101. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
《ネタバレ》 死の砂漠を脱出せよ??? こんなサブタイトルあったっけ? 日本向けだけのタイトルなのかな? イメージ全然違うじゃん(笑) まあ、いいや。 期待せずに観たので、かなり楽しめた。 ストーリーはそりゃあもう全編御都合主義が溢れかえっているし(笑)、主人公には圧倒的に重要であるはずの装甲船探索が「おまけ」に追いやられてしまってる本末転倒っぷりですが(笑)、それでも楽しめたのは、見せ方のうまさなんでしょうかね? ストーリー展開の程よいスピード感が心地いいし、ノリやオバカさのサジ加減もなかなか。 最初結構シリアスに観てたんだけど、途中で「単純に楽しめばいいんだな」って気持ちを切り替えてからは、かなり楽しめた。 難しいこと考えずに、気楽に観るべし(笑) [DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 03:21:58)(良:1票) |
102. 夜の大捜査線
《ネタバレ》 なるほど。 素晴らしい切り口ですな。 犯罪捜査的側面はいっそバッサリ捨てて鑑賞した方がわかりやすいのかも。 署長とバージルが町の大物の家を訪ねていって大物の横っ面をはたき返すってシーンは、犯罪捜査的側面から見れば全く不要だけれど、署長の心境の変化の「始まり」を象徴する為に重要なシーンなわけですな。 俺自身、合衆国(全世界かな?)における黒人差別の本質を理解できているわけではないけれど、この南部地域の住民達に刷り込まれた(というかヘバリツイタ)意識や慣習の中で淡々と戦い続けていく主人公バージルの強さには頭が下がったし、バージルと署長との絶妙な距離感の変化にはなんとも穏やかな昂揚感を感じた。 素晴らしい切り口だと思う。 ただ、やっぱり「犯罪捜査を通して」っていう「この映画を見せる為の筋立て」が弱いんだよね。 「白人警官 対 黒人警官」って図式でみると、署長があまりにも愚鈍すぎる。 署長にももっと力量があって、なおかつバージルがその上を行く。。。そういう高いレベルでの競い合いの中で、お互いがお互いを見つめなおしていく。みたいな見せ方だともっと引き込まれたと思うんだけどなぁ。。。 まあ、「人種的に優位にいるという意識(妄想)の上にアグラをかいている白人」より「数々の辛酸を舐めながらも自らの信念を曲げずに戦っている黒人」の方が優れていた。という見せ方にしたんだね。 この方が意図が伝わりやすいのかもしれないなぁ。。。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-14 01:20:17) |
103. アウトブレイク
《ネタバレ》 設定は現実味があって、かなり怖かった。 ちょっと御都合主義的ではあるけれど、ハラハラドキドキの展開で、サクッと爽快感があっていいのでは? って、本来それじゃイカンような気がするのだが(笑) [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-13 05:32:05) |
104. ビバリーヒルズ・コップ
《ネタバレ》 ノリの良さでぐいぐい押していく本作。 だから、どうした?ってところなんでしょうけど(笑)、とにかくスカッと楽しませてくれます。 安心して楽しめるエンターテインメント。 良作^^ [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-09 02:13:48) |
105. 恋におちて
《ネタバレ》 肉欲の上に立脚しない不倫か。。。 「なぜ抱かないんだ、ばか!」 ここがこの映画の深みですかね。 [映画館(字幕)] 7点(2006-05-07 20:16:02) |
106. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 「だからどうしろ」とか「こうあるべき」とかではないし、ストーリーとしてもハッキリとした結論を出しているわけではない。 つまりは一ファミリーの紆余曲折をただ「描いてある」だけのドラマです。 子供が割と聞き分けよかったパターンのね。 特に伝えたいことがあるわけではないし、社会に対する提言をしてたりするわけでもないんでしょう。 でも、心に響くシーンがいっぱいありますね。 みんなそれぞれの想いを抱えて頑張ってんだ、俺も頑張ろうって思えます。 父性だって母性に負けない親心です。 でも、それよりも。。。「この子に何をしてあげられるか」ってことより、ドタバタでいっぱい失敗したって「そばにいるということで育まれる愛情」が、親も子供も大きくさせるんだと。 そういうことを教えてくれる映画です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-07 16:37:39) |
