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121.  メメント 《ネタバレ》 
編集の勝利ですね! 最初のシーンからしばらくして、「あ、コイツ間違えた相手を殺したな」と思ったので、どこで誰にどう騙されたのかを考えながら観てました。 まさか自分で自分を騙していたとは‥。後味が悪いというより、主役の男の人間性にげんなりしました。 意外性はありましたがショッキングというほどでもなく、テーマも感じられず、ただ話題作を作りたかっただけなのだろ~な~という感じ。 映画にはさ、もっと深いものを求めているので、残念ですがこの点数で。 
[DVD(字幕)] 4点(2011-11-05 22:29:43)
122.  コンスタンティン
映像と雰囲気はいいんですが、ストーリーはイマイチ。展開の全てが想定内。意外性ナシ。 登場人物達のキャラクター設定はいいんですが、その設定をまったく生かしきれてない。 ヒロインは刑事である必要性、ゼロ。双子である必要もほとんどナシ。 キアヌの助手の少年の存在も、オマケすぎ。そもそも、あのキアヌのキャラで助手がいるのは不自然。 キアヌがヘビースモーカーという設定は、緩慢な自殺を選択しているという意味であろうから納得なのですが、肝心のキアヌが全然スモーカーに見えない。タバコの吸い方、ヘタ。この人、ホントは健康ヲタクなんじゃ‥(知らんけど)。 まぁ元からキアヌはキムタクみたいなもんで、何演じてもキアヌにしか見えないので、別の俳優を使った方がよかったんじゃないかなぁ。 なんちゅ~か、日本の少年漫画を読んでるみたいでした。 この映画、ターゲットがティーンならわかるんだけど、大人が見たら退屈するかも。
[DVD(吹替)] 5点(2011-10-30 00:40:25)(良:1票)
123.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
タイトル「キャビン・フィーバー」ってのは、キャビンで大熱狂!って事?それともキャビンで伝染病が発生!って事なんでしょうか。まぁどっちでもいいですけど。 タイトルからして、ふざけてますよね。途中まで真面目に観てましたが、パンケーキ少年が回し蹴り攻撃をしてきたり、主人公がプロの殺し屋に変貌したあたりから、「ヲイヲイ」という気持ちになりました。 わざわざ死体をひっくり返して池に落ちたり、泣きながら無駄毛処理をして症状を悪化させたり、主役達の意味不明な行動はパンケーキ少年とどっこいです。 それにしても、田舎の人間は都会の人間が嫌いね。主役達が来た都会ってそんな大都会でもなさそうなのに、それでも「街から来た」ってだけで、「災難を持ち込みやがって」みたいな憎悪を持つのはナゼなんでしょう。過去に一人町から来た悪人がいただけで、それ以後「街のヤツは全員悪い」という考えになってしまう感じ。ヲッカナイですねぇ。 保安官のコスプレしているような若い保安官や、映画にまんま出てくるような排他的・独善的な警察官は、ギャグのよう。 ラストで雑貨屋に村の人々が集まって祭りっぽい雰囲気になりますが、あの人たちは一体ドコから出現したの?湖の向い側の家以外、どこにも民家なんてなかったのに。 主役が岸辺に捨てられてましたが、キャビンの他の死体と一緒に始末しないのは、ナゼ?発生源を特定しないのはナゼ?もしや「都会モンが持ち込んだ」ですませちゃった? 雑貨屋は感染広げるために祭りを開いたワケ?なぜこのタイミングで祭り? ‥様々な謎が残ります。まあ別に解けなくてもいいですけど。 最後に、汚染水で作ったレモネードを警察官や町の人間達が飲み、「コイツらも感染したか」と観客側の溜飲を下げたところで、汚染された水をミネラルウォーターとして出荷するトラックが発車、というのは、すごく上手かったと思います。「いつも買ってるミネラルウォーターって、ナニ入ってるかわかんないじゃん!」と、観客側をちょっとゾッとさせたのは間違いないでしょう。 ともあれ、観ている間、多少引くことはあっても退屈する事はありませんでした。「ホステル」がよかったから観てみたのですが、あっちこっち「ヲイヲイ」な箇所があるとはいえ、やはり才能の片鱗は感じられた映画でした。 怖くないし、2度は観ないけど、期待しないで観るならヨシ、です。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-30 00:19:36)(良:1票)
