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1.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
凄い!アニメ畑の監督さんのおかげか、緩急うまく使ってあるようで、ほんとに飽きなかったし目が離せなかった。あと、最後の3分。続編によくある、前作の内容を都合よく無しにしてしまう展開にまたか、と思ったら、まさかⅢとリンクさせてくるとは!奥さんの件、涙なしには見れませんでした。シリーズの優劣はつけたくないので省きますが、映画としては最高の作品でした!このメンバーで続編みたいです!
[映画館(邦画)] 10点(2012-01-05 14:11:10)(良:1票)
2.  デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 
主人公の故郷に伝わる腹話術にまつわる呪いの真意を確かめる、というかそうさせられるストーリー。予告を見た時、古いありがちな設定の映画でCGで怖がらせるつまらなそうな映画だと思ったけど、ソウコンビが何かに惹きつけられて作ったんだろうとほんのちょっと期待して鑑賞しました。鑑賞中やっぱりつまらんな、とガッカリしていたらラストのオチ!あれで評価がポンと変わりました。いえ、確かにソウのラストと同じパターンなんですけど、まさかこの作品でこれを使ってくるとは!マンネリだけど、いい意味でも悪い意味でもヤラレタ!と感じました。点数的には、お薦めまではしないけど、私自身が騙されたんでこの点です。
[試写会(字幕)] 8点(2008-03-19 18:42:25)
3.  インランド・エンパイア 《ネタバレ》 
超難解で理解不能でした。リンチなので理解不能なのはいいのですが。正直、楽しみにしてた3時間が長かった。リンチの作品を観るときは、事前情報は全てシャットアウトして、映画内容に陶酔するのが自分なりのリンチ作品鑑賞法なのですが、今回は混乱しすぎてあまり酔えませんでした。リンチの過去作、ロスト・ハイウェイと同じ感覚が残りました。リンチは「映画は音楽」と言いますが、今作は自分の感性に合わなかったのかなぁ。でも、やっぱり好きなんだよなぁ。また何回か観てみます。それにしてもローラ・ダーンが昔と変わらず綺麗でした。
[DVD(邦画)] 8点(2008-02-23 18:43:00)
4.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
このシリーズ、回を重ねるごとに面白くなるのが凄いと思う。2と3はスタッフの関係上、多少似通ってはいるのだが、それでも時間軸の妙で見るものを驚かせる。ボーン本人は超人なのだが、そこら辺にあるものを機転でうまく使い危機を脱していく姿に目が離せない。そしてエンディングテーマ。自分にとって今年1番の作品でした。
[映画館(字幕)] 9点(2007-12-05 23:22:13)
5.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
言いたいことがいっぱいあります。1.予告で見せすぎ!それ以上の何かを期待していたが何もなくがっかりだった。2.悪役達に風格ゼロ。ラストはダイハード3をも凌ぐあっけなさ。3.デジタル映像ばかり・・大規模なアクションも合成ばかりでうんざり。4.これが一番言いたい。耳に残る音楽が何もない!マルコ・ベルトラミは、他の作品でも空気みたいなサウンドを作っていて不安でいっぱいだったが、それが的中した・・。エンドクレジットに流れる音楽は、「レット・イット・スノウ」はもちろんいらない。ラストに気分を満たしてくれる音楽があればまだ評価できたが、軽いノリのポップスだった・・。マイケル・ケイメンがご存命ならばと悔しいことしきりだった。ま、まだ言いたいことはありますが、1つの作品としては完成度は高く、ウィリスも頑張ってた。そしてダイハードを10数年ぶりに復活してくれたことに感謝して点数は大甘で。
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-29 22:08:51)
6.  インサイド・マン 《ネタバレ》 
銀行強盗1人勝ちの映画も面白いと思うが、翻弄される相手がデンゼルとはどうもミスキャストに感じた。彼は自信満々の切り口と態度で交渉・捜査を行い説得力があるが、ほとんど滑ってしまうとは見ていて何とも奇妙。しっくりこない。最後の苦笑いなんかこっちが笑えてしまう・・。しっくりきたのは滑ってないダイヤ関係か。それにしても、犯人・警官・銀行屋・弁護士・その他お上の方々の持ちつ持たれつの関係が出来上がるあたりはスパイクっぽさがあっていい(ジョディと銀行屋の真相を掴むと、14万ドル問題解決や1級警察官にのし上がったりするなど)。ジョディも端役かと思ったが、前記したパイプ役や観客にナチスの真実を知らせる重要な役所で満足したし、総じて話自体は面白かったのでこの点数。あともう1点、犯人が銀行屋の悪事やダイヤのことをどのような経緯で知ったのかが分かれば、物語がぐっと引き締まったのではないか?
