981. エクソシスト2
一応、エクソシストの続編ではあるんだけれども、これに関しては原作者のウィリアム・ピーター・ブラッティは関与しておらず、実質上正式な続編というのは「エクソシスト3」になるんです。確かに色々な面でいいところはあるけれども、自分には少々難解すぎたらしくて、面白いとは思いませんでした。 3点(2003-02-13 23:06:38) |
982. エクソシスト
世界中を恐怖のどん底に叩き落し、後に到来するオカルトブームの火付け役となった本作。しかし、この映画の意図する恐怖は、同時期に公開された「ヘル・ハウス」、1年後の公開となる「悪魔のいけにえ」、10年後の公開となる「死霊のはらわた」のような、人知の及ばぬ(または何者かわからない)敵によって徐々に追い詰められる恐怖を描いているのではなく、神の僕(しもべ)であり、純真無垢な少女がある日突然変貌してしまうという宗教色の強いものである。当然、我々のような無神論者より敬虔なキリスト教信者の方が感じる恐怖は大きい。が、この映画が、後のホラーに与えた衝撃はやはり大きい。点数は、映画の質や影響力も加味して総合7点を献上。 7点(2003-02-13 22:59:38) |
983. エイリアン4
世間じゃ3がシリーズ1の駄作といわれてるが、オイラから言わせて貰えばこの4こそが1番の駄作。せっかく前作の3で綺麗に終わったのに、あろうことかリプリーをクローン再生、しかもエイリアンとのハーフって…まあ随分と無理やりな設定をくっつけたもんだ。しかもストーリーなんて1作目と2を足して2で割ったようなもんだし…いったいどこまで続けるんだろうか… 4点(2003-02-13 22:49:02) |
984. エイリアン2
一番最初に観たのが3なので、個人的には3が一番好き(思い出補正込み)なのですが、実際のところシリーズ通して(4除く)甲乙つけ難い、というのが感想です。 1作目のように宇宙船の中で孤独と恐怖と戦う、というホラー要素がほとんどなくなり、コロニー惑星で大量エイリアンとドンパチ、という路線変更ですが、しっかりと前作からの流れを汲んでおり、登場人物についても個性的な人たちばかり、今見ると古めかしい「ハイテク」機器や、重火器、それぞれの場面を盛り上げるスコア等々、上げれば好きなポイントはいくらでもあげられます。 この作品のような作品はそれこそ、これ以降も星の数ほど作られていますが、未だ超えることのできないSFホラーのマスターピースのような作品の一つだと思います。 [ビデオ(吹替)] 9点(2003-02-13 22:40:54) |
985. エイリアン
今あるSFホラーの原点ともいうべき作品で、はっきりとは見えないエイリアン、宇宙空間という限られた空間が、恐怖心をさらに煽ってくれます。ものすごく古臭いコンピュータなど、今見たら凄くチープな感じがするところも多々ありますが、そのレトロな感じが、よりSFらしさを引き立てていると思います。そして、特記すべき点がもうひとつ、まだスプラッタというジャンルが確立していない時期に登場した例の腹破りシーン。話によると、出演者に何も知らせないままあのシーンを撮影したため、女性陣からエラい反感を買ったとか…。 9点(2003-02-13 22:34:09) |
986. エイリアン3
《ネタバレ》 世の中ではシリーズ中1番の駄作とか散々ボロクソに叩かれてる作品ですが、個人的にはこれが1番好きな作品。冒頭で2の時の生存者はリプリー以外全滅しているが、それが、この悪夢は終わりではないという伏線になり、まるで世紀末のような退廃とした雰囲気を漂わせているフィオリ―161に、さらに絶望というやり場の無い空気がプラスされ、一層恐怖心を増幅してくれる。結末としては、スラコ号最後の生き残りであるリプリーもエイリアンに寄生されていることがわかり、自ら溶鉱炉に身を投げる(この時点でスラコ号のクルーは全滅)のだが、そこには、自分の運命を受け入れたリプリーの強い意志が感じられ、はかないながらとても美しいシーンだと思う。それに、ズルズルと駄作を連発するようなエンディングではなく(しかしながら4が作られてしまったが…)真にすっきりした終わり方をしていると思う。思えば、この作品からホラーを大量に見まくるようになった。 [ビデオ(吹替)] 9点(2003-02-13 15:57:04) |
