741. スパイキッズ
この作品といいジェームズ・ボンドといい、なんかスパイじゃない気がするんですが…だって隠密行動しなきゃいけないのに敵に堂々と見つかるってありえないでしょう!…と、ここまでは作品の批評、感想とは一切関係ありません。えー、見た後の感想ですが、面白かった。ストーリーとかスパイ・ツールとか突っ込みを入れればきりが無いけど別に気にならない。子供向けの映画だとかって言われそうだけどあえて言わせてもらえば「子供向けでどこが悪い!!」まぁ、俺がまだ子供って言うのもあるかもしれないが要は感じ方の問題でごんすよ。歴史的名作などが好きな人(まあ、俺もそのうちの1人なんですけどね…)は恐らくはクズ映画とか思うかもしれないけど、たまには息抜きもいいんじゃないでしょうか?? 7点(2003-10-11 00:07:14) |
742. マチルダ(1996)
《ネタバレ》 ※2021年8月24日更新 とっても笑えるコメディ。実は高校の時、これのノベライズ版(原作の方ではない)を英語の授業で読んだのが知ったきっかけ、なのですが、とにかくマチルダが可愛い。そして大人たちの良い加減さ(笑) 両親はマトモに描くと完全に虐待なのですが、それを嫌味な笑いにするギリギリのラインですし、校長に至ってはもはや「んなわけねーだろw」といいうレベル。 ある意味、怖い先生をコメディ風に脚色し、さらに「子どもから見たらこんな感じ」をうまく表現しているのではないでしょうか。 聡明なマチルダですが、時々年相応の無邪気な笑顔を見せてくれ、変にませすぎていない点も面白く観られるポイントでした。 [地上波(吹替)] 7点(2003-10-06 18:30:09) |
743. ロミオ・マスト・ダイ
リー・リンチェイ(ジェット・リー)が話の途中で食われるのが痛い。にしても、今回は、(恐らくマトリックス・リローデッドでの元ネタであろう)横に円を描きながらの連続キックや、荒れ狂いながら戦うリーが見られただけでもよしとするか… 5点(2003-10-06 01:50:23) |
744. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版
ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。 3点(2003-10-06 01:42:18) |
745. 最‘新’絶叫計画
イマジンさんとほぼ同意見。1作目はまだそれなりに新しさというものがあり、結構面白かったんだけど、今回は、何か力入れすぎて空回りしてるんだか、それともやりたいネタを片っ端からぶっこんで始末がつけられなくなったのか、ギャグが全然面白くないし、挙句の果てにはウザくなってきた。唯一面白かったところといえば、中盤あたりの幽霊とカー(車椅子)チェイスするM:I-2のパロディシーンだけ… 3点(2003-10-06 01:32:02) |
746. 悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス
えげつねぇ…色々とゲテモノ食いしてきたが、ここまでシドいのは珍しい。こいつは上位3位には入る。何が凄いかって、その内容。グロいだけの作品ならいっぱいあるがこいつはそれにエロが加わってほぼ病気状態。最低映画の頂点に君臨するなんて言われてるみたいだが、それは正しい。この作品に対する評価は、ゲテモノ好きの目から見れば満点、良識人の目から見れば-100点なので、間をとっても0点を遥かに下回ってしまうのであえて5点。 5点(2003-10-05 04:23:09) |
747. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 伝説の楽園を求めて海を渡り、ついにその楽園に到着するも実はそこは現代社会から逃れてきた人々のコミュニティであり、彼らに暖かく迎えられるもあることがきっかけでその楽園が徐々に崩壊していくというのが大まかなストーリー。波の音や満点の星空、白い砂浜や透き通るように青い海の水面などはとても美しく、個人的にはあのビーチで暮らしてみたいなと思った。映像は、独特というかどこか退廃的なもので、前半の和やかな雰囲気が後半の雰囲気をより強調している。しかし、ただひとつ難を言えばこの話、ストーリーをよく考えると、後半の悲劇は全て主人公が原因なのである。それに気付くと、後半でやけに人道的なことやもっともらしいことを言ってるのも、実はただ開き直っているだけに見えてしまい、結局今までの展開は何だったんだという風になってしまう。映像よりもプロット等を重視する俺にとってこれは致命的なマイナス要因だが、それでも一応ボイル監督独特の映像を楽しめるという事で…5点! 5点(2003-10-05 04:02:48) |