107. ブラック・レイン
《ネタバレ》 ハリウッド映画に日本のトップ俳優達が大挙出演してる嬉しさはあるんですが、ストーリーとしてはそこそこな感じ。 まあ、6点ってとこなんだけど。 それよりも、「はっちゃけて出しゃばって文句ばっかり垂れて無茶やり放題のNY市警官」と「寡黙に規律正しく与えられた仕事を実直にこなす大阪府警官」という対比が面白かった。 エンターテインメント的に見れば前者の方がカッコイイんだろうし映画にもしやすいんだろうけど、ほんとに力量ある役者がやったら圧倒的に後者の方がカッコイイ。 日本的美意識の素晴らしさを実感させてくれたのが痛快。 松田優作や健さんの眼力、シブ味、凄み。。。M・ダグラスなんて目じゃないね。 健さんのカタカナ英語がめちゃかっこよかった! [DVD(字幕)] 7点(2006-05-05 23:15:26) |
108. ダーティ・ダンシング
ジェニファー=グレイのキュートさ と パトリック=スウェイジが踊れるという驚き に、この点数。 ストーリー的には。。。んーと。。。「期待せずに観れば十分納得」という感じでしょうか。 俺的には、思ったよりカタルシスが弱いのでもう一押し欲しいかも。。。 いい映画ですけどね^^ [DVD(字幕)] 7点(2006-04-15 10:41:45) |
109. 史上最大の作戦
《ネタバレ》 凄い映像だなぁ。。。 同じノルマンディ上陸作戦でいえば、「プライベートライアン」の方が悲痛度は上だけど、スケールは圧倒的にこっちの方が上。 「史上最大の作戦」と邦題にしたのも頷ける。 出演は豪華だけど、史実ものとしての立場からヒーローは存在せず、全員あくまで一兵士のポジションを貫いてある。 ヘンリー=フォンダなんか使っていながら、ホッタラカシだもんね(笑) 映画として面白いかと問われると、軸になるストーリーがあるわけではないのでそんなに面白いわけではない。 ともすれば各エピソードがバラバラに空中分解してしまいそうな危うさもある。 けれど、ドイツ軍幹部達の憤りの部分なんかはなかなかよかったし、イギリス軍のバグパイプの音色は昂揚感があった。 「ヤツは死に、俺は動けず、君は道に迷う。 どうやらこれが戦争らしい」のメッセージは秀逸だし。 しかし、アレですね。 こういうヨーロッパ戦線ものでいつも思うのが、どっちが連合国軍でどっちが枢軸国軍か見分けがつかないのが苛立たしいところ(^^; 軍服なんかは「史実に基づいて」るんだろうけど、どっちも西欧人だから分かりにくい(笑) アメリカ映画で使う「映画の中の電話番号は555から」みたいな、製作側と観客側との「約束ごと」みたいな形で、うまく区別できる表現方法があるといいのにね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-17 02:43:31) |
110. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 なるほど、尊厳死ですか。 まさに「アカデミー賞」向けの映画ですねぇ。 「死んじゃダメ」「殺しちゃダメ」なんて、そんな軽々し過ぎる言葉、言えるわけがない。 そんなんじゃクリント=イーストウッドがわざわざ映画にしたりしないよね。 俺自身、「死ぬのは逃げ」だとは常々思っているけど、でも、人なんて、その状況に置かれないと分からないよ。 例えば、「全身麻痺」で、「自分の身体が少しずつ壊死して切り取られていくだけの状況」で、「誰からも惜しまれることもなく」。。。そして、「自分がそれまでの人生に満足している」のだとしたら。 本人に「生死の選択を与える」ことは許されてもいいんじゃないかと。 そういう問題提起なわけだ。 鴎外の「高瀬舟」を思いながら観ていた。 ずしんときました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-22 17:24:25) |
111. 刑事ジョン・ブック/目撃者
あれ? これってサスペンスじゃないんですね? 期待したのとちがった(^^; でも、面白かったですよ^^ この映画で、アーミッシュって部族の存在を初めて知ったわけですが(笑)、素敵な生活をしてるんだなぁと思う反面、現代的生活者の(ジョンを含む)我々との間にはやっぱり簡単には埋められない深ーい溝があるんだなぁ。 ラストシーンがなんとも切なくて素敵ですね^^ [DVD(字幕)] 7点(2005-12-31 20:13:07) |
