいね。ちなみに、「食人族vs首刈族」なんていうこれまた嘘っぱちなvsものもありますが、それも食人族と首刈族が戦うシーンなんて5分と入っていないので、あらぬ期待は持たないようにしてください。まあ見ないとは思いますがね(笑)。 2点(2005-02-23 22:39:06) |
443. 悪魔のような女(1996)
ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?………。 4点(2005-02-23 21:49:54) |
444. クリーン、シェーブン
スタイリッシュ、と取れなくも無いが、見ているうちに自分にも電波が入ってくるのではないか?という考えが浮かんでくる。残念ながら俺には「人を徹底的に不快にするだけの映画」としか取れなかったよ…。 2点(2005-02-11 17:58:07) |
445. メダリオン
やっぱり“キング・オブ・カンフー”のジャッキーがワイヤーを使用ってのは、昔からのファンには抵抗あるんでしょうね。無論、僕もありますけど、歳と時代の流れには勝てませんし、それに、素人では無くて本物のカンフー・スターがワイヤーをこなしてるので、これはこれで良いと思います。ただ、話が荒唐無稽、というか吹っ飛びすぎってのはもうジャッキー映画の常なので、そこはまあ許せますけど、やっぱりもう少し格闘シーンを多くして欲しい、という思いがありますね。 6点(2005-02-11 17:36:27) |
446. フォーチュン・クッキー
今更な“入れ替わり”を題材にした映画ですけど、これが物凄く面白い。リンゼイ・ローハンは結構可愛かったし演技の方もなかなか。だけどやっぱりジェイミー・リー・カーティスの演技力には脱帽。かつては絶叫クイーンとか言われてた人が今じゃこんなすごいことになってるんだもの(笑)ストーリー展開とかはベタベタでラストの予想は物凄くしやすいけど、その代わりそれまでの騒動、そして最後のライブ・シーンがかなり良し。なので、最初から最後まで楽しく見させていただきました。 8点(2005-02-11 17:28:27) |
447. ホーンテッドマンション(2003)
「ホーンティング」(断じてワイズの「たたり」の方ではない)と「13ゴースト」を足して2で割ったような映画…というのが見る前の感想で、見た後もその感想は変わる事はありませんでした。アトラクションのギミックもチラホラ挿入されていて、なかなか面白い作りにはなっていますが、どうも一味足りないというのが正直な感想。お化け屋敷という、使い古されたネタのせいもあるんでしょうけど、もう少し痛快さを入れるか、「次はどっから来るんだ?」というびっくり系ホラーの緊張感をもっと増やしても良かったのでは?と思います。しかし…そー言えばこれ、ディズニーなんだよね。じゃあちょっと後者は無理…かな(笑)いや、しかしラムズリーのキャラだけは立派に“ホラー”してたぞ?後半部分はなかなか良かったよ。それゆえ一層その他が惜しい!もっとこーゆー要素を入れてくれれば…!でも、なんだかんだいって、ラストで少し評価を甘めにしてしまったオイラでした(笑) 6点(2005-02-03 17:48:37) |
448. 壁の中に誰かがいる
扱ってるテーマは非常に深刻なもので、ビデオジャケットの方も髑髏が映ってたりと結構シリアス系なホラーかと思いきや…なんなんでしょうね、これは?って感じの映画。児童虐待のシーンや殺人シーンのグロテスクさはまさに“ホラー”な感じでなんですけど、実際見てみると実はホラー・コメディでした~といった感じ。これの元ネタというのが「ツイン・ピークス」らしいので、ツイン~を見てない自分としては「こんなで本当に判るんかいな?」といった感じだったんですが、元ネタというよりはキャラクターをそのまま持ってきたという感じなんで、ツイン~を見てなくても十分楽しめました。まあ、コメディともシリアスともとりがたい中途半端な出来、という感じもするんですが、個人的にはこの中途半端さとぶっ飛びすぎた登場人物で充分楽しませてもらいました。でも、本当に、なんなんでしょうね、これ?(笑) 7点(2005-02-03 17:37:35) |
449. ペイチェック 消された記憶
見る前は僕もサスペンスを思い浮かべてたんですが、実はSF映画だったってことにちょっと驚きましたがなかなか面白く出来ていたと思います。ベンもユマも「デアデビル」や「キル・ビル」の時の経験が役に立ったかどーかは知りませんが、それなりにアクションは見られたと思います。まあ、荒唐無稽、というかアラを捜せばキリがありませんがそこは「なんも考えずに楽しめ」つーことであえて目を瞑りましょう(笑) 7点(2005-01-28 16:13:55) |
450. ターミナル
