621. マイ スウィート ガイズ
同じジムに所属するボクサー同士、しかも親友という設定から、試合はおおかたこんな結末になるんじゃないかと思ってたら、やはりその通りだった。前半のロードムービーのようなシーンは結構いいものの、そこで終わりにしておけばよかったのに試合シーンまで入れて…しかも、ただ試合を写すのならまだ親友(ライバル)だからこそ本気で闘うという熱い友情を感じられたのに、優柔不断とも取れる恋人の存在によってそれも見事に打ち砕かれた。それがなけりゃ結構良かったのになぁ…しかもルーシー・リュー、彼女の存在はいったいなんだったんだ…?まあ、それほど損はしなかったが、もう少し何とかなったんじゃないかなぁ… 6点(2003-10-29 03:14:38) |
622. チェーン・リアクション(1996)
《ネタバレ》 2022年9月25日更新 まだキアヌが人間やめていない頃の作品ということで、逃亡者のようなストーリー、しかし一学生にしては結構戦闘力高いなーと思ったり。 モーガン・フリーマンのどっちつがずなキャラクターもなんだかなーという感じ。 そしてエンドロール後の「Oh〜」ってあれは一体なんだったのでしょうか? [地上波(吹替)] 6点(2003-10-28 15:43:04) |
623. ストレイト・ストーリー
アメリカの広大なトウモロコシ畑、そしてその道を行く時速12キロのトラクター、満天の星空、様々な人との出会い、そして、それらを縁取る穏やかな音楽。以外に感動はしないけれども、旅の途中で出会った人々とのコミュニケーション、そして、ゆっくりと、だが確実に目的地へと歩みいくトラクターの心地よいスピードがとても和やかで、時間を忘れさせてくれる。 6点(2003-10-27 03:06:19) |
624. クローンズ(1996)
忙しいから自分のクローンを作っちゃえーと言うことで1…オリジナル、2…少しワイルド、3…少しカマ、4…レインマン(!?)という総勢4人の主人公登場。最終的には自分(彼ら)と向き合うことで自分に欠けていた何かを取り戻すと言うもので、3人のクローンはそれぞれ別(3人一緒)の人生を歩む。自分とはまた少し違った自分(クローン)とのやり取りが面白い。 6点(2003-10-24 02:47:42) |
625. ブラック・ダイヤモンド
話はほとんどスカスカですな。しかし今回もジェット・リーの体術は冴えに冴えてますな。しかしそうはっても、今までのように格闘戦をメインに据えている話でもないんで、リーのアクションが見たいなら他の作品をお勧めします。見所としてはやはりリーの格闘戦とクレジットでの掛け合い。これだけ見れば充分でしょう。 6点(2003-10-05 03:41:59) |
626. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 前はこれが一番好きだったんですが、やっぱり1作目には叶わないと言う事で…。監督が“ZOMBIO/死霊のしたたり”でスチュワート・ゴードンと共にブレイクしたブライアン・ユズナへと代わってるんで、今までのようなコメディー・タッチの作品から、一気に恋愛ゾンビスプラッターなるとんでもないものに仕上がっています。シリーズ独特のコメディ・タッチの映像が好きな人は見ない方が賢明。スプラッタモノが苦手な人もしかり。それにラストはある意味ではシリーズ史上最も悲惨な終わり方をします。ちなみに2作目の時にあったような“さりげない繋がり”は今回一切登場しません。 6点(2003-09-29 17:46:31) |
627. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。 6点(2003-09-24 02:58:24) |
628. ハート・オブ・ウーマン
相手の(しかも女性の!)心が読めるなんて、うらやましいと同時にもう女の子に会うのが怖くなりそう…という感想が第一。ある日突然信じられないような能力を身につけてしまった主人公が、段々とたくましく(または狂っていく)という系統に分類されるであろう本作。それだけに結構面白く、展開は半ば見えながらも楽しめた。しかし、他の作品と少し違うなと思った点が1つ、身に付けた能力について。「お前は女心を理解しているようでまるでわかってない。この力を使い心を理解し、真に心のわかる男になれ」という天のお告げ(あるいは贈り物)のような感じがした点。 6点(2003-09-21 02:18:48) |
