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1.  マーズ・アタック!
星新一のショートショートの世界観(って言ってもわかるのは 30代半ば以上?)
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-05 00:09:47)
2.  イントゥ・ザ・サン
つまんない映画にコメントもないもんだが、あまりに酷いので、DVDレンタル店で本作を手に取った自分の不明を恥じて一言。ハリウッド映画のわけのわからない東洋趣味が、大抵無惨な結果に終わることの反省をそろそろしていい頃。「ブレードランナー」とか「AKIRA」とか「攻殻機動隊」とかまともに見てたら、こんな馬鹿馬鹿しい映画にはならないはず。まずストーリーがわからない。演出の意味がわからない。アクションもすごく陳腐。セガールの日本語には字幕を入れないと普通の日本人は絶対に理解できない。こんなしょうもない映画で400円ものレンタル料をとる配給会社は猛反省してくれ。
[DVD(字幕)] 2点(2006-03-04 22:59:44)(良:1票)
3.  レオン/完全版
ずーっと見るチャンスがなく、ここのサイトでの評価が高かったのでDVDで借りて見たけど、なんだかなあ、って作品。ジャン・レノの冒頭の暗殺シーンはゴルゴ13っぽく相当期待を持たせたけど、それだけで終わっちゃった。以降はあんましかっこよくないし、プロの殺し屋には程遠い印象。マチルダとのからみもリアリティを感じられず。なによりも麻薬捜査官があんな人をバンバン殺していいのか。
5点(2004-10-30 23:59:56)
4.  ディボース・ショウ
大好きなコーエン兄弟だっていうから見ましたが、駄目。駄目ですよ、これは。婚前協議書だか、なんだか知らないが、婚姻前の財産は離婚時に折半されないんじゃないんでしょうか? USは違うの? 次回作に期待。
4点(2004-10-30 23:49:29)
5.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
「どうしちゃったの? QT」 残念というより、つらいです。シャープでキレがあって、クールでちょっとキュートなB級映画を見せてくれるもんだとばかり思ってたのに。。。vol.1は、B級なスーパーの入り方、品の悪い東洋趣味、大太刀周り、栗山千明をはじめとしたスプラッターの数々、効果的なアニメーション、衣装、音楽、「やっちまいな」「日本刀が必要で」を初めとした馬鹿馬鹿しい台詞の数々など、ホントに最高にキュートな映画だったのに。vol.2は、まず、かっこよくない。説明調に過ぎるのも気になる。結局、「○○拳法」をならっててよかったね。子供と一緒に暮らせるようになってよかったね、というオチとは、あんまりじゃないですか、QT。もっと脚本いじりまくって、最高にかっこいいエンディングにしてほしかった。思い入れが強すぎたぶん、失望感でめげそう。
7点(2004-05-01 22:43:29)
6.  ショーシャンクの空に
「ほら泣いてみろ」といって泣かせる類いの映画でないことは認めますよ。型にはめて作者=演出家の手のなかで、視聴者を泳がせるってのは、最悪の人権侵害だと思うからです。良質の映画の多くは、ある程度の自由度があって、だけどストーリーや演出が破綻しないギリギリのところで踏ん張る行為そのものですもん。しかし、本作は、せいぜい普通の心温まる映画。脱獄犯のティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの男の友情以外には、記憶に残らないです。いわゆる「いい映画」だとは思いますし、ケチつける気はないけれど、何回も見たいほどのものではない。
7点(2004-04-11 14:24:43)
7.  M★A★S★H/マッシュ 《ネタバレ》 
同時代(1970年、っていえばベトナム戦争真っ盛り)に見てればまた違う感想なんだろうな、という作品。パッケージ曰く「傑作戦争コメディ」。ブラックユーモアだそうな。なにがブラックユーモアでなにがコメディなのかの「記号性」がよくわからん。フットボールが? それともエッチの隠しマイクでの生放送が? 風刺=批評、戦争のリアリティといったものが残念ながら皆無。それでも途中までは、まだふつうのおふざけ映画だが、舞台が日本になってから意味不明。「ゴスフォードパーク」のロバート・アルトマンってことでDVD買ってしまったが、完全に失敗ですな。
5点(2004-04-11 13:40:52)
8.  荒野の七人
ジェームズ・コバーン、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンなどのキャスティングはまるで「大脱走」。キャストは好きですよ、僕も。でもね、ピストルと刀の差ってとこが、本家(「七人の侍」)との決定的な差だと思うわけです。本家は、刀があって竹槍があって、飛び道具(種子島)があって、それに対抗する戦略があって、陣形があって、久蔵の命がけの働きがあって、、、とつながっていくわけじゃないですか。細かなところをあげつらうつもりは毛頭ないのだけれど、どうしてもここの部分が気になってしまう。というか「七人の侍」がすごすぎることの裏返しなのだが。あと、ノマドにはなれない定住民族としての職業農民のしたたかさやずるさの描写も、本家が1枚も2枚も上。いや~、本当に黒澤明って人はすごいお方でした。合掌。
