1. オーシャンズ11
《ネタバレ》 キャスト!豪華!スリリングなシーン!プロフェッショナル!かっこいい!! 以上。 という感じです。 華やかな感じだし、ストーリーは分かりやすいし、単純明快。 悪くはない。 でも、ザッツオールです。 一人ひとりの人間ドラマは別にないし、 え、なんで最後そこより戻した?みたいな感じも良く分かりません。 考えるな、ただ楽しめって感じです。 気楽に見たら満足できる作品です。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-14 01:38:43) |
2. グリーンブック
人種差別とか歴史的背景が分かんないと良くわかんないじゃないの?面白いのコレ? と散々文句を言う兄を、人間は想像力が無いといけない、絶対良い作品だからと説き伏せて鑑賞。 エンディング中、家族全員「良い作品だったねえ」と感想が零れ落ちた作品。 人種差別という暗いテーマだけれど、 終始温かさが溢れており、悲しみと笑いのバランスがすごく良い。 観終わったあとには、静かな感動が押し寄せてきます。 一つ一つの台詞に深い意味があるし、二人の少しずつ変わっていく様子が 細やかに描かれているので、一度では汲み取れ切れなかったかもしれない。 また、誰かを説き伏せながら、この作品をもう一度観たいと思います。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-01-02 19:16:13) |
3. マイ・インターン
映画のほぼ大半で、主人公は、仕事でイライラして当たり散らして、無茶苦茶だ。あのインターン生を目の前にして、私も好意的にはなれない。きっと。だから、この温かすぎる映画にリアル感はない。でも、私は憧れた。目の前の仕事に泣き崩れそうになっているとき、人生の先輩に励まして欲しい。年齢差のある友人なんて現実感がないけど、もしいたら人生の豊かさがまた変わるのかもしれない。また違う人生の考え方を考えるきっかけとなるのかもしれない。リアル感がない。それは事実だけど、映画って自分のリアルとかけ離れた世界をつくるきっかけだと思うから、やっぱり良い映画だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-14 20:36:53) |
4. オリエント急行殺人事件(2017)
《ネタバレ》 エンディングが意外ー!! 私は好きですよ。殺人は認めない、獣と一緒だといってた主人公が 考えを変えて終わらせる感じ。それでみんなが幸せになるかはわかんないけどね、、 これは小説で読むべきなのかもしれん。。 一人ひとりの存在感が強くて、気持ちが追い付かない感じはちょっとあった。 [地上波(吹替)] 4点(2020-10-04 21:06:09) |
5. ワンダー 君は太陽
泣ける感動モノはなんとなく苦手で避けちゃうという方にもオススメです。大丈夫です。24時間TVが苦手な私が自信を持ってオススメします。 彼を囲む家族の空気が最高に温かいんです。正しくて素敵でまっすぐなママと厳しい現実を見つめながらユーモアに溢れ、彼を守るパパ。自分の優先順位が下がっても、やさしく、彼を可愛がるお姉ちゃん。これだけでも十分見る価値あるのですが、オギーの友情も素敵なのです。特に涙腺が崩壊したのは、「理由は退学になってもいいたくない」というお友達の台詞、それに対する校長の言葉。温かい世界に号泣しっぱなしです。 ちょっと出来過ぎかな・・と思ってしまう瞬間もあるんだけれど、映画くらい温かい世界であってほしい。だって、私は現実世界を頑張って生きるために映画を見るんだから。映画は温かく理想的な世界であっていい。 出てきた名言を心に刻んで、現実世界を頑張って生きていきます。 「When given the choice between being right or being kind, choose kind.」 「相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。」 「偉大さは強さの中にない、強さを正しく使うことの中にある 最も偉大である人とは自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている」 [映画館(字幕)] 7点(2018-07-15 19:07:23)(良:1票) |
6. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
