821. 101
ダルメシアンは可愛かった。だけど所詮漫画だよね…。いくら子供にもわかりやすくとはいっても悪役の名前をあからさまにDe・Vilにはしないでくれよ。しかも何気に他のディズニー映画からもパクってるしねぇ。でも、子供を捜すために動物たちが協力して捜すのはすごい。違う種でも言葉は通じるのか?という突っ込みはあるけど、動物たちの感覚は我々人間よりも遥かに鋭い。つまり、動物の捜査網を侮っちゃいかんということですよ。 5点(2003-11-22 14:24:04) |
822. クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
アン・ライスの処女作【夜明けのヴァンパイア】改めインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの続編である【ヴァンパイア・レスタト】【呪われし者の女王】の映画化。本作品に限らず近年の吸血鬼ものはどれもろくでもないものばかりなので、原作は全くといっていいほど読んでないが、ヴァンパイアが人気ロックグループの人気ヴォーカリストね…吸血鬼も落ちたもんだ…。ジャンルは…あえて言うならホラーだけど、ホラーにロックを使っても怖くない、というか使うなよ。前作のガンズ・&・ローゼスの悪魔を憐れむ歌ならまだしも、へヴィー・ロックはねぇ。勿論ロックは好きだけど、それと映画とはまた別物だと思うのですよ。内容も内容で、前回が他の命を犠牲にしながら生きていくという罪悪感にさいなまれるという濃厚な話だったのに、今回はレスタトの描写が違う。というか設定がかみ合わない。最初のヴァンパイアはアルマンとなっていなかったか?話だけ見るとろくでもないものだけど、音楽のセンスのよさや主人公の美しさに…5点。 5点(2003-11-19 03:41:56) |
823. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 Uボートやアウトブレイクなど、この監督は実話に基づいた作品を撮るのが好きなんだろうか?今回は嵐の話。荒れる海や吹き荒れる豪雨などは迫力があるが、展開が、無謀な船長の無謀な賭け→ギクシャクする人間関係→引き返そうとするが時すでに遅し→一波乱→終わり…と、パニック映画の鉄則をただなぞっているように思えた。 5点(2003-11-15 22:05:42) |
824. ザ・リッパー 真夜中の切り裂きジャック
《ネタバレ》 1888年にイギリス、イースト・エンドのホワイトチャペルで起こった実際の殺人事件をモチーフにして作られた作品で、あくまでも史実を語っているものではなく、切り裂きジャックの唯一の証拠品である1つの指輪にまつわる惨劇を描いた作品。低予算のため特殊メイクはあまり凄くは無いが、かのトム・サヴィーニが切り裂き魔として出演しているという点では見る価値はある。 5点(2003-11-12 18:56:15) |
825. クリープス
この頃の映画って何でもかんでもゾンビ化していたような気がするが、死体をゾンビ化させる宇宙ナメクジって言う設定は如何なものか…ジャンルもジャンルだし、学園、エイリアン、ゾンビと複数のジャンルを混ぜて作った(寄せ集めか?)ようなものだが、それなりには楽しめる作品。 5点(2003-11-12 18:51:07) |
826. パニック・ルーム
少し単調すぎる。もう少しスリルがあってもいいと思う。ちなみにJ・フォスターはこれに出たかったからハンニバルの出演を蹴ったのではなくて、単に人肉を喰うシーンがあるから蹴っただけらしい。 5点(2003-11-10 03:57:08) |
827. プロフェシー
実際の事件を元にしてるらしいから、こういう終わり方くらいにしか出来なかったのかもしれないけど、もう少し見ごたえのあるものを期待していたので少しがっかり。モスマンについて、もう少し無理やりにでも解釈をつけて終わりにして欲しかった。 5点(2003-11-10 03:53:42) |
828. レッド・スコルピオン