987. いまを生きる
いやあいつ見てもいい映画だねこれは。固定観念や先入観ににとらわれず己の感性をありのままに表現してこそ真の人間としての在り方ではないだろうか。それを俺に教えてくれたキーティング先生はまさにマイ・キャプテンですよ。 8点(2003-02-13 01:36:48) |
988. イージー・ライダー
古きよき時代のアメリカンスピリッツ全開の映画。行き当たりばったりのライフスタイル、今の世の中、それも良いんじゃないかと共感すら覚える。俺も気の合う仲間達とこんな生活送ってみたいと思う今日この頃。熱き魂よ、永遠に・・・ 8点(2003-02-13 01:25:30) |
989. ストリートファイター(1994)
《ネタバレ》 2021年10月5日更新 ストリート・ファイターの映画化、と考えると設定尾が違ってたり、再現度がイマイチだったりと散々なのですが、これがヴァンダムの映画、としてみれば十分面白い作品ではないでしょうか。 もちろん、2D格闘ゲームの代名詞の作品を名乗っていながら主人公がリュウじゃない!とか、ゲームでお馴染みの技とか全然出てねーじゃねーか!とか、サガット小っさ!とか、ダルシムいつの間にスキンヘッドになってるん?とかキャミィ仲間違うだろとかザンギエフお前は祖国の英雄じゃないのかい!とかまあ延々と突っ込めるのですけど、というかもはやストリート・ファイターじゃなくてよくね?なんですが、ヴァンダム演じるガイルがなかなか決まっていたのと故・ラウル・ジュリアのバイソン(ベガ)もなかなかしっくりきていて個人的には好きな作品です。 というかストリート・ファイター自体ストーリーなんてあってないようなものなのでこんな頭の悪いような物語でも全然OK。名前や主人公が違うのも諸々の事情だそうでそう思うと全てがどうでも良くなってきます(笑) とにかく「なんも考えないで映画観たい!」というときにはもってこなのではないでしょうか? [地上波(吹替)] 7点(2003-02-13 01:14:22) |
990. スクリーム3
ホラーにありがちな後設定満載。2よりも落ちた気がする。嫌いじゃないけど。 5点(2003-02-13 01:06:01) |
991. スクリーム2
1の方が面白かった。でも見れないモンじゃないからまだいい。 6点(2003-02-13 01:02:52) |
992. スクリーム(1996)
以降星の数ほどに作られることになった、ティーンエイジ・ホラーの先駆け的作品であり代表作。随所にホラーファンなら思わずニヤリとするような小ネタ、恐怖を演出するシーンがふんだんに散りばめられていたり、意外な犯人など、最後まで飽きない作りになっている良質のホラー。ジャンルは軽スプラッターに分類され、他2作の続編と比べ被害者数、流血の量はやや少なめだが、殺しの手口にかけてはシリーズ1のグロさを誇っている。1人で見るより、何人かで集まって見る方がお勧め。 8点(2003-02-13 00:59:58) |
993. 2001年宇宙の旅
確かこれ見たときは小学校だった気がする。そのころは全くもって意味不明だったし、今見ても多分わかんないと思う。でも何となくすごい映画だってことはわかった。 5点(2003-02-11 23:45:36) |
994. バタリアン2
1とは直接関係がないんだけど役者が同じだったり、劇中で「前にこんな夢を見たことがある」とか言ってさり気な~く1と関連付けてるところが面白い。でもやっぱり1作目には敵わないな。 4点(2003-02-11 23:37:13) |
995. 死霊伝説
