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101.  インソムニア 《ネタバレ》 
あっさりした映画でした。 何年かしたら、内容をスッキリ忘れているような。  キャストが豪華なのですが、それもそのはず、キャストでもっている映画。 というより、アル・パチーノでもっただけ。 そう、悪を憎み犯罪を憎んだあまり、違法行為までしてしまった老刑事、という役はパチーノにピッタリ。 故意か過失か、同僚刑事を射殺してしまった衝撃、良心の苦しみ、罪の呵責、憎むべき犯罪者に自分がなってしまった悔恨、すべてが押し寄せて不眠症に陥り、苦しみにがんじがらめになった上、かつての自分の捜査法で追い詰められていく人間。そういった全てを、パチーノは演じきってくれては、いる。いるのだが…。  ロビン・ウィリアムズが、もう少し殺人者の凄みを見せてくれれば、よかったのか? 初めて姿を現した時から、事情聴衆をされている時、女刑事を殺そうとしてパチーノと格闘するラストまで、ずーっと変わらぬロビンさん。 一本調子というのか、殺人者の顔も表の作家の顔も同じ演技なのが、非常に残念。  何故こんなにアッサリしてしまったのか、ストーリーもそれなりなのに、監督がいまいち上手く料理できなかったのか?役者の力量によりかかって、セオリー通りのやり方をしてしまったのが敗因か。  ラストは、老刑事役をパチーノが演じた以上、ああならざるを得ない。 オリジナルは未見ですが、ロスに無事に帰っちゃうらしいですね。ロスでもずーっと不眠症ならOKですが、スヤスヤ寝てたらあまりよろしくないラストだと思うんで、こっちの結末の方がよかったのかもしれない。  あまり触れられてませんが、ヒラリー・スワンクもよかったです。真実を突き止めようと奮闘する刑事役は、戦う目を持つ彼女にはピッタリでした。  パチーノの得意分野で、久々に真骨頂を見せていただきました。そこは、非常に満足です。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-03 01:54:43)(良:1票)
102.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
映像美術に力を入れるあまり、コスチュームまで気が回らなかったのか? お母さんがブーツとミニスカで走り回ってるのが、変…。いや、お母さんはミニスカ着ちゃイカンと言いたいのではなく、キャラに合っていないのに、「この役はこのコスチュームね」って言われて無理して着てるような、不自然さを感じました。(つまり、似合っていないのです…)  ストーリーも展開も意味不明なのですが、「そーゆうゲームの映画化なんです!」と言われれば、はぁそうなんですかと納得するしかなく。 ゲームへの愛はわかるのですが、作品への思い入れ度と、ストーリーの作りの粗さが、なんともバランスが悪い。  そういえば、諸外国(米、欧州)は、養子に激しく思い入れする母親、という構図をよく描きますが、そーゆう感覚が一般的だからなのか、それとも珍しいから描かれるのか、気になるトコロです。 そして、そーゆう母子モノに出てくる父親の存在はないに等しく、あったとしても、母親の行動を阻止しようとする邪魔者的存在だったりする。 この映画では、見事にゼロでした。 邪魔もしないけど、役にもたたんという。なんでわざわざショーン・ビーンを使ったのでしょう?勿体ない配役です。  それでも5点を献上したのは、描かれた「サイレントヒル」の世界がすごくよかったから。素晴らしく完成された映像でした。 サイレンが鳴るたび、人間味や可愛気を1ミクロンも感じさせない圧倒的な暴力と殺気で、恐怖と生命の危機をつきつけてくるクリーチャー。 宗教で頭が狂った街の人間たちによる、問答無用のオソロシイ処刑。  観賞中に「あの、こわいんですけど!」と思わず抗議の声を上げたのは、この映画が初めてかもしれません。 ホラーな怖さではなく、生命を脅かされることに対する、動物としての本能からの恐怖というか。 そこは、本当に大したものだと思いました。  最後、オタク心をくすぐるエンドロールでしたね。 悪くはナイし、魅力がナイとは言いませんが、一般の人には「妙に凝ってるな~」と思われるだけかも。 ワタシはゲームはあまりしませんが、感覚がオタク寄りなんで、「おお、このエンドロールが一番いいね!」と思いました。  ストーリーはイマイチなのですが、あの世界をもう一度体感してみたい…と思わせる魅力のある映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-07 23:47:54)(良:1票)