5点(2004-03-31 00:04:53)
9.  ブルース・リー/死亡遊戯
ストーリー云々の前に、リアリティと切迫感、もっと言うと緊張感がない。安っぽい昼メロドラマ風といっては言い過ぎか。キル・ビルでもユマ・サーマンが着ていたツナギのジャージは本作からだし、塔に登ってどんどん強い敵と戦うというのも、車田正美作「リングにかけろ」のシャドーに対峙する高嶺竜児にパクられたように、後世に与えた多大な影響は疑うべくもない。しか~し、「燃えよドラゴン」や「ドラゴン怒りの鉄拳」のような緊張感が著しく欠けている、つまり、説得力がないただのアクション映画とは言えないか。1対1でどっちが強いとかそんな武術大会みたいなことではなくて、相手を陥れる仕掛けだとか、組織の陰謀の深さ/緻密さだとか、最後のドンデン返しだとか、そういうところに映画の面白さがあると思うのだ。DVD買ってしまったが、借りるので十分。一度見れば二度と見なくて十分。
5点(2004-03-30 23:28:18)
10.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
多重人格症をミステリーのオチにする作品があまりに多いなかで、解答編になっていない結末は、いやはや、なんとも。。。せっかく、冒頭が、アガサ・クリスティばりの「嵐の山荘」風ではじまったのに。「そして誰もいなくなった」のようなロジカルなミステリーが楽しめると思ったのに。とても残念。画面全体のトーン&マナーも、恐ろしいというよりも、陰惨という感じで、なじめなかった。
5点(2004-03-20 19:32:31)
11.  眼下の敵
「Das boot(邦題:Uボート)」の冷徹さ、圧倒的なリアリティとは較べるべくもないが、かわぐちかいじの漫画「沈黙の艦隊」のように、潜水艦の知的ゲームと見ればある意味で楽しい映画。まあ、将棋とか囲碁の世界ですな。
7点(2004-03-15 23:01:44)(良:1票)
12.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
「米国政府はこんな事態が決して起こらない事を保証する」というロールスーパーが印象的。米ソ冷戦下の当時ではずいぶん思い切ったブラックコメディ映画だったのだろう。時代は進み、ほとんどギャグ映画としかみなされない(=みなせない)現在でも、それなりに楽しいのは、キャスティングと演出の功績か。20年前の初見のときと比べ、ずいぶん評価下がってしまったが、いたしかたないところ。
8点(2004-03-15 11:56:47)
13.  キル・ビル Vol.1(日本版)
いやあ、傑作です。いままでのタランティーノとだいぶノリが違うっていうんで、あまり期待せずに行ったのですが、これがうれしい期待はずれ。音楽、アニメーション、衣装、キャスティング、東洋趣味、どれをとっても最高ですね。来春のVol.2公開が楽しみ。
10点(2003-11-09 23:00:55)
14.  オー・ブラザー!
いいなあ。くだらなくて。「だから人生はおもしろい。」っていう宣伝文句もグー。こちらからは、「だから映画はおもしろい」って言っときます。
8点(2003-10-25 22:17:19)
15.  ブレードランナー
「AKIRA」より何年も前に作られたのよ。しかも西洋人の手で。これを傑作と言わずして、何を傑作というのか。天才フィリップ・K・ディックの原作をもっとも魅力的に映像化したのが本作品。「マイノリティー・リポート」だ? 話になりません。
10点(2003-10-20 23:00:02)
16.  北北西に進路を取れ
ヒッチ先生の007的作品。「バルカン超特急」や「第三逃亡者」、「サイコ」や「めまい」のような、突き抜ける面白さはないが、わかりやすく誰でも楽める作品。
10点(2003-10-14 22:50:44)
17.  マルコヴィッチの穴
こういう舞台設定の優れた映画には近年なかなか出会えないので、ものすごく貴重。アイデアがアイデア倒れになっていない。
7点(2003-10-14 22:30:21)
18.  レザボア・ドッグス
「パルプフィクション」には遠く及ばない。「ジャキーブラウン」といいとこ勝負。でも凡百の映画とレベルが違う。かっこいいだけじゃない、ストーリーがしっかりしている。「キル・ビル」のロードショーが待ち遠しい。
9点(2003-10-14 22:24:34)
19.  ジャッキー・ブラウン
あいかわらず、サミュエル・ジャクソンがよい。彼が一番輝くのは、タランティーノ作品のなかである。ただ「パルプ・フィクション」にはかなわない。
9点(2003-10-01 00:57:48)
20.  マーニー
ヒッチ大先生のなかで、下から数えて何番という作品かな。ショーン・コネリーにティッピ・ヘドレンっていうキャスティングもさることながら、ストーリーもつまらなく、プロットもどんでん返しもなし。名監督といえども10割打者じゃないわけですけどね。
3点(2003-10-01 00:44:41)
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