741. ロッキー4/炎の友情
さすがにここまでくるとやってる事は今までと大して変わらないけど、シリーズの中では2の次に好きな作品です。すこし、冷戦の陰のような感じもしますが、この程度なら許せる範囲だし、引退しても尚闘いを求め、死ぬまで立ち向かっていったアポロ、そして、国のためでもなく観客のためでもなく“自分”のために闘ったドラゴには“漢”を感じました。最後の決戦はシリーズ中、2に次いでの名試合だと思います。 7点(2003-12-07 03:18:00) |
742. ロッキー3
今回は、前回までのトレーナーだったミッキーから、激しい闘いの中友情が芽生えたアポロに変わってます。ミッキーの死はいただけないが、自分が全力を尽くして闘い敗れた相手がいとも簡単に負け、立ち直れないでいる相手を見たくないがために自分の技術を教え込むアポロには一言、友情の言葉を感じました。リターンマッチは前回よりは盛り上がらないけど、その後の“約束”を果たすシーンは良いシーンだと思います。 6点(2003-12-07 03:10:39) |
743. ロッキー2
かたぎの仕事をしながらも、最後はボクシングに戻ってきてしまうと言うのも、闘士としての運命なんだと思います。アポロも、自分が強いと“認めた”相手だからこそ、判定ではなく自分の手でロッキーをノック・アウトしたいというプライドのため、リターンマッチはしないといいながら再び闘いを挑んだんだと思います。ラストの全身全霊をかけた決戦ははシリーズ1の名試合だと思います。 8点(2003-12-07 03:04:06) |
744. ロッキー
俺も男なんで、燃えよドラゴンとこのロッキーのテーマ曲を聴いてファイティング・ポーズをとってステップを踏みたくなるうちの1人です。どん底から這い上がって、一度は見捨てられながらもミッキーにトレーナーを頼んだのも、実は何よりもロッキーが愛情を求めていたということを物語ってると思います。最後のファイトは正に壮絶。 7点(2003-12-07 02:58:23) |
745. オーシャンズ11
世間では賛否両論な作品ですが、僕はこの映画、とてもいい映画だと思います。恐らくつまらないと言っている人の殆どが、前置きが長いとかアクションが派手ではないとかと言う意見だと思うのですが、前半、人選びを充分に描く事によって、それぞれの特性や役割を明確にし、侵入方法や作戦などをじっくり描く事によって、これから襲う金庫室がいかに難攻不落かといいことを表現する良い伏線になっていると思います。派手さを追求して作戦のあらが目立つような近年のスパイものや侵入ものとちがい、この映画は、最初から最後まで綿密に立てた作戦通りに事が進行し、見事勝利を勝ち取った、真に“成功”した映画だと思います。 8点(2003-12-06 15:16:52)(良:1票) |
746. オーロラの彼方へ
物語のあちらこちらに伏線が隠されていて、それが一つ一つ解き明かされていくたび「そうだったのか」と思ってしまった。サスペンスではあるけれども、それだけではなく、時を超えた親子愛というヒューマンドラマも充分に描かれている。アメリカのいいところは、やっぱり家族を一番大事に思ってるところだと思います。 7点(2003-12-06 03:08:26) |
747. ミッドナイトクロス
前半部分は結構だれる感じもするけど、後半にいけばいくほど緊張感が増すシナリオは見ていてとてもよかった。 7点(2003-12-06 02:54:28) |
748. セカンド・チャンス(1983)
天国も、やっぱり情勢はつらいんですかね。映画の内容よりも、時を止めたり進めたり戻したりして遊んでる方が面白かった。案外、神と悪魔の関係もこんな感じでアット・ホームだったりして。 6点(2003-12-06 02:52:15) |
749. グリース