629. スパルタカス(1960)
前73年に起こった大規模な奴隷反乱の話。今までのキューブリック作品とはいい意味でも悪い意味でも違う作品。特記すべきはやはり、ローマ帝国の建物などの壮大なセットと途方も無いエキストラの数。これだけでも十分に歴史スペクタクルの条件をクリアしています…が、問題なのはそのテーマの扱い方。↓前期の通り、スパルタクスがこれほどまでに有名なのは、強大な力を誇ったローマ帝国と対等に戦ったからなのに、その描写は一切なく、唯一の戦闘シーンは最後のほうにたったの10分程度しか出てきません。やはり見るものとしては、“グラディエーター”のような要素も少なからず期待するわけで、その視点から考えれば、それほどに面白い作品とは、とてもじゃないけど言えない…(余談…俺の友達の父親は、途中のインターミッションをエンディングと勘違いしてそのまま劇場を出てしまい、いまだスパルタクスは助かったと信じているらしい……………) 6点(2003-09-21 01:56:22) |
630. キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーはあるようでほとんど無いようなものなので、その分アクションに重点をおいて見られる。そのアクションも、最近の作品のようにワイヤーで誤魔化しているようなものではなく、ジェット・リーの体を張った格闘戦が見られるので久々に骨のあるものを見た気がする。印象に残るシーンとしては、胴着を着た警官たちと戦うシーンと、黒幕の側近の部下たちと戦うシーンが一番見ごたえがある。(彼らはもっと早くに気づくべきだった。そう、本家本元にかなうはずは無いんだよ…) 6点(2003-09-19 02:03:04)(良:1票) |
631. 英雄の条件
監督、俳優ともども大物揃いの映画で、作品としてはまあまあ面白いものだけど、さすがにベン・キングズリーのあの扱いはどうかと…そして何よりも、アメリカ以外は悪、のような描き方はいかがなものかと…。結果として、サミュエルは自国、もっと言うと自分の部下を守るために市民を攻撃したという、その点についてはなんら文句は無いんですけど、証拠となるビデオを大統領補佐が処分した時点で、あぁ、またアメリカお得意の隠蔽工作か・・・と思ってしまった。 6点(2003-09-19 01:44:04) |
632. イレイザー(1996)
《ネタバレ》 シュワちゃんお得意のタフガイエージェント大活躍の巻。 前半はどちらかというと証人保護プログラムという設定上ほかの作品よりは少しおとなしめ?といった印象を受けますが中盤から一気にシュワちゃん節がさく裂してきます。 基本的に脳筋映画なのでドンパチありきで話は進んでいくのですが、二重スパイ疑惑や武器製造会社の潜入からのデータ操作などといったスパイ映画のような展開もあるので少しは頭も使う作り。 しかし最後はやっぱり力業。レールガン二挺で暴れまわる姿はこれぞ筋肉超人といったところでしょうか。 ラストも、悪は裁かれず、と思わせておいてのあの決着のつけ方もなかなかすがすがしいものがあって好きです。 全体的に面白い作品ではあるのですが、ほかの作品よりちょっとインパクトに欠ける感じがするので、今回は6点ということで。 余談ですが、あの緑のライトを当てて物体を透視するスコープのついたレールガンがどうしても、某FPSゲームのファーサイトという武器とかぶって仕方ありません。こっちのほうが早いんですけど(あと形状全然違いますけど)。 [地上波(吹替)] 6点(2003-09-19 01:33:11) |
633. ジュニア
《ネタバレ》 ※2022年5月20日更新 久しぶりの鑑賞。 普通に考えたら「んなわけねーだろ!」とは思うんですが、なぜかシュワちゃんとダニ・デヴィートならできるんじゃね?とか思ってしまうから不思議。 この時代ならコメディですんだと思いますが、ジェンダー云々の思想が広まった21世紀においては、「男性も女性と同じ産みの苦しみを味わって、互いのあり方を見つめ直す」とかっていう見方も、できるじゃないかと思いました。 まあ、そんな難しい思想のもと作られている作品ではないと思いますが(笑) [地上波(吹替)] 6点(2003-09-03 01:38:07) |
634. ジングル・オール・ザ・ウェイ
