1. 宇宙戦争(2005)
最初に一言。本当に怖い映画でした! 原作も、オリジナルの映画も見ましたので、そのままいけばラストはあっけないのは予感していました。 みなさんの「ラストが弱い」というのは同感ですが、逆を言えば、ラストぎりぎりまでハチャメチャを続けられるということです。 通常ですと、後半に入ると、「弱点探し」の場面にスペースをとられてしまい、そこをうまくやらないと、だれる原因にもなると思います。 その点この映画は、原作に守られて(?)最後の最後まで反撃の糸口もなく「え、この映画どうやって終わるつもりなの・・?!」と不安にさせてくれます。 また、私はダコタちゃんの演技に感心してしまいました。 悲鳴が多いとの批判もありますが、私はあのパニクった悲鳴を聞くたびに背筋がゾッとして、さらに映画の世界に入り込めました。ダコタ恐るべし! それにしても前半部の緊迫感はすさまじかったと思います。 登場シーンなど見ると、出てくるのは間違いなく「ゴジラ」ですね! ま、物語うんぬん等、みなさんがご指摘しているような「アラ」はいくつもあると思いますが、ETを作った方が、「9.11」を境に、こんな宇宙人を描きたくなった、ということで、私は平和に祈りを込めて、満点にしたいと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2005-07-07 01:12:09)(良:1票) |