748. ブラック・ダイヤモンド
話はほとんどスカスカですな。しかし今回もジェット・リーの体術は冴えに冴えてますな。しかしそうはっても、今までのように格闘戦をメインに据えている話でもないんで、リーのアクションが見たいなら他の作品をお勧めします。見所としてはやはりリーの格闘戦とクレジットでの掛け合い。これだけ見れば充分でしょう。 6点(2003-10-05 03:41:59) |
749. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 前はこれが一番好きだったんですが、やっぱり1作目には叶わないと言う事で…。監督が“ZOMBIO/死霊のしたたり”でスチュワート・ゴードンと共にブレイクしたブライアン・ユズナへと代わってるんで、今までのようなコメディー・タッチの作品から、一気に恋愛ゾンビスプラッターなるとんでもないものに仕上がっています。シリーズ独特のコメディ・タッチの映像が好きな人は見ない方が賢明。スプラッタモノが苦手な人もしかり。それにラストはある意味ではシリーズ史上最も悲惨な終わり方をします。ちなみに2作目の時にあったような“さりげない繋がり”は今回一切登場しません。 6点(2003-09-29 17:46:31) |
750. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
DVDが2980円だったんで思わず購入してしまいましたよ。全体的に退廃的…とまでは行かなくとも、1900年代初頭の情景とかがものすごく伝わってきます。マフィア映画はあまり見ないけど(ただ機会が無いだけ…)この映画はただのマフィア映画ではないです。絆によって結ばれた男たちの、半世紀に渡る壮大な人間ドラマです。ロバート・デ・ニーロのキャラもいい味出してたし、この作品が映画デビューとなったジェニファー・コネリーもこの頃から存在感抜群です(フェノミナの出演がこの作品より後になったのは、ダリオ・アルジェントが大先輩であるセルジオ・レオーネに敬意を払ったからだとか) 8点(2003-09-25 18:37:39) |
751. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。 6点(2003-09-24 02:58:24) |
752. ギャング・オブ・ニューヨーク
南北戦争の時期にニューヨークを支配してたギャングと、以前そのボスに父親を殺された男が復讐するっていうお話でござんすな。金がかかってる分、町並などはうまく再現されてますけど、いい映画か?ときかれれば、内容がギャング同士の抗争を描いたもんなんで、残酷なシーンやエロいシーンもあったりと万人には薦められないですな。それに3時間近くある映画なんで、長い映画に慣れてない人にも少しつらいかも。 5点(2003-09-24 02:38:24) |
753. ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5
小学校の頃父親が見ていて、とても面白いと思ったので早速ビデオ屋に行って2作一緒に借りた覚えがあります。いやぁ、好きな作品です。前作で心があるということが証明されたジョニー5が、今回は都会に行った友人を助けに行き、そこでさまざまな人と出会い、最終的に市民として認められるまでがコミカルに、そして時に感情的に描かれています。警官に手錠を掛けられ、警察署で一人本を読むジョニーは本当に可哀想に思えたし、ラストの1シーンは自分の事のように喜びました。1作目共々大好きな作品です。 8点(2003-09-22 21:49:54) |
754. ハート・オブ・ウーマン
相手の(しかも女性の!)心が読めるなんて、うらやましいと同時にもう女の子に会うのが怖くなりそう…という感想が第一。ある日突然信じられないような能力を身につけてしまった主人公が、段々とたくましく(または狂っていく)という系統に分類されるであろう本作。それだけに結構面白く、展開は半ば見えながらも楽しめた。しかし、他の作品と少し違うなと思った点が1つ、身に付けた能力について。「お前は女心を理解しているようでまるでわかってない。この力を使い心を理解し、真に心のわかる男になれ」という天のお告げ(あるいは贈り物)のような感じがした点。 6点(2003-09-21 02:18:48) |
755. スパルタカス(1960)
