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プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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61.  デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?
交流戦で、千葉マリンスタジアムにロッテ旋風が巻き上がっていた頃(ちょうどスワローズが3タテを飾った)、スタジアムにほど近いホテルでテレビをつけると流れてきたのがこの映画。タイトルもわからず、ただ途中から流れるに任せていたのだけれど、「くんだらないなぁ」「アホらしーなー」と口にしながらみていました。そのときは、何本かDVD(とっても面白いものをセレクトしていました)を持っていっていたので、早くそちらに移行したい衝動にかられながら、何故か最後まで見てしまった代物です。そもそもつけたときから途中だったので、なりゆきというかいきさつも全然わからず、ただ画面に映っている現象を垂れ流しで受けとめる状態。途中で、目を離したりしながらもエンドとなり、現れたタイトルが「激安ジゴロ」ですよ。なんか妙に受けてしまってDVDをついつい買ってしまいました。いわゆる出来心ってやつです。DVDでは、前にみていなかったところの確認状態になってしまったのが惜しいところ。「なるほど、そーゆーわけだったのね」とか「おーーっ、つながった」とか……。胸につっかえていたものは全部とれましたが、神秘のヴェールがとれてしまったので、逆にちょっと残念だったり。下品だし、ギャグとかかなりベタベタなんですが、なんか許せてしまうビミョーな映画です。ジゴロっぽい網シャツにかなり笑いました。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-07 07:58:31)
62.  ラスベガス万才
お気落さがよい。頭や手をブルブルさせる踊り。これが簡単そうにみえたので「ちょっとやってみんべか、よっこらしょ」と真似しようとすると、全然できやしない。むっちゃ難しい。ムキになってやろうとすると、頭がクラクラして、ちょっと(かなり)ビョーキっぽくなる。鍛錬を要する踊りのようだ。エルビスと愉快な仲間たちをみていると、パーだけれどプラス志向で、気のいい我が弟(昔の姿だけれど)をみているよーだった。この映画のエルビスはB型に違いない。アーメン。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-06 20:09:03)(笑:1票)
63.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
幼馴染の彼女に身元がわかるよう例の言葉を告げるバットマンの覚悟のなさが、どーしても許せない。あと、バットマンの唇の薄さが気になった。どーでもいいようなことなんだけれど、真っ黒の中、素肌が出るのは口だけなんですよねぇ。唇が薄いとどーも軽薄そうに見えるので(←私だけ?笑 ちなみに福山雅治クンも唇が薄くて苦手なんすよね)、もうちょっと厚めがよかったにゃぁ。
[映画館(字幕)] 5点(2005-07-02 18:59:38)
64.  サイコ(1998)
とある人はオリジナルを忠実に真似ようとする。そして、とある人はオリジナル版に新解釈を加えようとする。映画づくりのスタンスが、各キャスト、各スタッフにまかせられてしまっているところに、この映画の限界があります。作品として意志が感じられません。こんな作品だからこそ、ある種のふっきりだとか、心意気だのが必要なのではないでしょうか? 制作サイドに迷いがあるから、大金を手にしたマリオンは、明日のわが身を想像した後に笑顔をみせる。そんな心境なら、戻らず高飛びでもなんでもするのかと思いきや、翌日には戻ろうとする。つじつまがあわないのですよね。ノーマン・ベイツにしてもそう。この作品の笑顔の使い方が納得できません。オリジナルを何度も観ているわけではないので、細かなところはわからないはずなのに、この作品の中で不協和音を示す箇所が感じられ、その度に「あ、ココが違う」と浮き彫りになってしまう。60年代風の衣装もそう。ざらざらとした気持ち悪さを感じます。監督さん、もっとしっかり!!