103.  パラノーマル・アクティビティ
う~ん。こーゆう映画を、ナンと言ったらいいのか…(悩)  芸能人で言えば、一発屋? 最初は大ウケして笑わせてもらったけど、もうこの芸はお腹いっぱい。なんで、二発目はケッコウですわ~。 そんな感じ?  女子が数人で、 「ねぇ、あの超コワイ映画、見た~?」「見た見たー!!マジこわかった、もう夜眠れないよ~!」「え~私もソレ、見た~い!」「怖いよ~泣いちゃうよ~」「きゃ~」 とか騒いで楽しむような…。(あ、イメージは制服の女子高校生でヨロシクです) そんな映画?  上手く言えないのですが、面白くなかったワケではないのですが、なんというか、中途半端な映画ですよねぇ…。 ホラーの新境地を開いた!てほど革新的な作品ではなく、手法が目新しいとか洗練されてるワケでもなく。  面白いし、話題にはなるけど、残らない。映画の歴史にも、人のココロにも残らない。  若手が評判になって名をあげるぜ!と作ったんならヨシ、て感じ?  まあね、観客の方もだいぶスレてるからね。 「食人族」みたく「アレ、本当のドキュメントらしいよ~」なんて嘘くさい話を誰も信じてはくれないし、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようにプロジェクトを立ち上げるだけのバックボーンもない超低予算で、アイデアだけでココまで面白く作ったんだから、エライと云えばエライっす。 ちゃんと怖かったしね(笑)。  謎を残さずに終わらせてくれてれば、もっと評価できたと思う。 面白かった割に「中途半端だな」という印象を抱いてしまうのは、この謎を残しているせいだと思う。 次回作へ引っ張りたかったのかもしれないが、そんなやり方は作品のクオリティを下げるだけなのに。 そう、謎を残して引っ張っているため、せっかくの作品の評価が下がってしまった。それは仕方がナイですね。 力量不足なのか、欲張りすぎたのか。今回は、それは作り手の誤算だと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-03 23:22:58)
104.  エスター
悪くはない。悪くはないんですが…。 すべてがセオリー通りなんですよね。これが、同じセラ監督のリメイク作品「蝋人形の館」だったら、よくここまで面白くリメイクできたな~と感心できるのですが、残念、この作品はリメイクじゃない。  具体的にいうと、サスペンス「ゆりかごを揺らす手」に、チャイルドホラー「ケース39」とか「オーメン」(古すぎっ)を掛け合わせたら、あらこの作品が出来ちゃった♪…って感じなんです。 たくさん映画を観てきた人間には、頑張ってるしソコソコ面白い作品ではあるんだけど、でもやっぱりかなり物足りないなぁ…。  セオリーを吹き飛ばす大逆転ネタがエスターの正体って事なんでしょうけど、それもそんなに衝撃的ではなかった…。というか、衝撃的な正体であったとしても、その正体がストーリーの展開にまったく影響がなかったのがまずかったのでしょう。 それに、魔女メイクのエスターがあんまり怖くなかった…。 何が一番怖かったって、DVDのパッケージ写真のエスターです。あれより怖いエスターは本編には登場しないので、ご安心ください。  にしても、日本だったらエスターくらいの年頃の女の子とセックスしたがるロクでもないオヤジたちは、フツーにゴロゴロいそうです。 アメリカは、日本よりずっとロリコンへの規制が厳しいんでしょうねぇ。 エスター、日本に来ればよかったのに。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-10 00:00:04)
105.  マシニスト