《ネタバレ》 「プライベート・ライアン」らへんからどうにもスピルバーグは好きになれなくなり、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あたりでまた良いのではないかと思い始め、そしてこの映画を見るに至ったわけです。いや、実際は友達と見に行ったんですけどね。んで、正直なところはやっぱり初期のB級映画などを撮ってた時のほうが好きですけど、これもなかなか良い出来だと思いました。初めはどうにも退屈だったんですけど中盤あたりの“薬を届ける”エピソードのあたりから(個人的に)物語が光り始めてきましたし、最後の方では空港の職員達みんな味方という、なんか出来過ぎてんじゃねぇか的な展開になるにしろそこはそれほど不自然でもなかったと思うので良いと思います。それにやはりラストでアメリアとくっつかなかった事、ビクターが空港を出たときのディクソンの「俺し~らね~、もうどうでもいいよ」という態度、そして“約束”を果たしたビクターが最後に言った言葉が印象的で評価できます。いまではこんな人情味のある話なんて絵空事でしかないのかもしれませんが、だからこそしっとりと染み渡るような暖かさがあると思います。…しかしながらやっぱり映画の中のものってすごく美味しそうに見えますね。思わずハンバーガー食いたくなりました(笑)。 7点(2005-01-28 15:54:20) |
451. スティング
なんと言ってもラストですね。あのどんでん返し、そしてエンドロールまでのくだり、実に清々しいです。しかし、良く見てみると、ただラストで勝負しているわけではないってのがすごいです。練りに練られたストーリーや二転三転する仕掛け、そして思わず口ずさんでしまいたくなるような音楽…DVDの裏面に書いてあった言葉「どうせやるなら、大きく騙せ!」この心意気に完敗(乾杯)です。 9点(2005-01-28 15:35:33) |
452. エイリアン・ゾンビ(1987)
《ネタバレ》 さて、何の情報もなくいきなりこんな題名(エイリアン・ゾンビ)を出されたら、普通の人はどんなものを想像するでしょうか?恐らく相当にカンの鋭い人でない限り“エイリアンのゾンビ”が出てくるものを想像するでしょう。が、しかし、この作品、邦題に・(点)が打ってあることがミソで、実は“エイリアンのゾンビ”が出てくるんじゃなくてエイリアンとゾンビ“両方でてくる”映画なんですね~。つまり、この映画の正しい邦題は「エイリアン、ゾンビ」とこうなるわけです。んで中身はというと、邦題にこんな仕掛けがしてあるわけですから勿論褒められたものじゃありません。怪物がどう見てもゴリラの着ぐるみだったり、なんだかわからないけどゾンビがウヨウヨしてるだけでそれほどインパクトがありません。挙句の果てには2重の夢オチ…なんていう訳の判らん事になってます。まあ、ジョージ・ケネディがでてるのでファンの人ならそれだけを目当てに見ても良いのではないでしょうか?内容は保証しない上にあっさり殺されますが(笑)。 4点(2005-01-28 15:22:57) |
453. チルドレン・オブ・ザ・コーン
《ネタバレ》 さり気なくリンダ・ハミルトンでてるんですよねこれ。大人のいない町で子どもたちが謎の儀式をしていたって話は面白いんですが、始めの方で大人が殺されていく場面が出てきたときはちょっとガッカリでしたね。これがこの町に大人がいない真相だ、みたいな感じで後半明かされるものだと思ってたので。それにラストにヘンな怪物が出てきたときもまさかこんな展開になるとは思ってなかったので、(原作は未読ですが)キングらしいな、なんて思ってしまいました(笑)まあ、それなりには楽しめたので5点。 5点(2005-01-28 03:28:05) |
454. マキシマム・リスク
あーそーいえばヒロイン役の女優さんどっかで聞いた事ある名前だなーと思ってたら「スピーシーズ/種の起源」のシル役のオネーサンだったのねー。すっかり存在を忘れとったわ。まーそんなこたぁ別にどーでもいーんだけどさー、なんていうかさー、ヴァン・ダムの髪型がミョーに気になっちまうんだよねー。アクションはなかなかキレがあっていーんだけどさー。ストーリーは普通だけど、それがいーのか悪いのかまたビミョーな所だしさー。まあ、恐らくは来年あたりまた再放送してる時に見て「あれ?これどっかで見たことあるゾ??」つーこと(つまりは忘却の彼方)になるんだろーなー。まあ、再放送されるかどーかはビミョーだけどね。 5点(2005-01-24 03:20:03) |
455. バッドボーイズ2バッド
アクションとしては意外に尺が長くて見る前は「ウゲッ!2時間半もあるよ!!」と思ってたんですが、見始めてみるとなかなか楽しめました。えらく長いカー・チェイスシーンや明らかに一般受けしないギャグもありますが、たまにはこーゆーなんにも考えずにひたすらぶっ壊して暴れまくりなモノもいいんではないかと。それにしても後半のキューバの敵アジトの屋敷を見てるとどーしてもG○A Vice Cityを思い出してしまう…。 6点(2005-01-14 23:17:37) |