あらすじも何も知らないで見たので、いきなり唄いだしたときは何事かと思ったけれども、あぁなるほどこういう映画かと思ってそのまま見ましたけど、とても面白かったです。オリビア・ニュートン・ジョンといったらジョン・デンバーの【カントリー・ロード】をカヴァーした歌手だと思ってたんで、出演してる事を知った時は「あれ、女優だったの?」と思ってしまいました。アメリカの高校生って、こんなに明るいものなんでしょうかねぇ。それはそうと、こういう時代の作品に登場するワルは今と違ってある種の“仁義”というものをきちんと持ってるような気がするんですけど、気のせいですかね。 7点(2003-12-06 02:47:20) |
750. ゾンビドローム(1994)
“ホラーの帝王、ゾンビ復活!!”この宣伝文句を読んで、作品を見る前の意見…「おぉ、久しぶりの正統派かぁ!」、見た後「ど、どこが復活だぁぁぁぁ!!!」つまり、見事につかまされた1本。ゾンビといっても“オゾン”という麻薬がもたらす禁断症状がなぜか死人をよみがえらせるというトンデモナイZ級の設定。“全編に渡り繰り返される頭部破裂シーン”というのも、最初に超絶にショボイ1発があるだけ…したがって、この映画に関する全ての宣伝は“ウソ”です!そして、コイツを作り上げたのは【新・死霊のはらわた】の監督を務めたJ・Rブックウォルターなる人物です。 1点(2003-12-05 20:22:51) |
751. ボーン・コレクター
…何といったらよいか迷いますが、中途半端です。動機がありきたりだし、犯人も無理があります。いきなり本編と関係ないことズラズラ言われても説得力がありませんし困ってしまいます。つまらなくは無いけど、面白くも無い映画です。 5点(2003-12-05 04:02:19) |
752. ジャンヌ・ダルク(1999)
恐らく知らない人は居ないであろうフランスの英雄、ジャンヌ・ダルクを、スペクタクルなアクションやフランス特有の哲学的趣向を織り交ぜて描くなど、さすがリュック・ベッソンといったところだが、自分の国に誇りを持ち、たとえ知っていても他の言語を絶対に使わない頑固なフランス人が自国の英雄を英語で描いているとはそちらの方が少し驚きか。始めは救世主ともてはやされながら、最終的には自分の信じた王などにも見捨てられ、異端者として処刑されていく彼女は実に哀れだ。中世の教会とはかくも薄情であり、富と権力をむさぼり、自分の都合の悪いものは全て排除するという利己的な考えが充分見て取れるし、戦争とはかくも無益なもので、信仰厚きジャンヌはその十字架を背負うのにはあまりにも弱かったのだろう。 6点(2003-12-05 03:49:24)(良:1票) |
753. ハロウィンH20
いまだに1作目しか見てませんが(いつかまとめて見る予定)、時代が変わるごとに恐怖も変わり、オカルト色は薄れたと思います。今でこそ大女優になったジェイミー・リー・カーティスとジョシュ・ハートネットの共演は嬉しいけれども、シリーズの顔であるドナルド・プレザンス扮するルーミス医師が登場しないのは少しつらいと思うし、冒頭の殺人から約1時間何も起こらず淡々とストーリーが進んでいくのもホラーとしてのテンポを鈍くしていると思う。まあ、それがこのシリーズの作風だと言われればそれまでですけど。余談ですが、劇中に【スクリーム2】を見ているシーンが登場するのは、【スクリーム】で【ハロウィン】の記念すべき1作目を見ているシーンが登場する事へ敬意を込めての御返しなんでしょうか? 3点(2003-12-04 01:57:05) |
754. ロスト・ソウルズ
上映時間98分なのに2時間半くらいに感じたのは俺だけでしょうか?最初から最後まで盛り上がらないしラストも中途半端。もう少し掘り下げればきっと面白くなったはず。それにしても欧米の方のオカルト映画は反キリスト物が多いな。キリスト圏の人なら怖いのかもしれないけど我々はどちらかと言えば無宗教派なので彼らのような恐怖は感じがたいだろうな。でも仮に俺たちがキリスト教だったとしてもやってる事はほぼオーメンの焼き直しみたいなものだから、そんなに怖くも無いだろう。 4点(2003-12-04 01:32:33) |