《ネタバレ》 久しぶり感動して心が震えた。特にメリル演じるケイが苦悩の中、決断を下すシーンは涙が止まらなかった。 この作品のベースは、国家権力とジャーナリズムの対立を描いたものだけれど、私はケイという一人の女性が、葛藤し成長していく姿に一番心打たれた。 銀行員、証券所、どこにも彼女の味方はいなかった。社内の役員たちからも軽んじられている。 自分自身、経験も知識もないことは十分わかっている。黒いスーツの集団で戦うために、ひたすら努力を地道に重ねたって、その冷たい視線の中で自信が持てるわけではない。 そんな中で、会社の存続と自分の正義を守りながら、大きな決断をしなければならない。どれほどの勇気が必要なのか。 そのプレッシャーの中での「Do it!」。最高にかっこよかった。どれだけ苦しんで出した言葉だろう。その人間味あふれる苦しさと辛さを見事に表現しながら、その葛藤を乗り越えていくメリルの演技は圧巻。役員を説得する際、読み込んだ資料を初めて自分の言葉で伝えるシーンに、役員の後ろで縮こまっていたケイの姿はもういない。どんなに反対されても、自信がなくても、この道を進むと決めたその覚悟。本当に観る人の心を打ちます。私も自分と重ねて勇気づけられました。 いやいや、久しぶりに見応えのある素晴らしい名作に出会えました。嬉しいです。 最近、10点をつけることに変な抵抗ができてしまっているのか、私の感性が鈍っているのか、定かではありませんが、この作品は文句なしの10点です。 ハリウッドにある「ブラックリスト」の上位を獲得した素晴らしい脚本、スティーブスピルバーグによる監督、俳優はメリルとトムハンクス。 面白いだろうと思いましたが、最近のすべての映画の中でずば抜けています。何度もリピートして観たい作品です。 [映画館(字幕)] 10点(2018-04-30 21:07:00) |
7. ダンケルク(2017)
一人一人が故郷を思い、お互いを想い、戦争を生き抜く。それだけです。丁寧につくられた良作です。 戦争映画なのに、派手な戦闘シーンも血なまぐさいシーンも、ありません。 戦争の大局は描かれていないですが、この作品はそれを伝えたかったわけではないと私は思っています。 CGもなく、淡々と流れるストーリーなのに、疲れるほどの緊迫感を演出できるのはさすがと言えるでしょう。頭を殴られるような、胃が痛くなるような衝撃はありませんが、心の奥から、ジワジワとくる感情の揺れがあります。名前も出自もよくわからない登場人物の想いに、目頭が熱くなります。 新しい戦争映画の描き方を見せてくれた監督に敬意を評します。 [映画館(字幕)] 7点(2017-09-18 14:09:08) |
8. アイアンマン
《ネタバレ》 マーベルシネマティックユニバースのスタートとなる本作。スタートを切る作品としては、悪くない仕上がりなのではないでしょうか。 王道のストーリーは展開させつつ、典型的なヒーローからは、ちょいと外したキャラの主人公とヒーローの正体をあかすというスパイス付き。 ポップコーンをつまみつつ、みんなでお喋りしながら、気楽に楽しみましょう。 前半のゲリラ部隊とアメリカ戦いというストーリーには、世界の正義アメリカ、世界の悪のアフガニスタンという構図にイライラしながら見てたのですが、 主人公が考えを変える展開にちょっとほっとしました。この切り替えで見続けることができました。じゃなかったら、ちょっと無理だったかも。。 この映画は、記者会見がキーなのですね。前半と後半の区切りとなり、次回への布石となる演出方法でした。けっこう好きな手法です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-16 00:20:31) |
9. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 これは評価に悩む作品。私がハッピーエンドを求める方なので、やっぱり点数は厳しめにつけてしまう。 「ラブストーリー」としては、ごくごく普通な展開。音楽の力でカバーしている感じかな。 歌でつくられるHAPPYな雰囲気や盛り上がりは見事で、映像美も見てて楽しい。演出はパーフェクト。これぞ映画という感じ。 でも、ラブストーリーとして、個人の心理描写が甘いかな。。登場人物が惹かれていく様子とか、すれ違う辛さとか、、が繊細には描かれていない。だから、恋愛にイマイチ感情移入が出来ない・・切なくって泣ける!!という感じはありません。 このあたりの好みほんと分かれると思う。ほろ苦い結末はあっさりで、ちょっと私には物足りないというか、大人な見せ方過ぎた。 IFのストーリーを歌で上手く見せてるとは思うんだけど、すでにラブストーリーとしての結末は、わかってるから、ラストの盛り上がりにのれないのが辛い。もどかしい。楽しげなミュージカルシーンが空回りしている感じ。HAPPYな歌とダンスと色鮮やかな演出にこだわるなら、とことんハッピーな気持ちにさせて欲しいと思ってしまう。気持ちが置いてかれてしまったラストが残念。 でも作品の完成度としては悪くないので、見ておいても損はない。大人のヒトにお勧めです。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-12 19:46:48)(良:1票) |
10. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
全体的に詰め込みすぎかな・・ハリーポッターは原作読破してから挑んでるから気にならなかったけど、やっぱりこの作者の作品において、原作読まないでは辛い。。全体的にCGの映像美は素晴らしいし、ふふふと笑ってしまう愛すべきキャラクターも満載。ファンタジーに欠かせない異世界ならではの設定は緻密で、さすがのJKクオリティといえる。でもその世界観を忠実に再現しようとして、追うべきストーリーがぼやけてしまい、見飽きてしまう。ベーシックなストーリに関係ないところは、もう少し削っても良かったかな。私は、映画館で眠くならないタイプですが、ドラゴンの部屋のシーンでは、睡魔というビーストと戦い負けていました。 [映画館(字幕)] 4点(2017-03-12 19:18:45) |
11. シンデレラ(2015)
女の子は誰でもシンデレラに憧れる時期はありますよね。私も大好きでした。幼稚園の頃、小さな絵本を何度も何度も夢中になって読んでいました。 大昔の話です。 夢見る少女だった私も一応、一人前の大人になりまして、 魔法使いに会えなくても、欲しい靴やドレスを自分で買えるようになりました。 どんなに願ったって、かぼちゃは馬車にはならないことを知っています。 階級制度がなくなった現在の日本においてすら、結ばれない恋が溢れていることも分っています。 所詮シンデレラは「おとぎ話」だと、醒めた正論を展開することもできるくらい、口も達者になりました。 なのに、この映画は、擦り切れた絵本をめくっていたあの時の感情を、運んでくるのです。 魔法のシーンは、裏切ることなくわくわくしますし、ガラスの靴を履くシーンはロマンチックでうっとりします。 子供の頃に夢見てた世界がそのままスクリーンに現れます。何の小細工もなく、正々堂々と王道一直線です。 私はスーツを着て、電車にかけ込まなくちゃいけないので、ガラスの靴は履けません。 でも、シンデレラの様に勇気とやさしさは抱えて、私らしく生きていこうと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2015-05-01 12:06:56)(良:3票) |
12. ノア 約束の舟
価値観のぶつかり合いです。後半にいけばいくほど、主人公が憎くみえますが、もちろん彼は、使命をまっとうしようとしているだけだと思います。分かっていても、後半にかけての映画の暗さ、彼の狂気は、おそろしく、冷静な立場で見ることは全くできませんでした。ただ恐怖と憎しみがあり、どっと疲れる映画です。伝えたいメッセージも解釈したいと思うのですが、映画の暗さに負けてしまい、うまく昇華できずに見終わった作品でした。 [映画館(字幕)] 3点(2015-02-21 21:07:14) |
13. ベイマックス
母が仕事で失敗したと落ち込んでいたから、見に行った映画。 そこそこ面白いといいなと、これで最低な映画だったら、もう笑うしかないと思って望んだけれど、 そこそこ面白い。笑いあり、涙あり、アクションシーンありの王道。 最後はきちんと泣かせるし、ベイマックスのほんわかなセリフも心をじーんとさせるし。 単なる勧善懲悪の映画ではないので、好きです。 [映画館(吹替)] 6点(2015-02-21 20:57:32) |
14. アナと雪の女王
《ネタバレ》 今年で30歳となる私は、世間から見ると、十分すぎるほどの立派な大人である。 繊細でうっとおしい思春期の頃とは異なり、不用意に周囲を傷つけたり、傷つけられることも少なくなった。人前で涙をコントロールできるようになって、何年経つだろう。 それでも、泣きたい夜はやっぱりあるし、悩みはつきない。 そのたびに思う。強くなりたいと。自分が情けない、大切な人の力になれない、新しい世界が怖い、、自分の弱さは、いやでも実感せざるを得ない。 この映画は強くなる方法を教えてくれる。 それは、まず自分を愛し、受け入れることだ。 エルザは、アナのために、国のために、、自分を閉じ込めていたが、魔法を解き放つことで、自分を解放していく。今迄周囲を傷つけるだけだと思っていた恐ろしい魔法の力は、美しい、立派なお城を築くことができ、エルザは、生き生きとし始める。