141. アイアンマン2
《ネタバレ》 爽快さ、シリアスさ ともに中途半端でインパクトを残さず終わってしまった感じでです。 実写版の丹下段平やら峰不二子やら個性的なキャラクターが豊富な中で、メインの敵があまり強く感じられず少し拍子抜けしました。 続編なので、もう少し敵がレベルアップして主役がピンチになってほしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-10-20 21:55:50) |
142. アイアンマン
最初3分の1のアイアンマン誕生ストーリーが新鮮でインパクトがありました。 反対に言えばここがピーク。 その後はこういうヒーローもののお約束的展開なだけにちょっとダレました。 何とか主人公のキャラクターのおかげで飽きずに見れたように思います。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-20 21:55:03) |
143. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 冒頭から「元歯医者」の曲者ぶりに興味津々。 狙ってるとしか思えない荷馬車の上の変な歯医者マーク(笑)に心を鷲掴みにされました。 その鼻につくようなキャラに少々飽きてきたところにレオ様登場。 こちらは出番は少なめでしたが、負けじとインパクトあり。 一番の盛り上がりどころが元歯医者とレオ様の対峙・・・といった様相で、正直ここまで主役の存在感がありませんでした。 と思ったら、終盤はジャンゴ! なんかよくわからんけどジャンゴ! 勢い任せでジャンゴ!ジャンゴ! ということで、3種のキャラクターの出番がうまく分散され飽きずに楽しめました。 ストーリーは単純ですし、露骨に人種差別を扱ってるのにそれほど考えさせるような雰囲気ではなく、暴力満載の割には見やすい作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-22 21:36:37) |
144. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 なんてゴツゴツしたムサ苦しい作品か。 ラスト15分だけでもワクワクできる。 とにかく4人の生命力がすごいんだぜぃ~ ガンガンガンガン銃弾受けてんのに延々と反撃してんだぜぃ~ ワイルドだろぉ? 花の金曜日(死語)にこんな映画借りて見ちゃったぜぃ~♪ 最期の決闘シーン4回も繰り返し見ちゃったぜぃ~ ワイルドだろぉ? [DVD(字幕)] 7点(2013-09-20 21:53:15) |
145. テイク・シェルター
サスペンス重視か、人間ドラマ重視か、見方によって印象が変わると思います。 パニック映画として期待したら論外。 私はサスペンス重視で見たせいか、ちょっと物足りない気分で終わってしまいました。 言いたいことは何となくわかるのですが、エンターテイメントとして単純に面白くなかったです。 結末にしても、複数の解釈ができそうですが、いづれの意図で作られていようがやはり面白くはない。 いかにも精神が病んでいるかのような主演俳優の表情が延々と2時間続くのは流石に疲れました。 展開にもう少しメリハリがほしかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2013-09-16 21:59:32) |
146. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 これまでのスタートレックはまったくの未見で予備知識なしでした。 このため、冒頭から敵の攻撃の背景がわからず戸惑ってしまいました。 そして、その原因が逆恨みということを知ってビックリ仰天。 たかだか逆恨みで、宇宙空間を舞台とした時空を飛び越えるほどの壮大な大喧嘩!になるとは、もはやスケールが小さいんだか大きいんだか・・・ 印象的だったのは、主人公がとにかく”崖っぷち”に強い! [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-09-16 21:58:20)(笑:1票) |
147. ムーラン・ルージュ(2001)
ミュージカルゆえにストーリーは単純ですが、悲劇と喜劇が丁度いい具合にミックスされ、かつ、盛り上がりどころのメリハリが利いていて非常に楽しめました。 そして何と言っても芸術的なビジュアル・・・これに尽きます。 内容がキャバレーであるにもかかわらず下品な仕上がりになっていないのは、やはり主演女優の美のおかげ。 視覚・聴覚に訴える「映画」に相応しい作品だと思いました。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-09-16 15:38:35) |
148. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 不思議な感覚の作品でした。 コメディコーナーにあったのですが、みなさんお書きのようにジャンル不明。 カルト臭丸出しの印象を受けた一方で、大物がチラッと出るという贅沢な面も。 本人が穴に入ったらどうなる?という素朴な疑問に回答を見せてくれたのは良かったです。 ただし後半にいくほど普通になり下がり、落としどころは物足りない。 非常にぶっ飛んだ設定であって、まさにその設定だけが勝負の作品なだけに、最後までぶっ飛んでいてほしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-09-16 15:36:53) |
149. リンカーン
