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121.  恋をしましょう 《ネタバレ》 
演芸のえの字も知らなかった大富豪が、自分モデルの役に他人のフリをして入り込んでいく、という実に魅力的な設定。なのに、その設定を全然生かしていない。この出だしなら、実際は当の本人なのに周囲は誰もそう思っていない、という認識ギャップが笑いを巻き起こすはずなのに、そのポイントがありません。結局、身分違いの恋的な方向に収束していきますが、それならあえて最初にそう設定した意味がないですね。あと、こういった作品では、舞台制作のリアリティをきっちり出してくれないといけないのですが、稽古場で周りにいる人たちが「ただいるだけ」なので、それもありません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-20 02:38:58)
122.  かけがえのない人 《ネタバレ》 
若き日に恋愛関係にあった男女が、その後別の道を歩んで、中年になって再会して・・・となれば、もう王道ラブロマンスとして期待高まりまくりなのですが、そのレベルにはまったく達していませんでした。まず、キャスティングが失敗してますよねー、ミシェル・モナハンだけはきちんと繊細な演技をしようとしていますが、周りがそれについていけていません。あと、若き日のドーソン君はそもそも若く見えない上に、岸田森に似ているのが終始気になります。で、ドラマらしいドラマもないままに過去と現在の双方が進み、具体的にやっているのは、男女いずれもやたらと発情期のように盛っているというだけです。●唯一、挿入曲で"Sweet Jane"(それもカウボーイ・ジャンキーズのバージョン)を選んだセンスは褒めてあげたい。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-04-18 01:32:17)
123.  続・荒野の七人
とりあえず7人集めてどこかの村人を守って悪と戦う、ということ「だけ」しか考えずに作られてしまったのがよく分かる作品。肝心の7人に個性も技術もないし、しかもそのそれぞれの処理も中途半端だし。そもそも、敵からしてあまり強そうじゃないんだよな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-04-14 01:03:34)
124.  抜き射ち二挺拳銃 《ネタバレ》 
最初のところではシルバー・キッドのスタートというか背景が描かれていたはずなのに、本編に突入するとどう見ても保安官が主役になっていて、キッドはオマケ扱い。視点がぶれぶれです。そして、ヒロインっぽい女が、実は黒幕で・・・ではなくさっさとネタバレするのはある意味斬新かもしれませんが、肝心の保安官がこの女に鼻の下を伸ばしっぱなしで作戦どおり騙されまくっている(しかもラブシーンっぽいところをそこそこ真面目に撮っている)ので、マヌケなことこの上ないのです。最後に敵のアジトまで行く流れからのまとめ方も、かなり無理矢理ですね。普通にキッド大活躍、でなぜ作れなかったのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-04-13 01:33:36)
125.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
最初に見たときは、さすが2作目だけあってアクション全開!と思っていたのですが、再見するとそうでもありませんでした。もちろん、アクション比率は前作より高いのですが、それ以上に、序盤から前半から後半まで、妙にじめじめチマチマした場面が多いのです。むしろ、エピソード・ゼロに過ぎなかったはずの前作の方が、メリハリと躍動感があったという気すらしてきます。●それと、悪役がモリーナのオッサンというのは、やっぱりなあ。この役は、真面目なはずの研究者が暴走して変性した、というところがミソなのに(だからラストに意味が出てくる)、この人だと、最初からワルにしか見えず、しかも何もなくてもすでに十分強そうに見えてしまいます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-04-07 00:49:29)
126.  マンディンゴ 《ネタバレ》 
実はこの作品で一番凄いのって、美術部門の屋敷の作り方ではないかと思うのですよ。庭先は「何となく」草が濃く繁っていて、綺麗に手入れがされているとは言えないけど、荒れ放題というほどでもない。玄関先なんかも、微妙に散らかっている。そして、家の中がやたら暗いです。もうこれで、家全体に圧倒的な負のオーラが漂っていますし、崩壊の予兆を感じさせます。そしてこの時点で、あのラストは必然です。●だから、奴隷への支配や抑圧や虐待をゴリゴリ描写しても、作品がそれに溺れていない。登場人物がそれに負けないほどに立ち位置を確保して踏ん張っている。この作品が後世まで語り継がれることになった要因は、そのような制作側の突出したセンスの鋭さにあったのではないかと感じています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-06 00:54:07)
127.  アメイジング・ジャーニー 神の小屋より 《ネタバレ》 
家族と平和に暮らしていた父親が、ある日末娘を殺害され・・・というハードな出だし。ところが中盤から、怒濤の宗教映画に突入します。いえ、声高に教義をどうのこうの言うことはないのですが、何気ない会話の一つ一つに、何とも言えない重みがあります。ここでは、人の好い小母さんにしか見えないオクタヴィア・スペンサーが「神」というのも凄いし、軽そうな明るい兄ちゃんが実はイエス・キリストというのも面白すぎます。そして、小屋の3人組に巻き込まれていくうちに、いつしか「赦し」という壮大なテーマが突きつけられます。そして映画はそこから逃げません。まるでその壁をよじ登る主人公に同行するかのように、一歩一歩丁寧に進んでいきます。だから、そこからまとめ上げるラストにも説得力があります。●ところで、後でどうにも気になったんですが・・・主人公の幼少時、近所の小母さんらしき人から「教会に行きなさい」と勧められますが、これ、オクタヴィアでしたよね?ということは、あれも実は「神」だったということでしょうか?神は意識しなくてもいつも身近にいますよ、というメッセージでしょうか?だとすると、それを後で「あなたは、あのときの・・・」などといちいちつなげないのが凄いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-06 00:50:55)