もちろん、王国を冬に変えてしまったのは、戻していただかないといけないが、、コンプレックスを受け入れたエルザは、自信に満ち溢れ、美しい女王となった。自身を愛することで、人は強くなれる。 そして、人を愛すること。 アナは姉を想い、姉を救おうとすることにより、危なっかしい可愛らしいだけの王女から、真の強い王女へ変貌する。 どんなに危険だと言われても、アナはまっすぐな瞳で、エルザを救うために一人雪の城へ立ち向かう。魔法で心を打たれても、姉を想うアナは、身を挺し、姉そして国を救うことができる。 自分自身を、他人を愛することによって人は強くなれるのだと美しい映像と歌でディズニーは教えてくれるのです。 [映画館(字幕)] 7点(2014-05-10 18:20:10) |
15. 塔の上のラプンツェル
完璧なディズニーワールド。素晴らしい。王道だけど、突っ込みどころもあるけれど、ラプンツエルの可愛さとアクションと歌声とウィットのとんだ会話のおかげで全く気になりません。老若男女とわず楽しめること間違いなし!問答無用で幸せな気分にさせてくれます。 [地上波(吹替)] 9点(2014-04-30 23:37:02) |
16. ハリー・ポッターと謎のプリンス
原作読んでいるため、悪くはない作品。内容的にどうしても暗くなってしまうのは仕方がないと思う。 [地上波(字幕)] 5点(2011-08-20 06:47:07) |
17. 抱きたいカンケイ
ストーリは、賛否両論あるだろうけど、後半にかけてエマが変わっていく様子がとっても良かった。エマの価値観は特殊かもしれないけれど、大切な人に気持ちを伝える難しさはきっと誰しも共通感を持てるはず。 妹に泣き言を言いながら彼の元へ向かうシーンや車の中でドーナツをやけ食いするシーンなど、本当に切なくて、とっても親近感が沸いた。大人になって、心を開くことは難しくなるが、素直になることの大切さをすがすがしく描いた作品。 [ビデオ(吹替)] 7点(2011-08-16 23:54:12) |
18. ツーリスト
仕事でヨーロッパに向かうフライトの中で鑑賞。 ヨーロッパの雰囲気を味わうには最高でしたよ。ストーリーはともかく、、、アンジーとジョニーを純粋に楽しみました。これが、私の部屋で一人で観てたら、点はもっと低かったと思いますが。。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-06-26 15:00:27) |
19. 幸せのちから
努力することは、もう本当にしんどい。大人になればなるほどしんどくならないだろうか。それは、努力する前に、うまく行かなかった結果の想像ができるようになるからである。もちろん、努力するというプロセスも、怖い。びっくりするくらい優秀なやつらはいるし、恵まれている状況と恵まれていない状況の差が良く分かるようになる。 クリスは間違いなく、恵まれていない状況の人間だ。死ぬほど不安だっただろう。子供がいて、家がなくて、仕事に集中できなくて、どれほど努力することが怖かっただろうか。どんなに悪い将来を想像してしまっただろうか。それでも諦めなかった。その恐怖と向き合い、努力する姿は文句なくすばらしかった。地味だからこそ、世間が注目するようなことでないからこそ、努力することが難しいのである。 私も頑張ろう。待遇や能力の差を怖がらず、決意を固めていきていこうと思う。 [地上波(字幕)] 10点(2011-06-26 14:55:22) |
20. 幸せのレシピ
私は、映画前半のケイトのように仕事を優先するが余り、周囲への配慮は二の次というほど極端ではないにしろ、人間関係の疎ましさは、いつも感じてきた。だから、苦手な人とは距離をとって、周囲とは波風たてないように仕事をこなし、成果はそこそこ出す。それが正しいと思って生きてきた。人と深く関わらないようにしてきた。しかし、働く上で、いや、生きることは人間関係を築くことであり、避けては通れない。 この作品の中でケイトは、仕事を人生の優先事項とし、単純に仕事だけに打ち込む日々であった。それが、姪をひきとり、恋人ができ、孤独と引き換えに多くの悩みと向きあっていくことになる。悩みながら人との関わりを築く事により、少しずつケイトの壁がとれ、素敵な女性になっていく様子を爽やかに描いている。 生きている以上、人と関わりを持つ以上、悩みは絶えない。むしろ人との関わりが深くなればなるほど、煩わしさは増えていく。 だけど、そんな悩みが人生を豊かにしてくれる。素直にそう感じさせてくれるすばらしい作品です。 [地上波(吹替)] 10点(2011-06-26 14:40:13)(良:1票) |