マシニストって「機械工」って意味でしたか。「機械工」である事が、ストーリーとどれだけリンクしてるのか。してないじゃないか。 そもそも一年間も不眠なのにそれを解決しようとしていない時点で、ああこの男は何か問題から逃げてるな、と観る側にわかってしまう。それがネック。 そんだけ寝てなきゃ、そりゃー仕事もミスするし、頭おかしくなるし、幻覚も見るよな。なのに主役、意外と元気。仕事はもちろん、なじみの娼婦とする事はしてるし、暇があれば掃除してるし。いくら無意識に封じ込めた問題から目を逸らすためとはいえ、現実には体力が続かないって。  それと、痩せた体を見せびらかしてましたが、あんだけ痩せたら普通は恥ずかしくて隠すのでは?恐ろしいほど痩せた肢体が売りなのはわかるのですが、「見せびらかしてる」とこちらが感じるという事は、不自然な撮り方なのだと思う。あまりよろしくない。 それでも、悪くない映画でした。ヒットを狙わず、誠実に作り上げた作品という感じ。 私は、遊園地で少年と入った地獄行きの乗り物のシーンが一番怖かったです。抑圧した罪の意識があんな世界を見せるのなら、現実を直視した方がマシでしょう。主役の激痩せは、地獄へ堕ちた証明なのか…。 鑑賞後の後味は、ずっと前に「ジェイコブス・ラダー」を観た時と同じ。苦い、やるせない、けれど何故か少しの救われた感がある。 ロスが舞台の映画をスペインで苦労して撮ったらしいのですが、なぜそんな苦労を選んだのかだけが、唯一の謎でした(笑)  
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-09 22:29:51)
106.  デッドコースター 《ネタバレ》 
1、2、3とシリーズを観ましたが、この2が一番ダメ。 なんかほかの二つとは、作品の色というか雰囲気が違う~と思ってたら、監督が違ってたんですね。やっぱり。 1から続く形にしなければよかったのに。 1との矛盾があって、ストーリーというか、一番大事な「死の運命に勝つ方法」が破たんしているのが、決定的にダメでしょう。 1のラストで、アレックスは感電して一度心臓が止まって死んでるのに、結局「死の運命」からは逃れられなかった。 なのに、なんでキンバリーは逃れられたの?おかしいっす。全然納得いかない。 それとこのキンバリーというキャラに、魅力がない。 容姿は清純アイドル系でいいのですがそれだけで、ストーリーを引っ張っていくパワーが足りない。 いつもそばに引っ付いているイケメン系の警官と、クレアの二人がいなかったら、ラストまで見ようと思わないくらい、吸引力がない。 死に方バラエティですが、エレベーターに挟まれて首チョンになる女性と、その息子の歯医者でのアクシデント以外の人間たちの死に方が、あまりにもオソマツ。もしかして手ヌキ?作り手側の情熱を感じなかったなー。 1と3は、気楽なホラーが見たいな~という時に何度も観てしまいますが、この2は一回だけでいいです。せっかくクレアが出ていただけに、残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 08:35:20)(良:1票)
107.  フォーガットン 《ネタバレ》 
宇宙人オチって、やっぱり駄目ですかねぇ‥。  この監督はオチを描きたかったんではなく、オチに行き着くまでのシチュエーションやストーリーを撮りたかったんではないのかなぁ。 オチはちゃんと監督の狙った所に落ちてるものの、観客はそれに納得できんという。完全なスレ違い?(笑) 作り手側と鑑賞する側で、求めるものが違ったんでしょ~か。 でも監督がコレを作りたかったんなら、コレはコレで成功なんでしょう。たぶん。  ワタシは作品にあまり理屈や整合性を求めないので、この映画の宇宙人オチが悪いとはいいませんが、結末がヒロインに都合がよすぎなんでは?と、そこは不満です。 もうひと掘り掘り下げたら、まったく違うモノになっていたかもしれない。それが惜しいですね。  結論は、レンタルショップで、このDVDがSFの棚にあったらOKですが、サスペンスやミステリーの棚にあったらマズイ。そんな感じです。
[DVD(吹替)] 5点(2011-11-14 20:54:36)
108.  コンスタンティン