128.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
例えば、部屋に戻ったときにスパイダーマン姿の状態を見つかりそうになって、次の瞬間、天井とか、外のバルコニー下とかに隠れている。あるいは、導入部のいじめっ子との喧嘩で、突然、相手の動きがゆっくりに見える。こういう、何かの発想が存在する部分をもっと見たいと思うわけです。ビル街を飛び回るのはそれはそれで視覚的に面白いけど、そればっかりだと飽きてきます。●再見して、実は脚本が結構丁寧であることに気づきました。このような誕生秘話は前置きで重たくなりがちなのですが、その辺も手際よく済まされている。また、あくまでも一般人視点を確保しているピーター、実はさりげなく物語のアクセントとして機能しているハリーなどの造形にも気が遣われていますし、ノーマンの会社のどうのこうのには深く突っ込んでいない(というか途中からは見切っている)のも良い。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-04-06 00:35:00)
129.  マンハッタン物語 《ネタバレ》 
最初のところでマックイーンが性格も行動もいい加減なニート風の体で登場します。そのうちどこかで見せ場がとか、何かぱりっと変化してとか思いながら見ていたら、まったく格好良くなりません(笑)。逆にナタリー・ウッドの方は、最初は神経質で面倒くさそうな感じだったのが、最後は綺麗になっていましたね。ですが、この作品を成り立たせているのは脇役の充実ぶりで、特に、実は一番人格的に完成されているバービーちゃんと、何も訊かない美学を心得ているマックイーンの両親は、品格の向上に大きく貢献しています。あと、ナタリーに過保護につきまとうあのオッサン、父親かと思っていたら、兄貴なの?
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-02 00:25:36)
130.  ブルース・ブラザース
一本のネタをどこまでも引っ張る発想、これでもかというくらいの体力勝負。これってドリフの笑いだったのですね。それも、どちらかといえば、コメディ・ユニットに特化する前、まさにミュージシャンズ・バンドだった頃の。そう思って見てみると、大笑いするというよりは、何かしんみりしてしまいます。むしろ子供に見せた方が、素直に大笑いするでしょうし、情操教育上も良いでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-01 00:23:41)
131.  8月の家族たち
これはもう、明らかな「詰め込みすぎ」です。これだけの豪華キャストを揃えておいて、役者の見せ場というか本領発揮場面が全然ありません。みんな揃っての食卓のシーンなどは、よくぞこの全員のスケジュールを調整したな、とは思いますが、それだけです。元は舞台劇のようなのですが、舞台ではこうしてるんだろうということは想像できても、それを切り分けしてカメラの前でやっているだけでは、意味がありません。つまり、映画としての構成なり演出がないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-03-31 00:26:54)
132.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 
志は高い作品だとは思いますが、全然深められていません。何よりも、麻薬中毒のはずの息子は、話が進んでも、お肌はピチピチ、髪はツヤツヤ、目には光があって、会話もまともに成立している。その上で、どこからクスリが始まり、そして深まっていったのかも分かりませんし、それが生活をどう(制御不可なレベルまで)蝕んでいったのかも分からない。つまり、中毒ではなく、単に趣味でクスリをやっているようにしか見えないのです。この作品は父親と息子の双方の手記を元に作られたということなのですが、手記だけを元に作ったのでは?と思ってしまいます。●ただしただし、終盤、母が息子を追う場面で炸裂するのは、アメリカン・プログレの伝説パブロフス・ドッグの"Of Once And Future Kings"!!これにはびっくり!いや、ドッグの曲が映画で使われるのって、絶対にこれまでほかにはないですよね?思わず背筋が伸びてしまいました。ここだけは10点つけたいです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-03-28 01:17:02)
133.  ミステリー・トレイン 《ネタバレ》 
三話構成のオムニバスなのですが、意外にも最初の永瀬&工藤編が一番出来が良かった。永瀬正敏のぼーっとした感じが、実はジャームッシュの雰囲気に割とはまっているのです。由緒正しいはずのスタジオがどってことない地味な外見であるくだりなど、演出も冴えています。エロシーンの工藤夕貴の無邪気な色っぽさにもぞくっとしました。●2篇目も筋としてはいい感じなのですが、ニコレッタの方がちょっと押されてたかな・・・もうちょっとカウンター的な何かが欲しいところでした。3篇目はあれこれいかにもな線を狙いすぎて、かえって収縮してしまいました。●あと、銃声が3篇を共通させているのですが、この辺はほかにもいろいろ仕込んでもよかったと思います。せっかくの同一夜同一宿宿泊という設定なのですから。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-27 20:45:10)