124.  スティーヴン・キング/痩せゆく男
「人を呪わば穴ふたつ」とゆーか「因果はめぐる」とゆーのか、教訓的にも受け取れるストーリーです。 しかしキングがそんな教訓をテーマにしているわきゃーなく、自業自得で自滅していく男が描きたかったんだろーなーと思われます。 何が怖いって、痩せ方ですね。痩せすぎ。羨ましさもぶっ飛ぶ、異常で異様な痩せ。スキニーだってああはいかない、呪いによる恐ろしい痩せの表現が、すばらしい。 あの痩せゆく恐怖だけでも、見る価値あり!‥と思ったので、妹が我が家に遊びにきて「面白い映画みせて~」と言ったときに「よっしゃ」とVTRをつけたんですがね。 オイオイ、寝るなよーー!! この映画が面白いのはワタシだけ?と、思わず不安になってしまったじゃーありませんか。 面白い映画です。ぜひ見てください。
[DVD(吹替)] 7点(2011-10-30 00:17:35)
125.  ミスト 《ネタバレ》 
なんとも後味が悪いというより、苦い‥‥。  原作は未読ですがキングを信じていたので(笑)、ラストを見たときは、「キングなのにこんなラスト、アリ?!」とショックを受けました。が、そうですか、原作のラストとはまったく違っていたんですね‥うんうん、納得。  後味が苦いのがいけないのではありません。ただ、キングだったらもっとやってくれるだろ~に、という期待というより信頼があるのですよ。 もっとナニをやってくれるかと言えば、それは安易なアン・ハッピーエンドは、安易なハッピーエンドと同程度に失望するけれど、キングはどちらの安易な道も選ばない。まったく違うものを見せてくれる、という信頼ですね。  この映画が安易なアン・ハッピーエンドだとは言いませんが、このラストのせいでテーマやメッセージがわやくちゃになってしまってますがな。 まったく正解が見えない恐怖と混乱の中で、それでも頑張る人間性を否定してどうする?運やタイミングがすべてかよ。 と、グレる気持ちになりますがな。 キングなら、たとえアン・ハッピーエンドなラストだとしても、もっとテーマに骨太で人間的なものを伝えてくれるハズ。  このラストだと、観客側は、あまりにも救われない気持ちを、主人公達の行動の落ち度を見つけて数え上げる事をして、なんとか気持ちの落としどころをみつけるしかないんじゃないの? そんなのって、ど~なのかなぁ。映画のラストとしては失敗じゃないの? と、思うわけですよ。  それでもラスト以外は、ヨカッタ。 CGがチャチとかも思わなかったし、むしろ姿を見せない相手だから得体の知れない恐怖がかきたれられるってモンです。なんでも精巧にCGを作ってご披露すればいいってもんじゃない。 その証拠に、『サイレント・ヒル』のモンスターは全然怖くない。チラッと見せられても『サイン』の宇宙人も怖くない。チャチとは思わんけど(笑)。 要は見せ方。臨場感。ですね。 まぁモンスターに特に期待してないだけかもしれませんが。  なのでラストには大不満ですが、6点を計上します。 原作読んでみよ。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-02 01:53:22)
126.  ゴシカ 《ネタバレ》 
観ている間は退屈する事もなく、それなりに面白く観れました(ホラーではなくサスペンスとして観るなら、ですが。幽霊が怖くないのが致命的。) でも印象には残らないし、幽霊やストーリーの矛盾等について考えるほどの熱意も残らない。 及第点は取れているけど、突出したものはない、って感じかなぁ? あ、役者陣はやや突出していると言えるかも。 ハル・ベリーとペネロペ・クルス、よかったですよ。ひとりだけ不可ですが。ハルの旦那役、もっとそれなりの人に代えてくれ。まぁ見せ場はハルとのキスシーンと殺害シーンの回想(ちょこっと)だけですが。 むしろロバートに夫役をやらせればよかったのでは?あ、ダメ?汚れ役すぎる?(笑)  及第点が取れていて役者達が頑張っているだけに、もったいないな、という感じがします。 ホラーにするならもっと徹底的に不条理な幽霊設定にして主役も含めてボロボロにするべきだったし、サスペンスにするなら幽霊は邪魔っけ。いなくてもヨシ。 怖すぎるホラーは苦手だけど少しのスリルは感じたい、そして気軽に観れて後味の悪くない映画を観たい!という人にオススメします。