456. 地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM>
初見のつもりだったのによくよく思い返してみれば前にも見たことがあったという…要はそれだけ印象が薄い映画ってことなんだけど、流石に最後の格闘シーンはかつてブルース・リーと戦った事があるチャック・ノリスだけあってなかなか見ごたえがあった。 5点(2005-01-14 23:04:46) |
457. ヴァン・ヘルシング
怪奇・恐怖映画界四天王のうち3人も出演しているので、昔からのファンには涙モノ…のようにも思えるけど、多分、生粋のファンならドラキュラ伯爵の気品と威厳のなさにちょっと肩透かしを食らうのではないだろーか。ぶっ続けで派手なアクションを見せ付けてくれるのはいいとしても、どうも勢い&ノリで強引に話を引き伸ばしているように思う。 4点(2005-01-14 23:00:06) |
458. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
「夢の共演か、それともただのネタ切れか?」と考えた時、恐らく本作は後者でしょうね。しかしながら、今回はそんなことはあまり気にならずに楽しむことが出来ました。確かに、1発でCGと判っちゃうシーンとか、ハイド氏がハルクみたいに見えるのは笑っちゃいましたが、それぞれのキャラはしっかりと作られているし、アクションの方も結構見ごたえがありました。ドリアンとミナの不死者対決とか、トム・ソーヤーの二挺拳銃乱射、ハイド氏と似非ハイド氏の超人対決は物凄く“超人らしさ”が出てましたし、ネモ船長の格闘シーンや剣捌きは本当に格好良かったです。しかし、やっぱり一番はアラン・クォーターメインことショーン・コネリーでしょう。もう、彼が戦ってるところを見ると「お!!ヘンリー・ジョーンズ(老後のジェームズ・ボンドでも良い・笑)が闘ってるよ!!」と嬉しくなってきます。時代背景とかは普通に考えるとめちゃくちゃで、史実も何もあったもんじゃありませんが、それでもいいんです。ネタ切れだろうと確かにこれは“時空を越えた夢の共演”なんですから(笑)意地悪な事は考えずに頭を空っぽにして楽しんだ者勝ちです。インディ・ジョーンズとかには流石に及びませんが、個人的にはハムナプトラよりも面白かったです。 7点(2004-11-24 03:56:50) |
459. 80デイズ
《ネタバレ》 さてさて、原作は言わずと知れたジュール・ヴェルヌの名作文学、そして映画版のオリジナルはアカデミー賞受賞作品と、これまた随分と分の悪いことになってますが、正直言って、オリジナルに勝るとも劣らぬ出来であったと思います。オリジナル(映画)と比べ、上映時間が短いせいで、立寄る国が少し少なかったり、いきなり日にちが飛んで次の国に入ってたり(前の国を出ていたり)と旅の道中の描写が少ないという欠点もあるのですが、よく2時間少々で纏め上げたと思います。それに原作等では資産家であったフォッグ氏が今回発明家という事になってますが、個人的にはこっちの方がしっくりくると思うし、何よりも信念、希望、夢、それらを代弁する存在としては実に見事な設定だったと思います。本来フランス人のはずのパスパルトゥが今回は中国人のジャッキー・チェンになってますが、これもまたありだと思います。ライト兄弟が出てきたり、発明王エジソンの名前が出てきたり、完成前の自由の女神が出てきたりと歴史ネタも多いのですが、中でも一番良かったのが黄飛鴻(演じるはサモ・ハン!)率いる広東十虎が出てきてカンフーバトルを見せてくれたこと。このサービス精神にははっきり言って感動しました(笑)。ライト兄弟よりも早く飛行機を作ってしまったり、時代考証がデタラメという突っ込みはいくらでも出来ますが、それらを全て吹っ飛ばして、夢と希望と愛と友情の旅にどっぷりと浸かる事が出来ました。 8点(2004-11-15 04:03:07)(良:2票) |
460. 魔人ドラキュラ
今でこそ色んな「ドラキュラ映画」が世に氾濫してますが、その元祖であり代表格がこの「魔人ドラキュラ」でしょうね。↓ビンクさん、エスねこさんも仰ってますが、BGMはほぼ皆無、しかしそれが帰って余計におどろおどろしだを倍増させていますし、冒頭のドラキュラ城に向かうシーンの、単に暗いだけではなく、不気味なうねりを見せる雲や見るからに不吉そうなドラキュラ城の佇まい、ロンドンでのドラキュラの根城等、じわりじわりと恐怖感が倍増してきます。そして何よりも、ドラキュラ役のベラ・ルゴシ。実に品がある。かと思えば、この世のものとは思えないような恐ろしい形相に変わったり(特に鏡を叩き落す時の一連の動作はもう見ていて只ならぬものを感じました)、この圧倒的な演技力はまさに脱帽です。今のように派手な動きもなければ不死身性もそれほど感じませんが、その代わり、闇の貴族の真の姿がここにはあります。 8点(2004-11-15 03:41:56) |