映像と雰囲気はいいんですが、ストーリーはイマイチ。展開の全てが想定内。意外性ナシ。 登場人物達のキャラクター設定はいいんですが、その設定をまったく生かしきれてない。 ヒロインは刑事である必要性、ゼロ。双子である必要もほとんどナシ。 キアヌの助手の少年の存在も、オマケすぎ。そもそも、あのキアヌのキャラで助手がいるのは不自然。 キアヌがヘビースモーカーという設定は、緩慢な自殺を選択しているという意味であろうから納得なのですが、肝心のキアヌが全然スモーカーに見えない。タバコの吸い方、ヘタ。この人、ホントは健康ヲタクなんじゃ‥(知らんけど)。 まぁ元からキアヌはキムタクみたいなもんで、何演じてもキアヌにしか見えないので、別の俳優を使った方がよかったんじゃないかなぁ。 なんちゅ~か、日本の少年漫画を読んでるみたいでした。 この映画、ターゲットがティーンならわかるんだけど、大人が見たら退屈するかも。
[DVD(吹替)] 5点(2011-10-30 00:33:25)(良:1票)
109.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
タイトル「キャビン・フィーバー」ってのは、キャビンで大熱狂!って事?それともキャビンで伝染病が発生!って事なんでしょうか。まぁどっちでもいいですけど。 タイトルからして、ふざけてますよね。途中まで真面目に観てましたが、パンケーキ少年が回し蹴り攻撃をしてきたり、主人公がプロの殺し屋に変貌したあたりから、「ヲイヲイ」という気持ちになりました。 わざわざ死体をひっくり返して池に落ちたり、泣きながら無駄毛処理をして症状を悪化させたり、主役達の意味不明な行動はパンケーキ少年とどっこいです。 それにしても、田舎の人間は都会の人間が嫌いね。主役達が来た都会ってそんな大都会でもなさそうなのに、それでも「街から来た」ってだけで、「災難を持ち込みやがって」みたいな憎悪を持つのはナゼなんでしょう。過去に一人町から来た悪人がいただけで、それ以後「街のヤツは全員悪い」という考えになってしまう感じ。ヲッカナイですねぇ。 保安官のコスプレしているような若い保安官や、映画にまんま出てくるような排他的・独善的な警察官は、ギャグのよう。 ラストで雑貨屋に村の人々が集まって祭りっぽい雰囲気になりますが、あの人たちは一体ドコから出現したの?湖の向い側の家以外、どこにも民家なんてなかったのに。 主役が岸辺に捨てられてましたが、キャビンの他の死体と一緒に始末しないのは、ナゼ?発生源を特定しないのはナゼ?もしや「都会モンが持ち込んだ」ですませちゃった? 雑貨屋は感染広げるために祭りを開いたワケ?なぜこのタイミングで祭り? ‥様々な謎が残ります。まあ別に解けなくてもいいですけど。 最後に、汚染水で作ったレモネードを警察官や町の人間達が飲み、「コイツらも感染したか」と観客側の溜飲を下げたところで、汚染された水をミネラルウォーターとして出荷するトラックが発車、というのは、すごく上手かったと思います。「いつも買ってるミネラルウォーターって、ナニ入ってるかわかんないじゃん!」と、観客側をちょっとゾッとさせたのは間違いないでしょう。 ともあれ、観ている間、多少引くことはあっても退屈する事はありませんでした。「ホステル」がよかったから観てみたのですが、あっちこっち「ヲイヲイ」な箇所があるとはいえ、やはり才能の片鱗は感じられた映画でした。 怖くないし、2度は観ないけど、期待しないで観るならヨシ、です。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-03 00:31:22)(良:1票)
110.  アレキサンダー 《ネタバレ》 
壮大な‥あまりにも壮大な‥‥ホモ映画でした。。。 確かに退屈はしませんでしたが、こんなに長いのに「内容が薄い!」と感じるのはなぜなんだろ~?なんだか、戦闘シーンと宴会シーンをやたらと繰り返してたような。 内容ですが、アレキサンダーとその母親に焦点を当てすぎではないだろ~か。それがアレキサンダーがしつこく東方遠征を目指した理由なんだから仕方がないのですが、もう少し他の脇役たちの描写が欲しかったなぁ。 側近たちの謀反や謀殺へ至る心理描写があっさりしすぎていて、なんか映画としてもったいない感じ。そこら辺がもう少し描けていれば、アレキサンダーが「イヤだ!もっと先へ行くんだい!」と喚くだけの魅力のないワガママ男みたいにはならなかったのではないでしょ~か。 重要な脇役たちの人物が描かれていないためか、あれだけの距離を移動し、国を征服し、多くの人物と出会ってきたにも関わらず、アレキサンダーの他者との関わりはなんと底が浅いことか、結局は両親と恋人だけかい?という感じになってしまっている。 