前73年に起こった大規模な奴隷反乱の話。今までのキューブリック作品とはいい意味でも悪い意味でも違う作品。特記すべきはやはり、ローマ帝国の建物などの壮大なセットと途方も無いエキストラの数。これだけでも十分に歴史スペクタクルの条件をクリアしています…が、問題なのはそのテーマの扱い方。↓前期の通り、スパルタクスがこれほどまでに有名なのは、強大な力を誇ったローマ帝国と対等に戦ったからなのに、その描写は一切なく、唯一の戦闘シーンは最後のほうにたったの10分程度しか出てきません。やはり見るものとしては、“グラディエーター”のような要素も少なからず期待するわけで、その視点から考えれば、それほどに面白い作品とは、とてもじゃないけど言えない…(余談…俺の友達の父親は、途中のインターミッションをエンディングと勘違いしてそのまま劇場を出てしまい、いまだスパルタクスは助かったと信じているらしい……………) 6点(2003-09-21 01:56:22) |
756. レッド・ドラゴン(2002)
世に言う“レクター3部作”の序章の再映画化でござんす。ええとですねぇ、1度目に映画化された方(レクター博士の沈黙)はまだ未見なんで、そちらとは比較できないんですけど、これまでに映画化された前2作(羊~とハンニバル)と比べてみますと、ハンニバルよりは上、羊~よりは下…といった感じですか。ハンニバルの方で見事な変態ぶりを披露してくれたレクター博士ですが、今回はまた以前のような紳士に戻ってくれたので、見るほうとしては安心なんですが、どうも今回は殺しの手口に捻りがない。そして、以前のような犯人との攻防戦、犯人捜査の謎解きがいまいちな感じに見受けられます。まあそりゃ、前々作があれだけインパクトのでかいモノなんで、それを打ち破るのは至難の技というやつですよ。…とまあ、俺自身の感想はこんな感じです。 5点(2003-09-21 01:41:42)(良:1票) |
757. キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーはあるようでほとんど無いようなものなので、その分アクションに重点をおいて見られる。そのアクションも、最近の作品のようにワイヤーで誤魔化しているようなものではなく、ジェット・リーの体を張った格闘戦が見られるので久々に骨のあるものを見た気がする。印象に残るシーンとしては、胴着を着た警官たちと戦うシーンと、黒幕の側近の部下たちと戦うシーンが一番見ごたえがある。(彼らはもっと早くに気づくべきだった。そう、本家本元にかなうはずは無いんだよ…) 6点(2003-09-19 02:03:04)(良:1票) |
758. ホーム・アローン3
1・2のカルキンから代わり、新たな子役が悪者どもをと戦う結末が見え見栄の映画。今回にしても、あり得ないほど強烈な罠を仕掛けるのだけど、その対象が前作までのどこか憎めない泥棒ではなく、完全なる悪であることと、何よりも主役がカルキンではないので、前作までの作品に強い反感を持っているものとしてはまあマシなもの。とはいえ、主役を変えてまで撮る価値があったかといわれれば、それほどなく、あえて作らなくてもよかったと思う。 5点(2003-09-19 01:51:45) |
759. 英雄の条件
監督、俳優ともども大物揃いの映画で、作品としてはまあまあ面白いものだけど、さすがにベン・キングズリーのあの扱いはどうかと…そして何よりも、アメリカ以外は悪、のような描き方はいかがなものかと…。結果として、サミュエルは自国、もっと言うと自分の部下を守るために市民を攻撃したという、その点についてはなんら文句は無いんですけど、証拠となるビデオを大統領補佐が処分した時点で、あぁ、またアメリカお得意の隠蔽工作か・・・と思ってしまった。 6点(2003-09-19 01:44:04) |
760. イレイザー(1996)
《ネタバレ》 シュワちゃんお得意のタフガイエージェント大活躍の巻。 前半はどちらかというと証人保護プログラムという設定上ほかの作品よりは少しおとなしめ?といった印象を受けますが中盤から一気にシュワちゃん節がさく裂してきます。 基本的に脳筋映画なのでドンパチありきで話は進んでいくのですが、二重スパイ疑惑や武器製造会社の潜入からのデータ操作などといったスパイ映画のような展開もあるので少しは頭も使う作り。 しかし最後はやっぱり力業。レールガン二挺で暴れまわる姿はこれぞ筋肉超人といったところでしょうか。 ラストも、悪は裁かれず、と思わせておいてのあの決着のつけ方もなかなかすがすがしいものがあって好きです。 全体的に面白い作品ではあるのですが、ほかの作品よりちょっとインパクトに欠ける感じがするので、今回は6点ということで。 余談ですが、あの緑のライトを当てて物体を透視するスコープのついたレールガンがどうしても、某FPSゲームのファーサイトという武器とかぶって仕方ありません。こっちのほうが早いんですけど(あと形状全然違いますけど)。 [地上波(吹替)] 6点(2003-09-19 01:33:11) |