141. 引き裂かれたカーテン
随分と彼らの素性も目的も明かされないままに進行するので成り行きを見守るだけに終始してしまい、退屈。 後半は簡単なゲーム性でみせるような内容であるものの、多少は引きつけられました。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-28 11:20:40) |
142. ブリッジ
「いつか死ぬのを知っている」 この事柄から催される諦観だけで、何人であろうと、何時であろうと、自殺する可能性を持っているはずだ。 残された側が自殺した側の理由を求める最大の動機は、自分にもあるその可能性から目を背けるために「自殺した人は特別なんだ」と差別化したいからなのだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-27 21:20:07) |
143. うるさい女たち
B級感がダラダラとしてた追っかけっこにしか見せない効果を生んで、退屈。 事件内容に限っては、もっとリアリティを持たせた方が良かった。 あの変装とかも、やめたほうがいい。 [地上波(字幕)] 4点(2007-11-27 13:20:53) |
144. エネミー・オブ・アメリカ
ラストの取って付けたような危機的状況からの回避には白けてしまいました。 自力で抜け出せない状況になってしまったのでたの要因を使うというのはわかりますが、あくまで利用するに留めて、最後は主人公に活躍させなきゃ。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-26 21:28:30) |
145. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
最後の策を不意に思いつくまでダラダラやってるだけですからね。 それにコロンボともあろう人があんな協力者を危険な目に合わせるような策で納得していいのかな、etc。 [DVD(吹替)] 3点(2007-11-25 20:42:30) |
146. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
《ネタバレ》 人は固定観念でものを見るって言ってたけど確認するのは赤の他人なのだから、関係ない。随分ギャンブルな企てですね。 まあ、この企てが解決策の伏線になるのだから・・・。 それに犯人の断定要因が希薄なので、コロンボ側に同調するのもちょっと難しい。 コロンボ第一作だからなのか、随分と後々確立されていく彼のイメージとは違う内容ですね。人物像にしても犯人との対決にしても、もっとスマートな描写だと思うし、やっぱりそっちの方が好印象。 [DVD(吹替)] 6点(2007-11-25 18:56:59) |
147. セプテンバー
死んでるように生きたくない。だから求め続けなければ。 但し、多くの関係性の中に自分も属しているのを忘れないように。 退屈で堪んないという人も出てくるでしょうが、場を一軒の山荘内に限定したのは良かったですね。 殆ど心理展開というものがなく、ぶつかり合いをみせるだけなので確かにちょっと退屈です。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-24 19:41:40) |
148. デンジャラス・ビューティー
構成は施されているもののどうにも劇的になっていない。 どういう作風に持っていきたいのか掴みかねる半端な内容が構成を形骸化させてしまうのではないでしょうか。 単にサスペンス部分を演出しきれていないのかも、 [地上波(字幕)] 5点(2007-11-24 14:28:03) |
149. フォレスト・ガンプ/一期一会
随分昔に観賞した時もピンと来なかったけど、今回も同じ印象に終わった。 エピソードの積み重ねでしかないですし、要は彼の純粋性に対する周囲のリアクションがメインなのでしょうが、その彼を知的障害者にしてしまう了見が理解出来ない。 [地上波(字幕)] 3点(2007-11-24 08:51:06) |
150. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
《ネタバレ》 構造的なものが一切ない顛末。 なんとか尺を埋めようとしているだけの内容。 しかも目撃者と恋仲になろうとする将軍の行動は何? [DVD(吹替)] 2点(2007-11-23 15:01:56) |
151. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 今回のコロンボの策は随分な大博打。 あの状況を仕込んで大佐の口からわざわざ出てくることのないような「以前に見たことある」という発言を引きださなければならない。 まあ、それがクリアされれば大佐の性格上言い逃れはしないとしても・・・。 それに、密造酒情報(吊るしておいた時間の限定)の出し方が唐突ですのでご都合的にうつる。 [DVD(吹替)] 4点(2007-11-23 10:22:27) |
152. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
犯行の複雑さにしては捜査や解決は地味であっさりとした内容。 少々尺をとり過ぎて間延びしちゃった感がある。 しかし、コメディ要素が普段より濃く、楽しませてくれる。 [DVD(吹替)] 6点(2007-11-23 00:04:33) |
153. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
《ネタバレ》 まずひとつ腑に落ちないのが遺言で前妻に遺産が相続されるのを事前に知っていたから彼の容疑が晴れたような展開になるのがよくわからん。知っていたからこそ、という発想はすぐに浮かぶはず。 内容としては短編的な内容なのでもっと尺を短縮した方が良かった。 [DVD(吹替)] 4点(2007-11-22 22:14:58) |
154. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM>
《ネタバレ》 犯人側のキャラクター造形やドラマが充実していたので高評価なのでしょうね。 でも、コロンボの活躍としてはあの企てが成功しても犯人が白を切れば立証出来ない程度のものなので・・・。 まあ、コロンボともなれば、相手の性格から推して自供してくれると踏んだのでしょうかね。 [DVD(吹替)] 5点(2007-11-22 17:45:31) |
155. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
《ネタバレ》 揺さぶりをかけてボロを出すのを待つ。 ひとつのパターンですが、犯人をあの行動へ向かわせるような誘導をコロンボが仕掛けるぐらいの流れがなければ彼の活躍としては弱いと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-22 15:31:00) |
156. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 結局タイムスリップして事件を未然に防ぐ内容になっちゃうので前段の半端なシステムは殆どメイン・ストーリーとは関係ない(タイムスリップ前に犯人を認識させておくだけの意味)。 そもそも正義感だけでこんなことやっちゃうのには承服しかねる。 まあ、ちゃんとまとめたということで・・・。 [DVD(吹替)] 6点(2007-11-22 13:23:26) |
157. アリス(1990)
《ネタバレ》 作中では無責任に救われたような後日談を披露しているものの、結局欠陥人間が自身と夫の本性を知ってぶっ壊れちゃっただけの内容ですからね・・・。 子持ちなんて設定を何故つけたんだろう(託児所での出会いなんていくらでも置き換え可能)。この設定でかなりの傍若無人キャラに成り下がってしまう。 [DVD(字幕)] 2点(2007-11-22 04:57:46) |
158. ウディ・アレンのバナナ
政治的内容に沿ってナンセンスコメディを展開させる。 初期の作品(自分は総じて低評価)のわりには楽しめました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-21 17:33:44) |
159. メイキング・オブ・12モンキーズ
これって本国では劇場公開されてるんですね。 とりあえず日本ではDVD特別版みたいなのの特典ディスクに収録されています。 メイキングというより「12モンキーズ」制作を追ったドキュメンタリー。 ハリウッドに於けるテリー・ギリアムの立ち位置の説明や完成後の諸々、プロモーションの様子など、撮影中だけに留まらない内容で結構充実。 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」なんかよりよっぽど彼のこだわりが窺えたりします。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-20 19:19:55) |
160. ホワイトファング
殆どが成り行きを見守るしかない内容で退屈するものの、関係が生まれる描写は心地よいですね。 [地上波(字幕)] 3点(2007-11-20 06:58:59) |