[DVD(字幕)] 3点(2005-07-02 18:12:16)(良:1票)
65.  イースター・パレード
カエサルの「来た、見た、勝った!」同様、DVDがウチに「来た」→帰宅後すぐに「観た」→そして素晴らしかった「やったぁ@×○△!」ってな映画。この映画を映画館で観られた方々に、ジェラシーを感じます。なのに、あんまり覚えてないですとーー?(笑)。これは是非ともどこかの映画館でやってくれなければ。観る前より観た後のほうが、より観たい欲求が出てくる、麻薬的映画ですね。この映画のどこが素晴らしいか、それは、観た人にしか伝えられないという“映画をレビューする”ことの意味をまったくなくしてしまうところにあります。劇場で観ていないので、何ともいえませんが、きっとその空間をみんなと共有できたこと、そして映画を観る幸せや喜びがつまった映画だと思うのですね。スローモーションで踊るアステアを観て、ジュディの目を通したアステアの姿だと感じたとき、これはジュディのための映画なんだって、よーーくわかりました。彼女は本当に愛されているんだなぁ。タメて、タメて、タメて……うわぁ、爆笑!とか、ナンバーごとに盛り上がる歌と踊り……いやぁ、映画館で観たいなぁ。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-02 09:10:22)(良:2票)
66.  希望の降る街 《ネタバレ》 
頭が固くて頑なだった法律学者の教授(ロナルド・コールマン)が、脱獄者レオポルド(ケイリー・グラント)とちょっと姦しくておせっかいな女性(ジーン・アーサー)と友情を育むことで、心がほぐれてくる過程がとても心地いい。なかでも周りの人、出来事なんかにまったく興味のなかった教授が、レオポルドの好物をおみやげに買って帰るくだりはほろりとするものが。それが卵入りのボルシチ。「ボルシ~チ! ボルシ~チ!!」とレオポルドが大喜びする。その姿はまるで子どもで、本当にほほえましい場面なのに……。そのボルシチに卵という変わった注文が、レオポルドがご用になるきっかけになってしまう。それに、ジーン・アーサーへの恋心がいったりきたりして、ささやかな三角関係が展開する。みんな相手を思いやり、尊敬の心をもって接するため、観ていてとても清々しい気持ちになれます。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-16 00:57:29)
67.  決断の3時10分
とにかくグレン・フォード演じる悪者の親分、ベンがかっちょいい。そして、ベンを見張る牧場主のダンもかっちょいい。前者はスマートでかっこよく、後者は誠実でかっこいい。こんな男同士(念のため言っておくけれど、決して顔がいいわけではありません)が、各々の考えに基づいて心理戦をする。かたや捕まりながらも悠然と過ごす男。かたや200$のために命をかけて慎重に見張る。もともとダンは金のために見張り役に志願したんだから、ベンはダンを買収しようとする……。この二人の一挙一動を、私たちはただみつめるだけ。この均衡が崩れるのはどこなのか……それを、ただじっと待つのです。ダンが仲間を集める。ベンの手下がやってくる……。どこで動くか、乞うご期待!ってな映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-12 22:15:12)(良:4票)
68.  ギルダ 《ネタバレ》 
まさしく“女(男も?)の執念、岩もを貫く”的映画です。主だった登場人物はみんな、本当に根にもつタイプ。いわゆる三角関係なのですが、その関係はとても複雑です。ある程度で終わりになるのかと思ったら、どんどん続く、まだまだ続く。往生際の悪い映画というかなんというか……。誰がどーのと、ここに書くのはとっても大変な作業になるので、触りだけでパスさせてください。とにもかくにもギルダには問題が多い。自分の感情をコントロールできなくて、なんとなく当たり散らしている状態。そんでもってダンナがいなくなったら、超喜んで、最愛の人と結婚する。一方の男は、その結婚を使い、ギルダに対してなんだかわけわからない復讐をする。近しい人同士の三角関係映画って、よほど清々しい終わり方をしないと、後味悪いものになっちゃうんですよね。まっ、映画のタイトルが『ギルダ』なんだし、ギルダがどーした、ギルダがどーされたっていうのを追っていけばいいのかもしれません。そう観ていくと、まぁ、ギルダの気持ち(というか不運?)もわらなくもないよーな。あそこで再会しなければ、十分すぎるほどのゴージャスな生活を送り、徐々に男を忘れていったはず。そうして、勢いで結婚したけれど、これはこれで良かったのかな、と思い返せるような人生だったのかもしれません。ここ1年くらいで、リタ・ヘイワースものをそこそこ観ているのですが、いろんな役柄に応じて、さまざまに変化するリタ・ヘイワースという女優の魅力は詰まった映画だと思います。でももっとかわいい役柄の彼女もいるので、いろいろと観てもらえると嬉しいです。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-11 20:50:31)