《ネタバレ》 リンカーンの伝記として思い浮かぶのは有名な演説と暗殺されたことくらいだったのですが、どちらも直接出てこないことに驚きました。 「人民の・・・」が本人の口から語られるシーンはなく、暗殺されたシーンもなしというのは意外や意外。 南北戦争終盤の一部にスポットを当て、安易な盛り上げに頼らずこれだけの本格派作品に仕上げたことは見事です。 実際、風景や人物などビジュアルの作り込みは素晴らしいと思いました。 しかしながら、それで面白いかどうかは別問題。 主人公は、例え話の多いおしゃべりおじさんですので、この時点で見る人を選ぶ作品かと思います。 何となく古畑任三郎や相棒・杉下警部をイメージしてしまいました。 あのような方ともお友達になれる人は鑑賞に十分耐えられると思います。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-14 22:50:33) |
150. スクール・オブ・ロック
学園ものによくあるベタなストーリーで、これといった困難というほどの困難は起こりません。 内容としてもそれほど深いメッセージは感じられず、ロックとは裏腹に非常に口当たりのいい心地よい作品だと思いました。 また、メンバーが10歳だから仕方ないのですが、最後の演奏はもう少し盛り上がってほしかった。 そして欲を具体的に言えば、アンコールのラストで「ジャ~~~ン、ジャン!」の締めでエンディングの字幕へ移るくらいのメリハリ・勢いが欲しかったです。 とはいえ面白い作品だったので、日本でも狩野英孝主演のスペシャルドラマ化を希望します。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-08 21:31:16) |
151. アルゴ
《ネタバレ》 実話ベースなだけに結末はわかっているにもかかわらず、ハラハラしながら楽しめました。 大使館占拠の際の過激派の迫りくるスピード感が恐怖感を倍増させ、まずは掴みはオッケーといった感じでした。 終盤も、チケット手配、シュレッダー復元、偽事務所の電話応対…と、間一髪の連続により緊張感を高める仕掛けが絶妙。 背景やファッションを当時の雰囲気に作りこんでいたことも緊張感の高揚に一役買っていました。 6人の中には髪型や髭がわざとらしい登場人物もいて「キャラクター作りすぎだろう」と思ったのですが、エンデンィングで出た実際の写真と比べてみたらソックリ。 これはたいへん失礼しました。 派手なアクションを使わずに、実話をここまでエンターテイメントとして楽しめる作品に仕上げたことは見事だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-04 22:33:40)(良:1票) |
152. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 星が滅ぶというのに反逆者を処刑せず、彼らだけ安全なところに閉じ込めておいたのは何故か? という本作の基礎的な部分を否定するような素朴な疑問が序盤から頭をよぎりました。 しかし、そんなことを忘れるほどに映像やらアクションやら話の展開やらが凄い、速い、くどい! スーパーマンの戦うシーンはもちろん、巨大竜巻とか超高層ビル倒壊とか、もはやスーパーマン関係ないところまで凄い。 ドカーン!、ズドドドド!、ゴゴゴー!と、とにかく盛りだくさんに凄い! とうとう人工衛星破壊まできたときには呆気にとられてしまい、もうどうにでもなれ!と若干失笑気味でしたが、これだけトッ散らかしといてトドメがあんな感じだったのには若干和み(?)ました。 リアル・スーパーマンのような雰囲気を醸し出しつつも、実際はかなり漫画チックな都合のいいことだらけで突っ込みどころは結構あったと思います。 しかし、史上最強クラスのドンチャン騒ぎがすべて脳裏から消し飛ばしてしまいました。 そんな中で、(地球での)両親には随所で場を落ち着けてくれる安心感がありました。 さすがベテラン豪華キャスト。 個人的には竜巻遭遇での父親のラストシーンが気に入ってます、なんとなくコスナーっぽくて。 さすがに鑑賞後はおなかいっぱいで、もう一度見るのはちょっとためらってしまうような思いですが、ほぼ全編通してシリアスな展開により、主人公に限らず多くの登場人物が抱える「苦悩」は伝わってきました。 これほどのド迫力映像の連続だけで基礎点7点くらいあると思いますが、ここからの上乗せは今回はちょっと微妙。 プラスアルファは、続編に期待します。 [映画館(吹替)] 7点(2013-09-04 16:17:39)(良:1票) |
153. 裸の銃を持つ男
爆発力はありませんが、コメディとしては比較的安心してみられる無難な作品だと思います。 ベタでさり気ないおふざけと、ちょいちょい下ネタを交えてくるところに、志村けんのバカ殿さまを連想してしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-01 20:46:12) |
154. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 あまちゃんと言われてしましそうですが、ストレスにさらされている毎日の中で一種の清涼剤となりました。 全体として背景となる景色は美しいです。 また、主人公の経歴とは対照的に、性描写、暴力、残虐シーンなどはまったく出てきません。 そして、基本的に悪人は出てきません。 とても綺麗な作品でした。 ラストシーンには不覚にも涙してしまいました。 主人公の死については非常に違和感がありましたが、ここは泣かせようとする製作者の意図に素直に引っかかておきます。 私が単純に感動できたのは、おそらくこの作品を童話やおとぎ話のようにとらえているせいだと思います。 ラストにバスから降りて歩いてくる子連れの女性・・・童話であれば、彼女は生まれ変わった主人公です。 主人公の死が切なすぎて、無理やり脳内でこのように納得して見終えざるをえませんでした。 [DVD(字幕)] 9点(2013-08-23 21:23:07) |
155. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 中だるみを感じたものの、ストーリーと種明しは概ね楽しめました。 しかし、あちらの作品はどうしてもハッピーエンド的に終わらせたいのでしょうか? 日本的な考えかもしれませんが、主人公は自ら命を絶って終わるべきだと思いました。 主人公にとって、謎がとけようがこの世界に自分の居場所などあるはずないわけで、あの緩い終わり方は納得できません。 また、最初の流れを考えれば、最後に「妻」ではなく「博士」との直接対決になったことに違和感ありありです。 最後の詰め次第では結構良質なヒューマンドラマになったかもしれませんが、ただの小手先アクションサスペンスになってしまったのが残念でなりません。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-23 21:21:20) |
156. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 事情が事情のため仕方ないと思いますが、主役2人がうるさい。 それをなだめる立場のはずのデ・ニーロも結局我慢できなくてうるさい。 うるさい人間をコントロールする登場人物が不在で、どうも落ち着いて見れませんでした。 ハッピーエンドではありましたが、困難を抱える2人のたどり着き方としてはちょっと軽すぎる内容ではないかと思います。 終わるころには、もはや精神疾患の設定は忘れてしまっていました。 深く考えてしまえば、どう考えてもあの2人が今後順調にやっていけるとは思えませんので、人間ドラマとしてはもう一つ。 典型的な軽いラブコメ止まりの無難な作品だと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-23 21:20:27) |
157. パシフィック・リム
《ネタバレ》 アニメのスーパーロボットの興奮をそのまま実写版映像に持ち込んでくれた作品。 映画を見てこれだけ驚くことが今後どれほどあるのか? 一言で表現すれば「バカになれ!(A.猪木)」。 今後のロボット映画のハードルが高くなったことは間違いないと思います。 戦闘シーン以外はこの際目をつぶります。そこに目を向けてしまったら5点の作品。 ましてDVDでみたら3点になりかねないような作品です。 惜しむらくは怪獣の能力が予想以上に高く、早すぎて戦闘シーンが分かりにくかったことです(私の動体視力がついていけないのかも)。 また、最後のラスボス的存在(カテゴリー5)についても絶望的な大きさをもっとしっかり見せてほしかったし、もう少し丁寧に戦いを描いてほしかったと思います。 それから、結局最後は自爆と核兵器頼みなのかと・・・ ここまでぶっ飛んだ設定なのだから、複数ロボットの合わせ技か何かないのか! ・・・ちょっと興奮しすぎて我を忘れたようです。 これだけ要望あれど粗あれど、なぜか10点。なぜかと問われてもよくわかりません! いずれにしても続編に期待を残しつつ、シネコンから出た後も、あの単調に繰り返すバックミュージックが頭の中で止まらないのであります。 [映画館(吹替)] 10点(2013-08-20 20:09:05)(良:2票) |
158. ダーク・シャドウ(2012)
《ネタバレ》 初めの雰囲気は良かったですし、浦島太郎的なネタはベタだけどまずまず普通に面白かったのですが、話しが進むにつれB級臭丸出し、さらにはVシネマレベルまで落ちたかのような印象です。 お金かけて美しい映像や音楽を用意して、こんな話でいいんですか? い~~~んです(??)。 色々な要素を盛り込もうとしたのかもしれませんが、すべて中途半端でもう支離滅裂。 それにしてもこのヴァンパイア、正義感振りかざしてるけど、説得力ねぇ~~~~(^^; そもそも冒頭から出てきた家庭教師は存在感なさすぎ。 いっそのこと、ヴァンパイアと魔女で最後くっついてメデタシメデタシでいいんではないでしょうか。 [ブルーレイ(字幕)] 2点(2013-08-18 13:48:47) |
159. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 いい歳になってからの初鑑賞です。 これまで「長い」「重苦しい」という思い込みで敬遠してきましたが、意外にもかなり見やすいエンターテイメント作品に仕上がっていました。 たしかに時間は長いのですが、盛り上げどころと時間を端折るところのメリハリがあって飽きませんでした。 ストーリーだけで標準的に楽しめるのに加え、ダブル主演ともいえるマーロン・ブランドの雰囲気とアル・パチーノの眼光に惹き込まれました。 それから映画として重要な要素と思いますが画が綺麗。 マイケルが逃亡先で突然結婚したのには違和感ありましたが、マフィアなだけに勝手でよろしいのかなと・・・ そんな一部の違和感をラスト30分の芸術的な流れが忘れさせてくれました。 正直、見る前は、映画通しかわからない重厚な難解作品と思っていたのですが、これはスーパー娯楽作品だと思います(もちろんいい意味で)。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2013-08-17 21:30:31) |
160. テッド
《ネタバレ》 前半のお下劣コメディは笑えるほどのものではないのですが、くまの風貌とのギャップから意外に面白かったです。 面白いとはいっても、たまにゴシップ週刊誌の見出しを斜め読みするとくだらなくて面白いと・・・そういった次元ですけど。 後半はオーソドックスなドラマ、ラブストーリー、アクションを駆け足で薄く浅く盛り込んでおり、良くも悪くも無難な印象でした。 くれぐれも可愛いくまさんの話と勘違いしてファミリーで鑑賞しないよう・・・ [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-08-17 11:57:51)(良:1票) |