1. その土曜日、7時58分
《ネタバレ》 鉛を飲まされたかのようなずっしりと重い観後感を与えてくれる。映画は最初の10分でつまらなかったらやめる。そしてその後もセンスが悪かったらやめる。最後まで見る映画は半分くらいなのだが、この映画はあまりにもセンスが高く、冒頭から全くやめさせてくれない。テーマは人の欲~「業」ではなかろうか。そして、この映画を見て、自分の「業」を意識せざるを得ないのは自分だけだろうか?それが、ずっしりの正体だと思った。本当に疲れた(笑) [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-07 06:47:57) |
2. ホステル
《ネタバレ》 最後まで退屈せず!さすがタラちゃん総指揮映画。たけしが「暴力=不条理性」といっていたけど、タランティーノの作品を見ても、彼が同じ考え方をしているということがわかる。この主人公達はたまたま運が悪かっただけで、つかまってドリルでフトモモに穴をあけられたり、目玉を抉り取られたり、アキレス腱を切られたりする。それに虐待する方も、外科医になりたかったけどなれなったみたいな他愛の無い理由で(笑 そこに見るものをわくわくとさせる虐待とかレイプの本質的な魅力があるんだよね。まったくその場を打破する理由がない。だってそうなっている理由がわからないんだから。。ってな感じが最高。そして、最後は、娯楽映画らしくちゃんとスカッとさせてくれる展開。いいんじゃないでしょうか!だからやめて欲しかったのは、組織とかの種明かしとかそういった部類。CUBE2にも感じたけど、本当に何だったのかわからないままにしておいて欲しい!そこだけ腹立つなぁ・・ [DVD(字幕)] 8点(2007-04-09 19:06:13) |
3. チャーリーとチョコレート工場
ターゲットは、「ティム・バートンが作ったチョコレート工場を見たい人」。 金のチケットが無くてもその中を見れることは幸せなことなわけです。 酒を飲みながら、若干ハイになった状態で見ることをお勧めします(笑 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-31 15:58:07) |
4. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 宇宙が好きかどうか?子供の頃、スターウォーズを見て、感動したかどうか? SFが好きでない方には、この映画の凄さは伝わらないと思う。 ここまで未来を描けるその想像力と、CG技術。この時代に、生きていることを 幸せに思う。私たちはあと数十年で死んでしまう。しかし、何百年・何千年後、 どうなっているのだろうか?想像をすることだけは自由だ。この映画は そんな喜びに満ち溢れている。 ところで、この映画もやはり、「モチベーション」が弱すぎる。 何でそんなくだらない理由でダースベーダーが一丁あがりになっちゃうのかね。 恋人のために、魂を売る?そうではないだろう? 例えば、恋人が殺されるとか、自分が逆に裏切りによって、火の海に落ちるとか そういうモチベーションがない。 それに、悪魔への魂の売り方も、なんか単なる新興宗教的な説得というか、 貴乃花のマッサージ師のレベルというか?そんなんでだまされてんじゃねーよ的な 内容なんで、それがまた味気ないったらない。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-19 12:24:09) |
5. テープ
待ってたのはコレ!金ばかりかけてる監督には この作品を観せて猛省を促したい部屋は一つ。登場人物は3人。 でもスリリングだし、深みも厚みもある。最高の一言!です。 それから全編つなぎ無しだね。キャラクターと俳優が完全同一化してる。スゴイ! 10点(2004-01-25 13:36:44) |
6. マトリックス レボリューションズ
前作からずっと考えてましたが最後までマトリックスの「謎」は 解き明かされませんでしたね。何で馬鹿高い制作費をかけて こんなつまらないものをつくったのかという「謎」 2点(2003-11-27 15:21:12) |
7. キリング・ゾーイ
《ネタバレ》 これはもっと評価されてもいい作品だと思うなぁ。 タランティーノは自分の映画を2つに分類してた。 リアルを追求するクエンティン・ユニバースと どこをとっても映画にしかみえない ムービー・ムービー・ユニバース。 こっちは、ハチャメチャだけど前者だろうね。 銀行襲撃の前にヘロパーティ(笑) さんざんキマったのに早起き(笑) 金庫破りの大げさな装置(笑) 最初から最後まで本当に濃いネタで笑わせてくれる だからタラちゃんはやめられない! 8点(2003-11-12 18:11:42) |
8. パルプ・フィクション
一言で言えば、最初から最後までキマりっぱなし(爆) 10点(2003-11-07 17:29:17) |
9. キル・ビル Vol.1(日本版)
タラちゃんの趣味映画ってことは最初から聞いていたけど、 それにしてもこのリアリティの無さ! 平凡なストーリーに、完成度の低い戦闘シーン。 15歳以下の子供なら泣いて喜ぶだろうこの映画がR指定とは皮肉だ。もう俺のような冷めた大人には何の刺激も及ぼさない。 「タラちゃん!お願いだからもう一度「パルプフィクション」を作ってくれよ」 カフナバーガーをスプライトで胃に流し込みながら私は思った。 5点(2003-11-07 16:40:16) |