69.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
ボクシング映画だとは知らなかった……。イーストウッドにボクシングって事前に知っていたら、間違いなくスルーしていました。ボクシングってストイックでしょ? 事実、あんまり好みの話ではありません。でもちゃんと観せられました。『ミスティックリバー』ほどの解せなささもありませんでした。しかし、この映画には、夢がありません。死に場所を求めている、そんな雰囲気があります。哀しさ、やりきれなさに、救いを求めようとしています。あの家をプレゼントするシーンがありますよね。母ちゃんや妹の強欲さが出ていますが、マギーだってプレゼントの押しつけ。互いにコミュニケーションがとれていないから、からまわりをしてしまうんですよね。「私には、もうあなただけ・・・」。その言葉には悲壮感があります。結果があーだったからこそ、余計に悲壮感があふれ出てしまうのでしょうが。実際、人は身近な人に依存します。誰かがいるから、誰かを見限れるなんてことも(意識の有無にかかわらず)あるでしょう。それを咎められるはずはありませんし、人間というものはそーゆーものなのでしょう。だけど、口に出してしまったらオシマイなのです。寅さんがいいますよね。「それを言っちゃーおしめぇよ」と。何か違うよーな気もしますが、ホントのコトを口に出しちゃーいけねぇんです(何故かちょろっと江戸弁)。逆に“モ・シュクラ”というリングネーム(←ってボクシングでも言うの?)の意味を彼女は最後まで自分の言葉では認知しなかった。自分のもうひとつの名前(分身)なんだから、さすがに意味を調べたと思うんですよ。たとえ“ボス”を盲目的に慕っていたので告げられるまでは我慢してたとしても、あそこまで有名なんだから、その意味は必ずなんかの雑誌で書かれているはず。そして自意識、名誉心の強いマギーは、自分が載った雑誌などを気にしているはず。もしかすると由来が出てきそうになったら目を逸らしているのかもしれません。ボスに告げられるまで知らなかったフリをするそんなマギーのやさしさと「あなただけ」と寄り添われる心地よさ。それが老いたフランキーの心を癒す最良のエピソードなのかと思うと、あのボクサー志望の女性は、すべて老人のために存在したということになって、なんともやりきれなくなってしまうのです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-11 15:28:21)
70.  東京ジョー
ボギー扮するジョーが経営していた「東京ヂョー」という名前の酒場、この「ヂ」という字がよい。そして、人力車を含め、銀座の街を行き来する人たちの雰囲気がよい。そして、すでに再婚している元妻を追いかけるという、ちょっと女々しいボギーがまたよい。そんなふうな感じがやっぱり『カサブランカ』似ていますね。ジョーがいない間、店を守っていた?日本人がいたけれど、彼らが再会した時にJUDOの組をして、かつての仲良さをあらわす場面がありましたよね。その部分のわざとらしさが、けっこう気に入っています。逆に目が離せないというか、なんか忘れられないシーンのひとつになっています。ストーリーは、なんかの陰謀に巻き込まれて(脅されて)どーのこーのするもの。そっちのほうはちょっとわかりにくく、ただ最後の対決?だけが妙に印象に残っています。
6点(2005-02-20 22:19:27)
71.  スイング・ホテル
「ホワイト・クリスマス」の元ネタとされていますが、ストーリー自体はまったく違うもの。アステアがクロスビーの目をつけている女の子をとるお話……なのか…な。ちょっと違う。とにもかくにもアメリカの祝日をテーマに、クリスマスはもとより、リンカーン誕生日、独立記念日、バレンタインデイなどの歌と踊りを、クロスビーが経営する“ホリディ・イン”で披露していくのです。それぞれ祝日の特徴をつかんだショーが用意されているので、アメリカの祝日を覚えるにはちょうどいい?かも。ちゃんと普通以上にはよくできたショーなのですが、クロスビーとアステアが出ている割には…ってことで、ちょっと残念ではありました。ちなみにバレンタインデイがテーマの歌としては……『夜の豹』のキム・ノヴァクが歌う姿が脳裏から離れてくれません。
6点(2005-02-18 00:03:03)
72.  晴れて今宵は(1942)