僕は完全版で見ましたが確かにホラーとしては少々どころかかなり長い類ですね。噂(というより前評判)によるとホラーとしてあまりにクオリティが高すぎるため(要は怖すぎるため)当初2時間、3夜放映予定だったテレビ映画を急遽編集し直して劇場版に仕上げたそうですが、それほど怖いというわけでもありませんでしたし、キング原作の映画化された作品の中では最高傑作という呼び名も高いそうですが、そうですね、個人的にはシャイニング(キング本人は貶しまくってますが)やキャリーより少し劣るといった感じですしフーパー監督も悪魔のいけにえのときに見せた実力を充分に発揮しきれていないようにも思えます。しかし、吸血鬼映画としてのクオリティは近年の同類の作品よりもずっと上だと思うので、これを見た後は久しぶりの正統派を見たな、という気分に浸れます。 6点(2003-02-11 23:07:21) |
996. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 悪魔のいけにえから始まりハロウィン、そして本作で確立された惨殺系スプラッタの代表作の、記念すべき第1作目。とは言うものの、本作にジェイソンは出演しておらず、子供を無くした母親の八つ当たり惨殺映画(パメラと聞くと、真っ先に“パメラ・イービス”を思い出してしまう)とはあまり知られていない話。かく言う自分も、はじめて見た時はいつジェイソンが出てくるのだろうと期待して、真犯人が現れた時に、アンタ誰?と本気で思ってしまった。しかし、キャンプ場という限られた空間、いつ襲われるのかという緊張感、最後までわからない犯人など、恐怖を増幅してくれる演出が随所に盛り込まれ、今見ても充分に見ごたえのある作品に仕上がっている。1作目、というより、序章、あるいは番外編として見れば、ジェイソンが出てこないという事実も少しは和らぐと思うし、一度は見ておいて損はない映画。 7点(2003-02-11 22:53:58) |
997. ブレアウィッチ2
1作目はまだよかった。でもこれは・・・期待してて大損だった。まず意味がわからない。1の謎が解けるどころかますます深まった。そして何よりも前作のあの独特の雰囲気が全くない!とてもじゃないけどもう1回見る気にはなれない。 1点(2003-02-11 22:30:16) |
998. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
まあ一言いって目が回る映画。その凄さと言ったらもう手ブレなんてもんじゃない。ジェットコースターにでも乗ってる気分。特殊メイクとか派手なクリーチャーは一切出て来ない。まあでもそれがこの映画をすごいリアルなものににしてるんだけど、実際にあんな状況になっても平然とカメラ回してるあいつ等がスゴイ。 4点(2003-02-11 22:23:11) |
999. ゾンビ伝説
期待して見ると損をする。でもホラーとしてじゃなくドキュメントとして見れば納得いくんじゃない?実際にゾンビパウダーは存在するし(勿論死人なんて蘇らせられないけど) 4点(2003-02-11 22:04:07) |
1000. ゾンビコップ
《ネタバレ》 題名とかは本当にどーでもいいような気がしてくるようなもので、しかもストーリーも「それで?」といったところが無きにしも非ずなんですが、それがこの映画の持ち味だと思います。 中華料理屋での肉塊がみんなみんなゾンビ化して襲ってくるところはやりすぎだろ~とか思いながら「もっとやれ~」なんていうことを思いましたし、防弾チョッキも着ないのに平然と弾が当たっても歩いてくる場面とか、ゾンビ同士が弾が当たろうがお構いなしでサブマシンガンを撃ち合っている所とかはなかなかお目にかかれない場面だと思います。 確かに中途半端な感じは否めないですけど、なんだかんだで感傷的な場面もあり、ラストは妙に清々しいので飽きずに最後まで見られると思います。 [地上波(吹替)] 7点(2003-02-11 21:57:21) |