101. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 タイトルからしてありふれたSFパニックものと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。 これほどまでに命の大切さが存分に伝わってくる作品だったとは、意外や意外です。 大切な若き命を運ぶためのまさに命を懸けたリレー…主人公の最期のシーンは単純に胸を打たれました。 ただし、これほど若き命の大切さがクローズアップされたのは「子供が生まれない」という設定があればこそ。 その設定自体がちょっと無理矢理だったところが本作の欠陥だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2014-01-26 23:11:54) |
102. 羊たちの沈黙
レクター博士とクラリスの対峙シーンに尽きると思います。 怖いもの見たさに何年かおきに見てしまうのですが、何度見てもこの油断したら心を持ってかれそうな目が怖い。 そして、何度見ても個人的にはこのシーンがピークです。 今回見て気づきましたがジョディ・フォスターが綺麗。昔見たときはそうは感じませんでしたが。 当時の彼女の年齢を超えたせいですかね…まったく本編と関係なくてスミマセン(^^; [DVD(字幕)] 7点(2013-12-31 14:55:07)(良:1票) |
103. レオン(1994)
《ネタバレ》 只者ではない殺し屋と只者ではない少女という奇妙な組み合わせという個性的なキャラクターが登場する一方、ストーリーの展開自体はオーソドックスでわかりやすかったです。 個人的にはおじさんと少女の純愛というテーマに抵抗感はありましたが、元々結びつきようもないものだけにラストも結びつかずに終わって予想通りといったところです。 ただ、お約束的とはいえ最期の一連の流れはドラマチック。撃たれて倒れるシーンの切なさには涙ものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-26 21:36:35) |
104. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 エピローグがすべてと言っても過言ではないと思いました。 道中これといった出来事が起こるわけではなく、これだけなら単なる青少年向け映画だと思います。 ところがラストわずか5分が作品全体の印象をガラリと変えました。これは30代40代になってから見るのが味わい深いかもしれません。 「エピローグ→エンディング」の流れは10回ほど繰り返し見てしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-22 19:58:01) |
105. 荒野の七人
「七人の侍」をファンタジー仕立てにしたような感じでした。 キャラクターがわかりやすいし何と言ってもカッコいい。 全然深くはないのですが、アクション作品としてとても楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-05 21:15:01)(良:1票) |
106. アイアンマン
最初3分の1のアイアンマン誕生ストーリーが新鮮でインパクトがありました。 反対に言えばここがピーク。 その後はこういうヒーローもののお約束的展開なだけにちょっとダレました。 何とか主人公のキャラクターのおかげで飽きずに見れたように思います。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-20 21:55:03) |
107. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 なんてゴツゴツしたムサ苦しい作品か。 ラスト15分だけでもワクワクできる。 とにかく4人の生命力がすごいんだぜぃ~ ガンガンガンガン銃弾受けてんのに延々と反撃してんだぜぃ~ ワイルドだろぉ? 花の金曜日(死語)にこんな映画借りて見ちゃったぜぃ~♪ 最期の決闘シーン4回も繰り返し見ちゃったぜぃ~ ワイルドだろぉ? [DVD(字幕)] 7点(2013-09-20 21:53:15) |
108. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 これまでのスタートレックはまったくの未見で予備知識なしでした。 このため、冒頭から敵の攻撃の背景がわからず戸惑ってしまいました。 そして、その原因が逆恨みということを知ってビックリ仰天。 たかだか逆恨みで、宇宙空間を舞台とした時空を飛び越えるほどの壮大な大喧嘩!になるとは、もはやスケールが小さいんだか大きいんだか・・・ 印象的だったのは、主人公がとにかく”崖っぷち”に強い! [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-09-16 21:58:20)(笑:1票) |
109. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 星が滅ぶというのに反逆者を処刑せず、彼らだけ安全なところに閉じ込めておいたのは何故か? という本作の基礎的な部分を否定するような素朴な疑問が序盤から頭をよぎりました。 しかし、そんなことを忘れるほどに映像やらアクションやら話の展開やらが凄い、速い、くどい! スーパーマンの戦うシーンはもちろん、巨大竜巻とか超高層ビル倒壊とか、もはやスーパーマン関係ないところまで凄い。 ドカーン!、ズドドドド!、ゴゴゴー!と、とにかく盛りだくさんに凄い! とうとう人工衛星破壊まできたときには呆気にとられてしまい、もうどうにでもなれ!と若干失笑気味でしたが、これだけトッ散らかしといてトドメがあんな感じだったのには若干和み(?)ました。 リアル・スーパーマンのような雰囲気を醸し出しつつも、実際はかなり漫画チックな都合のいいことだらけで突っ込みどころは結構あったと思います。 しかし、史上最強クラスのドンチャン騒ぎがすべて脳裏から消し飛ばしてしまいました。 そんな中で、(地球での)両親には随所で場を落ち着けてくれる安心感がありました。 さすがベテラン豪華キャスト。 個人的には竜巻遭遇での父親のラストシーンが気に入ってます、なんとなくコスナーっぽくて。 さすがに鑑賞後はおなかいっぱいで、もう一度見るのはちょっとためらってしまうような思いですが、ほぼ全編通してシリアスな展開により、主人公に限らず多くの登場人物が抱える「苦悩」は伝わってきました。 これほどのド迫力映像の連続だけで基礎点7点くらいあると思いますが、ここからの上乗せは今回はちょっと微妙。 プラスアルファは、続編に期待します。 [映画館(吹替)] 7点(2013-09-04 16:17:39)(良:1票) |
110. グッドフェローズ
ほんの数秒後に殺されるかもしれない。一体誰を信じればいいのか?・・・こんな状況に身をおいたらやってられません。 物静かなマフィア映画なんですが、たんたんと進む中にかえってリアリティある怖さを感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-11 17:27:38) |
111. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 正直言って何の共感もわかないし、訴えようとしていることとか理念云々とか興味ありません。 ただ、作品として面白かったです。 陽気な泥棒から狂気じみた殺人者へと堕ちていく描写はスリリングでしたし、何といっても有名なラストシーンはゾクゾクしました。 甘っちょろい作品だと、撃たれた2人が最期に手を取り合って息絶える・・・なんてシーンになり勝ちですが、2人の亡骸すら映さない終わり方は意外や意外。 この割り切った終わり方に座布団一枚! 所詮は凶悪犯罪者なんだからこれくらい邪険に扱っていいと思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-05 23:02:21)(良:1票) |
112. 禁断の惑星
《ネタバレ》 50年以上前の典型的な「SF!」って感じの造形がいいですね~♪ それでいて古臭さがあまりない。 怪物の正体のアイディアも良かったです。 安易なエイリアンを出すより全然いいし、むしろ現代的にさえ思えます。 無駄なシーンが多かったり(あっ、ヒロインは無駄なシーンではないですよ。念のため^^:)、その半面ラストが異様にあっさりしていたり・・・と気になることもありましたが、それらを補って余りある内容でした。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-04 23:23:43) |
113. 人生の特等席
《ネタバレ》 メジャーリーグが好きということもあるのでちょっと贔屓目になってしましますが、ベタな安心感のある内容にホッとしました。 最後にピーナッツ屋を発掘したあたりなんかは唐突すぎた感もありましたが、途中気になってた「伏線」も回収したしヤレヤレです(^^; 「グラントリノ」で一応の節目を迎え、すっかり牙の抜けた(?)頑固おやじイーストウッドの晩年のあがき作品としては丁度いいと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-04 22:43:00) |
114. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 動物たち、家族愛、イケメンパパ、なぜか綺麗な女性飼育員・・・・・・印象が悪くなるわけありません。反則だろ~~~!(^^;) どん底の暗さはなかったので全体のメリハリには欠けましたが、たまには殺伐とした現実から離れ、こんな「フィクション」に浸るのも悪くありません。 実話があるようですが、飼育員がスカーレット・ヨハンソンの時点で私にとっては十分「どフィクション」です(^^; [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-04-27 21:20:17) |
115. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ここまでやるかの絶望感漂う前半はよかったです。 不可侵と思われていた武器庫まで襲われるとは・・・ Mキャラバットマンが際立ってゾクゾクしました。 後半は失速。群衆にまみれて普通に殴り合いは、らしくない。やはりバッドマンは陰でひっそりが似合うと思います。 また、黒幕に意外性はあったものの、強烈な印象はなく、反対にベインのインパクトを消してしまいました。 スーパーボウル?の最中に爆破するあたりでは「ベインは映画史上最凶か?」の予感もあったのですが、最後にキャットの横やり一発でお陀仏には拍子抜けです。 結末にしても、あれだけ煽られた民衆の顛末は置き去りで、沖上彼方の原爆爆発がすべて吹っ飛ばして有耶無耶にしてしまった感があります。 もちろんこれらは作品自体がハイレベルなうえでの注文にすぎません。 シリーズ全体を通して楽しめました。 名声に胡坐をかくことなく、ノーラン監督には次もインパクトある作品を期待しています。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-05 19:12:48)(良:1票) |