755. ザ・ロック
難攻不落と謳われたアルカトラズ刑務所、通称ザ・ロックを占拠した海兵隊と、それを阻止しようとするFBI、化学分野のスペシャリストとザ・ロックから脱獄した唯一の男とのスリリングな攻防戦が最大の見所。特にザ・ロックに進入してからの攻防戦などはとにかくスリル満点だし、ショーン・コネリーがとにかくカッコいい!余談だけど、コネリーの役柄、元英国諜報員とはジェームズ・○ンドの事なんだろうか?? 8点(2003-12-03 00:18:34) |
756. デッドコースター
これは最初、ファイナル・デスティネーションの続編だとは知らなくて、同時期に劇場公開してたT-3とどちらにしようか迷って、結局T-3にしてしまって、見事カマされたんで、こっちにしときゃよかったな、などと思ってたらあっさり公開終了、某チャット仲間の方から「だからデッド~にしておけばよかったのにぃ」というお言葉を頂いた、個人的因果の強い作品なんですけど、見た感想は、ファイナル~よりも面白かったです(ただファイナル~と同じくホラーだとは思ってませんが…)。恐怖というより、後半の時間との戦いのスリル、冒頭のクラッシュ・シーンなどはそれは凄くて、これだけでも見る価値はあると思う作品です。よくグロいというコメントを聞きますが、今までかなりのキワモノ食いをしてきた私にとっては全然グロくもなんともなく、実にカラっとしてると思います(陰惨ではないということです。これはこの作品に限らず最近の殆どの作品に言えることですが。まあ世間一般の見方でははグロい類なのであしからず)ので、そういうのが苦手でなければ見てみる価値はあると思います。 7点(2003-12-01 03:33:14)(笑:1票) |
757. ファイナル・デスティネーション
以前テレビで放映してた時はスルーしてしまったんだけど、某チャット仲間の方から「デッドコースター面白かったよ」という言葉を頂いたんで、1作目から見てみようと思ってデッド~と共にレンタルしました。感想、感想ですが、正直な話、少し微妙でした。もう少しストーリーを掘り下げるか恐怖シーンを追加してもいいのでは?と思いました。死神様の御意志によって死ぬ運命だった人間が次々と死んでいくのは斬新だったけど、どうも“死”そのものが見世物のような気がして、恐怖というものがそれほど感じられなかった(テリーがバスに轢かれるシーンは明らかにギャグでしょう)し、もう少し自然な死に方を用意してくれれば「どうやって死ぬんだ?」という緊張感が増すと思います。まあ、個人的にはこの映画、ホラーだとは思ってませんけどね。ただ、冒頭などは結構迫力があるので、見て損はしない映画です。 6点(2003-12-01 03:09:41) |
758. 身代金
《ネタバレ》 身代金ネタって結構あるような気がするけど、これは「え?マジ!?」と思わせる工夫がされてると思う。犯人との口論や身代金を懸賞金にするなどは正直やられたなぁ。実際にあんなことは出来ないと思うけど、確かに犯人が人質を無傷で返すとはやはり思えないので、これもアリ…かな。 7点(2003-11-30 04:11:15) |
759. スリー・キングス
映像が物凄くリアルなんですよねぇこれ。フセインの強奪した金塊を奪うという当初の目的から、その途中で遭遇したある出来事がきっかけで難民を助けるというようにストーリーが二転三転するけど、それはそれで面白いし、見せ所もきっちりと盛り込まれてる作品だと思う。 7点(2003-11-30 04:06:08) |
760. レナードの朝
今の自分は物凄く恵まれている、ということを教えてくれる。普段は気付かないけれども、こういった事態に陥って初めてそのことに気付く我々はなんと愚かなんだろう。この人たちに起こった奇跡は、薬の力ではなく、人が人を思いやるという心、そして、それらが我々に生きていることの素晴らしさを襲えるために起きたことなんだと思う。 7点(2003-11-29 04:46:43) |