[インターネット(字幕)] 6点(2010-10-23 01:24:47)
127.  THE JUON/呪怨
日本版はひとつも観ておらず、『呪怨』はこの作品が初めてなのですが、とてもハリウッド的だな~と思いました。 全体にこわ~い雰囲気を漂わせ、ドキッと驚かせる技を小出しにし、最後は『ペット・セメタリー』、みたいな(笑)。 外国人が描くと必ずついてまわる、勘違いジャパーン!がどこにもなかったのは、成功だと思います。 しかし、いかんせん、インパクトがない。とゆーか、弱い。日本的なおどろおどろしさを出すため仕方がないのかもしれませんが、あまりにも全編おなじトーンで進んでいくので、ハッキリいって途中で飽きます。 日本的ホラーって、慣れちゃえば怖くないんですよね。インパクトが弱くてジワジワくる恐怖で、地味だから。 それに、せっかく複数の呪いの幽霊(ヘンな表現‥しかし他になんて言ったら‥)が出てくるんだから、誰かひとり親玉といえる位の強烈な幽霊がいてもよかったんじゃないかなぁ。 みーんなおんなじで、そんなとこ日本人的に平均化してどーなるんじゃ。と、そこら辺がちょっと不満。 あと、主役のバフィー‥じゃない、サラを見てると、ついつい「吸血鬼や狼男をバッタバッタとなぎ倒しているくせに、ユーレイは駄目なんかい!」と突っ込んでしまうのもいけませんでした。はい。 
4点(2005-03-14 20:58:18)
128.  アレキサンダー 《ネタバレ》 
壮大な‥あまりにも壮大な‥‥ホモ映画でした。。。 確かに退屈はしませんでしたが、こんなに長いのに「内容が薄い!」と感じるのはなぜなんだろ~?なんだか、戦闘シーンと宴会シーンをやたらと繰り返してたような。 内容ですが、アレキサンダーとその母親に焦点を当てすぎではないだろ~か。それがアレキサンダーがしつこく東方遠征を目指した理由なんだから仕方がないのですが、もう少し他の脇役たちの描写が欲しかったなぁ。 側近たちの謀反や謀殺へ至る心理描写があっさりしすぎていて、なんか映画としてもったいない感じ。そこら辺がもう少し描けていれば、アレキサンダーが「イヤだ!もっと先へ行くんだい!」と喚くだけの魅力のないワガママ男みたいにはならなかったのではないでしょ~か。 重要な脇役たちの人物が描かれていないためか、あれだけの距離を移動し、国を征服し、多くの人物と出会ってきたにも関わらず、アレキサンダーの他者との関わりはなんと底が浅いことか、結局は両親と恋人だけかい?という感じになってしまっている。 まあ、それだけ「英雄は孤独なものだ」「英雄は理解されないものなのだ」と言いたいのかもしれませんが、その「英雄」のアレキサンダーがまったく魅力的ではない!というのが、実は一番問題なのかも~。コリン・ファレル、金髪似合ってないし(笑) ストーリーですが、東方遠征の理由が、母親から逃げたいのが一番と、他に英雄的な生き方を信望していたとか、父親から「男らしさ」という影響を強く受けていたとか、全部子ども時代でバラされていて、謎がまったくないのもなんだかなぁ。。。 それに父親殺害のシーンを、わざわざ回想にしたのは何のためなのか?ストーリー的にはその必要はまったくなかったのでは?なんかメリハリつけたかっただけって感じ。 最後にひとつ。顔と名前が一致しないままの人物が多くて、観終わったあと、消化不良気味です‥(って、ワタシが阿呆なだけかもしれません‥。)
5点(2005-02-12 01:09:21)(良:1票)
129.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
ヴァン・ヘルシングが、ウルヴァリンにしか見えなくって困りました‥。てことは、ウルヴァリンの方が、ヴァン・ヘルシングよりキャラが濃いって事なのでしょうね。 帽子とコートだけじゃ、ウルヴァリンの両手から鋏出して斜め30度に構えたポーズのインパクトには勝てないのかも。 どちらにしても、ヒューってその手のコスプレ系の役がぴったりですね(笑) カールがファラミアだってのは、これ気がつかない方がよかったなぁ‥。最後まで「ああファラミア、こんなになってしまって‥‥やっぱり父さんの愛情が足りなかったんだね」という気分が抜けなくて困った。 さて、映画としては、これはまさにエンターテイメント作品。蛇行した道を「ヘイ、細かい事は忘れてくれ!いいかい、飛ばすぜ!楽しもうぜ!」