《ネタバレ》 家族を大切のするアメリカならではの話。ごつい顔しながらなぜかシュワちゃん、この系統の映画をやっても違和感がない。あのびっくりしたときの顔とか好きです。そして最後…「私の方も期待していいのよね?」…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! 6点(2003-09-03 01:34:46) |
635. ブルー・ストリーク
この系統に特有の笑いの要素もきちんと入っていて結構面白かった。 6点(2003-09-02 03:06:29) |
636. サタデー・ナイト・フィーバー
この映画を見る前に僕は“ネタデー・ナイト・フィーバー”なる番組でこの映画の存在は知ってました(内容は全然関係ないんだけど…)光と音の世界で踊りまくる若者の青春映画。内容のあまりないような映画(うちの親は、土曜の夜にフィーバーする映画だ、なんてアバウトな説明しかしなったので…)かと思いきや、それぞれに抱えた悩みや友情、そして大人への道といったものが入ってる映画だと思いました。この頃はまだ生まれてないんでこの時期のことは何にもわかんないけど、それなりには楽しめました。だけど後半、なんとなく“理由なき反抗”に似ているような気がするのは僕だけでしょうか…? 6点(2003-09-02 02:48:08) |
637. ブラックホール(1979)
《ネタバレ》 今この作品を探そうと思っても、おそらくは大抵の店にはもうこのビデオは置いてないんじゃないかな。かく言う自分も、初めてこれを見つけたのが小学校4~5年の時で、その後3~4年はこの作品の存在を確認しているんだが、最近はめっきり姿を見ない。映画の内容だが、ブラックホールにとり憑かれた1人の男が仲間をみんなロボット化してブラックホールに突っ込むというお話で、ブラックホールのことがだいぶ解明されてきた今となってはもうこんな映画は作れないだろうというもの。ここで少し雑学…そもそもブラックホールとは宇宙にあいた“穴”ではなく、非常に強い重力を持った星なので通り抜けられるはずもなく、突っ込もうとするものなら逆に特異点(中心の1番重力が強い場所)にぶち当たって粉々に粉砕され、後は永遠に縮んでいくだけなので、生き残る可能性はゼロ…ということになる。と、まあ理論的にはこうらしいんだけど、実際に行った人がいないから実際はまだ謎な部分も多く、その点からして考えればこの映画、ありえないことを考え映像にするという空想科学の精神に則った古き良き作品だと思う。ちなみに、ブラックホールと対でよく登場するホワイトホールも理論上は存在するとか。 6点(2003-08-30 23:41:58)(良:1票) |
638. フロム・ヘル
《ネタバレ》 題材が題材なだけに、切り裂きジャックの凶行を壮絶なスプラッタ描写で描くのかと思いきや、どちらかといえばサスペンス的な仕上がり。霧に巻かれた薄気味悪いロンドンの町並みが、当時の時代背景をよく表現している。さて、切り裂きジャックについてはご存知の通り、外科医だとか画家だとかという諸説があり、本作品はその中の1つの宮廷犯人説という形で話が進んでいくが、その黒幕って…え…?フ…フリーメーソン!?いやぁこの話でフリーメーソンが出てくるとは思わなかったなぁ…謎の多い団体だけど、確かこんな野蛮な集団じゃなかったと思ったんだけどなぁ… 6点(2003-08-08 03:34:57) |
639. 13デイズ
キューバ危機については、世界史でちょろっと触れただけなんで、あまり詳しいことは分からないけど、米ソ両国のやり取りなど緊張感のある描写をしてるんでそれなりには楽しめる。 6点(2003-08-08 02:55:55) |
640. ウルフ
《ネタバレ》 他の狼男作品のように特殊メイクで阿鼻叫喚の変身シーンを見せ付けるのではなく、狼の魂が目覚めても基本人間のまま(毛深くなって牙が等が生える)で驚異的な身体能力や感覚が備わるという設定は、現代劇と考えればとてもしっくりくると思います。 ただ心境や身体の変化を丁寧に描写してくれるのは良いですがややかったるいと思う部分も無きにしも非ず。そして「僕は野性味とは無縁の存在です」て狼に噛まれなくても狼男のような顔してるジャック・ニコルソンが言っても全然説得力ありません。 まあ、それだけ好演しておりますが。 [DVD(字幕)] 6点(2003-08-07 03:29:25) |