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-17 21:59:56)
7.  アンダーワールド/エボリューション 《ネタバレ》 
前作のエピローグから期待していた逃亡劇と違い、蘇った始祖の復讐話でした。話も深みがなくなり、破壊系のアクションを前面にした作品へと変わりました。が、そのアクションも、ワイズマン監督の平坦な演出が仇となり、見せ場でグッとくるところが少なかったのが残念。ですが、前作の雰囲気を引き継いだ世界観、そしてそれが映えるケイト・ベッキンセールはとても印象に残りました。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-24 19:35:36)
8.  M:i:III 《ネタバレ》 
前作の反省点を踏まえのたのか、今回は「チーム」で動くのが良いです。また、潜入とアクションの散りばめ方が適度で上映中目が離せません。特に、予告でもちょっと映る、トゥルーライズばりの橋での銃撃戦が熱いです!仲間のマギーQも途中息を飲むような美しさで、とにかく見所が多く面白かった。どうやら今回でシリーズ終了っぽいですけど、だらだらやらず3部で完結させたほうがいいかもしれませんね。それにしても、この映画を観ると、人通りが多い道を猛然とダッシュしたくなるのは私だけでしょうか?
[映画館(字幕)] 10点(2006-07-15 14:44:49)
9.  ドミノ(2005) 《ネタバレ》 
予告編見た時からずっと気になってた作品だったので、この点数はかな~り個人的なものです。参考になりませんのであしからず^-^;まずトニー・スコット。フラッシュバックや早回し、目まぐるしく動き回るカメラは多少やりすぎ感もがあり、ラストの3つ巴戦もまたか、って思いましたし、これが他のレビュワーさんの減点要素になるかと思いますが、私は彼の作品を久しぶりに見たのでその映像に酔いしれました。あとキーラが美しくミッキー・ロークが渋い。この2人のブチキレぶりを見れて満足。「ドミノ」って題名もなんか好きなんですよね不思議と。アメリカでもほとんど話題にならず消えてった作品ですが、自分には記憶に残った作品です。ドミノさんにご冥福を。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-03 19:52:29)(良:2票)
10.  ソウ2 《ネタバレ》 
前作があるので状況についての詳しい説明が必要無い分、ゲームの展開に没頭できました。デキについては前作に劣らぬ緊張感を味わえましたが、ストーリーは同じように多少強引な感じ。でもこんなに楽しませてくれるんだったら概ね満足です。ただ自分的には、1:アマンダが前作ゲームを脱出し、刑事に「ジクソウは命の恩人」と言っていただけに、彼女の登場には驚き、一転して「ひょっとしてこいつが・・」と思ってしまいました。そして結局ビンゴしてしまった点。2:前作のラスト後、男2人があれから一体どうなってしまったのか?光はあったのか?というあれこれ考える楽しみを、今作であっさり見せ付けられた点。これが残念でした。まあでも、今回も「最前列で見る」テーマを通して新しいジグソウとなったアマンダ。彼女のこれからを見たい気もしますが、区切りがよかった分、続編はもういいかなと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-16 18:26:10)
11.  ザ・インタープリター 《ネタバレ》 
テンポ良く、やや難解でスリリングなストーリーをポラックらしく作り上げた一品。何となく彼の「ファーム/法律事務所」を思い出しました。ストーリー自体は面白く、主演2人の演技も素晴らしいのですが、ラストでニコールはどのようにして大統領の控え室にいたのか?警備は??と、この点だけがどうしても納得いきませんでした。「警備」の映画なのに・・。
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-27 01:29:31)
12.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
シャマランの作品は、鑑賞前は毎回「つまらなそうだな」と思うんですが、良い意味で裏切られることが多いです。今作も素直に面白かった。「起・承」でミステリーを使い、その謎への観客の疑心暗鬼を誘ったかと思うと、「転」でおおよその答えを暴き出し観客の心を落ち着かせるが、残りを、「愛」というテーマで絡めて「結」び、心を掴む。こうやって作品をストレートに作っているので、気分良く見終えることができると思います。ですが、ミステリー自体が変化球のテーマばかりなので、いつも「今回は何か違う」「一体どうなるんだ?」と疑わせるのも巧いと思います。監督4作目ですが、遅ればせながら、やっと彼が映画で伝えたいことが分かってきた気がします。でもそろそろテーマの違う内容を見たいというのも正直なところかな^-^;次はどんな変化球で来るのか楽しみです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-29 02:57:39)
13.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
この映画には監督の両映画に対するリスペクトは十分伝わってきたが、面白さを伝えることには失敗してる。主人公と共に行動し始めるプレデターには唖然。爆弾の説明とか鎖引き手伝ったりしてるし・・。こういうのがあると一気に冷めてしまう。地球外生物は孤高の存在であって欲しかった。人間側の介入方法は他になかったのか?個人的にはAVPVH(HUMAN)ぐらいの乱戦が見たかった。人間側はヘボくてもいいから(今回は襲われるだけだし仲間にしてもらうし・・)。とにかくエイリアンにもプレデターにも魅力を感じませんでした。軽すぎるぞ!
