901. スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2
《ネタバレ》 2って書いてあるけど、たぶん続きじゃなあいんだろうな。1作目は未見。 題名が分からんことになってるけど、チルドレン・オブ・ザ・コーン(トウモロコシ畑の子供たち)のリメイク。 よくわからんうちに悪霊が復活してたり、しもべとなる子どもたちがやけに少ないと感じさせたり、いろいろと突っ込みどころ満載。 しかし一番痛いのは、ラストに死闘を繰り広げてくれると予想していた、やっとの思いで現世に復活した悪霊の少年が、いともあっさり倒されたこと。 このあっけなさは逆に見る価値あるかも?? [ビデオ(字幕)] 4点(2008-09-28 04:02:52) |
902. ザ・フォッグ(2005)
《ネタバレ》 カーペンターのオリジナルはなかなか面白いなと思いましたが、こいつとなるといささかはてなマークが付きます。 復讐云々と言っていながらなんか関係ない人も死んでるような…。 そして、本作最大の愚行は、“何でも恐そうなものを見せれば良い”と思いこんでる最近の勘違いホラーにありがちな、CGの幽霊等をデデ~ンと見せてしまっていること。 もう少し、見せるものと見せないものの区別を付けてほしいものです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-23 03:53:32) |
903. バイオハザードIII
《ネタバレ》 世界の破滅、ゾンビの増加、ゾンビの教化、地下に住む人間等々… もうアヌビス最終章まんまの世界が繰り広げられていてそれだけで萎えます。 前作で必死の思いで守った女の子やジルたちはスルー。ナニソレ?って感じです。 シリーズ最後で出てきたタイラント。本来なら陰の主役であるはずの彼ですが実にあっけない最期。あそこまで引っ張ってあんなあっけない終わりですか?もっと見せ場はいくらでもあったでしょう。 …まあ、そこまでならば“まだ”許せます。しかし、たまたま僕の見た劇場だけがそうだったのかもしれませんが、エンディングに“日本公開版イメージソング”と称して倖田來未と東方神起の曲を使うのは断じて許せない。 1作目、2作目とスリップノットで来て3作目でこれか!? そういうのは日本語吹き替え版のみでやってほしい。 [映画館(字幕)] 4点(2007-11-08 16:05:01) |
904. 最終絶叫計画4
《ネタバレ》 品がないというかいろんな映画をテキトーにつなげた作風は今回も健在なのだが、まあ前作よりは頑張っているのではないかと思う。 リメイク版宇宙戦争のトライポットの特撮が本家に負けず劣らず頑張っている所と、唐突にi-podからカーマは気まぐれが流れるセンスは割と好きなので前作の点数プラス1点(笑) [DVD(字幕)] 4点(2007-11-04 04:57:25) |
905. オーシャンズ13
《ネタバレ》 シリーズ3作目にしておそらく本作が最も盛り上がりに欠ける出来と言えるでしょう。 まず映画が始まって、さて色々と描写を重ねて物語始動…と思いきやいつの間にか物語が始まってますし、今回狙うのが特に金庫の中身だとかではなく、単なる復讐という点で前作以上に無理やり感が感じられ、物語の温度が下がります。 で、今回も、例年通りシリーズの顔が登場するわけですが、まず前作前々作を把握してないとキャラクターがさっぱりわかりません。 終盤近くに登場するトゥルアーは極めつけで、前作を見ていないと「誰だよテメェは!?」となること請け合いです。 映像は相変わらずスタイリッシュに決めていて、分割画面や、まるで“ステータス”のように客の持ち金が画面いっぱいに表示される等のギミックが面白いだけに、犯罪の動機、及び手口などにさっぱり魅力を感じない作品でした。 [映画館(字幕)] 4点(2007-08-05 00:16:23) |
906. 悪魔の沼