まあ、それだけ「英雄は孤独なものだ」「英雄は理解されないものなのだ」と言いたいのかもしれませんが、その「英雄」のアレキサンダーがまったく魅力的ではない!というのが、実は一番問題なのかも~。コリン・ファレル、金髪似合ってないし(笑) ストーリーですが、東方遠征の理由が、母親から逃げたいのが一番と、他に英雄的な生き方を信望していたとか、父親から「男らしさ」という影響を強く受けていたとか、全部子ども時代でバラされていて、謎がまったくないのもなんだかなぁ。。。 それに父親殺害のシーンを、わざわざ回想にしたのは何のためなのか?ストーリー的にはその必要はまったくなかったのでは?なんかメリハリつけたかっただけって感じ。 最後にひとつ。顔と名前が一致しないままの人物が多くて、観終わったあと、消化不良気味です‥(って、ワタシが阿呆なだけかもしれません‥。)
5点(2005-02-12 00:48:57)(良:1票)
111.  鳥(1963)
終わった時、隣で相棒くんが「えっ?これで終わり?!」とショックを受けてました。 「あ~。うん、これ、パニックものだから」と答えましたが、確かに大人になってから観たら、消化不良というか物足りないかもしれませんね。 私自身は子どもの頃にTVで観たので、「へー、外国では鳥って人を襲うんだぁ。怖いんだなぁ」という間違った知識を身に付けて終わりましたが。 今観ると、劇中の人々の反応や対策・動作がスローモーで、非常事態だってわかってるのか?とちょっとイラつきました。 「昔の人って、のんびりしていたんだなぁ」と、これも間違った知識(の様な気がします)を身に付けて終わったのでした。
5点(2004-08-10 19:51:33)(笑:1票)
112.  マイノリティ・リポート
DVDでよかったなぁ。映画館へ行ってたら、観終わった後ムッとしていたよ。 サスペンスを求めて観たので、逃げるアクションのシーンが退屈で困った。 軽めのアクション近未来物として観るなら、結構いいのではないでしょーか。小道具とか、よく考えてあるし。 しかし、サスペンスとしては無茶苦茶失敗してるだろ~。 いたるところ、穴だらけ(笑)。 あげるとキリがないので指摘しないけど、最初の設定からしてまず有り得ないのを納得させてくれないまま、ずんずんストーリーが進んでいってしまうのは、手抜きなのか・観客をなめとるのか・ふざけてるのかどれなんだ。 ラストも無難にキレイにまとめてくれて、ああ、これは映画をなめとるのかな~と。 楽しく小物に凝ってるうちに、全体が見えなくなっちゃったのかな。だとしたら、基本が間違っとるよ~。 結局、スピルバーグはなにをしたかったんだろ?金儲け?
5点(2004-07-16 00:23:19)
113.  天国の門
頑張って観たなぁ、と自分で自分を褒めてあげたいです!クリストファー・ウォーケンが観たくて頑張りました。ミッキー・ロークなんてホントに出てた?ごめんなさい、覚えてないです!非常に力が入った作品なのは理解できます。が、何と言っても長すぎです!!もしもあと1時間短かったら、きっともっと多くの人が観るのではないでしょうか。もったいないな。
5点(2004-05-24 23:07:44)
114.  キル・ビル Vol.2
エル・ドライバーは実は男でオカマで‥‥というオチを期待していたのは、私だけだったのでしょうか。ダリル・ハンナが男にしか見えなくって大変困りました。 ビルの語りは長すぎて眠りそうになりました。殺し屋の生き方を熱く洒落っ気たっぷりに語りたいタラ監督の好みはわかるのですが、殺し屋とスーパーヒーローを一緒くたにされた時点で、私の頭に「?」マークが。大体なぁ、愛(ビル)の為に殺しをしてきて、妊娠したら子どもは闇世界とは違うところで生きて欲しいって、そんなの、ムシがいいだろ!ビルと二人で立派な殺し屋に育てろっつーの!と、ブライドに全く共感できず困りました。 余計なシーンも多々あって中だるみしていたので、1もいらんアニメ等をカットして、1本の映画として上映した方がよかったと思います。1に比べて平坦に流れていったので、イマイチでした。ちょっとガッカリ。
5点(2004-05-24 17:35:11)
115.  ザ・リング