今度は南米の大富豪の娘(リタ・ヘイワース)と恋に落ちるアステアのお話。リタ・ヘイワースがむっちゃかわいい。彼女って、実際に映画を見る前のイメージってちょっと妖艶な感じなのかなぁって思っているところもあったのですが、かわいくって踊りが上手で、とってもチャーミング。こういうイメージ先行型のところが、マリリン・モンローとかぶります。セクシー女優といっても、やっぱりかわいいというか、チャーミングさがなかったらここまで人気になったり、語り継がれたりはしないものなのかもしれません。はじめは「心が冷たい」と言われていた彼女なんですが、頑なに振舞うのは周りの環境のせい。お父さんは自己中で横暴だし、お姉さんはその父親に忠実。次女の彼女は結婚なんて冗談じゃない!って思っているんだけれど、意外と王子様を待っているロマンチストで、父親の策略にまんまとはまってしまう。むぅ、あらすじを書いてもこの映画の魅力を伝えることはできないなぁ。彼女の妹二人もかわいいし、アステアとアドルフ・マンジューのバトル→和解の過程もよい。もちろんアステアからリタ・ヘイワースへの熱烈アプローチも素敵&面白い。ストーリーの大筋もよければ小ネタも効いているうえ、アステアのダンスは相変わらず楽しくって素晴らしい。アドルフ・マンジューの前で自由自在に踊る彼は、ほんとに踊りの魔術師で、部屋にある小物をなんだって使ってしまいます。いやぁ、いいもの見せてもらったなぁ。
8点(2005-02-14 23:40:51)(良:1票)
73.  裸足で散歩
レッドフォードがかわいい。あんな彼だったら、ワガママを言って困らせたくなるよなぁ。サドっけが出てくるというか、いじめたくなるというか(笑)。ただ、ジェーン・フォンダの感情の起伏の激しさには、かなりビックリさせられました。アレにいちいち付き合っていると、こっちの神経がすり切れるというか。ほとんど、あの電話修理のおじさんと同じ心境。新婚アツアツのときに当てられ、ちょっとしたらすごい仲が悪くなっている二人に、「くわばら、くわばら、さっさと退散しよう」と思ってしまいました。そうそう、お母さん役のミルドレッド・ナトウィックがなかなかかわいらしかったです。常識がありながらも、変なものを受け入れることのできるバランス感覚の良さがグッドでした。
6点(2005-01-16 22:20:05)
74.  踊るニュウ・ヨーク
素晴らしい作品です。とにかくラストのフレッド・アステアとエレノア・パウエル。この2人のタップが見事で、見事で。瞬きするのも惜しまれるくらい、踊りの間じゅう視線は画面に釘づけ。観ている私はただただ踊りを観るだけの阿呆になってしまいます。はじめは場末のお見合ホールの余興で踊るだけだったアステア。そして、パウエルはブロードウェイで男どもを従え、女王様然と舞台で踊りまくっている。なかなかこの2人が一緒に踊ることはなく、少しずついろんな踊りが小出しにされていく。パウエルのアクロバティックダンスも観られるし、アステアの小物を使った一人ダンスもちゃんと観られる。ソロで見せるナンバーもあれば、コンビで、ペアで、トリオで……次々と超一流のダンスナンバーが。ストーリーも人間の弱さと人の温かさ、芸の厳しさ、ショーの喜びがつまったもの。さすがミュージカルの雄MGMですよ。ミュージカルの美味しいところをすべて知り尽くしているスタッフと、実力と輝きをもったスター。根っからの悪い人がでてこないという古典的なエンタテイメントに、もう私は魅入るばかりです。迷わず10点!
10点(2005-01-15 11:56:14)(良:2票)
75.  ハッピー・フライト(2003) 《ネタバレ》 
タイトル通りのおバカ映画です。バカっぽいコメディエンヌ、クリスティーナ・アップルゲイトがまたまたやってくれました。「i」の上の点「・」をハートマーク「・」に替えた履歴書&答案はかなりのおバカ度です。泣いて笑って喧嘩しての大暴れ。いやぁ、やっぱ彼女の思いきりの良さが好きですわぁ。前半部分、グゥイネスとアップルゲイトの中途半端なお色気とバカっぽさが面白く、ホステスのような衣装に喜んでいたのですが、大手航空会社のフライトアテンダント訓練をはじめたあたりから、トーンダウン。グゥイネスが優等生モードになってきたのに尻すぼみを感じました。イマドキの耳障りのいい軽快な音楽に、フライトアテンダントとしてのキャリアを順調に積み重ねるサクセスストーリー。陰に表に主人公を助けてくれる力をもった素晴らしい先輩。夢を実現したハズなのに物足りなさを感じ……というスルリと抜けていくようなストーリーに、中途半端さを感じてしまいます。普通に楽しく、サラリと観ることができるのですが、前半の初飛行機体験でわーわー大騒ぎしているバカっぽいグゥイネスのノリが好きな私としては、後半のなんでもできるスーパーウーマンのグゥイネスに違和感が残ってしまいます。うーん、惜しい……な。
6点(2005-01-14 22:31:01)
76.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 