《ネタバレ》 この作品のいきさつについてはすでに皆さんが仰っていますので省略しますね。 実話を元にした…らしいんですが正直そんなことはどーでもいいです。 テキサス・チェーンソー・マサカリ野郎のフーパーが悪魔のいけにえに続いて撮った作品ですが、前作悪魔のいけにえのインパクトがあまりにもでか過ぎたので、今回は本当に地味…というより普通のB級ホラーになってます。 それでもネヴィル・ブランドの戦争後遺症と思しき状態と殺人を犯すときの形相などはピカイチなんですが、それまでがなかなかにタルイ。そしてスタジオでの撮影というのが、確かに閉鎖感を醸し出しているのですが、なぜにか安っぽいドラマというイメージしか湧いてこないのです。 まあ、全体的な評価はこんな感じでしょう。 そして邦題。 前作は非常にナイスでしたが、今回は別に悪魔の沼でも何でもなくただワニの沼で良いと思います。 作品の出来(物語)を端的に表すと同時に誰も見ないと思いますが。 [DVD(字幕)] 4点(2007-06-21 12:11:32) |
907. バタリアン5
《ネタバレ》 げ…劇場公開されてたんすね…これ…。 なんか、一応、前作と、繋がってる、みたいです。 でも、別に、前作見てなくても、良いです。 1作目から考えると、相当、パワーダウンしてます。 もう、殆どフツーのゾンビ。別にバタリアン名乗らなくて良いと思いますね。 一応、シリーズの顔?になってるタールマン再登場ですが、なんすかねえあの扱いは?流石に登場シーンの字幕「俺はタールマンだッ!!」にはコメントしづらいですね。まあ、元々このタールマン(というかバタリアン)てのも、配給会社が勝手につけた名前ですしねぇ。 別に、面白くもなんともありませんが、ラスト、タールマンがヒッチハイクしてる場面で「もうやってられっかッ!!」と言わんばかりにプレート投げ捨ててひたすら歩いていく場面が妙にほのぼのしてしまったので、オマケして4点…。 [DVD(字幕)] 4点(2007-02-13 03:46:57)(良:1票) |
908. デアボリカ
《ネタバレ》 イタリア版エクソシスト、といえば、判る人には判ると思います。 それでも判らない人は、エクソシストをもっとばっちぃものにした感じ、といえば、大体想像できると思います。 それでも判らない人は…見るしかないでしょう(笑) 冒頭の悪魔によるモノローグや、ちょっと捻った(んだと思う)展開はなかなか良いと思いますが、いかんせんそれ以外が駄目です。 第一、冒頭、いちいちレコーディングを中断させるのには意味があったんでしょうか? 終盤、ストリート・ミュージシャンがいちいち付いてくるのには、深い意味があったんでしょうか?? と、こんな感じで物語りは進みます。 まあ、あくまで“イタリア版”ですから、そこを大目に見れば、何とか見られる…んじゃ…ないでしょうかね…? [DVD(字幕)] 4点(2007-01-30 22:32:42) |
909. プラン9・フロム・アウター・スペース
《ネタバレ》 駄作です。 それは間違いありませんが、別に“史上最低”というほどではないと思います。 確かに、何度も使いまわされるフィルムや、墓石が倒れてたり、揺れたり、はたまた宇宙船内や飛行機の操縦席が物凄く安っぽかったり、やる気がないとしか思えない役者の演技や、観客を馬鹿にしてるのか?と思わせるほどにいちいち挿入されるナレーション、「言語ロボットで解析」とか云いながら平然と英語を喋り捲る宇宙人、何が言いたいのかよく判らないストーリーなど、粗を探せばキリがありません。 しかし、一応、編集はされてますし、ストーリーも意味不明というところまでは陥っていませんし、音楽にしても、普通に古きモンスター映画のような味わい深いものだったりするので、結構普通に映画としては成立してると思います。 それに、終盤で熱弁を振るう宇宙人の場面など、真面目(本気?)に作ってると感じさせる場面もいくつかありますし。 史上最低の映画監督、と言われるだけあって、やはり、作品から“光るもの”はあまり(と言うか殆ど?)感じられませんでしたが、情熱は伝わってきましたし、普通に予算が足りないだけであとは世に埋もれてるC級以下の映画と変わらないと思いました。なので、きっちりといた予算さえあったなら、ここまで酷評される事はなかったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-19 02:22:10)(良:1票) |
910. メビウス(1998)