怖くなかった。もちろん、リメイクだから先がわからない怖さがないってのもあるでしょう。でもでも、全然貞子‥じゃない、サマラが怖くないんですけど~。死ぬ前は可愛いフツーの女の子だし、死んでからは瞬間移動して追っかけてくるし(笑)。向こうは幽霊も活動的でデジタルだよなぁ。曖昧さがなくて輪郭がハッキリしすぎの幽霊や呪いって、ど~なんでしょう?アメリカのユーレイものって、結局モンスターが人を追っかけて殺す話になっちゃう。笑えこそすれ恐怖はなかった。唯一日本版より怖かったのは、みなさんの死に顔です。さすがに特殊メイク技術はスバラシイ。
5点(2003-12-14 00:32:11)
116.  マトリックス リローデッド
途中で何度DVDを早送りしようとした事か‥‥ いらないエピソードが多すぎなんじゃないでしょうか。まだ3を観てないのだけど、全2作でOKなのでは?!と思うくらい、いらんエピソードが多かった。 映像がいい!と聞いて期待したのもマズかったか。やや期待ハズレ。悪くはないんですが。 たぶん、「こーゆうカッコいいの観たかったんだ!求めてたんだ!」という人もたくさんいると思う(だからこそのヒット)。でも、ワタクシにはどーやら合わなかったようデス。ワタクシが映画に求めている物がひとっつも入ってナイ…というのは、言い過ぎか。 でなワケで、映像は8点、ストーリーでマイナス3、この点数で。 
[DVD(字幕)] 5点(2003-11-24 20:00:20)
117.  ターミネーター3
T1~2で出来上がっているストーリーの流れからはずれないように、シナリオ作りを頑張りましたね。パチパチ。しかしそのやり方だと、とーぜん前作は越えられない。それでも続編を作るのは、シュワちゃんにまだ需要があるから?でも彼がオールヌードで登場した時に「待ってました!」と思った観客が一体どのくらいいるのやら。 ただ、ストーリーはイマイチですが、アクションや展開の工夫が結構よくて、最後まで飽きさせません。頑張ってますね。 ラストは合格!ああならなくっちゃ、出来すぎだし不自然を感じたと思う。なので映画の出来としては、平均点は行っているのでは? でも、平均点を目指した映画だったら、作らないほうがよかったかも。2作目がよかっただけに、3に期待した人はきっとガッカリしたのじゃないかな~。 あと、キャスティングに文句を言いたい。ターミネーター役の二人にお金を使いすぎて、人間役ケチった!?って感じが…。ジョンは追っ手から逃れるため、顔をぶさいくに整形したという設定か?!アクション映画なんだから、主役のビジュアルにこだわりをお願いします…。
[映画館(字幕)] 5点(2003-08-12 23:05:08)
118.  ハロウィン(2018)
この作品、別の映画の続編だったんですね!な・る・ほ・ど…。  それを知って観ていたら、もう少し評価が上がったかもしれません。 序盤の殺人鬼の描写や殺人鬼を迎え撃つ気満々の女性等など、匂わせというか勿体ぶった設定だなぁ…と思ったエピソードは、制作側からの「その後の皆さんです」という紹介だったわけですね。なるほど。  まあそれでも、話の展開がすべてお約束通りで意外性はゼロ、しかもその「お約束を丁寧に丁寧に」作っているので、途中で退屈しました。それは続編であろうとなかろうと、この作品の最大の欠点だと思います。 お約束以外の部分がまったくなく、かろうじてクライマックスでヒロインの母(おばあちゃんの娘)が殺人鬼をだます部分だけは、「おっ」と思いました。でも本当にそれだけ。  料理とかと違って、定石を丁寧に作ったからって映画のクオリティは上がらないんですねぇ。そりゃそうか。  殺人鬼を迎え撃つおばあちゃん(というには若くて壮健)にもっと寄り添ったストーリー展開だったらよかったのかも。十代のヒロインはお約束通り泣き叫んで逃げるだけの役で、おばあちゃんを信じない母親は何もしないし、普通に殺人鬼に人が殺されていくだけでストーリーに工夫も意外性もないしさ、見るのが面倒くさくなっちゃいましたよ。  制作側は楽しく作ったのかもしれませんが、観客あっての映画ですから、もう少し観る側のことを考えた映画作りをしてほしかったです。
[インターネット(吹替)] 4点(2022-03-19 14:55:34)
119.  アス