とスピード振り切ってびゅんびゅん飛ばしている感じです。 細かいストーリーよりも、アクションとキャラクターが優先。それでも充分楽しめるのは、時代設定と登場人物という題材の魅力(ドラキュラやフランケンシュタイン、ジキル博士などのファンは多い)、あと役者の魅力だと思います。 しかしストーリーが大雑把で単純な分、余計な事を考えながらの鑑賞となってしまいました。 3人の美女吸血鬼が死ぬ順番を予想したりして、「やっぱりヒロインとビジュアルやキャラがかぶらない吸血鬼が最後まで残るよなぁ」と納得したり、ヴァン・ヘルシングとアナの恋愛についても「あー、この二人が結ばれるラストだと、映画としてきれいにまとまらないだろうなぁ」と思っていたら、アナ、死んじゃったり(しかし、ヒューの絶叫についポロリと涙が。やっぱり上手ですね)、なんだか画面が忙しいのに、妙に頭が暇になる映画だったなぁ。 しかしストーリーは求めないほうがいいとはわかっていても、謎を放り出されたままエンドだと、やっぱり気持ちが悪いです。それとも「2」に引っ張る気なのか。 ほんでも、CGはこーゆう映画でこそ使うべきだし、モンスターたちも魅力的で上手だったと思うし、面白かったよ。タダ券だったからかな(笑)。
6点(2004-10-11 02:58:18)
130.  華氏911
この映画のレビューは難しいなぁ‥。ドキュメンタリーというには、あまりにもムーア監督の意見の主張が前面に出ているので、これは「ムーアの目から見たUSA・ブッシュ映画」なのだと思う。そして、私はこの姿勢に賛成。自分の思考の出発点である出身などの位置を明らかにせず、これが正論なのだと自分の意見を振りかざす姿勢は信用できないから。中立を装って巧妙に自分の意見を織り込む人間も多いわけだし、その方が安全だったりするけれど、そういった姑息なマネをせずに正面きってブッシュ批判をしているのは立派。まぁだから、この映画はあくまで個人の意見なわけで、これをそのまんま飲み込むのはマズイとは思う。あくまでムーアに都合のいいエピソードを集めて繋げてあるわけだし。それでも、英語がわからず世情に疎いため集められる情報が少ない私のような日本人には、大変重要で有意義な情報が満載の映画でした。常々ブッシュ大統領の胡散臭さに嫌なものを感じていた私には、色々な意味で納得がいった感じ。まぁ映画としては、監督得意のシャレやユーモアが少なく、社会派ドキュメンタリーとしては面白くないわけでもないけど、まぁ人を選ぶよねって感じはするなぁ‥。あと、この時期だから問題作として大きくとりあげられたって時期的なものもあると思うし。 でもね、観るのは決してムダじゃないと思う。まぁ私のように、途中何度か眠りそうになった人間が言っても説得力はないと思いますが‥‥頭でなくて心で観ると大変ココロが痛む映画だと思う。痛むのも、時には大事だよね。(なんか"まぁ"がやたらと多いレビューになってしまった‥まぁ許してくれ。)
7点(2004-10-04 18:45:00)
131.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
あんまり怖くなさ過ぎて、気絶するかと思いました‥‥(ちゃんと電気消して部屋暗くして、ひとりっきりで観たのに!クーラー入れて部屋寒くして観たのに!!) 3人が「ファッキン!」「ファッキン!」ってうるさいだけ。後半は主役が一人でギャーギャー悲鳴あげて盛り上がってるだけ。 この3人に感情移入するのは至難の業です。うるさすぎて頭が痛くなりました。カンベンして下さい~。 勿体ぶって奥になにか深~い意味がありそうに見せてるだけで、フタをあけても空っぽ。時間、返してください~(涙)。 でもこーゆう勿体ぶりが大好きな人もいるわけで、そういう人には楽しめる映画なのかも? きっと作り手側は楽しかったろ~な。この映画で話題さらっちゃる!ってプロジェクトで盛り上がってさ。 こーゆー自己満足映画は、ほんと、カンベンしてほしい。 
2点(2004-08-10 19:59:13)
132.  鳥(1963)
終わった時、隣で相棒くんが「えっ?これで終わり?!」とショックを受けてました。 「あ~。うん、これ、パニックものだから」と答えましたが、確かに大人になってから観たら、消化不良というか物足りないかもしれませんね。 私自身は子どもの頃にTVで観たので、「へー、外国では鳥って人を襲うんだぁ。怖いんだなぁ」という間違った知識を身に付けて終わりましたが。 今観ると、劇中の人々の反応や対策・動作がスローモーで、非常事態だってわかってるのか?とちょっとイラつきました。 「昔の人って、のんびりしていたんだなぁ」と、これも間違った知識(の様な気がします)を身に付けて終わったのでした。