《ネタバレ》 必要以上の残虐表現や大音量を使わないで淡々とした恐怖を演出してんだかどーだかわかりませんが、本作はそれが災いして物凄くかったるいつくりとなっております。 館のつくり&雰囲気とかは結構好きな部類でいけるか?とも思いましたが、設定があやふやで何がなんだか…。 そもそもあの女の子に語らせる事に意味ってあったんでしょーか? 今回もある意味期待していた通りの内容でした。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-27 00:44:28) |
911. ナイト・オブ・ザ・コメット
《ネタバレ》 こいつも“知ってる人は知ってるけど知らない人はとことん知らない”な作品の一つです。 題名からして結構アレなんで、大抵忘れ去られてるのがオチだとは思うのですが、この作品、↓皆様の仰るとおりとにかくユル~い作品。 前半はヒロインの姉妹+青年の日常(?)が適当に描かれて、後半は生き残りの科学者軍団との壮絶…でもない闘いが描かれて、その間にゾンビが思い出したかのようにちょろっと出てきます。 色々なところでいかにも80'sって感じを醸し出していて、そう云うのが好きな人にはお薦めかもしれませんが、他のゾンビ映画のように爽快さだとかそう云うのを期待すると、物凄く裏切られます。 オチのつけ方も、それでいいんすかねぇ?的なものなんですけど、劇中で流れてる曲の中で1曲だけ聴いたことのあるものが流れたんで、この際良しとしときます(笑)。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-10-30 04:46:31) |
912. アローン・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 原作はその難易度の高さと不穏な空気漂う世界観、映画のように計算されたカメラアングルが評価され世界中で大ヒットし、かのバイオ・ハザードの原点として知られて…いるかどうか怪しい作品です(苦笑)。 原作を3DOでプレイしましたが、さすがに今となっては操作方法やグラフィックにやや難があるものの、そのゲーム性の高さや完成されたストーリー、人知の及ばぬ“何か”による恐怖等、正にホラーアドベンチャーの最高傑作と呼ぶに相応しい内容だと思いました。 で、前置きが長くなりましたが、ここからが映画のコメントです。 これのどこら辺が「暗闇に一人ぼっち」なのかが知りたいです。 暗くない場所でやたらと大勢の敵をこれまたやたらと多い仲間がやたらと多い弾丸を使ってやたらと倒していくだけの映画です。題名からして間違ってます。 一応、出てくる怪物の正体や背景設定も明かされますが、「まあ、こんな感じ?」程度でさほど重要じゃありません。 あの原作なら、ちょっとエピソードを加えて数箇所いじるだけで立派なホラー映画になった思うのですが、どうしてこんなことになったんでしょう? 多分監督、違うゲームをアローンと勘違いしたんでしょうね。そうゾンビ・リベンジかデビル・メイ・クライあたりの作品と。 前作のハウス・オブ・ザ・デッドは楽しめましたが、これはジャンルが違うのでちょっと無理ですね。映画単体としてみても、前作から全然進歩してない気がするので、あまり面白みがありません。ハウス~が嫌いな人は見ないほうが良いです。 [DVD(字幕)] 4点(2006-10-28 02:04:27) |
913. キャビン・フィーバー(2002)
《ネタバレ》 題名を見た時点で「なんだかちっとやべぇ雰囲気の映画だなぁ」と思い、しかし“ホラー映画の未来”だとか何とか言うコピーがつけられていたので、半信半疑で見てみましたが…題名どおり、よく判らん映画でした。あの病気の正体とか、別にそんなもんはわかんなくてもいいんですけど、何故に「パンケーキ!パンケーキ!」と叫びながら少年は飛び蹴りをかましてくるのか、あのラストは一体なんだったのか等々…。流石に、感染者がいきなり血をブシーブシーと噴出して絶命するのはこのご時世によく作ってくれたなぁとも思いますが、物語そっちのけでそう云うところに力を注がれても見てるこっちは困るのですが…。やるならやるでもう少しコメディに走るとか、違う方面に持っていってからやってください。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-31 02:32:12) |
914. エクソシスト ビギニング