自分だけじゃなく、家族まるごとドッペルゲンガーという発想はよかった。家の外で、手をつないでじっと動かない影になっているドッペルたちのシーンが一番怖かった。動き出してからは、普通のホラーになってしまったが。  子どもみたいにはしゃいで緊急時もジョークを飛ばすばかりの父親には、かなーりイライラした。よく妻も子どもたちもつきあってやるもんだ…愛だね。 まあ強い妻がいるから、夫も子どもでいられるんだろう。子どもたちも反面教師でしっかりするし、観てるこっちはイラつくけど、いい父親なんだろう。  主役一家のドッペルたちは、他の家族のドッペルみたいにサクッと殺さないから反撃されて逆襲されてしまう。主役一家が助かるためには仕方がない演出だが、それも度を過ぎていて不自然だ。 そして、ドッペルさんが種明しをした時点で、あまりの荒唐無稽さに、苦笑。盛り上がりを前に、気持ちが冷めてしまったよ…。  色々と言いたい事があるのはわかる。テーマを打ち出したい気持ちもわかる。でも観客をしらけさせちゃあ、映画としては失敗じゃないのかな。 ここまでくると、ラストの捻りも、想定内だしどーでもいい感じがした。  主役一家たちのキャラクターは立っているし、それぞれの関係性もファミリーの会話もすごくしっかり描いている。細部は非常に凝っているけど、全体のバランスがかなり悪くなってしまった、という感じかな。脚本がもう少し自然だったらよかったのに、残念です。
[インターネット(吹替)] 4点(2020-06-29 14:01:28)
120.  監禁/レディ・ベンジェンス 《ネタバレ》 
復讐というより、自分と同じように拉致&監禁されている被害女性たちを救い出そうとするストーリー。  女性たちを助けて回るうちに、犯人グループの男どもと遭遇して殺し合いになったりするが、まったくの不可抗力で問題を感じない。 むしろ、犯人がヒロインを脅したり憐れみを誘ったり取引を持ち掛けてくるのに対し、「もっと冷酷になれ!自分がされたことを忘れるな!殺されるぞ!」と、人間的なヒロインをもどかしく思ってしまった。  そうして、最初はいちいち動揺していたヒロインだが、徐々に殺しをためらわなくなっていく。というか、そうならないと犯人グループに殺されるのがわかっているので、強くならざるを得ないのだ。  それにしても、銃を突きつけられた犯人たちは、口をそろえて「悪気はなかった」と言うのだが、それが弁解になるとでも思っているのだろうか。 「悪気がなければ何をしてもいい」と、どこかで教わったのだろうか。 「お前らに悪気があろうとなかろうと、関係ない。自分のした事の結果を引き受けろ」と言って一発お見舞いしたいくらい、非常に耳障りだった。  ストーリーの要所要所に、拉致以前の、恋人とデートを楽しむヒロインの平穏な回想のムービーが挟まれる。これにはどういう意味があるのか、彼女の変わりようを描いているのか、何かを示唆しているのか考えていたら、オチはああやっぱり、でした。 まあそれは、大したオチじゃないので、いいとして。  ラスト、犯人の一人を殺さず、彼の家族のいる家に返し、去っていくヒロイン。 そこにまたフラッシュバックのような回想が入る。最後の回想。 彼の捨て台詞。ヒロインから大切な存在を奪い取り、言い放った決して許せない言葉。  その言葉を思い出し、ヒロインは彼の家に帰る。 彼を殺すために、だろう。 それは正解だ。野放しにしたら、また同じことをする男であることは、わかりきっているのだから。  ヒロインは、犯人を殺したらさっさと逃げるのだろうか。 それとも、彼の妻と娘をも殺してしまうだろうか。  それはわからないまま終わるのだが、そこでこの作品のタイトルを思い出す。 レディ・ベンジェンス、原題BOUND TO VENGEANCE、要するに『復讐』、『復讐への束縛』だ。  誰のための復讐だったのか、自分だけの復讐ではなかったことが、最後の回想からわかる。 復讐に縛られた彼女は、きっと彼の家族を彼の目の前で殺すのだろう。 そう予感させて、作品は終わる。  拉致されレイプされ監禁されるという残酷な描写もなかったし、無実の第三者の死もわざと描かない。 そういう抑えた表現が、この作品の持ち味だ。(犯人たちはいっぱい死ぬけど) 好みは別れると思うが、残酷描写を売りにした作品でない事は確かです。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-06-17 21:11:43)
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