116. フェイス/オフ
《ネタバレ》 クライマックスに持ってきてもいいような冒頭のアクションシーンは見応え抜群。 顔を入れ替えたトラボルタが現れたときの絶望感の描写には背筋がゾクゾク。 その後もこれでもかという銃撃戦に、人間ドラマ・・・そして飛び交う個性派俳優2人の顔面(^^; 残念だったのは、アーチャー、キャスター、サーシャらが拳銃を突きつけあった緊張感あるシーンから決着がつくまでちょっと引っ張りすぎたことです。 アクションを盛りたかったのかもしれませんが、ちょっと詰め込みすぎではないでしょうか。 これだけ盛りだくさんだと、さすがに見終わった後の疲労感が半端ないです(^^; いや~疲れるおとぎ話だった・・・ [DVD(字幕)] 7点(2012-12-22 20:16:12)(良:1票) |
117. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 異星人が攻めてくるという壮大なテーマに迫力の映像、そして無駄に色を添えるヒロイン・・・などなど、色々揃っている割に退屈!と感じた前半。 たくさん詰め込んであるわりにはテンポが悪いように思いました。 異星人も、登場したときの圧倒的なスケールの割に、尻すぼみ的にけっこう弱く、まさに「出オチ」。 シールドによる「金網デスマッチ」状態は、相手の数を考えたらいいハンデでした。 とはいえ、これがたくさん攻めてきたらひとたまりもないわけで不安は残るのですが、それには触れず終い… と油断していたらエンディング後にそりゃないよ(^^; 良かった点は、相手が人類より圧倒的ではない程度に上のレベルということで、若干の新鮮味があったことです。 バトルの壮絶さや、悲壮感といったリアリティを期待したら大駄作… 一つ一つのイベントはノリが相当軽いです。 、、、と、ここまで酷評してきましたが、個人的には非常に良かったです(疲れていて小難しいのはNGな体調だったからだと思いますが)。 細かいことは気にせず、娯楽ものとして見れば、けっこう面白いと思います。 ほんと浅い!昔のロボットアニメを実写化したようなノリ。 浅いとくれば浅野さんですが、彼が出ていることで贔屓目に見ていることも当然あります。 あ、もちろん浅野さんの演技が浅いわけじゃないですよ(念のため)。 余談ですが、浅野さんが予想以上においしい扱いだったことにビックリでした。インセプションの謙さん程度かなと思っていたのですが、バリバリの準主役級ですね。 ラストに記念撮影シーンなんかを持ってきたりして余韻に浸れましたし、痒い所に手が届く監督さんだな~と思いました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-11-23 14:45:58) |
118. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
前作はイメージのギャップに面食らってしまい、”ポカーン”としてまともな感想がありませんでした。 今回は落ち着いて見れましたが、これはこれでアリなんじゃないでしょうか。 たしかにシャーロック・ホームズというよりは、ルパン三世のようなドタバタさ加減なんですが、先入観を取っ払ってみるとこれはこれで面白い。 アクション映像だけとってもなかなかのものだったと思います。 おそらく続編ありきだと思いますが、ここでどんな新趣向をもってくるか勝負の分かれ目だと思います。 このアクション押しだけだとちょっと厳しいでしょうかね・・・ 個性的で憎めないキャラクターなので、息の長いシリーズ化も悪くないような気がします。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-09-30 22:22:51) |
119. 閉ざされた森
酷い作品だ! オチがわかると無意味になる作品は多いけど、その代表みたいな作品だね! とにかく知らないで見るしかない、ラストの雰囲気含めて。 とりあえず話の辻褄合わせとけりゃO.K.ってとこなのか? (というより辻褄合ってんの?) こういうのご都合主義って言うんじゃないのかな? 信憑性がない供述を映像にしたって意味なんかあるの? 時間の無駄じゃない? そもそもトラボルタが初めから胡散臭いし。 ・・・・・・・ ・・・・・・・ でも、こういうの、嫌いじゃないぜ! d(^_^) [DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 18:26:38) |
120. 真実の行方
《ネタバレ》 弁護士にとっては「真実が何か?」ということより、依頼人が勝てばそれでいいのかもしれません。 そういった意味では、負けはしなかったが、勝つことはできなかったわけです。 そういった裁判のドロドロした描写が面白かったのですが、個人的には作品の理念から離れて、単純にリチャード・ギアがカッコよく終われるかに関心がありました。 それだけに最後のあのオチは見抜いていてほしかったです。 被告人役エドワード・ノートンの表情があまりにも一癖あるので、ラストの流れはある程度想像つきました。 そのうえで、リチャード・ギアが終盤に1人ビデオを見返すシーンがありましたが、そこで彼は何かに気付いていたのだと勝手に期待していました。 ところが、被告人の「一言」にようやく真相に気付く始末・・・これにはガッカリ!でした。 最後に被告人の上をいくサプライズがあってほしかった、”敏腕弁護士”なだけに・・・ 個人的に勝手にハードル上げてしまったせいで勝手にちょっと減点・・・申し訳ありません、こういう判定はは良くないですね(^^; [DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 19:57:13) |