定期的に観たくなる映画のひとつ。結果も経緯もわかっているのに、ちゃんとドキドキ、ハラハラさせてくれます。男性陣がパーティに行っている間、つまらなそうにお留守番をするグレース・ケリーに映画でもどこへでもでかけて楽しんでおいで!と、毎度毎度アドバイス?をする私。電話が鳴ると、ああダメダメ起きちゃあいけないよ、と思う私……。バカだ。結果はわかっているのに……。欲を言えば、推理小説家の彼が彼女を助けるために半分でっち上げる作り話。アレが本当のお話マンマだったのが残念。せっかくだったら、さもありなんって感じの話をもう一つ作って、もっと観客を楽しませてほしいなぁ、もったいない……と貪欲な観客の一人は思うのでした。チャンチャン
9点(2005-01-14 21:58:57)(良:1票)
77.  カバーガール
ジーン・ケリーの店で働くコメディアン?役のリー・ボウマンがとってもいい人。ジーン・ケリーとリタ・ヘイワースの間にいて、どっちかが離れそうになると、おせっかいながらも仲をとりもつ。二人ともいじっぱりだから、彼みたいなキャラがいると安心して物語を楽しむことができます。話の展開はこれでもかというくらいベタなもの。歌を唄い、踊って、恋愛や友情が散りばめられたお話です。ただ恋愛というよりも、主役の2人にリー・ボウマンを加えた3人で夜の街を踊り歩くのがとても楽しい。金曜日の夜に決まってする3人のおまじない(運だめし?)もコミカルでいいです。牡蛎がキライなのに、毎週決まって生牡蛎を注文。「真珠よ出てこーいっ、出てこーいっ」と願をかけて牡蛎の殻を開く3人の姿には、ホントほほえましさを感じます。
8点(2005-01-14 19:52:15)
78.  紐育(ニューヨーク)の天使
面白いストーリーなんですが、出だしの勢いがとても良すぎて、すんごくすんごくすんごく面白い展開を期待してしまったので、尻すぼみに終わった感が(笑)。まっ、それはともかく、この映画は、なにかと生きにくいニューヨークで生活をするために、小金を持っているふうの人をだまして、小金をせしめている男が、人々にまきこまれて自殺をしようとしている男を助けるという話。本人にはその気がなかったはずなのに、立派?に男を助けてしまうのです。けっこう心温まるお話ではあるのですが、どうやって助けたのか、そのいきさつをもっと丁寧に描いてくれたら、もっともっと楽しい映画になったように思います。『駅馬車』でアル中の医者を演じたトーマス・ミッチェルの酔っぱらいぶりが、この映画の見どころの一つか!
7点(2005-01-13 00:30:01)
79.  ドノバン珊瑚礁
誰か人がやってきたといっては、ほとんど全島民が総出で大歓迎。太鼓をデンデコ、デンデコ。歌を唄って、美女がレイをもって待ちかまえ、心の底から歓迎してくれるここの島の人たちは、ホントにいい人だ。おまけに、その音楽がのんびりとしたハワイアンなもんだから心が和むってもんです。オープニングから、リー・マーヴィンが雇われていた船主を殴って逃走し、そのまま飛び込み沖合いから泳いで入島。島民たちはキスの嵐で受け入れる。そんな彼はマブダチ?ジョン・ウェインと再会して、いつものオキマリの喧嘩をするという展開。私の大好き?な日本人のお手伝いさん(よくおじぎをしている)も出てくるし、なんといってもまるっきりの悪人がいない。ちょっと幸せな気分になれるハッピーな映画です。ほのぼのしたいときにどうぞ。 (2007年追記:なんだかんだで、3年連続年末に観る映画となってしまいました。どーも大好きな映画のよーです。なので、点数+1)
[映画館(字幕)] 9点(2005-01-12 23:53:09)
80.  グレートレース 《ネタバレ》 
嬉々として悪役になりきるジャック・レモンと、これまた嬉々としてスーパー・スターを演じるトニー・カーティス。ある種のハジケチャッタノネ演技がとてもいいのです。ジャック・レモンはずっこけ悪人なんだけれど、途中立ち寄った国でワガママ王子様と間違えられる(姿がそっくりなもので)。この頃から、なぜか私は「こ、この映画は、、、も、もしや『ウハウハザブーン』(正式名称『アップ・ザ・クリーク』)と同じでは……(汗)と思いはじめました。よくよく考えてみると、繋がるところはレースをしていろんな妨害・罠がしかけられ、ライバルたちを陥れながらレースが進んでいくところのみ。「いや、そんなハズはない。だってあの映画と一緒ってことは、ラストがとんでもないことに……ブルブルブル」と恐れていたのですが、本当にラストが恐れていたとおりになったときは逆にビックリ! そう、ゴール地点のパリでエッフェル塔があんなことに!!!『ウハウハザブーン』ではログハウスが粉々になっていただけなのに……。この作品より過去につくられた『グレートレース』のほうがスケールがでかい!というのがとってもいいです(笑)。
6点(2004-12-26 01:30:53)
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