112. 猿の惑星
いやぁ、衝撃でしたねぇ。 ラストのオチ。 なんか、凄く怖かった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-20 01:22:19) |
113. 巴里のアメリカ人
狂気とも思えるほどの情熱を「これでもか!」と叩き込んだラストのダンスがとにかく圧巻。 ストーリーは。。。うーん、痛快度がちと弱いなぁ。。。まあ、この際どうでもいいかなっ(笑) [DVD(字幕)] 7点(2005-12-18 00:21:27) |
114. 華氏911
うーん。。。どうでしょう。 プロパガンダではありますな。 ただまあ、キナ臭いと思う人物のキナ臭い部分を的確にエグって見せてくれる。 「キナ臭い」の説得力ある表現方法を授けてくれるってことには価値があるかと。 死んでいった人達への冒涜だけはしませんが、アメリカ人って「死に近い場所にいる」ことを軽視する傾向がある国民だと感じる。 やっぱり本土への侵攻をうけた経験のない国だからだろうか。 そんなことを考えながら観てた。 「この映画だけが真実ではない」。 そのバランスの上で観たい。 製作者の立ち位置が偏っている分を差し引いて俯瞰してください。 ただ、傍観者にはならないでください。 それが俺の立ち位置です。 [DVD(吹替)] 7点(2005-12-04 22:04:11) |
115. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 やっと観た(笑) 20年前から気になって気になって、でも観るチャンスを逃してたんですよね、この映画。 このサイトで8点台っつったら名作の部類じゃないですか? 背中を押された気がして、遂に観ることになりました(笑) ちょっと期待しすぎちゃったかなぁ。 面白いとは思うけど、もうヒト押し欲しいところ。 上映時間1時間40分ですか。。。 もうちょっと尺を使って、各エピソードを掘り下げて欲しいな。 「溜め」が足りないから「いきなり感」があるんですよね。 「死んだ」「乗り移った」「恋に落ちた」「チームを買い取った」「試合に出た」「勝った」って、サクサク進みすぎな感じ。 カタルシスが弱い。 そこが惜しい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 16:51:54) |
116. チャップリンの黄金狂時代
チャップリンってことで、まずは否応なしに名作なわけなんですけどね(笑) それをやってちゃフルマークになっちゃいそうなんで(^^; こいつは7点。 まあ、そこそこの面白さです。 でも、こういうドタバタコントってチャップリンがこの時代に全部やっちゃってるんだよなぁ。。。改めてすごいなぁ。。。と。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-27 00:56:34)(笑:1票) |
117. フレンチ・キス
たまたま隣に乗り合わせた人とこんな風に一緒に動き回るかなぁ? とか、そういうのはいいんですわ(笑 ケビン=クラインに「ペチャパイで子供っぽい女」と言われてしまうメグ=ライアンが可愛くて愛おしい♪ ジャン=レノとのツーショットもなかなかインパクトありましたねぇ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-22 00:18:12) |
118. ライトスタッフ
燃える系を期待して観てしまった(^^; いや、もう重厚に進行する。 ど派手な映像を期待せずに、じっくり腰を据えてみるべし。 さすればこの映画の素晴らしさが伝わるであろう。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-21 23:53:14) |
119. マネキン
とにかくヒロインが美しい! あんなマネキンなら、恋しちゃうかもよ、まじで! [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-21 22:36:27) |
120. 飛べ!フェニックス
これリメイクされたんですよね? いや、子供のころ、妙にハマりましたねぇ。 羽根にぶら下がった状態で飛行するってのがギリギリ感を演出してくれました。 久しぶりにまた観たいな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-20 00:55:49) |