《ネタバレ》 2021年9月2日更新 いい人役のラングレン、今でこそ「エクスペンダブルズ」シリーズや他のB級作品でこうした役をこなしていますが、ロッキー4がでた少しあと、と考えると、確かにあの強烈なキャラクターからのギャップが受け付けないと思います。以前は日曜洋画劇場御用達みたいな感じで放映していましたが、多分あんころはそう思ってたと思います。 で、今回改めて見返したのですが、今の時点で見れば、ラングレン版ランボー、とでも言いましょうか、戦闘シーンなどはなかなか派手で、スタローンとはまた違った、キリッとした魅力満載のラングレンですが、個人的にはラングレンには最後は敵を肉弾戦で倒してほしいという願望があったので、結構あっさり銃殺して終わり、というのはちょっとフラストレーションが溜まりました。 せっかくなら特技の空手をもっと、チャック・ノリスやヴァンダムのように披露してもらえると嬉しいです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2003-11-07 01:36:43) |
829. ドラキュラ(1992)
《ネタバレ》 時折挿入される登場人物の日記(原作小説が日記や新聞記事のみで構成されている)、“実はドラキュラ伯爵、太陽の下で活動可能”“霧や動物に変身するだけでなく、動物を使役したり、天候まで操っちゃう”等々、原作小説通りに映像化されているので、今までのドラキュラものの中では一番原作に忠実。 …なはずなんだが、すごく、すごく、すごく、物凄く煮え切らない作品。 実在のヴラド三世の逸話(妃のくだり)を上手く吸血鬼になる動機へと盛り込んだりと、評価できる部分もあるのだが、本作最大のマイナス要因はドラキュラ伯爵自身の描き方にある。 原作では、徹底的に悪の権化として描かれ、だからこそ彼の圧倒的な力やもたらす災厄に恐怖感が生まれていたのだが、映画では、死んだ妃に瓜二つのヒロインに恋し、あまつさえ恋の涙まで見せてしまうという、何ともしみったれた描かれ方。 さらに、ミナに血の洗礼を施す時でさえ、「俺やっぱ自信ないよぅ」と云った感じでとにかく歯切れが悪く苦笑いしてしまう。 そして、倒された伯爵の許にミナが行ってしまうという衝撃のラスト。 原作では伯爵のもたらす死の恐怖を止めるため、そしてその呪いを受けてしまった最愛のひとを救うためという目的があったのに、その絶対悪の許に行ってしまわれたんではテーマが霞んでしまうというかクインシーただの無駄死に(苦笑)しかも絶対的な光の守護者たるヘルシング教授さえもそのテーマを危ぶむような発言まで…。 アンソニーホプキンスは良いが、やはりゲイリー・オールドマンでは優男に見えてしまい(だからこそ選ばれたのだろうが)何とも映画が歯切れの悪い所で終わってしまっている。 原作ファンからすれば0点にしたいところだが、おしい点がいくつもあるので…5点。 [ビデオ(字幕)] 5点(2003-11-04 00:11:38) |
830. ウェス・クレイヴンズ ウィッシュマスター
かのウェス・クレイヴンが製作したファンタジックなホラー。何でも願いをかなえてくれる“ジン”という悪魔がランプを擦ったことによって…ではなく、封印されていた宝石が壊れたことによって現代に甦り、地獄の軍団を復活させるために人間の願いを叶えていく…というのが大まかなストーリー。しかし、劇中でも言っている通り、どうもランプの精のジニーを彷彿とさせる設定や名前なので恐怖感が薄れ、完全なホラーにもなりきれてはいないように思える。 5点(2003-11-03 09:38:05) |
831. 魔界からの逆襲
ホラーばかり見ていた中学の頃、夏休みの深夜にやっていたので見ていて、本当に“夏の思い出”と化してしまった作品。作風としてはオーメンに近く、天国を追放された堕天使ルシファが人間に転生してこの世を地獄にするのを、同じく人間に転生したミカエル、ラファエル、ガブリエルの3大天使が阻止するっちゅー話どす。そのまま作ってればまあまあな作品だとは思うんだが、なんとこの作品、ラストでルシファが滅び、あろうことか復讐を誓った神に助けを求めるという、今までの常識を覆す終わり方をする。おいおい、悪が滅んだら善も存在できないんじゃないカイ?と思わず突っ込みたくなる。またひとつ、コアな作品の知識を増やしてしまったという1本でした… 5点(2003-11-01 03:31:29) |
832. 原子怪獣の襲来