5点(2004-08-10 19:51:33)(笑:1票)
133.  マイノリティ・リポート
DVDでよかったなぁ。映画館へ行ってたら、観終わった後ムッとしていたよ。 サスペンスを求めて観たので、逃げるアクションのシーンが退屈で困った。 軽めのアクション近未来物として観るなら、結構いいのではないでしょーか。小道具とか、よく考えてあるし。 しかし、サスペンスとしては無茶苦茶失敗してるだろ~。 いたるところ、穴だらけ(笑)。 あげるとキリがないので指摘しないけど、最初の設定からしてまず有り得ないのを納得させてくれないまま、ずんずんストーリーが進んでいってしまうのは、手抜きなのか・観客をなめとるのか・ふざけてるのかどれなんだ。 ラストも無難にキレイにまとめてくれて、ああ、これは映画をなめとるのかな~と。 楽しく小物に凝ってるうちに、全体が見えなくなっちゃったのかな。だとしたら、基本が間違っとるよ~。 結局、スピルバーグはなにをしたかったんだろ?金儲け?
5点(2004-07-17 18:01:35)
134.  トロイ(2004)
ほー、はー、ふーん、と呟いている内に終わってしまいました。ナレーションで無理やりまとめてますなぁ。いや、悪くない映画で、むしろ良かったですよ。最後まで堪能したし。 しかし【名誉、栄光、国家、愛。男たちの壮大な戦いを描く大英雄叙事詩】と言われると、「え?違うでしょ?エンターテイメントでしょ?」と返したくなる。なんか安い感じがするのは、もしかして配役のせい? エリック・バナのヘクトルはよかったです。ほんと。 反対にブラピは、『アイドルが肉体を鍛えて役作り!本格派俳優を目指して頑張りました!』て感じです。頑張りは伝わってきましたが、それだけでは‥‥。微妙に役、失敗?  あのイイ顔がかえってダメなのかも。かといって、誰がアキレスを演ればいいかってのはわからないですが(ごめん)。 オーランド君は、いい役もらいましたねー!いや、全然イヤミでなく本気で言ってます。 ヘタレ役、いいじゃないですか!ピッタリです!似合ってます!そして最後はヘタレが生き残る!‥そんな風に思って最後にニヤニヤ笑いが浮かんでしまうのだから、やっぱり彼も、役、失敗? 正直、エリック・バナやピーター・オトゥールたちだけだったら、格調高く行けたのかもしれないと思う。 しかし、そうしたら観客を動員できなかっただろうから仕方がないのか。 本当は格調高い大英雄叙事詩を作りたかったけど、商売を無視できず、エンターテイメント性を作品に取り入れて、結果中途半端な映画になってしまった、という所でしょうか。 でも、なかなかな映画でしたよ(こんだけケナしといて、今更ですが。)お金と力が入った大作である事は間違いありません。 しかし、トロイの木馬はバレないのが不思議なボロボロさ。あんな人数、中に入ってるわけないって!(笑)
7点(2004-07-16 01:08:37)
135.  シャイニング(1997)〈TVM〉 《ネタバレ》 
キューブリック版を先に観ているので当然ネタバレしており、恐怖度が低いのは仕方がないとは思います。が。J.ニコルソンより、こっちの親父の方がイヤですね。こっちの親父は見た目はやさ男なくせに、ホテルにこもる前に既に子どもに暴力振るってて、DV男の芽があったんだよね。とり憑かれた後、妻子を脅して追っかけただけのJ.ニコルソンと違って、こっちの親父は死なない程度に妻に暴力振るったりしてるし。いや‥暴力シーンはなくとも顔だけで充分すぎるほど怖かったJ.ニコルソンの、演技力がスゴイのか??しかしその分、こっちの親父はリアルにいそうでヤな感じだ~。自分の人生の挫折の責任を、全部妻の存在のせいにしちゃったりとかも、いかにもいそうなヤツだな~と。 最後に子どもの卒業式に幽霊として出てましたが、オイオイ、いい話にするなよ!と突っ込みを入れてしまいました。これは父親と息子の絆の話なんだろうなぁ、と無理に納得しましたが、私は女性なのでどうもスッキリしませんでした。夫婦の絆はどうなったんだー。
6点(2004-07-15 23:40:10)