《ネタバレ》 俺の記憶が正しければ、確か2で「かつてメリン神父はアフリカにて“少年”に取り憑いた悪霊を祓った」と説明されていた気がするのだが…?しかももっと言えば、“少年”に取り憑いた悪霊を祓っているシーンもちゃんとあった気がするのだが……??? [DVD(字幕)] 4点(2005-05-16 20:26:12) |
915. 悪魔のような女(1996)
ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?ナンデスカコレハ!?………。 4点(2005-02-23 21:49:54) |
916. エイリアン・ゾンビ(1987)
《ネタバレ》 さて、何の情報もなくいきなりこんな題名(エイリアン・ゾンビ)を出されたら、普通の人はどんなものを想像するでしょうか?恐らく相当にカンの鋭い人でない限り“エイリアンのゾンビ”が出てくるものを想像するでしょう。が、しかし、この作品、邦題に・(点)が打ってあることがミソで、実は“エイリアンのゾンビ”が出てくるんじゃなくてエイリアンとゾンビ“両方でてくる”映画なんですね~。つまり、この映画の正しい邦題は「エイリアン、ゾンビ」とこうなるわけです。んで中身はというと、邦題にこんな仕掛けがしてあるわけですから勿論褒められたものじゃありません。怪物がどう見てもゴリラの着ぐるみだったり、なんだかわからないけどゾンビがウヨウヨしてるだけでそれほどインパクトがありません。挙句の果てには2重の夢オチ…なんていう訳の判らん事になってます。まあ、ジョージ・ケネディがでてるのでファンの人ならそれだけを目当てに見ても良いのではないでしょうか?内容は保証しない上にあっさり殺されますが(笑)。 4点(2005-01-28 15:22:57) |
917. ヴァン・ヘルシング
怪奇・恐怖映画界四天王のうち3人も出演しているので、昔からのファンには涙モノ…のようにも思えるけど、多分、生粋のファンならドラキュラ伯爵の気品と威厳のなさにちょっと肩透かしを食らうのではないだろーか。ぶっ続けで派手なアクションを見せ付けてくれるのはいいとしても、どうも勢い&ノリで強引に話を引き伸ばしているように思う。 4点(2005-01-14 23:00:06) |
918. 親指タイタニック
オリジナルが好きな人には申し訳ないがあの冗長すぎる作品をよくぞ26分で纏め上げた!と個人的には評価したい。 4点(2004-10-13 04:15:00) |
919. RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3
随分と遅い続編ですが、1作目では製作、2作目では監督も努めたユズナが再度監督ってのは嬉しいですね。特殊メイクも2作目同様マッド・ジョージですし、でもやはりなんと言っても我らがジェフリー・コムズが三度ウェスト役ってのが一番嬉しいですね。ストーリーのほうは、前作の事件のあと刑務所に入れられたウェストが性懲りkなく死体を生き返らせるというとるに足らないものですが、この手の映画が少なくなった今で再びこのシリーズが見られるってのはやっぱり嬉しいですね。あの“まんまサイコ”の有名なテーマ曲も健在ですし。でもやっぱり1作目には劣るってことで3点…なんですが、エンドロールの、ネズミvs“あるもの”の対決があまりにも馬鹿馬鹿しくて逆に笑えてくるので、おまけとして4点献上。 4点(2004-08-01 18:07:21)(良:1票) |
920. アンダーワールド(2003)
《ネタバレ》 どこかで見たことあるような上下黒のレザースーツにこれまたどこかで見たことあるような黒のロングコートを着た女ヴァンパイア戦士が宿敵狼人間たちと戦うってストーリーですが、ホラー好きな自分としては「何を今さら?」って感じです。そもそもミイラ男やフランケンシュタインの怪物とともにゴシック・ホラーを共に支えてきた彼らが戦うストーリーが凄く陳腐。それに、もはや恐怖の対象ではない吸血鬼や狼男に残されたものといえば、人間を超越した凄まじい能力。しかし、この映画のアクションは全く持って「超人味」がない。本作のラストは、次なる作品を予想させるようないかにもな終わり方だが、次回作もこんなだったら、1作目共々アンダーワールド(あの世)に葬って差し上げたい。 4点(2004-07-31 19:16:50)(良:2票) |