冒頭より歌と踊りの嵐、そして、かくれんぼのつもりで岩陰に隠れる1人の女の子。と、海草まみれの怪物が変な音楽に乗ってさも当たり前のように女の子の後ろから歩いて登場するというとてつもなく“ヘン”な映画。しかも、どーも着ぐるみくさいなぁと思ってたら本当の着ぐるみというのが泣ける。しかし一番泣けてくるのは、こんな作品でも「味があるなぁ」と思ってしまう自分… 5点(2003-11-01 03:21:02) |
833. 叫ぶ頭蓋骨
いや~つくづく「俺ってコア~なモンばっか見てるなぁ…」と思い知らせてくれる作品。果たして何人がこの映画の存在を知っているだろう…?遺産目当ての夫が骸骨を使って妻を苦しめるが、以前に殺した元妻の骸骨に本当に苦しめられる…という超C級映画。骸骨もいかにも偽物と判るし、ストーリーもありきたり。だけど、なぜかこういう作品に惹かれるんだよなぁ… 5点(2003-11-01 03:04:14) |
834. コミュニオン/遭遇
その昔、ジャケットになっている”宇宙人のドアップの顔”に引かれて、今度はどんなバトルが繰り広げられるんだ?!と、エイリアンのような話を期待していて、見事にその期待を裏切られた作品。まあ、詳しくあらすじを読まなかった俺が悪いのだが…まあそれはどうでもいいとして、この話、なんでも作者の実体験を元にした実話だそうな。そのせいか、全編通して実録映画のように同じテンポで進み、イマイチ歯切れが悪く感じた。最近ではめっきりビデオを見かけなくなったが、DVDが発売しているので、暇があったらまた見返してみるか… 5点(2003-11-01 02:18:11) |
835. 悪魔の赤ちゃん2
前作に引き続いて異形の赤ちゃんが引き起こす惨劇を描いた続編。内容などは前作には劣るものの、やはりその内容には深いものがあり、それなりには面白い作品。 5点(2003-11-01 01:10:27) |
836. スターリングラード(2001)
超一流のスナイパー同士の戦いという感じだが、イマイチ戦争の生々しさを描ききっているわけでもなく、恋愛を重点的に描いてるわけでもないのでイマイチ面白みに欠けた。そもそも戦争モノに恋愛持ち込むなよ。作品通して一番共感できたのはケーニッヒ少佐くらいだな。 5点(2003-11-01 00:05:25) |
837. エンティティー 霊体
その昔、故・淀川氏が「この映画は実話だから怖い」と豪語していたが、怖いというよりはエロいが正しい。悪魔の棲む家やエクソシストなど、実話を元にしたという作品が多いが、それだけアメリカは“憑かれている”のだろうか…? 5点(2003-10-31 18:39:14) |
838. ゾンゲリア
《ネタバレ》 まず一番気になるのが題名。“ゾンゲリア”って何?サンゲリアならまだ予想がつくよ。SANGはイタリア語で血の意味だし、それに折からブームだったサスペリアの題名を足して2で割って作ったとかそういう感じで。でもゾンゲリアって何さ!?と、題名だけで軽く1時間は討論の話題になるような気がしたが、この際どうでもいい。問題なのは中身。中身はいかにもな感じだが、実はそれほどひどい内容ではなく、特にラストは“シックス・センス”よりも衝撃的。何せそれまでに一切の伏線が無いからだ。従来のゾンビとはまた少し違うし、ストーリーもありきたりだが、終わり方もまた一味違うので一見の価値はある。 5点(2003-10-31 18:34:44) |
839. X線の眼を持つ男
以前に夜な夜なTVでひっそり放映してたのをたまたま見つけたが、いやーこんな作品が実はカルト作品として有名だったなんて知らなんだよ。おまけにDVDまで出てたなんて知らなんだよ。透視薬を発明した変な科学者が自ら実験体になって、最後には宇宙の中心に居る暗黒の存在みたいなのに気付いてぇといういかにもB級なストーリー。しかしこんな作品にも「味があるねぇ」と思ってしまう自分はやはりB級グルメ。こんな作品ばかり引き寄せるのも宿命なんだろうか… 5点(2003-10-31 18:13:41) |
840. 絶体×絶命
アンディ・ガルシア、マイケル・キートン共々キャラとしては魅力的なのだが、IQ150という割にはあまり切れキャラには見えなかった、というかむしろ、普通に考えてそんな人物に一警察官が太刀打ちできるとはとても思えず、イマイチ説得力に欠けた。それに、あそこまでして息子を助けたいというのは、親心を語る上では感動モノなんだろうが、傍から見ればただの自己中。てなわけで、作品全体に大きな不満が残ってしまった。 5点(2003-10-30 23:02:22) |