136.  ハンニバル(2001)
原作よりも映画のラストの方がいいです。原作だとトマス・ハリスがレクター命!になっちゃってて、ヒーローみたいに奉ってるのがアリアリとわかり、ついていけません。客観的にあり得ないし、女性として不愉快なラストでした。その点、映画のラストはクラリスの人権を守りつつ、強靭な精神を魅力的に描いていたので評価できます。 しかしこの作品、どこがサスペンスなんでしょ?それよりグロが売りって感じですね。いえ、舞台がイタリアだった所まではすごく面白かったんですが、その後、復讐ものにシフトしてからは面白さ急降下です。レクターがクラリスを抱いて炎をバックに歩いてくるシーンでは、思わず笑いが‥‥(転びそうだ!)トマス・ハリスの描くレクター像とアンソニー・ホプキンスが演じるレクター像が、思いっきりズレた場面ですね。カットしてもよかったのに。 しかし映画の出来としては、そう悪いもんじゃないと思います。原作が原作だし、頑張ったんじゃないでしょうか。
6点(2004-05-25 00:46:55)
137.  デッドゾーン
サスペンス、ホラー、SFを期待した人にはちょっと期待ハズレかも。この作品は、「サスペンスタッチのラブ・ストーリー」だと思います。そういう意味では、キングやクローネンバーグが苦手な人、個性的な味付けが苦手な人におすすめ。ある意味、万人に好まれる作品になったかと思います。 それにしても、キャスティングがよかったですね。主役をウォーケン以外の人がやっていたら、陳腐な話になっていた危険性・大です。役者として彼のもつ透明感、常人とは違う”あっち側”っぽい危ない雰囲気が、主役の特殊能力と孤独をより深く表現していると思います。冬景色と共にウォーケンの瞳の色が焼きついています。美しくもせつない話だと思います。
8点(2004-05-24 23:32:37)
138.  天国の門
頑張って観たなぁ、と自分で自分を褒めてあげたいです!クリストファー・ウォーケンが観たくて頑張りました。ミッキー・ロークなんてホントに出てた?ごめんなさい、覚えてないです!非常に力が入った作品なのは理解できます。が、何と言っても長すぎです!!もしもあと1時間短かったら、きっともっと多くの人が観るのではないでしょうか。もったいないな。
5点(2004-05-24 23:07:44)
139.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップを観に、わくわくしながら映画館へ行きました。1時間並んだのでなかなかいい席に着けました。やったー。すると、何処からかオバチャン5人組が登場し、「ちょっとアンタ!私たち並んで座りたいんだから、端っこにつめてちょうだい!」と指差し&仁王立ちで言い放ちやがりました。心の中では「ふざけんな!」と叫んではいましたが、5人組の堂々たる体躯のオバチャンズに囲まれてびびってしまい、「あのう‥私、この席につくために1時間並んだんですけど‥」と弱弱しく抗議。オバチャンズは「なによ、この子、ケチねー!」と大声で悪態つきあいながら退場。楽しみにしてたのに、上映前にすっごいケチがついた気持ちになり、ムッカーーー!!(涙)です。 映画は、万人が楽しめそうな映画でよかったです。つきあい始めのカップルにおすすめ。ジョニー・デップにあのオバチャンズをキュウッと絞めて欲しい。
6点(2004-05-24 18:27:22)
140.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
ポッド・レースを「どうでもいいシーンだなぁ」と思った時点で、この映画と相性が悪いと悟りました。一緒に観にいった相棒くんは「レースがよかった!」と満足してたし。 もうエピソード2以降を映画館に観にいく事はないでしょう。ビデオを借りることもないでしょう。TVでやってたら観るでしょう。 この作品がSWだからこそガッカリしたのかな?とも思いましたが、SWじゃなかったら観に行こうとも思わなかった内容でした。本当にただのエピソードで、観客を意識して作っているようには思えません。監督の趣味の世界に入ってきました。ライフワークって、そーゆうもんなんでしょうか‥‥。
4点(2004-05-24 18:12:58)
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