[DVD(字幕)] 5点(2005-04-20 01:58:27)
14.  ヘルボーイ
惜しい作品です。後半のグダグダは、映像だけでなく音楽もかなり影響してるように思いました。全然盛り上がりに欠けるんだもんなぁ・・。でもキャラ達は凄くいいですよね。ですので彼らの個性がもっと生かされた映像が見たかった、というのが感想です。一躍有名になった「ロスト・チルドレン」から、ジュネの映画を通してずっとファンだったパールマンの作品だっただけに、点数は甘めです。続編できないかな・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-19 02:15:01)
15.  リディック
予算は超A級で、内容は超B級映画でした。構えて見るとかなりの肩透かしを食らいますが、結構面白いと思います。D・トゥーヒーは、B級映画を作らせたら個性が出る良い監督さんだと思うんですが、A級には制約が多かったのかなれませんね(内心期待していたんですが・・)。3部作予定?の第1作目でいきなり酷評されてしまったので、続編ができるかはかなり厳しいですが、できれば是非見たいスペース・オペラです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-16 00:51:40)
16.  ソウ 《ネタバレ》 
かなりネタばれです。末期癌のご老体が、人の目の前で(本人が混乱しているとはいえ医者がいますし)、さらにほぼ視覚に入っている状態で、その生死を見極められない演技を何時間もできるかって言ったら不可能でしょう!呼吸の体の上下運動でいつか気付きそうですし、下の人も言ってますが「用足し」を我慢できるとは思えない。これらがあったのでドンデン返しはイマイチでしたが、この映画にはそういう考えを打ち消す勢いがあるのが凄いと思いました。ですがこの映画のドンデン返しはこれじゃなかった!!マルホランドドライブでも共感してここに載せた「樺沢紫苑の超映画分析」が、監督の言っている「唯一のラストシーン」の答えを解析してます。それが事実かどうかはご自分次第ですが、覗いてみることをお勧めします。
8点(2005-03-11 21:18:50)
17.  沈黙のテロリスト
これはセガール(ほんとはトム)の映画として観るのと、アルバート・ピュンの映画として観るのでは見方が随分変わると思います。私はピュンの日本で発売された作品は大概観ているのですが、これぞまさにピュン!と言える作品でした^-^;ピュン作品は、真面目にやっているのか笑わせようとしているのか?この境界線を楽しむのが醍醐味だと勝手に思っています。ピュン好きの方のHPもあるので、彼の作品はどういうものなのかを知ると面白さが倍増しますよ・・きっと。
4点(2004-09-23 12:00:00)
18.  ネメシス4
この点数はシリーズ4作合わせての点数です。1作目は良し、2作目はまあまあだったんですが、それからが蛇足でした。でもピュンって不思議な監督さんですよね。このシリーズだけでなく、全作品を通して、飽くなき退屈感、稚拙なストーリー、と映画を故意?にC級に仕上げるその徹底ぶりからコアなファンもいるはず。ピュンと聞いただけで何故か見たくなってしまう。でも見た後はちょっと後悔してしまう。それでもやめられない。そんな麻薬のような監督さんなのです。でもバイオレンスは年々薄れてきたのが残念か(社会的に仕方ないのですが)。とにかく、本数は少なくなってきましたがまだ何作か作ってくれそう。こっそり楽しみにしています。
5点(2004-09-22 07:22:57)
19.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
劇場で鑑賞中はあっけにとられていました。タイラーの生活風景が、アメリカに長期滞在していた経験のせいか匂いまで伝わってきそうで不快で、わけの分からない暴動には「なんだこれ?狂ってるだけじゃん!」って思っていました。ただの不快映画と思い不快指数が上昇しつつあったときに、二重人格の物語だということが分かって、ナレーションの如く飛行機急降下の気分。そして鑑賞後なぜかスッキリしていました。そして今でもDVDで見る度に色んな見方が出来て面白い。不快な気持ちも残っていますが、暴力描写は今では見ると気分解消できる。やりすぎだけど病みつきになる不思議な社会批判映画です。こんなハッピーエンドもあるんですね。
9点(2004-09-15 01:23:12)
20.  エンド・オブ・デイズ
シュワちゃん作品はあまり好きでなくなり映画館に足を運ばなくなっていましたが、これは上映前から期待をこめて観に行きました。終わって純粋な感想は「ふぅん」でしたが、ゴシックな雰囲気と、ハイアムズのセブンを意識したという色調が個人的にツボでした。確かに突っ込みたくなる場面が満載なのですが、電車の爆破や教会の椅子のドミノ倒しなど、いくつかすごく気に入っていているシーンがあって、個人的にそれが不満より凌駕してしまいました。ですので評価は高めです。今でもたまに鑑賞しますが、この作品はやっぱり好きです。
8点(2004-09-15 00:59:06)
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