134.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
2分で終わる会話を7分続けてそれを延々と積み重ねて適当に前後させただけという、非常に安易な作品なのだが、ダラダラしたところがかえって妙に印象に残ってしまうという困った作品。ただし、そんなジャンクフードみたいな作品の隅々まで演出を行き渡らせる制作者の執念みたいなものは溢れており、その辺のアンバランスさが面白い。●この作品は、時系列操作の代名詞みたいに言われる事もありますが、考えてみると、大きな操作は2つしかありません(ミスター・ウルフの清掃パートを前半から最後に持っていって、その中からパンプキンとハニー・バニーの強盗パートを最初に持っていっただけ)。しかし、それだけでも魔術のように全体を彩ることができる、ということを示した点には、大きな意義があります(その中で、ヴィンセントのあっけない最期というスパイスも強烈に効いています)。
[映画館(字幕)] 7点(2023-03-25 18:47:42)
135.  ブルドッグ(2003) 《ネタバレ》 
一つ一つのシーンはそんなにつまらないとまでは思わなかったのですが、それがつながったときに全体として何かを生み出せているかというと、何もないのですよね。7年かけて捕まえた敵の旧ボスが、新ボスから侵食され、しかも主人公とは何となく味方っぽい感じになる、というのも、新たな角度を狙ったのかもしれませんが、それだけで終わってしまいました。終盤は制作側が息切れしてしまったのか、完全にぐちゃぐちゃだな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-25 00:59:33)
136.  復讐の荒野(1950) 《ネタバレ》 
父親が地主で一大ボスなのですが、その父親に娘として愛されながらも、堂々と自分の意見も通すヒロイン。そこにふらりと現れる、格好良いながらも言動は割と勝手で最低な男。これは、ウエスタンの体をとりながら、ほとんど「風と共に去りぬ」の世界です(!)。そこに幼なじみの男とか父の再婚相手の女とかも上手く絡んで、濃厚なドラマを形成しています。全体としては、本来なら連ドラ向きの素材を2時間弱に押し込んでいるので、やや早回し気味の感は否めませんが(絞首の場面などはいかにも唐突です。後で劇的に生かされてはいますが)、それでも、一つ一つのシーンが無駄なくつながっている構築力には、味わい深いものがあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-23 02:02:05)
137.  エイリアン4
主役はリプリーであってリプリーではなく、そのクローン。それがすべて。つまり続編ではなく、別バージョンコピーとでもいう方が正確です。その点はさておいたとしても、全体として襲われたり反撃したりがごちゃごちゃしてかえってスリルがないし、画質の汚さにも参りました。主役を囲む集団にこれだけ頭数がいながら、何の個性もない(中心の兄ちゃんの口汚さ以外)のにも困りました。あと、ウィノナは浮きまくってると思います。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-03-22 23:03:08)
138.  大逆転(1983) 《ネタバレ》 
ありえない設定なんだからもっと突き抜ければいいのに、中盤までは、妙なところで演出が律儀だったりして、テンポが弱まっています。一方、終盤の大反撃の部分は、(みんなが集結するところから含めて)やたらとんとん拍子に都合よすぎで、やっぱり変です。ただ、そんな中でも、ジェイミー・リー・カーティスの堅実な仕事ぶりは素晴らしい。この人物(オフェーリア)をもっと活用してほしいところでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-03-22 00:57:45)
139.  エイリアン3
ひたすらジメジメしていて陰鬱で、覇気のない世界が続く。それはそれで後のフィンチャーの源流っぽいといえなくはないのですが、肝心の各登場人物に個性も魅力もなく、エイリアン自体も大して強そうに見えないので、緊迫感が全然ありませんでした。しかも、設定を刑務所内とかにしたせいで、閉塞感もまる出しです。映画的なものがあったのは、最初の漂着宇宙船の中の描写だけでした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-03-21 02:24:53)
140.  不死身の保安官 《ネタバレ》 
いや、これは、面白すぎです。西部事情など何も知らない英国紳士が、銃販売の営業にやって来る、という導入部分からしてニヤニヤしてしまいますが、その後もその設定をフルに使い切っています。その中で、「ワルの二大集団の対立の解決」「先住民との関係の調整」という二大ミッションを達成しつつ、一番大事な(?)「ヒロインとのラブロマンス」も成就するという(作中の人物としても作品の制作としても)難題をクリアしています。しかも一つ一つのネタの仕込みが、いちいち丁寧なのです。最初に下っ端が退治される酒場のシーン、カメラの長回し左右往復で引っ張っておいて、対面してからは相手のワルぶりを画面上も台詞上も強調しておき、いざ事が起きるのは一瞬。このネタ振りと落とし方。コメディはこうでなくてはいけませんよ。そういった例はほかにもたくさんありますが、そのどの場面でも、主人公のブリティッシュ魂が一貫しているのが、作品の強度と、そして笑いを確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-19 23:00:57)(良:2票)
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